Monthly Archives: June 2014

AC Tunes ~ Vol.21 【Jeffery Smith】

「雨の季節」特有の安定しない気候の日本列島ですが、地球の反対側の南半球では熱き男たちのFootballの祭典『World Cup 』ブラジル大会のグループリーグの予選がピークを迎えています。日本中が大注目の勝点『1』の日本代表チーム、ザックJAPANになって磨きをかけた本来の速く攻撃的なサッカーをして、「運」を手繰り寄せて欲しいものです。

 

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さてお天気同様に不定期な更新が続きますが、今回の「AC Tunes」ではまたMellowなギタリストをご紹介したいと思います。このブログをはじめてからずっとお伝えしているように、極端なBig Nameのアーティスト以外はCDの大量セールスが見込めない時代なので、コアなファンやマニアが好むようなアーティストはほとんど自身の公式ウェブサイトやYouTubeなどに自らチャンネル登録をして、細々とプロモーション活動をしているケースが目立ちます。

Jeffery SmithJeffery Smith(ジェフリー・スミス)もそんなアーティストの一人で、米国ではかなりの人気カテゴリーでもあるいわゆる Smooth Jazz系のギタリストです。彼のオフィシャルのBIOを読みますと、キャリアは結構長くてアルバムもすでに10作以上出ているのですが、日本ではほとんど知られていないギタリストと言えます。
そう以前に紹介したRonny Smith(ロニー・スミス)のキャリアに似た感じですね。プレイスタイルも似ており、今回ご紹介するJeffery Smith(ジェフリー・スミス)もいわゆる「ジョージ・ベンソン・フォロアー」の一人といって間違いありません。そう考えると、ジョージ・ベンソンが与えた影響は計り知れないものがあります。
ジェフリーにいたっては、Vocalものもこなせるだけの力量があり、作品からは70-80年代にかけての Soul/R&B/Funk/Fusion/Jazz などの影響を大きく受けているのが、分かる方には一聴しただけですぐに理解できることでしょう。2曲ほどYouTubeからUPしておきます。1曲目はインストで、2曲目はVocal入りです。

 


Mr. Miller’s Groove – Jeffery Smith
(album: Rhythm of Life Series Pt. 2 – 2012)

 


Jeffery Smith – Rock me (but take it slow)
(album: Rhythm of Life Series Pt. 2 – 2012)

 

何はともあれ、僕はこういったメロウな響きのギターサウンドにめっぽう弱いのです。そんな同世代の方も多いんじゃないでしょうか?

 

Mellow Tunes ~ Vol.81 【My Wild Irish Rose】

まだ6月だというのに、気温が30度近い日が続いている。これから到来する本格的な夏に耐えられるのだろうかなどと、思わず自分に尋ねてみたくなるくらいだ。

庭のアジサイが一滴の雫を欲しがるほどに、まとまった雨も一休み中の梅雨時の今日、かつて独立する前に20年以上勤めた会社の後輩というか同僚の女性から一通の葉書が届いた。

「今月末で退社することになりました」とある。
そして「夢に向かっての勉強をはじめようと思っています」とも。

Mellows が閉店する間際にようやく来店が叶い、「こんなに素敵なお店なのに..」と言って、閉店をとても残念がってくれたのが、昨日のことのように思い出された。

「男」であれ「女」であれ、また「父」であれ「母」であれ、自分の「夢」や「希望」に向かって努力する人の姿はいつの時代でも光り輝き、そして目映く映るもの。

 

The Melody At Night, With You

 

大きな薔薇の花束などを用意するほど余裕のない今の僕には、大好きな Keith Jarrett がとびきりの優しさで奏でる “My Wild Irish Rose” を送ることくらいしかできないけれど、どうか彼女の「夢」が、ゆっくりでいいのでいつかきっと「実」を結びますようにと、静かにそっと願わずにはいられない。

 


Keith Jarrett / “My Wild Irish Rose”
(album: “The Melody At Night, With You” – 1998)

 

これまで色々とお世話になりました。そしてお疲れ様でした。どうかしばしの休息を。

 

 

MOMIJI 通信 【Vol.6 – 2014】

雨の季節でもある、6月に入って初めての「MOMIJI 通信」です。

ここのところ更新が遅れ気味で、楽しみに訪問してくださっている方々には申し訳ありません。
このWebサイトは WordPress というブログはもちろんのこと、HPとしても今や「世界標準のフォーマット」で作成・運営しているのですが、数ヶ月前にVer.が大きく変更したことにより、周辺で細かく動いている各種プラグインとの相性問題からうまく動作しなかったり、記事を書いてる途中でサーバーから接続が切断されたりと、ブログの更新が憂鬱になるほどまともに機能してくれていない状況がしばらく続いています。記事を書いてる途中で切断なんて、もっともガックリとする瞬間ですからね。いやいやほんとに困ったものです。どうやら同じような状況の方々が世界中に沢山いらっしゃるようですので、開発チームの早めのきちんとした対応が待たれるところです。

 

それはそうと、雨の季節にはやはり「モミジ」と「アジサイ」のコラボに敵うものはありません。

 

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brasilian sketchesこんな雨の季節の風景には、穏かなボサ・ノヴァがよく似合います。
過去記事「アストラッド・ジルベルト」のものを一度ご紹介しましたが、ボッサの名曲 “The Gentle Rain”Stacey Kent(ステイシー・ケント)がSAXプレイヤーである夫 Jim Tomlinson(ジム・トムリンソン)と表現すると、これまた洗練された雰囲気の楽曲に変貌します。もっとも原曲が良いからにほかなりませんが。
World Cup ブラジル大会も間もなく開幕で、当地から目が離せない日々が続きそうです。

 


Stacey Kent & Jim Tomlinson / “The Gentle Rain”
(album: Brazilian Sketches – 2002)

 

 

AC Tunes ~ Vol.20 【川畑要 feat. 鈴木雅之】

梅雨らしい天気が続く中、なんだか突然に、現在は活動休止中の Chemistry の 「You Go Your Way」が聴きたくなって YouTube で検索していたら、川畑クンが6/18にリリースするという新曲がUPされていました。なんとフィーチャされているのは、僕も個人的に大好きなアーティストで「日本のR&Bの草分け」とも言える「マーチン」こと鈴木雅之氏で、コラボというよりは、もう完全な男性DUOですね。「ケミストリー」の相方・堂珍クンのハイ・トーンvoiceも捨てがたいですが、これはこれで予想あるいは期待以上の「化学反応」で、大先輩のマーチンの胸を借りたカタチの「大人のスロウなバラッド」に仕上がっており、大人も納得の作品です。

 


川畑 要 『Half Moon feat.鈴木雅之』 (single – Sony Music / 2014 June)

 

活動休止中に川畑クンは現代風の流行のR&B路線のソロ作品を出してますが、器用さゆえにどんな作品もサラリとこなしてしまうようですが、この人はやっぱりスロウ・ミディアムがいちばん本領を発揮できるのでは。PVの終りの部分で暗示されているように、マーチンの次の世代を担う存在に、川畑クンはきっとなっていくのでしょう。期待してます。

 

雨の風景と「秘密基地」 【モノローグ】

関東甲信越地方が梅雨入りした。なんだか例年よりちょっと早い入梅のような気がしてならない。
今日もずっと一日雨降りだった。
梅雨寒のこんな日には、淹れたての温かい珈琲が何よりのご馳走だ。
「雨の日」は景色がいつもと違って見えるから、この季節が幼い頃から決して嫌いではない。珈琲をすすりつつ、YouTube で「rain」というワードで動画を検索してみた。すごい。数時間も「雨音」や「雨の風景」を録音・録画したりした作品が、それはそれは世界中から沢山UPされている。やっぱり「雨音」に癒し効果があるのは、洋の東西を問わないみたいだ。
いくつか視聴した中に、気になる作品があった。一時間に渡って収録された優しい「雨音」も「BGM」も、なぜだか遠い遠い幼い頃の記憶を甦らせる。

 


Relaxation Music – 1 Hour Gentle Rain Meditation

 

小さい頃から「秘密基地」と言っては、ボロボロになった板切れだとか木の枝だとかいろんな材料を集めては、一歳上の兄やすぐ近所に住んでいた従兄弟たちと、そんなワクワクするような自分たちの「隠れ家」みたいなものをよく造っては遊んでいた。いつだかははっきり覚えていないけど、小学校の低学年の頃だったと思う。雨の季節に、近所のデンキ屋さんから大型冷蔵庫がウチに運ばれ来た。僕は冷蔵庫の方はどうでもよくて、冷蔵庫が収納されていた巨大で分厚くて丈夫な段ボールの空き箱の存在が気になってしかたなかった。なんとかデンキ屋さんに頼みこんで、軒下に置いていってもらった。

imagesその日から、横に倒した大きな段ボール箱は、「僕らの」というよりは「僕ひとりの」大切な「秘密基地」になった。学校から帰るなり、玩具だとかマンガ本だとか、とにかく大事なものをみんなその基地の中に持ち込んで、駄菓子を食べたり居眠りしたり、小さな「のぞき穴」を開けてそこから外の様子をボーっと眺めたりしていた。そんな狭い空間の中で、海外の短波放送が聴けるラジカセからの雑音混じりの洋楽やカセットから流れる「カーペンターズ」は、とても愛おしい時間だった。そしてその小さな穴から見えたのは、確かにこんな雨の季節の風景だった。ボロボロになって、今は亡き両親に処分されるまで、その段ボール箱の「秘密基地」をずっと大事にしていたっけ。

雨の日の想い出や記憶は、なぜこれほどまでに鮮明なんだろうか。今でも不思議でならない。

 

 

AC Tunes ~ Vol.19 【Norman Brown】

遥か北の大地からも、「真夏日」どころか『猛暑日』のニュースが飛び込んでくるなんて、まだ6月に入ったばかりの「日本列島」の四季はいったいどこへ向かっているのでしょうか。

そうは言っても、自然界の「緑」はこれから到来する「雨の季節」に向けて、その葉色の「緑」を日に日に色濃くしていっているようです。どこか狂いはじめているような印象の「日本の季節」の中でも、それがせめてもの救いのような気がしています。もしかしたら今週末には、関東地方でも「梅雨入り宣言」があるかもしれませんね。

 

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「梅雨」の間は新緑がさらに色濃く鮮やかになるので、個人的にはそれほど嫌いな季節ではないのですが、でもジメッとした湿度と気温の高さには参ってしまいます。

で、久々に更新の「AC Tunes」では、米国は西海岸あたりのカラっとした爽やかな風を感じるような大人向けの楽曲をお届けしたいと思います。当ブログ内でも何度も取り上げている、George Benson(ジョージ・ベンソン)に負けず劣らずメロウなギター弾きの Norman Brown(ノーマン・ブラウン)が、2002年にリリースしたアルバム「Just Chillin’」から、ゲスト・ヴォーカルにあの Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)を迎えた Mellow な作品 “I Still Believe” をご紹介します。マイケルの時空を超えたすこし抑え気味の大人のヴォーカルと、それにさらりと絡むノーマンのジェントルでメロウなギター・プレイに、自分の周辺の空気が一瞬にして変わったかのような錯覚に陥りそうなくらいです。

 


Norman Brown feat. Michael Mcdonald / “I Still Believe”
(album: Just Chllin’ – 2002)

 

Norman Brown(ノーマン・ブラウン)Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)も、当ブログ内で他にも素晴らしい作品をご紹介しています。PCモードでご覧の方は、上部かサイドバーにある「検索窓」にアーティスト名を入れて検索してみてください。