Daily Archives: 2015/02/08

AC Tunes ~ Vol.31【Diana Krall】

以前過去記事の『AC Tunes ~ Vol.27【Diana Krall】』で取り上げていたものの、ずっとリリースが延期となっていた Diana Krall(ダイアナ・クラール)の待望の新譜が、ようやく一月末に発売となりました。重度の肺炎と伝えられていた病状も回復したようで、本来は昨年秋から開始する予定だった World Tour もいよいよ2月末からスタートするとのことで、世界中のファンが彼女の復活をずっと心待ちにしていたことでしょう。

Krall-revised-ad-2015New Album『Wallflower』は、彼女と同じカナダ出身のあの大物プロデューサー David Foster(デイヴィッド・フォスター)のプロデュースによる、1960-70年代のいわゆる POPS/ROCK の名曲と言われる多くのスタンダード・ソングをカヴァーしたアルバムとなっています。彼女の歌うイーグルスの「Desperado」「I can’t Tell You Why」、10ccの「I’m Not In Love」、ギルバート・オサリヴァンの「Alone Again」、カーペンターズの「Superstar」、クラウデッド・ハウスの「Don’t Dream It’s Over」などなど、それはもう50代以上のリスナーにとってはもう涙モノの内容と言って間違いありません。
デイヴィッド・フォスターによるプロデュースとアレンジということで、聴く以前はかなりゴージャスなストリングスなどがフィーチャされているかと思いきや、期待をいい意味で裏切るようななんともシンプルで無駄を削ぎ落としたようなアレンジに留めているのが意外な感じがします。ちょっと「男前」と言われるようなダイアナの太い声質には、むしろこのようなアプローチの方が結果として良かったのではといった印象を強く受けました。

Universal Music Thailand の公式 YouTube チャンネルに、『Desperado』がUpされていますので、ぜひ視聴してみてください。かつて「リンダ・ロンシュタット」がカヴァーしたのとは、また違った魅力に溢れた作品に仕上がっています。

 


Diana Krall / “Desperado” (album: Wallflower – 2015)

 

本当に素晴らしい内容のアルバムに仕上がっていますので、ぜひともお手にとっていただきたいものです。久々に大人がじっくりと何度もリプレイしてしまうような作品を届けてくれたことに感謝感謝ですね。アルバムの作品メドレーもUPしときます。

 


Diana Krall – “Wallflower” Album Medley