Monthly Archives: February 2016

AC Tunes ~ Vol.41【Jeffery Smith】

春がもうすぐそこまでやって来てるんですね。南風が吹き込む昨日今日の週末は、日本全国各地で「春一番」が吹き荒れたようです。「三寒四温」を経ていよいよ春の到来でしょうか。

ここのところ、過去記事の通り、年が明けてからずっと海外の大物ミュージシャンの訃報続きで、ちょっと気が滅入っておりました。今では音楽を主体に扱う当ブログでは、そんな訃報記事をUPせざるを得ない状況が、今後もこれまで以上に出てくるのかなと思われますが、それはいたしかたないことなのでその都度、「偉人たちの軌跡」をリスペクトを持って振り返らせてもらおうかと考えています。

またすぐ明日には真冬に逆戻りのお天気らしいですが(花粉の飛散は許せませんが)、久々に体感する南からの風はやっぱりなんだか嬉しいものです。肌触りがちがうというか、なんかそんな感じがします。
少し傷心がちだった気持ちを治癒に向かわせるのは、春風もそうかもしれませんが「やっぱりどこかメロウで優しいサウンドなんだよな..」と思いを新たにしたのが、この作品でした。

 

Lost Rhythm 2Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)は以前にAC Tunes ~ Vol.21でも一度紹介したことのある、僕のお気に入りのメロウなギター弾きであり、自ら歌える貴重な Smooth Jazz 系のギタリストです。詳しくは過去記事をご参照して頂くとして、この人は日本国内においてはまず知名度はゼロに近いかもしれません。
つい最近、アーティスト名でGoogleで検索してみたら、自分の書いたブログ記事以外で珍しく日本語での検索結果がヒットしたので、該当ブログを覗いてみたら、なんと僕の記事の丸写しでした。こういった記事盗作は正直これが初めてではありませんが、他人が書いた記事をコピペした挙句、最後に自分の感想を一言だけでは、あまりに陳腐な行為といえないでしょうか。読む人が読めば、言葉の言い回しや温度感で分かってしまうものですよ。盗作は。おそらく一つや二つどころではなさそうな印象を持ったので、ブログ運営元の「Yahoo Blog」には違反告知を伝えたところ、あっという間に記事は削除されてましたが、なんだか後味の悪さが残りました。ついでに言えば海外のサイトなどはもっと悪質で、当ブログまるごと翻訳COPYしてたサイトもあったくらいですから、便利なようで困った時代なのかもしれません。

少々脱線してしまいましたが、Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)が2002年にリリースした活動初期のアルバム『Lost Rhythm』に収録された『18 Days』ですが、なんだか心のささくれを取り除いてくれそうなほどに優しく心地よいリズムとメロディーに、実に癒される思いです。インストゥルメンタルなので曲のタイトル『18 Days』にどんな意味があるのかは分からないけれど、前出の故人となってしまった Glenn Frey(グレン・フライ)が天に召されたのが1月18日でした。新しい年を迎えての18日間、きっと懸命に病魔と闘ったグレンを偲びながら、僕はこの作品をこのごろ頻繁に聴いています。

 


Jeffery Smith / “18 Days” (album: Lost Rhythm – 2002)

 

Jeffery Smith(ジェフリー・スミス)。もっと認知され売れていいアーティストだと思いますね。

 

Mellow Tunes ~ Vol.99 【We need you, Maurice..】

なんてことだ。いったいぜんたいどうなってるんだ、またもや訃報だなんて..
今度は、パーキンソン病でずっと闘病生活を余儀なくされていた Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド&ファイア)の創設者である Maurice White(モーリス・ホワイト)が、2月3日米国ロス・アンゼルスにて74歳で亡くなったとの訃報が飛び込んできた。

 

Maurice Whiteモーリスについては“Earth, Wind & Fire”に関する過去記事の中でも、病状が心配されながらも復活を祈る内容のことを何度か書いていたので、ずっと気にしてはいたものの、これまた偉大なミュージシャンでありアーティストを失ってしまった思いが強い。

年が明けてからの、若い頃から多大な影響を受けた人々の絶え間ない訃報続きで、なんだかもう気持ちが折れてしまいそうだ。

 

本当に残念で仕方がないことだけど、今夜は彼が遺してくれた偉大な作品の数々を聴きながら喪に服すことにしよう。

 


Maurice White / “I Need You”
(album: Maurice White – 1985)

 

1985年にリリースされた生涯唯一の彼のソロ・アルバムに収録された、世界中の他の誰も書けないような壮大なバラッド “I Need You” だけど、僕らの気持ちは『We need you, Maurice ..』なんだよ。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.98 【”Desperado” by Glenn Frey】

一つ前の記事で書いた通り、Glenn Frey(グレン・フライ)が逝ってしまってから、約3週間が経とうとしている。いまだに僕の心の中にはぽっかりと大きな穴が空いたようで、通勤中の車の中でもベッドで眠りに落ちる前なども、彼の遺作となった『After Hours』を何度も何度も無意識にリプレイしている自分にハッと気づくほどだ。

 
Glenn-Frey-Piano-jpg世界中にあまりに大きな影響を与えたあの「イーグルス」の創始者なわけだから、大変な驚きと悲しみをもって彼の訃報をうまく受け入れられないでいるファンも、そりゃあもう大勢いることだろう。無論僕もその内の一人なわけだけれど。
どんな世界の分野の大物であれ身近な人であれ、その人の偉大さって失って改めて気付くことも多いもの。

 

Desperadoいまやスタンダードとして世界中のミュージシャンがこぞってカヴァーしたがるバラッドの名曲『Desperado』も、共作者のドン・ヘンリーがリードヴォーカルを務めたものが一般的に広く知られているけれど、甘くソウルフルに歌うグレンのヴァージョンもそれはそれで素晴らしいのをどれだけの人が知っているだろうか。グレンが奏でたこのバラッドのイントロが弾きたくて、ピアノを習い始める人が今でも世界中に沢山いると聞くほどに、一度聴いたら忘れられない印象が強く残る作品だと思う。ライブではオーディエンスといつも合唱になってしまうことでも有名だった。

 


Glenn Frey and Friends / “Desperado”

 

世界中のファン同様に、本当に彼の死が残念でならない。

心よりグレンのご冥福をお祈りしたい。