Monthly Archives: 3月 2012

ご来店ありがとうございました

 

今日は3月最後の日でしたが、関東地方は想像を絶するほどの「春の嵐」の一日となってしまいました。
学園西大通り沿いとはいえ、周囲を畑や水田に囲まれた当店では、午前中は砂嵐に、そして午後からは台風並みの暴風雨に見舞われました。

そんな『超』が付くほどの最悪の天候にもかかわらず、多くのお客様にご来店いただき、本当にありがとうございました。
皆さまなんとか無事に、ご自宅にお戻りになられている頃と思います。
まだまだ至らぬ点も多々あるとは存じますが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

店主

 

 

『つくばスタイル』誌に掲載されました

 

いつもご来店いただき誠にありがとうございます。

先日より当ブログにて、時折話題に触れておりました、3/28発売の『つくばスタイル【No.14】』さんに、巻頭の NEW OPEN のお店の特集で、当店を取り上げていただきました。牛久市所在の店舗としてはあまり前例が多くはないそうですが、学園西大通り沿いで「つくばエリア」と呼んでも差し支えない立地条件のため、取材の対象としていただけたのかなと、たいへんありがたく思っております。

 

 

当初店主も出る予定でしたが、それよりもお店の『基本情報』に字数を割いていただいたこともあり、結果ひじょうに小さな顔出しとなりました。楽しみにされていらしたご常連の皆様、あいにくの結果でスミマセン。(笑) 手元だけはアップですが..(汗)

 

ご興味のある方は、ぜひ書店で手にとってご覧ください。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.5

お彼岸を過ぎたというのに、なんだかまだ冬物の上着が思い切って手放せないような陽気が続いていますね。
そんな中で、先日取材していただいた「つくばスタイル」さんの最新号が、出版社より発売に先駆けて届きました。つくばエリアにおいて、新規OPENのお店の巻頭特集にて紹介していただいております。詳しくはまた後日、別途紹介させていただきます。

お店のOPEN準備に取り掛かった頃からは、ほとんど海外の新人アーティストを調査している時間もなく、もちろん今でも時間はほとんどないのですが、できればお店で流すBGMにもいろいろと変化が欲しいので、わずかな時間を見つけては主にヨーロッパ(とくに北欧諸国)などのJazzマニアの方が運営されているブログやサイトをチェックしています。

そんなわけで、今日は最近になって発掘した Smooth Jazz 系のピアニスト二人のうちの一人で、Jonathan Fritzen というスウェーデン出身のアーティストを紹介します。米国人の父とスウェーデン人の母を持つ若いアーティストのようで、まだ詳細な情報を得ていないのですが、とにかくドラム出身のピアニストらしく、リズムやビートの取り方がしっかりとしている印象が強く、かなり僕好みのメロディメーカーな感じです。しかもかなりのイケメンですよ、この人。
なにはともあれ、まずは聴いてみてください。本当に終わらないで欲しいほどのグルーブ感を持った、えらく Mellow なナンバーを発見です。こんなときが、いちばん嬉しい瞬間ですねぇ。



Jonathan Fritzen [Feat.Alex Crown] / Melting (album: Diamonds – 2010)

 

優しい音色 Vol.14 【卒業編】

季節の変わり目とはいえ、温度差の激しい毎日が続いておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか。

さて、春を迎える季節ということは、必ず訪れるのが「出会い」と「別れ」ですよね。
11月にOPENした cafe Mellows も、寒かった季節とは裏腹に、たくさんの温かいお客様に支えられ、ようやく4ヶ月を経過しようとしています。

そんな中、開業当初より僕の右腕となってこれまで頑張って支えてくれた、アルバイトの学生さんが、この4月に社会人として新たな一歩を踏み出すこととなりました。「カフェ」という公共の場を通じて、たとえば「人との繋がり」や「社会の厳しさ」など多くのことを、有形無形のかたちできっと学んでくれたことと思います。いずれにせよ、ウチのお店に関わってくれたくれた人が、「卒業」していくことはたいへん喜ばしいことであり、また同時にちょっと寂しい気もいたしますが、これからは立派な社会人として、さらに一回り成長してくれることを願っています。そして、これまでちゃんと育ててくださったご両親やご家族にはもちろんのこと、このお店で関わった多くのお客様にも感謝の気持ちを忘れずにいて欲しいと思っています。

社会に出れば、辛く厳しい日々が待ち構えているのは否定できません。ちょっと気持ちが落ち込んで辛かったりしんどいとき、遠慮せずに Mellows の扉を開けてください。温かい一杯の珈琲の力で、救われることがあるものだから。

カフェでの仕事を通して、年齢の差を越えた多くの大切な友人を手に入れることができた、そんな彼の旅立ちに向けて、こんな優しくあったかいナンバーを、はなむけとして送りたいと思います。

「卒業」おめでとう。

You’ve Got A Friend (君のともだち) /
ジェイムス・テイラー(James Taylor) & キャロル・キング(Carole King)

※ 細谷くんの最終出勤日は3/25(日)となります。

 

Mellow Tunes ~ Vol.4

晴れたと思えば花粉に悩まされ、雨が降ればなかなかお客さんが来ない…
カフェってつくづく「待ち」の商売なんだなぁと、しみじみと感じるここ数日のお天気と気候です。

さて、今日は久しぶりに「Mellow Tunes」の更新です。
今回は僕にとっての「神様」と断言してもよい、アーティストをご紹介します。
誰かたった一人だけ、好きなミュージシャンを選べと言われたら、迷いなくこの人を選びます。
Mellows の壁にもディスプレイしてますが、ドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)は、僕のもっとも敬愛するミュージシャンの一人です。

スティーリー・ダン(Steely Dan)時代、ソロでの活動、そして再結成後の作品もすべて聴き込んでおり、そんな彼や彼らのアルバムをお店でプレイするのは、もっぱらケーキ等の仕込みのときになります。
今日は、ドナルド・フェイゲンがソロでの活動を開始した際、1982年に放ったAORの金字塔「The Nightfly」に収録された、もっとも mellow なナンバー「Maxine」を紹介します。
40代後半から50代の皆さん、懐かしくあのいい意味でクセのあるVOCALに、再び酔いしれてみてはいかがでしょうか。

Donald Fagen / “Maxine” (album: The Nightfly – 1982)

 

優しい音色 Vol.13

三寒四温の毎日が続いておりますが、皆さんお体の調子はいかがでしょうか? とにかく気温の変化が激しい時期ですので、くれぐれもご自愛ください。

先ほども、千葉県・茨城県方面で大きな地震がありました。特に大きな被害は報道されていないようなので、ほっとしているところです。

 

力強く そして しなやかに

先日被災地を訪れ、松林がまるでドミノ倒しのようになぎ倒された沿岸部の様子を目の当たりにしたときは、正直なところ声さえ発することもできず、ただただ目頭が熱くなるのを禁じえませんでした。
彼の地に永く住み続けてこられた人々は、かねてよりその災害から自身や家族の身を案じ、そしてそれらを大切に守りながら、日々の暮らしを続けてこられたのだと思います。
どんなことが起きようとも、季節が必ずめぐって来るように、きっと見慣れた故郷の春の風景も、すこしずつ戻ってくることを願いたいものです。

過去に一度取り上げている楽曲ですが、村松健さんの『春の野を行く』を聴いて、懐かしい故郷の地の春の光景を思い浮かべ、一歩ずつ前に進む気持ちを持ちましょうか。

 

 
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村松健 / “春の野を行く”

 

 

カフェ「smile」営業中 〔現地活動報告〕

 

cafe Mellows のお客様にはたいへん申し訳ありませんでしたが、3/10(土)の営業を早めに切り上げ、僕の大切な人の待つ東日本大震災の被災地でもある、宮城県岩沼市に向かいました。

 

深夜の高速を被災地に向けてひた走ります

国見SAに着く頃にはもう雪模様

 

その大切な人とは、僕がこの第二の人生に進むきっかけとなった大切な二人の師匠の内のお一人でもある、ボランティア支援 カフェ「smile」のマスター・佐藤さんとおっしゃる方です。

 

佐藤さんは、僕の25年来の知人でもあり、古くは軽井沢の老舗喫茶で知られる「こもれび」(その後「ばおばぶ」に店名変更。今年より「ふりこ茶房」へ。)のオーナーでありマスターとしてご活躍された、地元ではよく知られた存在の方です。現在は都内で損保関係のお仕事をされていますが、「なにか被災地の人たちのために役に立ちたい」とご本人の思うところと、何かのご縁があって、震災後に岩沼市の社会福祉協議会さんを通じて、現地の被災された方々はもちろんのこと、また全国からいらっしゃる震災ボランティアの方々へ無償で珈琲サービスを提供する、ボランティア支援 カフェ「smile」を立ち上げ運営されていらっしゃいます。(詳しい過去記事はこちら)

一年前から、僕も参加を打診され検討していたものの、Mellows の開業準備のありとあらゆることが震災の影響で遅れ、結果として今日という日までお手伝いができずにいたわけです。単独で大荷物を引っさげて、週末のお休みを返上し、定期的に現地に足を運ぶ佐藤さんの活動をブログなどで拝見するにつけ、いつも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。なので、お店をなんとか開業することができた今、この震災からちょうど一年後の区切りでもある今日、やっとの想いで現地でお手伝いをすることができました。以下現地でのフォト・リポートとなりますので、ご覧ください。

 

珈琲ボランティア発起人の佐藤さん(右)と僕(左)

Mellows の常連でいつもご家族でいらっしゃるお客様より、ありがたい『活動支援金』のご寄付をいただきましたので、さっそくマスターの佐藤さんに手渡しました。今後の活動に必要な『珈琲豆』の購入等の目的で、大切に使わせていただくことになります。ご協力、本当にありがとうございました。

 

今回は、僕の従兄弟の「ユタカ」氏も現地まで駆けつけ、手伝ってくれました

 

 

 

「絆」 X 「一杯の温かい珈琲」 = S m i l e (笑顔)

 

さあ準備せねば   しかしでっかいドリッパーです

 

「やかん」でドリップはかなりの手応えです

 

仮設に住む方から、おいしい沢庵の差し入れも

 

 

慰霊式典会場の市民会館

 

震災が起きた午後2時46分、市内にはサイレンが鳴り響き、皆それぞれの場所で黙祷を捧げました。

 

周辺には仮設住宅が隣接

 

仮設に住む住人の方々へ、地元中学生たちから寄付されたベンチ

 

未来を背負って立つ子供たち  ガンバレ!

 

慰霊式典も終わり、多くの人で賑わうカフェ「smile」

 

肩のチカラがフッと抜けていくような瞬間でしょうか

 

『一杯の珈琲』の持つ力  きっと伝わってくれたことでしょう

 

式典を終え、またカフェにいらしてくださった小学生4・5年生くらいの男の子とお母さんが、『これから家を見に行ってきます。流されてなくなっちゃているんだけど、場所だけでも見にね...』と、二人で顔を見つめ合い精一杯のにこやかな笑顔でおっしゃったその瞬間、僕は「なんてちっぽけなことで悩んでるんだろう」と思い、そして『もう弱音は吐かない』と心に決めました。

 

雪による悪天候のため、予定を一日早め帰路へ

 

なんと現地を発った数時間後には通行止めに  早めの撤退で正解でした  

 

僕個人としては、時間的な制約もあり、これといって多くのことはできなかったのですが、ボランティア支援 カフェ「smile」の活動は、これからも続きます。そして多くの困難から逃げずに立ち向かっていらっしゃる被災地の方々とのふれあいの中で、カフェをやろうと決意した『原点』を、もう一度しっかりと見つめ直すよい機会となりました。なので、ぜひまたの機会に参加させてもらえたらと思っています。

やっぱり、「カフェ」って、「珈琲」って、素晴らしい。

そんなことを想い、感じた、僕なりの3月11日でした。