Monthly Archives: June 2011

枯れてゆく魅力と、理想のブレンドと

理想のブレンド珈琲を探し続けて、もう何ヶ月になるだろうか・・・
しかし『珈琲』の世界とは、うまく例えようもないけれど、一見すると透明に見えて、でも深遠で底の見えない、まるで地底湖のような気がしてならない・・・ そして誰が言ったのか、『珈琲は嗜好品』『いちばんおいしい淹れ方など存在しない』『ブレンドには正解はない』等々、その深い世界観はとどまる所を知らない・・・ その類の多くの書物にも最後に結論付けられているのは、『自分がそれを好きかどうか』に尽きると。うーん、ますますわからなくなってくる・・

つい先日、遠く九州にあるロースターさんから、数種類のブレンド珈琲のサンプル豆を送っていただきました。
どれも美味しく戴いたのですが、その中に1位落札ではないのですが、 “COE”(Cup Of Excellence)を受賞した豆をベースにしたブレンドがありました。世界的な珈琲豆のコンテストで、カッピング(試飲)等の厳正な審査を経て落札されていく、あの最高級の品質を誇ると言われる品評会で入賞した豆が入っているわけです。いわゆる「スペシャルティ」とか「スペシャリティ」とも表現される、世界で僅か2~3%程度しか流通していないレベルの、まるで黒いダイヤのような珈琲豆のことです。

 

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未だかつて嗅いだことのないフルーツのようなアロマが、ネルで蒸らしている段階からドリップに移行した瞬間に、また別のフルーツの香りに変化していく。ある意味、衝撃的な出会いでした。恥ずかしながら、”COE”というクラスの豆を自分で挽いてドリップする機会がこれまでなかったので、『これはただ事ではない』というのが実感でした。
品種によっては、国際的なオークションで国内の一部のグループによる無謀とも取られかねない買付けなどもあるようですが、何も”COE”の1位受賞のものでなくとも、品評会に出品されてくる段階で、それなりどころか相当の品質の高さが保証されているのだと思います。それはともかくとして、びっくりするほどの初めての”COE”豆の味わいでした。やっぱり格別に美味しい珈琲には、それなりに円熟した大人の音楽が似合います。少々こじつけですが・・(笑)

album-dig.jpg時々紹介しますが、Boz Scaggs というミュージシャンは、まさにその見本のような人です。
今回紹介するのは、2001年にリリースされた “Dig” というアルバムからのとてもJazzy & Bluesyな一曲です。このアルバムに収められたこの“Miss Riddle”という作品からその2年後に、BOZJazzスタンダードアルバムを発表するに至るわけで、まさにそのきっかけともなった作品とも思えます。
途中で聴ける ROY HARGROVE のトランペットのソロは、恐ろしいほどのセクシーさです。抑え気味のスタイルで謳い上げる BOZ のヴォーカルも Roy のラッパの音も、枯れてゆく男のダンディズムの極致といえるでしょう。
ぜひとも、極上のブレンドとともにじっくりと味わいたい一曲です。

 


Boz Scaggs / “Miss Riddle” from the album “Dig”

 

 

 

不安な電力需給

いやあ、いちいち字面にすると怒られそうですが、ほんとに暑い日がここ数日続いていますね。
今日など、埼玉・熊谷では39度を越えたとか・・・
電力の需給バランスが、あらためて心配になります。

熱中症対策に気を使わねばならないのは、なにも小さなお子さんやお年寄りだけというわけではありませんからね。
皆さん、それぞれ工夫を凝らして、節電対策をされていらっしゃることと思います。
幸い、水不足とは聞きませんので、うまく水を利用できないかと思案中です。

我が家でも、超短足な愛犬(ミニチュアダックス)の散歩を、夜にすることにしました。昼の太陽で焼けたアスファルトによる輻射熱が尋常ではないので、地面に体の近い小さな子供や犬などは、かなり堪えてしまいますからね。
皆さんも、おからだ御自愛下さい。

少年たちの成長に思うこと

多くのスポーツの部活動で毎日頑張っている中学生や高校生にとっては、ちょうど今の時期がそれぞれ総体の予選シーズンになっています。

一昨日は、中一の次男坊も所属する地元の中学校のサッカー部の総体予選があったので、リーグ戦の最終試合を観戦しに、近所の総合公園競技場まで足を運びました。

長年指導を手伝わせてもらったサッカー少年団から、ついこのあいだ送り出したような気がしてならない現在中学3年生の選手たちも、体格だけでなく立派に成長を遂げた姿を見ることができ、「自分もまだまだ頑張らなくちゃ」と、大いに元気をもらうことができました。結果も、次の地区予選へと駒を進めることができ、一安心。
学校の先生ではないけれど、やはりサッカーという競技を通じ、成長期に関わりを持った子供たちのその後は、なんだかんだで気にかかるものです。

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今日は中学の総体観戦   決してヒマなわけではないんですよ・・・

 

予選通過を確認後、その足で近くのコンビニに、SDカードからの大型図面印刷をするために移動。
あいにく小銭がなく、両替しないと機械が利用できないので、店員さんに両替を頼むと、『こんちは、ご無沙汰しております!』と元気な声で挨拶されてびっくり。よくよく見ると、5・6年前に見送った卒団生の子でした。面影はしっかりと残しており、明るく元気にアルバイトをし、きちんと挨拶ができる高校生に成長を遂げた姿に、思わず目頭が熱くなってしまいました。プレーや技術より、生活態度や礼儀の面ばかりうるさいと知られていたコーチだったので、なんだか余計に嬉しく思いました。

サッカーボールが一つだけ入る小さなリュックを背負って、毎日のように小学校のグラウンドでの練習に通い続けていた、あの頃出会った子供たちが、それぞれみんな立派に成長を続けているのを目の当たりにし、大いに刺激を受け、『頑張らねば!』と思いを新たにした一日でした。
みんな、ありがとう。

フィリー・サウンドの心地よさとは

いやあ、やっぱりフィリー・ソウル(Philadelphia Soul)は最高に mellow ですね。

土地や融資関連の重大案件でかなりテンパってましたので、ろくに音楽を聴く余裕も持てなかったのですが、今日久々にPCの中のトータル2万曲/アルバム1,700枚ほど収容の iTunes で、いくつかのメロウな音楽を聴きました。

今日ご紹介するのは、テディペン(テディ・ペンダーグラス)です。フィリーソウルの大スターですよ。やっぱり、いいものはいいんですね。
僕も昔から大好きな山下達郎氏が、このリズムでどれだけ曲を量産したでしょうか。でもしかたないんですよね、これだけ気持ちのいいグルーブ感なんですから。なんだか、ニヤついてしまいそうなくらいの軽快さですもの。
絶頂期で起きた交通事故から車椅子での復帰、そしてガンを患い昨年59歳で他界するまで、結構波乱万丈のスターらしい人生でしたね。ルーサーにしても、どうしてこんな実力のあるミュージシャンほど早くに逝ってしまうのか、本当に残念でなりません。

ほんとに大物です。いい声です。

合掌・・・

 

Teddy Pendergrass


Teddy Pendergrass / It’s Time for Love

スポーツを観て思うこと

今日は、梅雨とはいえかなり雨足の強い悪天候の中を、鹿嶋まで行ってきました。
昨年までは、指導のお手伝いをしていたサッカー少年団の県大会や、J-リーグの鹿島アントラーズのホーム・ゲームを観戦するために何度か訪れたこの地域でしたが、今年に入ってすぐに退職してからは、なんだかんだで忙しく、もちろんあの震災以降訪れたのも、今日が初めてでした。途中、あちこちで道路の地盤沈下や、日本家屋の瓦屋根の被害を多く目にしました。先日、震災復興のイベントを終え、ようやく仮使用できる状態まで修復が進んだカシマ・スタジアムも、どことなく寂しそうに見えたのも、鹿島灘から吹き付ける雨交じりの風のせいかもしれません。

さて今日は、高校総体サッカー・県大会の予選2日目です。今日勝てば、ベスト8が出揃うかたちになります。
長男の所属する藤高が今日対戦するのは、地元茨城県ではここ数年全国高校選手権の常連となっている強豪鹿島学園です。

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雨に煙るカシマ・スタジアム   そして熱い戦いを繰り広げるプレイヤーたち

 

昨夜から降り続けた雨の影響で、少々の雨ならなんともない人工芝のピッチにもあちこち水溜りができ、パスを出してもボールが走らずに止まってしまうという難儀な状況下で、両チームともゲームの組み立てに四苦八苦している様子。こうなってくると、浮き球や個人技そしてアイディアといった部分で、引き出しや経験の差が、結果につながることが多い。前後半を通して、ボールの支配率は学園を上回っていたと思われるが、数回しかないチャンスをしっかりと得点に繋げた相手のサッカーに、勝利の女神は微笑んだ。
とはいえ、いい悪いは別として、『勝つ為のサッカー』がこの多感な時期を過ごしているプレイヤーにとって、『サッカーを心から楽しめているのか』という視点から見れば、正直なんとも複雑な感情を抱かずにはいられない。
そうはいっても、スポーツとは「勝敗」を決めるもの。だからこそ、辛い練習に耐えてまたチャレンジする・・

結局は、人それぞれの生き方に共通するんですね。だから、スポーツは人の心を熱くするのでしょう。

 

雨の日のPOPS

あいかわらず雨なのか曇りなのかはっきりしないお天気が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしですか。ちなみにこちらは、昨夜から今朝方までずっと結構な勢いの雨が降っていました。

ミニ書斎の窓から聞こえる雨音をBGMに、今日も朝までかかって、急遽内容が変更になった融資関連の書類の作成に追われておりました。日中は人と会い、夜は書類作成とメールに追われるといった、連日こんな調子で過ごしています。

先日「雨の日のジャズ」という記事をUPしてからというもの、例の「信州のカフェ特集」に匹敵するか、あるいはそれを上回るレベルで、検索サイトによるヒットからこちらに導かれて来られて、初訪問以来連日こんな僕のつたないBLOGを訪問してくださる方もずいぶんと多くいらっしゃる様子で、やってる本人としてはとてもありがたい反響です。

『もっともっと洋楽を聴きなさい!』といったキャンペーンを、実店舗を構えた暁には、大々的にやっていこうと考えています。若い世代が洋楽を『聴かなくなった』のではなく、ダメな大人たちの都合で『聴けなくなってしまった』というのが正解だと思うのです。この話題はたぶん始めると、おそらく僕の電池が切れるまでほぼ半永久的に語ってしまうので、今日は止めときます(笑)

でっ、今日は『雨の日のPOPS』です。
『雨の日のジャズ』が好きな人がいっぱいいるんだから、当然『雨の日のPOPS』派の方々がいて当たり前でしょうということで・・・ Upper 40’s の皆さ~ん!お待たせしました。ベタな選曲ですみません。でも今日のような、『雨の月曜日』にはもうこれしかありません。
The Carpenters で “Rainy Days and Mondays”(邦題:「雨の日と月曜日は」)です。
今Upするにあたりちょっと調べたら、なんと曲をあのロジャー・ニコルスとポール・ウィリアムスが書いてました!リリースの1971年当時は子どもだったから、何も知らずに聴いてたんですねぇ ・・ ばかな自分・・

 

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The Carpenters / “Rainy Days and Mondays”(邦題:「雨の日と月曜日は」)

 

この曲がリリースされた頃、僕はまだ8歳だから小学2・3年生で、実際に曲を聴いたのはたぶん4年生になったかならないかの頃だったと記憶してしています。
その当時、ご両親が共に画家だったシンイチロウ君という友達がいて、ご夫婦でベレー帽をかぶったそのご両親のアトリエで、カーペンターズのレコードを初めて耳にして、妹カレンの声と兄リチャードの作り出す魔法のようなサウンドを、感動のあまり泣きながら聴いたことを今でもよく憶えています。なので、僕の洋楽人生は、そこから始まったといっても過言でありません。しょっちゅう、彼のご両親から沢山カーペンターズのレコード借りて、落としたら大変だからせっせと徒歩で借りに行ったりして。だって小学3・4年の子どもがお小遣いで買えるほどレコード、特にLP(アルバム)は安くなかったですからね。
まだ『ステレオ』という贅沢品が一般の家庭には無かった時代だったので、ちっちゃいビクターないしはコロンビア製のモノラル「レコードプレーヤー」のスピーカーの前に置いたラジカセで、返さなくてはいけない借り物のレコードからカセットテープに録音してましたっけ・・・なにせ当時の低学年の小学生のやることですからね。それくらいが精一杯でした。

すみません、音楽ネタは通常ネタ以上に長くなりがちなので、この辺で。
『雨の季節』も上手に付き合えば、それもまたいと楽し。そう、温かい美味しいブレンド珈琲とともにね・・・
ということです。
では皆さん、ごきげんよう。

 

たてこんでます・・

蒸し暑いですね。

開業に向けての、土地の仮契約の準備やら融資関連の作業等で、文字通り『忙殺』されております。
「忙しさに殺される・・・」やな表現だねえ、ほんとに。
『忙しくても、忙しいって言うな!』とか、『暑くても暑いっていうな!』とか、若い頃よく先輩や上司から言われましたが・・・・・  忙しいものは忙しいの!!って言いたくなるほどの、多忙ぶりとなってまいりました。

ああ、ゆっくり音楽でも聴きたいのに・・・ そんなこと言ってる場合ではありません。一生に一度あるかないかの「大勝負」、負けては何の意味もありません。

『備えあれば憂いなし』

ガンバルゾ!

さあ、日曜開庁の役所に行かねば・・・

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もう、びっしりです、スケジュールが