Monthly Archives: 1月 2014

Mellow Tunes ~ Vol.72 【それぞれの音色】

なんだか急にサックスの音色が、無性に聴きたくなる時があるんですよ。
皆さんもそういう時ってありませんか。なんか「ピアノ」が聴きたいとか、そういう瞬間ってきっと誰にでもあるはずです。

これまで国内外を問わずいろんなサックス・プレイヤーの作品を聴いてきましたが、今日はなんだか日本人のアーティストの音が聴きたくて、しかも特徴のある音色がいいかなと。

昨年奇跡の再結成を果たした Chickenshack のリーダーでもある土岐英史氏の艶があってむせび泣くよなソプラノ・サックスと、T-SQUARE の顔でもある伊東たけし氏のまるで歌うようにBlowする音色のアルト・サックスが、昔からかなりのお気に入りなのです。
さてそれでは大人のサウンド、聴いてみましょうか。

 

stay up II

Chickenshack / “LORETTA” (album: STAY UP II – 1992)

 

Double Circle

Takeshi Itoh / “Quiet frequency” (album: Double Circle – 1999)

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.71 【Talk About Us】

新企画とかを色々と考えながらも、あっという間に一ヶ月が経過してしまいそうなので、ここはレギュラー・シリーズのUPといきましょう。

日本人はともかく、J. Lo(ジェイロー)こと Jennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)を知らないアメリカ人はいないと思います。同様にゴシップに事欠かないマドンナと違って、今となってはそれほど話題に上ることが少なくなりましたが、プエルトリカンの血が流れるラテン系の彼女のショウ・ビズ界での2000年代の活躍は、まさに怒涛のようでしたね。映画・ミュージカルの女優はもちろん、モデルやダンサーそして歌手としてマルチな才能を余すことなく発揮していました。

 

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Jennifer Lopez / “Talk About Us”  (album: On The 6 – 1999)

 

そんな多面性を持った彼女の才能の中でも、僕がもっとも注目したのは「シンガー」「ヴォーカリスト」としての J. Lo でした。彼女のリリースした作品はどうしても僕の苦手な Hip-Hop 系のサウンドとエキサイティングなステージのイメージがついてまわりますが、1999年にリリースしたデビュー・アルバム『On The 6』と3作目『This Is Me… Then』に見られるような、シンプルでスロウ・ミディアムなR&B系の楽曲を、少しばかり鼻にかかったようなコケティッシュでありながら素直なヴォーカル・ワークで歌いこなしているのが印象的です。そこは女優、やはり表現力が豊かだなと感心させられます。
Cory Rooneyによって書かれた『Talk About Us』は、世界的に売れに売れたアルバム『On The 6』からのシングル・カットさえありませんでしたが、個人的にはこの年代に発表された女性アーティストの作品としてはベストと言っていいくらい好きな楽曲です。

 

Smartphone での閲覧について

治りかけた風邪をぶり返してみたり、挙句の果てには忌まわしい春の使者「花粉」の季節の訪れをジワジワと感じ取ったりと、なんとも思わしくないスタートを切った1月も、あっという間に過ぎていこうとしています。仕事も忙しく、そんなこんなで今月はなかなか思うように記事をUPできませんでした。
でもブログはパーソナルなものなので、マイ・ペースが一番ですからね、ご容赦ください。

 

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さてそれはさておき、当ブログでは Mellows の営業当時から「スマートフォンへの対応」は済んでおりましたが、スマホがかなりの普及率となってきた最近では、それに対応したアプリやプラグ・インの開発も目まぐるしく日々進化を遂げているようです。
運営する僕自身としては、本来は【PC】での閲覧をベースにすべてデザインしているので、『スマホ対応』はあくまでオプション程度のものと考えています。当ブログを訪問してくださる方々に限らず、女性の方は大半が「スマホでしかWebにアクセスしない」とよく言われるので、以前からもう少しサイトが見やすいものへと考えていたのですが、使用中のプラグ・インが最近の Ver.Up ですっきりしたデザインのものに大きく変化したので、これを機にイメ・チェンいたしました。

 

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「スマホ」や「タブレット」を常にご利用の方は、右コラム下のご案内にもあるように、【Mobile】でも【Desktop】でも、見やすい方でご覧ください。

 

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ご意見・ご感想もお気軽にお寄せください。

 

 

冬枯れの風景

一年の内でいちばん寒いと言われる季節の森の様子を見に、カメラと珈琲だけ持って近隣の「ふれあいの森」にちょっと出かけてみた。

 

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なるほど花らしきものはいっさい視界に入らないけど、役目を終えたくさんの葉を落とした落葉樹の裸木たちが出迎えてくれた。

 

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その中に、なぜだかまだ沢山の枯れた葉をまとっている木があった。どうやら、葉っぱのサイズは大きいけどメイプルリーフのカタチをしているので、カエデの一種に違いない。我が家に移植された Mellows のコーナー席横にあったモミジだけど、造園屋のケンちゃん曰く「カエデの血が入ってますね」と言っていたのを思い出した。確かに真冬になった今でも、枯れた葉を枝に残したままでいる。

 

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もう少し季節が進むと、いろんな木々の新芽が膨らんでくるのかな。人も樹も生き物はみんな、きっと『旅の途中』にちがいない。

 


押尾コータロー / ”旅の途中” (album: Eternal Chain – 2009)

 

Mellow Tunes ~ Vol.70 【You Are Everything】

ここのところほんとに寒い日が続いていますね。皆さんお変わりありませんか。

こうも寒いとなんだかホッコリとした曲を聴きたくなるのは、あったかい珈琲が飲みたくなるのとおんなじな感覚なんでしょうね。

Our Kind Of Soulフィラデルフィア・ソウルの名曲中の名曲『You Are Everything』は、こんな寒い時期にはもってこいの楽曲です。Thom BellとLinda Creedによるこのエモーショナル極まりない作品は、1971年にリリースのThe Stylistics(スタイリスティックス)によるオリジナル作品のヒットと、その数年後にカヴァーされた Marvin Gaye & Diana Ross の豪華Duetによる更なる大ヒットで、後世に残る作品として数多くのアーティストが歌い続けているのは、皆さんよくご存知のことでしょう。

そのThe Stylistics(スタイリスティックス)に憧れて、白人でありながらソウル・ミュージックを目指した Hall & Oates(ホール&オーツ)のカヴァーは、僕もかなり好きでよく聴く一曲です。

 


Hall & Oates / “You Are Everything”

 


The Stylistics / “You are everything”

 

以前に過去記事で Hall & Oates のことは触れましたが、同じようにソウル・ミュージックに多大な影響を受けた Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)のカヴァーも取り上げています。原曲が素晴らしいこともあり、どのカヴァーも捨てがたい魅力で溢れていますので、興味のある方はいろいろ聴き比べてみてはいかがでしょうか。

 

「あなたの夢は何ですか」 【モノローグ】

年頭に引いてこじらせた風邪も、ようやく身体の中から退散していったようで、やっと本来のペースに戻れそうだ。

ヨーロッパでのクリスマス・ホリデーの間に開かれるサッカーの移籍市場、いわゆる冬の「カルチョ・メルカート」で日本代表の本田圭佑「セリエA」の名門『ACミラン』に移籍をしたのは、日本国民であれば老若男女を問わずみんな知っての通り。
自分の言葉でしっかりと入団会見を終始英語でこなし、そして入団直後のリーグ戦では敗戦となったものの、途中出場とはいえ好機をいくつも創って見せた。そしてまた数日後のカップ戦「イタリア杯」では、格下相手とはいえ美しい初ゴールを決めて見せた。まさに「有言実行」のすごい男だ。

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幼い頃から大好きなことで明確な『夢』目標を持ち、それに向かって日々努力を続けることの大切さを、連日のようにメディアで報道される彼の「小学生時代の作文」や移籍会見時の『一つひとつ階段を上っていけば、いつかは夢が叶うと子どもたちに伝えたい』といった力強いメッセージは、将来プロサッカー選手を目指す子どもたちだけでなく、すでに夢を忘れかけた多くの大人たちの心にも強く響いたのではないだろうか。『あなたの夢は何ですか?あるいは何だったんですか?』と、実に沢山の人々の心に訴えかけ、ドキッとした人も多かったのでは。

知っての通り、本田のサッカー選手としての経歴は順風満帆というわけではない。才能ももちろんあったのは間違いないが、恐らく努力が9割で今の立場を築いたであろうと思えるほどだ。
『オランダで約3年、ロシアでの4年間は遠回りだったけど、それがあって今の自分がある』
本田圭佑は言う。World Cup で過去4度も優勝をしているサッカー大国であり「カルチョ」の国であるイタリアのトップ・クラブでエース・ナンバー『10』を背負うことを自らリクエストし、それを受け入れられるだけの存在までに自分を高めたその「努力」は並大抵のことではなかっただろう。そして、その弟の夢の実現のために、FIFAの代理人ライセンスまで取得して世界中を東奔西走し、交渉に当たった元プロサッカー選手でもある彼の兄・本田弘幸氏の存在を無視することはできない。ここでは商業的なことに言及するつもりは毛頭ない。なんと素晴らしい兄弟愛ではないだろうか。

人生には紆余曲折がつきもの。すんなりと行く人は一握りの人間だけ。誰もがみんな本田のようになれなかったとしても、夢や目標を設定し努力を怠らず、そして最も勇気を必要とする「チャレンジ」をしない限り、失敗はおろか成功は100%ありえない。たとえ上手くいかなかったとしても、失敗から学ぶことは山ほどあるものだ。

いよいよウチのセガレたちの受験が始まろうとしている。目標を掲げそれに費やした時間や辛く苦しい思いなどは、二人が大好きでこれまで続けてきたサッカーで培ってきた体力や精神と同様に、将来自分たちの血となり肉となって、やがて我が身を支えてくれるであろうと思う。
だから二人とも自分を信じて、「ガンバレ」