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優しい音色 Vol.22【秋の夜風編 / Norman Brown】

日中はまだまだ厳しい残暑が続いていますが、日も暮れて夜風が吹き出す頃になれば、もうすぐそこに初秋の気配が。

夏が好きな皆さんには申し訳ないですが、自分が大の夏嫌いということもあり、これほど暑さに苦しめられた季節のことはもう忘れたいので、今日はまるで秋風のような優しい音色のギター弾きの一曲をご紹介します。

Norman Brown (ノーマン・ブラウン) は以前にも一度紹介していますが、彼はジョージ・ベンソンのフォロアーとして最も世界的にも有名な、メロウなギター弾きです。残念ですが、米国内ではビッグ・ネームですが、日本ではほとんど無名に近い存在といえます。
今日紹介するのは、こちら “Let’s Wait Awhile” 。オリジナルはあの Janet Jackson (ジャネット・ジャクソン)の3rdアルバム「Control」(1986)に収録されてますが、リリース以降楽曲の良さからカテゴリーを問わず、たいへん多くのアーティストによってカヴァーされている曲ですね。ノーマンは原曲以上に mellow に仕上げているのが、これからの季節にぴったりなイメージです。オリジナルのソングライティングとプロデュースは、当時泣く子も黙る勢いの「Jam and Lewis」でした。



Norman Brown / Let’s Wait Awhile (album: “Just chillin'” – 2002)

 

ジャネットのオリジナルが1986年発表と結構古いので、初めて耳にするお若い読者の方もいるかもしれないので、一応原曲のリンクも貼っておきます。