Monthly Archives: December 2018

Mellow Tunes ~ Vol.201【Ami Nakazono】

いつもご訪問ありがとうございます。
12月に入ってあっという間に1/3が過ぎ去ってしまいました。「暖冬」と予想されたこの冬の気候も、ここ数日に限って言えば「この冬でいちばんの冷え込み」のニュースが列島の各地から届いています。でも、12月生まれの僕にとっては、こんなキリッとした冬らしい空気感は、むしろ嫌いではありません。見るもの、そして聴くもの全てが、他の季節よりも明らかに五感に訴えてくるからかもしれません。

 

 

さて、「クリスマス・ソング特集」を早々と終えましたところで、そろそろ普段のペースに戻ろうかと思います。当サイトのレギュラー企画である『Mellow Tunes』シリーズも、11月下旬に「Vol.200」を数え、今回「Vol.201」を迎えるにあたり、女性JAZZサキソフォン・プレイヤーの「中園亜美」さんをご紹介しようかと思います。以前に、若い頃からよく聴いていた「Candy Dulfer」(キャンディ・ダルファー)を取り上げようとして結局まだ取り上げていなかったので、おそらく女性のサックス奏者としては、この方が初めてのご登場ということになります。
所属先 (VEGA Music Entertainment)による、彼女のプロフィールは下記の通り。

中園亜美 Pprofile:
1986年長崎生まれ鹿児島育ち。福岡第一高等学校音楽科卒業。
洗足学園音楽大学Jazz科からBerklee音楽大学へ編入。サックスをWalter Beasleyらに師事。
2009年卒業後、N.Y.を拠点にアメリカ、ヨーロッパでサポート・ミュージシャンとして活動。
2014年より東京に拠点を移し、ソロとしての活動を本格的にスタートさせる。
2015年10月サウンド・プロデューサーに「安部潤」を迎え、VEGA Music Entertainmentよりアルバム『Make It Happen!』を発売。タイのHitman Jazzからも同時リリースを行い、同年バンコクやチェンマイとジャズフェスへも参加する。
2016年8月には世界配信シングル「She’s Home」と「World Connection」をリリース。2017年4月米・ワシントンDCにある老舗ジャズクラブBlues Alleyでの単独ライブを成功させる。クラシックのバック・グラウンドと本場アメリカNYで磨いたセンスの二つを持ち合わせソプラノ・サックスをメインとした次世代を担うサックス・プレイヤーの一人として日本のみならず世界で活動中。

プロフィール中にもありますが、彼女が主として扱う「ソプラノ・サックス」の音色は、実に「Silky」であると同時に「Sensual」で美しい響きを感じます。そしてスピード感のある楽曲の時に「アルト」で聴かせる「Funky」な音色には、米国滞在中に師事していたという「Walter Beasley」の姿が目に浮かぶよう。また、女性プレイヤーによるアルトの演奏で、10代の頃から長らく敬愛する「David Sanborn」(デヴィッド・サンボーン)の「音色」を意識させてくれたのは、おそらく僕にとっては彼女が初めてで、とても嬉しい体験でした。

当サイトでも常にサポートさせていただいている、音楽プロデューサー「松尾潔」さんの中学時代の同級生でいらっしゃる、キーボード・プレイヤーであり音楽プロデューサーである「安部潤」さんをサウンド・プロデューサーに迎え、2016年8月に世界配信されたシングルの『World Connection』は、彼女の作品の中でも僕の最もフェイヴァリットな、それはもう「Super Mellow」な作品です。ぜひお聴きください。Live Ver.の安部さん(Key)のソロ・パートも、なんともクールでカッコイイ。ライヴならではの演奏の魅力です。

 


Track-1: Ami Nakazono – “World Connection”
Composed by Ami Nakazono,Jun Abe
Ami Nakazono(Soprano Saxophone),Jun Abe(keyb,bass,progaramming),
(Single Released: 2016.08.12)
Track-2: “World Connection” Live at Blues Alley Japan in 2017

 

そして、2015年にリリースされたデビュー・アルバム『Make It Happen!』に続き、こちらが今年2018年4月にリリースされた2作目の、『The Real』からのアルバムタイトル作品とトレイラーです。今年中に取り上げねばと思っていて、このタイミングとなってしまいましたが、「いい音楽に出逢うのに、早いも遅いもありません」。出逢ったこと自体が、人生を豊かにしてくれるものです。

 


Ami Nakazono | The Real -Short Ver.- (Official Music Video)
Ami Nakazono “The Real | Album Digest” (Official Video)
(Album Released: 2018.04.25)

 

中園さんですが、いちばん直近のお仕事では、先日リリースされた「松尾さん」プロデュースによる「JUJU」のジャズ・アルバム『DELICIOUS~JUJU’s JAZZ 3rd Dish〜』の「I Didn’t Know What Time It Was」の曲中で、ソプラノ・サックスでのソロパート任されています。
尚、彼女のアルバム2作品で共同プロデューサーを務める「安部潤」さんについては、また別の機会にご紹介するつもりです。そうそう、「菊池成孔」さんのプロデュースで新境地を開拓した「市川愛」さんもですが、この方も含めまだまだ紹介できていないアーティストが沢山いらっしゃって、少々反省気味の2018年の暮れです。

それではまた、次回にお会いしましょう。

 

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.3【2017 総集編】

いつもご訪問ありがとうございます。
遠い海の向こうで発生した「エルニーニョ現象」の影響もあって、「今年は暖冬だろう」と勝手に思い込んでいた人々を裏切るかのような、今日あたりはそんな気温の冷え込み方でしたが、皆様風邪などお召しではありませんか。僕の周辺でも、風邪にインフルエンザと、体調を崩している方も多いようです。この時期は「多忙」な上に、いつも以上の「体調管理」を強いられるので、ほんとはクリスマス気分どころではないというのが、大方の大人の皆さまの現状ではないでしょうか。どうか皆様ご自愛ください。

 

 

まあ、そうはいっても年に一度の、空気が澄んでイルミネーションも美しい季節ですから、そんな忙しい時ほど、意図してゆったりと音楽などに身を委ねたいものです。もちろん傍らには美味しい珈琲でも、好きなお酒でも、それはそれぞれ皆さんのお好みでどうぞ。

 

 

さて今月に入ってすぐにUPさせていただいた、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』ですが、冒頭でお知らせしましたように、先月上旬に近親者が旅立ちました。僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにいたしました。
「Vol.1」では、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けしました。また「Vol.2」では、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)をプレイ・リストにしてみました。
そして今回最終となる「Vol.3」ですが、一昨年のクリスマス当日に天国に旅立った「George Michael」(ジョージ・マイケル)による、もう一つのクリスマス・ソング『December Song (I Dreamed of Christmas)』からスタートした、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】を、改めてUPいたします。

 


『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】

 

本総集編の中には、プレイ・リスト編集以前にもう既に「故人」となっていたアーティストも存在しましたが、残念ながら今年になって他界されたアーティストもいらっしゃいます。総集編プレイ・リストの2曲目に登場する『Soul Holidays』で圧巻のヴォーカル・パフォーマンスを女性リード・ヴォーカリスト「アン・ネズビー」と共に繰り広げる、大所帯の『Sounds Of Blackness』を事実上率いていた立場にあった、「ビッグ・ジム」こと「ジェームズ・ライト」(James “Big Jim” Wright)が、その人です。
当ブログではいったい何度名前を挙げたかわからないほど、僕も敬愛する大物プロデュサー・コンビの「Jimmy Jam & Terry Lewis」(ジミー・ジャム&テリー・ルイス)の下で才能を開花させた「ビッグ・ジム」は、90年代からマイケルそしてジャネットとジャクソン兄妹やマライア・キャリーを筆頭に、アレサ・フランクリン、ルーサー・ヴァンドロス、パティ・ラベル、チャカ・カーン等々、それはそれは多くの大物アーティストのプロデュースに関わっていました。近年活動が停滞気味だった『Sounds Of Blackness』の新作のリリースに向けて「アン・ネズビー」と共に復帰が期待されていただけに、往年のファンにとっては、なんとも残念で悲しい知らせとなってしまいました。
追悼記事をUPする機会を失ったままでしたので、これを機に改めて哀悼の意を表したいと思います。  R.I.P. Big Jim …

 

「Vol.3」の今回をもちまして、今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』は終了とさせていただきます。今年は事情により「過去の総集編」といった内容になってしまいましたが、来季はまた違ったカタチで特集を組めたらと思っています。尚、今年も例年同様に、世界各地より多くのアクセスを頂戴しておりまして、ご訪問くださった方々に心より感謝申し上げます。皆様、どうかよいクリスマスをお過ごしください。

 

※『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】で気になるアーティストがいましたら、どうぞこちらの「個別記事」も併せてご覧ください。

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.2【Last Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
なんだかここ数日は「暖冬」を思わせるほどの「小春日和」ですが、例年の通り、12月に入ると「Holiday Season」突入ということで、当サイト上にも「雪」が降り始めました。
(申し訳ありませんが、メモリやリソースを消費する関係で、スマートフォンには未対応となっています。ごめんなさい)

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました、「8シーズン」目を迎える『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、前回お伝えしました通り訳ありまして、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、前回「ダイジェスト版」でお届けいたしました。皆さんにとって、初めて触れたカヴァーもあったのではないでしょうか。

 

 

第二弾となります「Vol.2」では、二年前(20016年)『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)を、プレイ・リストにしてみました。
あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の『George Michael』(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas 』ですが、1984年にリリースされてから30数年が経過し、クリスマスが近づけば世界中の街角のあちこちからでも聴こえてくるほど、今ではポピュラーな「クリスマス・スタンダード」となっていて、プロ・アマ問わず、そしてジャンル・カテゴリー・国・言語をも飛び越え、本当に世界中の多くのアーティストたちによってカヴァーされ続けている、素晴らしい楽曲として、世界中の人々に認知されています。

 

『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016【Last Christmas】』

この年(2016年)の特集記事『Mellow なクリスマス・ソング』をUPし終えた直後の、クリスマスの当日(現地時間12/25)に、ソング・ライターである「ジョージ・マイケル」が53歳という若さで天に召されました。当時の記事を今になって読み返すと、あまりに突然の出来事で、とにかく僕自身の頭が混乱していたことがよく分かります。

クリスマスの季節がやってくるたびに、世界中の人々が「ジョージ」のことを懐かしく思い出す機会を持てるということが、多くのファンにとって唯一の慰めであり、また同時に彼へのリスペクトの想いがより一層強くなる気がしています。

 

※いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.1【Have Yourself A Merry Little Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
いよいよ12月に入りました。今年もあと一か月足らずで終わってしまうかと思うと、改めて一年という月日の過ぎゆくスピードに驚かされます。

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く、今期で「8シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。毎年のことですが、今年も11月に入って間もない時期から、既に世界各地からサーチ・エンジンによる検索結果から、当サイトへと導かれ訪問してくださる方が増えてきました。

頻繁に当サイトをご訪問くださる読者の方々はご存知とは思いますが、先月上旬に近親者が旅立ちました。「喪中」ということもあり、僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。楽しみにされていた方々には申し訳ないのですが、来シーズンにはまた少し違った内容のものをお届けできると思いますので、どうかご容赦ください。
そうは言っても、もとより「クリスマス・ソング」というものは、基本的にはスタンダード・ナンバーが主役と相場がきまっていますので、改めて聴いてみることでまた「新たな発見」があることも多いというのも、覆すことのできない事実でもあります。

 

 

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けします。
スタンダードなクリスマス・ソングは数あれど、過去にこの特別なシーズンに世界中でリリースされたそれはそれはあまたあるアーティストの『CHIRISTMAS ALUBUM』あるいは『HOLIDAY ALBUM』の中に、必ずといってよいほど収録される楽曲の一つが、『Have Yourself A Merry Little Christmas』であり、そしてまた同時に、僕の最も愛するクリスマス・スタンダード・ソングでもあります。

 

 

“Have Yourself A Merry Little Christmas”
[Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013-2015 より]

 

『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、まさに第二次世界大戦中の1944年に米国で製作されたミュージカル映画『MEET ME IN ST.LOUIS (邦題:若草の頃)』の挿入歌として Judy Garland(ジュディ・ガーランド)が歌い、その後クリスマス・ソングのスタンダードとなりました。実は本作品はすこしばかり悲しい内容の歌詞であふれ、「辛いこと、悲しいことを今だけはしばし忘れて、ささやかにクリスマスを祝いましょう..」と子役に歌い聞かせるその映画のワン・シーンには、当時の時代背景や歴史といったものが透けて見えてくるようです。
とはいえ、美しく儚く人々の心に響くその歌詞とメロディは、21世紀となった現代でも変わることなく、聴く者の感動を呼び起こすだけの「パワー」と「慈愛」に溢れています。

 

プレイ・リストですが、21曲ほど曲順を入れ替えて編集してあります。いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。