Monthly Archives: October 2018

Mellow Tunes ~ Vol.195【Barry Manilow】

いつもご訪問ありがとうございます。

朝晩はずいぶんと冷え込む季節になってきましたね。
あっという間に、10月が過ぎ去ろうとしています。
こうして今年も過ぎて行ってしまうのかと思うと、一年が過ぎるのが歳を重ねるごとに早くなっている気がしてなりません。まあ、そういうものなんでしょうけれど。

 

 

 

こんな季節になると、CDはもちろん時にはアナログ盤をターンテーブルに乗せ、もう何十年も繰り返し繰り返し、聴き返すのが恒例になっているアルバムがこちら。

ちょうど僕が二十歳の頃の1984年にリリースされたアルバム『2:00 AM Paradise Cafe』は、その時既にアメリカン・ポップス界の大スターだった「Barry Manilow」(バリー・マニロウ)が、満を持して発表した本格的なJAZZに取り組んだ意欲的な作品でした。ミュージシャンにジェリー・マリガン、マンデル・ロウ、シェリー・マンらを起用し、デュエット作品の相手には超が付くほどのJAZZ界のスター「サラ・ヴォーン」「メル・トーメ」らを迎え、それはそれはゴージャスなアルバムに仕上がりました。全曲がメドレーでつながっている本作品は、バリー本人がずっと長いこと温めていた構想を形にしたものであり、深夜の架空のカフェ『Paradise Cafe』で繰り広げられる数々の人間模様を映し出した、まるで短編映画でも鑑賞しているかのような内容に、当時このアルバムを聴いた人々は、いい意味で皆深いため息を漏らしたものでした。よく「擦り切れるほど聴いたレコード」という表現がありますが、僕にとってはそんなレコードのひとつです。

 


Track-1: Barry Manilow: “Paradise Cafe” ~ “Where Have You Gone?”
Track-2: Barry Manilow: “When October Goes”
Track-3: Barry Manilow and Mel Torme: “Big City Blues”
(album: 2:00 AM Paradise Cafe – 1984)

 

自分のお店が実現できたら「いつかは」と長年思っていたこともあり、かつてあった実店舗「Mellows」でお客様が少ない夜の営業時間帯に、そっとこのアルバムをプレイしたことを、ふと思い出しました。
これから冬に向けて、じっくりと聴き込むのにうってつけのアルバムです。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.194【1980’s Slow Jams】

暑すぎた夏のせいで、この季節の大切さが、例年以上に身に沁みる、今年の秋。

 

 

’80年代の「Slow Jam」が、いつも以上に心地よく、そして切ない、そんな夕暮れ時。

 

 

Track-01: Alexander O’Neal – “A Broken Heart Can Mend” (1985)
Track-02: Janet Jackson – “Let’s Wait Awhile” (1986)
Track-03: Freddie Jackson – “Rock Me Tonight (For Old Times Sake)” (1985)
Track-04: Meli’sa Morgan – “Do Me Babay” (1986)
Track-05: Anita Baker – “Mystery” (1986)

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.193【The Deele】

いつもご訪問ありがとうございます。
秋が日々深まっていきますね。気が付けば10月もあと一週間で終わり。目にする植物や樹々たちも、秋から冬へと装いを変える準備で忙しくしているようです。

 

 

 

もうすぐ11月。この季節になると、古き良き時代のSoul/R&B好きの方なら、必ずといって聴きたくなるのが『Babyface』の声と作品群。後に「Big Producer/Artist」となるまでの1980年代中期に、旧友「”L.A.” Reid」と共に在籍した伝説のグループ、それが『The Deele』(ザ・ディール)です。
「ベイビーフェイス」という人は、いつどんな時代であっても、稀代の「美メロ・メイカー」であることに変わりはありませんね。
では、ソロになる前のグループ時代の『The Deele』の名曲を2曲をお楽しみください。今となっては、本当に懐かしいいい時代でした。『Sweet November』が、心に沁み込むようです。

 


Track-01: The Deele – “Two Occasions” (1987)
Track-02: The Deele – “Sweet November” (1985)

 

初めて『Babyface』を聴いて興味を持たれた方、よろしければ関連記事などもご覧ください。いろいろ取り上げています。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.192【Autumn Mellow Mix】

いつもご訪問ありがとうございます。
朝晩の気温もぐっと下がってきて、「秋」が一気に存在感を増してきました。
この季節特有の空模様は、見飽きることがありません。夕暮れ時は、息を呑むほどの美しい表情を見せてくれることがあります。ふと雲や空を見上げる機会が、多くなる季節です。

 

 

「PC」で普段から閲覧してくださっている方はもうお気付きだと思いますが、先日サイトのテーマ(テンプレート)を変更した際に、右側の「ウィジェット」部も少々更新いたしました。

R&B/SOULが最も似合う季節の「秋」にしっくりとくる、メロウな『Autumn Mellow Mix』のプレイ・リストを短時間で編集してみました。1990年代の作品をベースに新旧織り交ぜ、計14曲ちょうど1時間程度のものに仕上がり、ウィジェット部に張り付けてあります。スマホで閲覧の方は、最下部のSwitcher「PC」モードにしていただけると、記事として取り上げていない情報や動画、LINK等もご覧いただけます。(ページの読み込みが少々重くはなりますが、どうかご容赦ください。)

30分程度の選曲作業でサクッと編集したものですが、とりあえず記事としても取り上げておきます。よろしければ、小一時間ほどの「メロウな旅」にお付き合いください。
聴きどころは、特に一曲目の作品、今は亡き歌姫「Aaliyah」(アリーヤ)がかつてカヴァーし、ソウル愛好家の度肝を抜いた「The Isley Brothers」(アイズレー・ブラザーズ)『At Your Best ( You Are Love )』にチャレンジした、『Ana Lou』による更なる美しいカヴァーがまずひとつ。そしてラストには、Mariah Carey(マライア・キャリー)のリリースされたばかりのシングル『With You』を取り上げました。

 


Please enjoy “Autumn Mellow Mix” by Master Mellows

 

全米を震撼させた今年のR&B界における最大のTOPICといえば、『Ella Mai』(エラ・メイ)の『Boo’d Up』に尽きますが、今回のマライアの新曲『With You』をプロデュースしたのが、なんと「エラ・メイ」をスターダムに押し上げた最大の功労者でありプロデューサーの「(DJ) Mustard」 (マスタード)なんですね。
『Ella Mai』(エラ・メイ)の『Boo’d Up』もそうですが、『Finger-Snap Beat』を基調にした楽器も音数も決して多くはない作品では、歌うアーティストの力量がまともに問われるわけですが、そこはさすがの「マライア」、かつての輝きを完全に取り戻したかのような歌いっぷりです。デビュー当時からマライアの代名詞にもなっている「7オクターブの音域」を際立たせた新曲『With You』を、おそらく今後彼女の代表曲の一つに間違いなく数えられることになるであろう、美しい「スロウ・ジャム」に仕上げた「マスタード」のプロデュースぶりには、ほとほと感服する思いです。やはり、「良きプロデューサー」に出会うことが、アーティストにとってはとても重要なことだと再認識させられた、マライアの復活劇となりました。

 

Mellow Tunes ~ Vol.191【Ethan Hawke】

季節がぐっと秋めいてきた今日この頃ですが、たぶん5年振りくらいになると思いますが、当サイトも「テーマ」の衣替えをいたしました。

さてこんな季節になってくると、今は亡き孤高のジャズ・トランぺッターであると同時に魅惑の中性的なヴォーカルを聴かせる「Chet Baker」(チェット・ベイカー)が、聴きたくなってくるもの。今となっては伝説のジャズ・メンの一人である、そんな「チェット・ベイカー」の自伝的な映画『ブルーに生まれついて』(原題: Born to Be Blue)が日本国内で公開されてから、早いものでちょうど2年が経過しました。2015年にカナダ・イギリスとの合作で、ロバート・バドローが監督と脚本を手がけており、米国人俳優の「Ethan Hawke」(イーサン・ホーク)が「チェット・ベイカー」を主演しています。もうすでにDVD等でご覧になられた方も多いことと思います。

一部にフィクションも交えてあることから、熱心なファンや辛口の評論家たちからは、辛辣な評価もあったようですが、監督並びに主演の「イーサン・ホーク」の、本作品に懸ける並々ならぬ情熱とチェットへ向けた愛情には、とても感じ入るものが、少なくとも僕にはありました。それだけに、「イーサン」が体当たりで挑んだ演奏や歌を「チェット」本人と比較する行為は、あまり意味のないことだと思います。最初作品を観たときに、作り手である彼らの「想い」を大切にしてあげたいと、そんな風に感じたのを思い出しました。秋から冬にかけて、振り返りたくなる音楽映画作品です。

 

Track-1: “I’ve Never Been In Love Before” – Ethan Hawke & David Brade
Track-2: “My Funny Valentine” – Ethan Hawke & David Brade
Track-3: 映画『ブルーに生まれついて』予告編

 

トランペットを吹き、そして時には歌も披露する、「チェット」のフォロワーを自称する現代のアーティストも、世界に目を向けるとチラホラ存在はしますが、どうやってもチェットの域にはとても到達できないと再認識してしまうものです。「チェット・ベイカー」という人は、それだけの「唯一無二」の「音楽性」と「カリスマ性」に加え、「狂気」「弱さ」そして「儚さ」までもを同時に兼ね備えていた、稀有なミュージシャンでありアーティストであったのではないでしょうか。

 

「Chet Baker」(チェット・ベイカー)に興味を持たれた方は、よろしければ関連記事もご覧ください。

 

Mellow Tunes ~ Vol.190【Sweetback】

 

Sweet & Mellow Moments

 

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.189【Papik (ft. Alfredo Malabello)】

Mellowな季節の、Mellowな日暮れ時。

傍らには、いつどんな時でも、メロウな音楽を。

 

 

 


“Nevermore” – Papik (ft. Alfredo Malabello)
[album: Little Songs for Big Elevators – 2018]
 

 

「Papik」関連記事はこちら

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.188【The Isley Brothers】

Mellowな秋の夕暮れ時には、MellowなSoul Classicsが欠かせない。

 

 

 

 

The Isley Brothers – Mission To Please You
(album: Mission To Please – 1996)