Monthly Archives: 4月 2011

Cafe & Music

なんだか今日は、昨日よりさらに気温が上昇して関東各地でも真夏日になっているようです。
そんな天候なので、風も強いですし、雷や夕立などに注意が必要ですね。

そんな中で、僕はせっせと最近集中的に取り組みだした、ケーキを焼いていました。

先日は、米国風のブラウニーを焼いてみたのですが、やっぱり味が大味というか、いい意味でアメリカで普及している『甘いものは徹底的に甘く』といった、いわゆる『アメリカの味』でした。

今日は、カミさんからも助言のあった、一般的に日本人が好むと考えられるチョコレートケーキの『ガトー・ショコラ』を、しかもちょっぴりビターなチョコレートを使用し、大人向けの味付けで焼いてみました。
結果はうまくいき、なかなか甘さ控えめの大人向けのものに仕上がりました。

これからは、お金をいただいてお客様に提供する立場になるわけですから、いい加減なものだけは出したくありません。なので、毎日が勉強々です。

 

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退職祝いにいただいたカップとともにパチリ

 

やっぱり、ドリップはネルに敵わないのかもしれません
さて僕の目指す居心地のよいカフェとは、3つのキーワードで構成されると考えています。
それは、『緑』『音楽』そして『おいしい珈琲』です。
そんな理由から、ブログの新たなカテゴリーとして、”Cafe & Music” というのを追加しました。
できればよい音楽といっしょに、気持ちのいい Cafe Time を過ごしていただきたいからです。
ブログも音楽と一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

さっそく今日は、僕が小学生の低学年の頃から愛してやまないカーペンターズの一曲を紹介します。
“The Rainbow Connection” はカーペンターズの作品としては比較的新しい曲で、もとはセサミストリートの中でカエルのマペットが歌い、その後楽曲の良さから多くのアーティストがカバーしました。その中でも、カレン・カーペンターの歌うこのバージョンがもっとも気持ちいいというか、落ち込んでいる時でも元気を取り戻せそうなほどの優しさを、聴く者に与えてくれます。カレンの歌声は永遠ですね・・・

 

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The Carpenters / “The Rainbow Connection”

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あいかわらず、シフォンも焼いてます

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番外編: リニューアルした上野駅構内でなんと軽井沢で有名な『ブランシェ浅野屋』さんを見つけました。さっそく突入したら、三角形でゴマのかかった蒸しパンを発見。なんと名前が『浅間山』!ビックリでした。

 

“Bossa” な陽気

今日はなんだか、とても春らしいというか初夏を思わせるようなお天気でしたね。
そうまさに、“Bossa” な陽気とでもいいましょうか、ほんとにボサノヴァでも聴きたくなるような陽気でした。

そんなわけで、今日は僕の生まれた1963年に録音され、ジャズとボサノヴァが初めて融合し世界的な大ヒットとなった、スタン・ゲッツジョアン・ジルベルトの傑作として名高い “Getz/Gilberto” から、“Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)” を紹介します。
曲の最初には、当時のジョアンの妻アストラッド・ジルベルトの vocal も入っており、ゲッツのあまりにクールなサックスの音色にジョアン・ジルベルトのほんわりとした優しさたっぷりの声と、三者の見事なコラボレーションで構成された本当に贅沢な一曲と言えます。まるで奇跡でも起きたかのような作品です。このアルバムは全体を通しても、素晴らしい出来なので、ぜひ多くの方に聴いていただけたらと思います。
ちなみにその後発表された2作目は、ゲッツ色が強く出ていて、また違った印象のものになっています。

こんな素敵な曲は、目を閉じてちょっと苦味のきいた薫りの強い Ice Coffee などと一緒に愉しみたいものです。

 

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Getz/Gilberto / “Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)”

 

 

チカラをひとつに。

本日、震災により公式戦が延期となっていたサッカーの「Jリーグ」が再開します。

愛する鹿島アントラーズのホーム・スタジアムも被災し、目下急ピッチで修復作業に入っています。
明日は仮のホーム・グラウンド国立競技場でのデー・ゲーム。

先日も、サッカーをする子供たちの笑顔を見ることで、疲弊しきった大人たちの顔にも笑顔が戻るのを、実際にこの目で何度となく確認することができました。

だから Football というスポーツは世界共通の唯一無二の存在なのだと思います。

J-LEAGUE   いよいよ再開です。

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『住み分け』ってなんだろう

話題は変わって堅い話で恐縮ですが、震災後の景気の動向についてですが、依然収まる気配を見せない余震活動もあいまって、ほとんど直接的な影響を受けなかった西日本の観光地でも、人の動きがかなり鈍っていると聞きます。これから予定される今夏の計画停電の動きにもよりますが、しばらくは消費の落ち込みが避けられないのでしょうか。

そんな中今日TVのニュースで、夏場の観光地の大型ホテルや旅館で停電になると、食事で出す生鮮食材の保存状態をキープするのが困難になるのでどう対応したらよいのか・・ といった話題をとりあげていました。最もこの点については、観光地だけに限らず生鮮市場や街の飲食業経営者にとっても、非常に頭の痛い問題となってきそうです。食中毒については、何が何でも避けねばならないことですからね。

こういった切実な問題も、お互いの商売エリアを荒らさぬよう、「周波数」で自分たちのテリトリーを区分けをした電力業界の体質に大きな問題があるのではないのでしょうか。東が足りなければ西から送る、あるいはその逆もしかりで、戦国の世でさえも、敵方の武田軍が支配する甲斐の国で塩が不足して民が困窮していると聞いた上杉軍が、越後で豊富な塩を送ったという、いわゆる「敵に塩を送る」ということが現代においてもあってもいいはずなのですが。

こんな状況下では、『住み分け』という言葉は実に都合のいい空虚な言葉でしかありません。報道されているように、雀の涙ほどのごく僅かな電力が変換され東京電力管内に送電されているのは知っていますが、電気は備蓄することができないということが最初から分かっているのにも拘らず、「変換して送る」といった当たり前の発想・技術・設備をもっと早期の段階で準備しておくべきだったのではと、いつもながら考えてしまいます。もしも同じことが西で起きたら、どうするんでしょうか?
原発の是非も含めて、根本から電力政策だけでなく行政との関係も考え直さねばならないのは、言うまでもありません。

昨年が過去経験したことのなかった酷暑だったこともありますが、冷夏でも稲の生育に問題が出るので、どうか今年の夏は「暑すぎない夏」であって欲しいと願わざるを得ません。

『珈琲』という深く不思議な世界

先日、珈琲器具類を楽天で探していたところ、北九州にベースを置く「CAFE FADIE」という実店舗を、福岡県内でチェーン展開されている珈琲焙煎専門のロースターさんが運営しているショップ「Bon-Papa」さんを知りました。楽天内でも一番安いお値段で販売されているようだったので、以前からどうしても欲しかった カリタの「ナイスカット・ミル」を注文しました。早く来ないかなぁと待っていたら、昨日他の道具といっしょに宅配便で二日かかってようやく届きました。

家庭用としては立派過ぎるけど、小さい店舗であれば業務用としても、日本中いや世界中のいたるところのコーヒー・ショップで大活躍しているはずです。今回僕が購入したのは、ベテランのカフェや喫茶のオーナーたちが「えっ、シルバーなんてあるの?」とちょっとビックリされることのある、そうシルバーモデルなのです。従来のレッドやブラックのものと違うのは、粉受の部分がカプセルではなくステンレス・カップになっているところ。それがまたちょっとカッコイイのであります。もちろん、ミルの性能はプロが絶賛するほどの実力でした。簡単に表現するなら、小型の安電動ミルで挽いたのとは、同じ豆が別の味になってしまうほどの感覚です。以前から軽井沢の「ばおばぶ」のマスターから、「導入するなら、絶対これだよ」と言われていた理由が、自宅で飲みなれている豆を挽いて淹れてみて、よーく違いがわかりました。成りは小さいけど、実力は凄いです。

 

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文字通りの『ナイス・カット・ミル(シルバーモデル)』と『技の達人ブレンド』

 

嬉しいことに、今回その「ファディ・コーヒー」のマイスター(焙煎士)の尾崎さんという方が焙煎された『技の達人ブレンド』豆が、合計金額も結構な額だったため、サービスで100g入りの豆をなんと3袋も同梱してくれていました。パッケージジングもシンプルかつしゃれていて、同時に尾崎さんご本人をコラージュしたシールがちょっと渋くてなかなかいい感じです。
さて、肝心のお味ですが・・・・   美味い・・・としか表現のしようがない。もちろん、新しいミルとネル・ドリップで淹れてるんだからまずいわけはないのだけれど、これはほんとに美味い。さすが『技の達人ブレンド』と謳うだけの豆です。こんなおいしいブレンドはちょっと久しぶりです。今でさえ、4店舗それぞれ違うロースターから購入してきたブレンドをペーパーとドリッパー、そしてネルと抽出方法をあれこれ変えながらいろいろ試してますが、僕の中ではいまイチバンかもしれません。珈琲豆の種類や焙煎の好みは飲む人それぞれにこだわりや基準がありますが、気になる方はぜひ取り寄せてお試しになるだけの価値はあると思います。

僕なんかまだまだほんの入り口辺りでウロウロしている程度の身分ですが、この『珈琲』という魅力的な農産物がつくりだす世界にもうどっぷりと浸かってしまった、僕の自己所有のこだわりの(?)器具類の変遷などを、今回棚卸しではありませんが整理したついでといっては何ですが、ちょっと紹介させてもらおうかと思います。プロの方にしてみれば、鼻で笑っちゃうかもしれませんが・・・

『豆』そう『Beans』については、えらいことになると思われるので、もっともっと勉強が進んでから、それはまた後の機会に。

 

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ミルは右から、カリタの手挽き → メリタの小型電動ミル(プロペラ式) → カリタのナイスカット・ミルへと変わりました

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ドリップ・ポットは、ペリカン・ポット → ハリオの多熱源対応ステンレス・ポット → カリタの銅製ポット(一生もの)へ

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サーバーは全部ハリオで、小サイズ → 中サイズ → ネル・ドリップ用の「ウッド・ネック」

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ネル・ドリップの世界は果てしなく深く、左から「浅草合羽橋・ユニオン製」 → 同じくユニオンさんで購入した「三枚はぎ」の今では珍しいタイプ(メーカー名表示してない たぶんKONOのOEMかな) → 普及型の「ハリオ製」

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ドリッパーの世界も深~いんです
左から、三つ穴の「カリタ」 → 一つ穴の「メリタ」 → 円錐型一つ穴の「ハリオ」
どれも甲乙つけがたいですが、結局は自分の淹れ方のスタイルや好みなんでしょうね

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その他の器具: スタバで販売されているペーパー不要の「soloフィルター」 → カリタの急冷式アイスコーヒーのドリップ補助具 → ハリオの「電動ミルク・フォーマー」(ラテ・メニューにすごい便利) → 手動式ミルク・フォーマー(イタリア製・メーカー名?)

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こちらはトラディショナルな『茶せん』  「軽井沢ばおばぶさん」直伝の「抹茶オーレ」をつくるときの必需品(目下練習中)

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最近はよくケーキを焼いています  今日焼いてみた米国風チョコレートケーキのブラウニー

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ホイップ・クリームを添えてと・・・   あっ、いけねミントの葉っぱ載せるの忘れた

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『オイラニモ チョウダイヨ』 (by Pitch)の図   ダメ、あげません。

 

さてさてそんなわけで、時にはこんなジェントル&メロウな歌声でも聴きながら、ゆったりと至福の一杯の珈琲を愉しみたいものです。
カーペンターズの代表曲でもある “Close to You” を、作曲者のバート・バカラックのピアノ伴奏で、あの究極の Mellow Voice を持つロナルド・アイズレーが謳い上げるライブ音源を、YouTube で見つけました。改めてバート・バカラックのメロディ・メーカーとしての才能ぶりが、遺憾なく発揮されているのがわかります。本当に「よい曲」とは、こんな風に何度も再生したくなるものです。
ぜひ聴いてみて下さい。もう沢山のアーティストたちが取り上げている作品ですが、こんな mellow な “Close to You” もあるんですよ。

 

ron and burt
Ron Isley / Burt Bacharach / (They Long to Be) Close to You
*再生はこちらをクリック
(YouTubeのサイトが開きます)

ボランティア支援 カフェ「smile」 営業中

 

先日僕のブログで、『一杯の珈琲の持つ力』という記事をUPした際に少しだけ触れておきました、震災ボランティアの話題を取り上げたいと思います。

僕の20年来の古くからの知人でもある、軽井沢の『喫茶こもれび』時代のマスターSさんから、先週末に被災地である宮城県岩沼市で実施なさった震災ボランティア活動の報告がありましたので、ぜひ紹介させていただきたいと思います。

実は今回の『コーヒーを無料でサービス』するといった活動内容について、立ち上げ当初はご本人もずいぶんとその活動の意義について考えることが多々あり、いろいろと悩まれたようです。なぜならば、現代では当たり前になったとはいえ『珈琲』などとよく表現するように、どうしてもいまだ嗜好品のイメージが若干つきまとうという点と、食事と違って絶対に必要なものといえるのかどうか、といった部分が悩みのたねであると同時に、一部の方からはその趣旨が理解されにくいのでは、といったところが懸念されたところだったようです。

幸いなことに、ボランティアの窓口となっている現地社会福祉協議会の皆さん方からの温かいご理解とご協力があって、今回の第一回目の試みが実現したとのことです。基本は「人助け」であるかぎり、やはり『案ずるより産むが易し』ということですね。必ずどこかで誰かが待っているものなんですね。

実際にサービスの提供を受けた現地の皆さんから、「暫くぶりに美味しいコーヒーを飲みました」と、本当に心より感謝されたそうです。確かにどんなに珈琲好きの方であっても、普段通りの食料や物資が足りていない状況で、「うまいコーヒーが飲みたい・・」なんて、なかなか言い出せないのが今の被災地の現状なんだと思います。

Sさん所有のキャンピングカーをフルに活用した、ボランティア支援 カフェ「smile」が、現地で活躍された様子を以下に掲載しておきます。被災地の皆さんに、一日も早く『笑顔(Smile)』が戻るようにと願いを込めたネーミングなのだと、僕は理解しています。また、一念発起して今回単独で現地に赴き、たったひとりでボランティア活動にあたられたことに対して心より敬意を表します。そしてこれからもガンバレ ボランティア支援 カフェ「smile」!

(注: 参考までに、UCC社が期間限定で被災地を訪問していた、ミニカフェスマイル号との関連性はございません)

 

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キャンピングカーに満載された、道具類一式

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見るのが辛く悲しいですが、現地の状況を知っていただく為に、敢えて掲載いたしました

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このボランティア活動に向けて、すべてご自分で調達された道具類

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コーヒードリッパーもドリップポットもジャンボサイズですね

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社会福祉協議会で与えてくださった屋根付きスペース

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のぼりがあってとても分かりやすいですね

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ちょっと作業の手を休めて、ほっとするひと時といったところでしょうか
さぞおいしいコーヒーでしょうね

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岩沼市民の皆さんから、ボランティアの皆さんへのメッセージ

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今回の『コーヒー・ボランティア』の発起人、Sさん
お疲れ様です!