Monthly Archives: December 2013

皆様、よいお年を

関東地方は穏かな陽気の大晦日となりました。
お正月も冬晴れの予報で、初日の出も見られそうとのことで何よりです。

 

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さて、個人的にはとても慌しい一年となりましたが、なんとかこうにかやってきました。
ブログ読者の皆様におかれましては、今年は有意義な一年となりましたでしょうか?

今日を除いて年末年始もずっと仕事なので、書斎スペース周りだけごまかし程度にささっと掃除をしました。掃除を終えて、この一年間にあった出来事などを、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を聴きながら、手帳やGoogleカレンダーをチェックしては回想しています。ほんとに色々とあった一年でした。

キースのこの作品におけるピアノ・ソロの音色は、録音当時が1975年の真冬の欧州なだけに、本当に凛とした張りつめたピュアでクリアな音で、旋律の美しさも相まって心が浄化されていくような気さえします。(作品詳細については過去記事をどうぞ)

 


Keith Jarrett / “The Köln Concert” – Part I (1975)

 

Mellows店内でよく流していたお気に入りのアーティストによるピアノだけのコンピレーション・アルバムは、いまでもお気に入りのBGMとしてよく聴いています。当ブログ内で紹介した作品を時系列で編集した『Mellow Tunes』コンピなどもお気に入りで、この一年でもっとも聴いたアルバムでした。

 

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今年一年、こんな勝手気ままなブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。
2013年もまもなく暮れますが、来年も引き続きいろいろと思いつくままに沢山の音楽をご紹介していけたらと思っています。皆様どうか良いお年をお迎えください。

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当ブログでも過去記事で一度取り上げましたが、日本の音楽界に多大な貢献をされた大滝詠一さんが、昨日65歳でお亡くなりになったとのこと。僕らが学生の頃、一世を風靡した「NIAGARA TRIANGLE」で共に活動した佐野元春氏が、「日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。でもその星は空に昇って、ちょうど北極星のように僕らを照らす存在となった。」と、感動的なコメントを寄せているようです。
暮れにきて大変残念なニュースですが、大滝さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

2013年を振り返って

寒い日が続きますね。皆さんもお忙しい師走の日々を過ごされていることと思います。

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UPで撮るとまるで林檎のような「南天」

 

総括するには少々早い気もしますが、僕自身にとってはまさに激動の一年となった2013年も、早いものであと数日で暮れようとしています。
ブログをやっているとこんな時期に備忘録としてとても有効で、確認すると、「メロウズ号」が被災地に旅立ったのがちょうど一年前でした。
今日でちょうど50という人生の節目を迎え、そしてあれから一年が経過し、良きにせよ悪しきにせよ改めて「人の人生はまったく先が読めないもの」だと強く感じています。

きわめて個人的なことではありますが、この一年の間実行できなかったことがいくつかありました。
いろいろと思うところがあり、今年一年間はまったく「カフェ」や「喫茶」といった場所には一度も出入りしませんでした。(もちろん、自宅ではそれなりにドリップしてますが・・)そして、あれほど好きで年に一度は必ず訪れていた「信州」の地を一歩も踏まなかったこと。
どちらも自分にとってはある意味大きな出来事でした。来年は行けるような状況になるといいのですが。

嬬恋方面から望む冬の浅間

ばおばぶ 凍る万葉池

「ふりこ茶房」の窓辺の景色もこんな時期でしょうか

 

一方、知人の造園屋さんのご協力で、ようやく我が家の小さな庭に Mellows にあった計3本の大事にしていたモミジを迎え入れることができたことは、いい意味での大きな出来事でした。
それから、今年の終盤で心温まる小説に出逢えたことも、嬉しい出来事でした。

 

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「第三のモミジ」もやってきました

 

皆さんにとっての2013年は充実した一年となりましたか?そうだった方もそうではなかった方も、、皆前を向いて進む以外ありませんので、ゆっくりでも自分のスピード・リズムで歩いていきましょうね。

もはや『音楽ブログ』といっても差し支えない当ブログですが、ちなみにこの一年間で再生された楽曲のNo.1は、Mellow Tunes ~ Vol.34【smooth & mellow】でご紹介した、圧倒的なアクセスのこちらの作品でした。
いやぁ、皆さん分かってらっしゃる。やはり嗜好の近い方のブログ訪問が多い証拠ともいえますね。

 

It's On Time
Brian Culbertson / “It’s On Tonight”(feat. Will Downing)
(album: It’s On Tonight – 2005)

 

せわしい日々がもう少し続きますが、風邪など召されぬよう、くれぐれもご自愛ください。

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013 Vol.15

Merry Christmas
いつもご訪問いただきありがとうございます。
12月に入ってからしばらくの間、今シーズンはクリスマス・ソングのスタンダード『Have Yourself A Merry Little Christmas』にフォーカスして、多くのアーティストたちのカヴァーを取り上げてきました。

JoePassVol.15の今回で、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013』シリーズは終了とさせていただきます。
最終回の今日は、『Mellow なクリスマス・ソング』のタイトルらしく、MellowなJazzギタリストの故ジョー・パス(Joe Pass)の演奏によるカヴァー作品です。ジャズ・ギターの神様と称されるだけの、素晴らしくメロウで優しい音色に癒されないはずがありません。

 

 

 


Joe Pass / “Have Yourself A Merry Little Christmas”
(album: Six String Santa)

 

さて、これまでバタバタと同じ曲を沢山ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
聴いていただいた方々にとってどれか一つでも、心に響く『Have Yourself A Merry Little Christmas』があったことを期待しています。
ぜひご意見・ご感想など、お気軽にコメントでもいただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

今年も残すところあと一週間。慌しい日本の師走の日々がもどってくる頃です。
これからが寒さも本番です。皆様、くれぐれもご自愛ください。

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013 Vol.14

クリスマス・イブですね。
今シーズンはクリスマス・ソングのスタンダード、『Have Yourself A Merry Little Christmas』にフォーカスして、多くのアーティストたちのカヴァーを取り上げています。

 

Wells Cathedral Choir
Vol.14となる今回はこちら。
人間の手によって発明・開発されたいかなる楽器も、結局は人の歌声には敵わないと言われます。
Wells Cathedral Choirによる「荘厳」で心が浄化されるような美しいコーラスに、しばし耳を傾けてはいかがでしょうか。

 


Wells Cathedral Choir / “Have Yourself a Merry Little Christmas”

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013 Vol.13

今シーズンはクリスマス・ソングのスタンダード、『Have Yourself A Merry Little Christmas』にフォーカスして、多くのアーティストたちのカヴァーを取り上げています。

数日前のVol.11の記事でもご紹介したように、Apple社も取り上げたほど、数あるスタンダードなクリスマス・ソングの中でもとりわけメロウな、作詞/ラルフ・ブレイン(Ralph Blane)作曲/ヒュー・マーティン(Hugh Martin)によるこの作品は、本当に世界中のアーティストが一度は歌いそして演奏してみたい「特別な作品」であることは間違いないようです。

本来最初に解説しておくべきでしたが、実はこの作品には二つの version が存在しているのに皆さんすでにお気付きだと思います。まずはジュディ・ガーランド映画『MEET ME IN ST.LOUIS (邦題:若草の頃)』の作中で歌うものと、後にフランク・シナトラがヒットさせることになった歌詞を「前向きな内容」に一部書き直したものがあるのは、かなり有名な話です。「サビ」と表現してよいのか盛り上がりのコーラス・パートに入るところの“Once again as in olden days ~ “と歌ったジュディのものより、“Here we are as in olden days ~ “と歌ったいわゆるシナトラのヴァージョンの方が、その後カヴァーとして採用されるケースが圧倒的なようです。僕もそっちの方が個人的には好きですね。

前置きが長くなりましたが、長く愛されてきているスタンダード作品を紹介するときはやはり敬意を払う必要がありますので、どうかご容赦ください。

で、また発見しました。若い才能の持ち主を。Michael Minelli に関する詳しい情報はあまりありませんが、ぜひ視聴してみてください。世界は広いですね。「素晴らしい」としか言いようがないですよ。

 

Michael Minelli / “Have Yourself A Merry Little Christmas”

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013 Vol.12

三連休の中日の今日、仲のよいお友達同士で集まったりなんて方も多いんでしょうね。
 

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今シーズンはクリスマス・ソングのスタンダード、『Have Yourself A Merry Little Christmas』にフォーカスして、多くのアーティストたちのカヴァーを取り上げています。

Vol.12となる終盤の今回は、先だっての11月の最終記事・『心がやわらかさを取り戻す一冊』内でもご紹介した、アイルランド『ケルティック・ウーマン(Celtic Woman)』によるカヴァーを取り上げます。

 


Celtic Woman / “Have Yourself a Merry Little Christmas”
(album: Christmas Celebration – 2006)

 

美しいコーラス・ワークと厳かなムードのステージ・パフォーマンスには、すばらしいものがありますね。宗教的な背景を持ったクリスマス・ソングは、やはりそういう環境下で生活を営んでいる人たちによる表現力や説得力には、異文化圏に暮らす我々のような民族は到底太刀打ちできないなあというのが、僕の聴いた第一印象でした。

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013 Vol.11

お天気がようやく安定してきた三連休となりそうですが、クリスマス寒波といっていいのでしょうか、この時期らしい寒さの到来です。

もうすでにオリジナルを含め今回でVol.11となりますが、今シーズンはクリスマス・ソングのスタンダード、『Have Yourself A Merry Little Christmas』にフォーカスして、多くのアーティストたちのカヴァーを取り上げています。

僕は数年前にお店を立ち上げる準備を始め超多忙だった時期から、もう何年もニュース番組を除き「TV」を見る習慣が完全になくなりました。なので情報収集は、ネットと新聞が主となっています。
今日仕事から帰ってリビングで遅い夕飯をとりながら新聞を読んでいたら、TVのスピーカーからなんとも個性的な声の持ち主がまるでつぶやくように歌う『Have Yourself A Merry Little Christmas』が、突然耳に入ってきました。驚いてTVの方を見ると、すぐに Apple社のものと理解できる「いい雰囲気」のCMに目が釘付けになりました。この Holidayシーズンのみに世界中で ON AIR される 「Holiday CM」そのものでした。iPhone がずっと手放せないままの多感な年頃の少年の内面を鋭く描写した“Misunderstood”(誤解) とタイトルが付けられたこのCMですが、ネタばれになってしまうと感動が減ってしまうので、何はともあれまだの方もそうでない方も、ぜひ動画をご覧になってみてください。

 


Apple – Holiday – TV Ad – “Misunderstood”
(“Have Yourself A Merry Little Christmas” – covered by CAT POWER)

 

古来から島国に暮らす日本人にとってのお正月のように、欧米はじめクリスチャンの国々に暮らす人々にとっては、「クリスマス」というのは本当に家族と過ごす大切な「休日」なんだなぁって感心させられるほどです。
ウチにも受験を控えた二人の年頃の息子がいますので、このCMの内容にはジンワリと胸に来るものがありました。今がラスト・スパートで大変かと思いますが、誰でも一度は通らねばならない道ですから、二人とも失敗を恐れずに自分の信じた「道」を進んで行ってもらいたいものです。

 

Cat_Power_-_Have_Yourself_A_Merry_Little_Christmas.170x170-7512月16日から世界中でON AIRされているらしいこちらのCMのために、この一曲をApple社が採用したことは、iPhone ユーザーではありませんが、「iPod Classic」と「iTunes」の超ヘビー・ユーザーである僕にとって、偶然とはいえすごく嬉しい気がしました。『Have Yourself A Merry Little Christmas』はやっぱり不朽の名作なんですね。
CMの中で個性的なVocalスタイルでカヴァーを披露しているのは、米国の女性シンガーソングライターのキャット・パワー (Cat Power) ことショーン・マーシャル(Chan Marshall)で、Apple社のお膝元 iTunes Store で購入できます。

皆さん師走の日々の忙しさの中にも、少しはお気に入りの音楽などと珈琲に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。