Monthly Archives: December 2018

Mellow Tunes ~ Vol.204【Best Mellow Tunes – 2018】

いつもご訪問ありがとうございます。
毎年のことですが、クリスマスが終わると年末に向けて、その後の日々の過ぎ去るスピードが一段と加速するような気がしてなりません。それも年を追うごとに。冬季特有の早い日没の夕空を眺める時間くらい、取りたいものですが、なかなかそうもいきませんね。

 

 

かつての実店舗「Mellows」のOPEN準備期間(2010年末)より継続している音楽主体の当ウェブサイトですが、今年も変わらず定期的なご訪問、皆様ありがとうございました。そろそろ2018年「平成最後の年の瀬」も間もなく暮れようとしていますが、今年は皆さんにとってどんな一年だったのでしょうか。

さてさてここ数年の年末の恒例企画ですが、当サイトにてその年にご紹介したアーティストや作品の中から、【Best Mellow Tunes】として、作品のリリース時期に一切関係なく、その時点でよいと感じた「アーティスト」であり「作品」を、時代やカテゴリーに拘ることなく選択しています。新しいものだけがよいと言うのは大間違いで、残念なことに出逢う機会がないままに、自分の中で過去に流されていった作品の中に、キラッと光るダイヤのような作品と、長い時間を経てめぐり逢うことは、決して少なくありません。大抵の音楽好きの方であれば、容易にご理解いただけると思いますが、あくまで「私的なBEST」ですので、誤解なきようご了承ください。

 

 

Best Mellow Tunes 2018 [New Wave ~ R&B]

 


Best Mellow Tunes 2018 [Veteran’s Return ~ R&B]

 


Best Mellow Tunes 2018 [Smooth Jazz/Fusion]

 


Best Mellow Tunes 2018 [Domestic]

 

今年も敢えて順位などはつけませんが、必然的に新しい作品が大半を占めるとはいえ、今年2018年中に初めて出逢ったり、過去の作品群を掘り起こし作業中に再会したりした中で、『Mellow Tunes 』『AC Tunes』シリーズの記事としてUPした中からの、「アーティスト」や「楽曲」のご紹介となりました。(但し今年に限っては、多忙さゆえに記事をUPできなかったアーティストの作品も一部含まれていますことを、ご理解くださいませ。)
お気付きの方もいらっしゃるように、今回は、敢えて「カテゴリー」を分けて選出してみましたので、年末年始のお時間の許す限り、ゆっくりとお楽しみいただけたら幸いです。
また余談ですが、今年出逢ったアーティスト・作品の中で、最も感銘を受けたのは、数日前にリリースされたばかりの、【Domestic】(国内部門)リストの最後の作品でした。

 

それでは皆様、「よいお年を」お迎えください。

 

Bon Voyage, Mitsuo

親愛なる鹿島アントラーズの闘将、「小笠原満男」がついにスパイクを脱ぐ時が来てしまった。
残念だけれど、現役選手にとっては遅かれ早かれ、いつかはやってくる日。

 

 

 

あなたのおかげで、これまで何度も優勝の瞬間に立ち会うことができた。冬の海風が強く吹き荒れる鹿島スタジアムで、そして元日の国立競技場でも。

 

 

17年前の「2001 SUNTRY CHAMPIONSHIP 第2戦 鹿島vs磐田」で、あなたの右足から放たれた、J-League史上最も美しいFKからのGOALを、僕らは絶対に忘れない。

 

 2001.12.08  SUNTRY CHAMPIONSHIP 第2戦 鹿島vs磐田

 

今日までお疲れさまでした。そして、ありがとう満男。
これから始まるあなたの新しい旅路に向けて、良き船出となるよう、心より祈っています。

 

Merry Christmas ~ 2018

 

Merry Christmas


“Have Yourself a Merry Little Christmas” by Wells Cathedral Choir (U.K.)

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.203【Friday Night Plans】

いつもご訪問ありがとうございます。
三連休も終わり今日がクリスマスですが、暦の関係で世の中は早くも年末ムードにシフト・チェンジしたような印象ですね。平成最後の今年もあと少し。頑張りましょう。

おっとそういえば、クリスマス当日の今日は「George Michael」(ジョージ・マイケル)の命日でしたね。あなたの遺した「Last Christmas」が世界中の街角から聴こえてきます。
Rest In Pease, George…

 

 
「Plastic Love」(プラスティック・ラブ)といえば、僕ら50代以上の世代の人たちにとっては周知の、「竹内まりや」さんの1984年にリリースされた通算6枚目のアルバム『VARIETY』(ヴァラエティ)に収録された、国内POPS史に燦然と輝く名曲です。作詞作曲はご本人、編曲・アレンジ・プロデュースはご主人の「山下達郎」氏なのは、当ブログを訪問される方々であれば、もはや説明は不要かと思われます。

僕も『Plastic Love』には並々ならぬ想い入れがあり、本楽曲中まりやさん本人と一緒にバック・コーラスを担当し、圧倒的な存在感を放っている「大貫妙子」さんの大ファンでもあったので、この作品が世に出たときは本当にエキサイトしたのをよく覚えています。アルバム発売の翌年1985年(33年前)には、当時流行していた「45回転12インチシングル盤」も追加リリースされました。山下達郎氏ががっぷり四つで取り組んだ12インチシングル盤の「B面」には新たに施された「New Re-Mix Ver.」が、そして「A面」には9分を超える「Extended Club Mix」が収録され、NY辺りの街中のSE(効果音)なども散りばめられており、よく都内のClubやDiscoで耳にする機会も多かった、非常に優れたマスタリングが施された素晴らしい音質の12インチシングル盤でした。限定何枚プレスされたのかちょっとわからないのですが、とにかく当時入手できた人は大変少なくて、僕の周りの音楽好きの連中も手に入れられなかった人たちがほとんどでした。僕はといえば、当時大学の帰りに寄るのが日課だった、今はなき宇田川町のタワー・レコード渋谷店の馴染みの店員さんに頼んでキープしてもらい、発売当日に速攻で購入した記憶があります。

 

 

Track 01: Mariya Takeuchi “Plastic Love” (original) 1984
Track 02: Mariya Takeuchi “Plastic Love” (Extended Club Mix) 1985
 

間もなく2019年とあれから35年近くが経過する現在でも、僕のターン・テーブルに乗るアナログ盤としては、「”Never Too Much” – Luther Vandoross」「”The Nightfly” – Donald Fagen」に次ぐ頻度といえるくらい、今でもよく聴いてますね。とにかくですね、マスタリングされた音質が素晴らしいんですよ。さすが音職人でもある「達郎」さんの仕事ぶりです。なので、現在では海外からの入手を希望するマニアも多くて、オークションでも程度のいいものはかなりの値がついているそうです。もちろん、僕は誰にも譲りませんよ。悪しからず。
オリジナルの楽曲のリリースから35年近くが経過した現在、『Plastic Love』は国内はもとより、海外での評価も日を追うごとに上昇し続けていて、YouTubeを筆頭に各種動画サイトでも大変な再生回数がカウントされているようです。

さてさてご紹介が遅れてしまいましたが、そんな状況の中で、先日音楽プロデューサーの「松尾潔」さんが自身のTwitterで紹介していたのが、こちらのアーティスト、『Friday Night Plans』です。(多忙で記事更新の時間が取れず、取りあえずPCモードで閲覧すれば見られるように、右側ウィジェットに動画だけは貼付けておいたので、視聴された方も多いかと思います)

「Friday Night Plansが、竹内まりやの名曲「Plastic Love(プラスティック・ラブ)」のカバーをリリースした。」
(詳細については、こちらの音楽レビューサイト【Real Sound】をご覧ください)

 

Friday Night Plans – ‘Plastic Love’ – 2018
Cover Version (Original Song by Mariya Takeuchi)
 

「2018年にこの楽曲が録音されていたとしたら」という視点から制作した、というプロデュースを担当した「Tepppei」氏が語るように、原曲へのリスペクトから楽曲のテイストを変えず、実にクールに響く彼女のヴォーカルの魅力を最大限に引き出すことに成功しています。
前述の「松尾潔」さんが昨晩の「メロウな夜」の番組中で言及してらっしゃいましたが、ここ数年で世界中を席巻する勢いの、「次世代R&B」アーティストの筆頭と言われて久しい『Ella Mai』『H.E.R.』と同様に、「アフリカン・アメリカン」ではない有望なアーティストの登場に、今後も要注目ですね。

Friday Night Plans」の新旧リリース楽曲については「SOUNDCLOUD」へGo

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.202【Ai Ichikawa】

いつもご訪問ありがとうございます。
これから多忙さに拍車がかかるので、どうしても今年中にご紹介しておきたかった日本人アーティスト、『市川愛』さんのご紹介です。

 

 

市川愛 [Profile]
神奈川県藤沢生まれ。5歳よりピアノ、バイオリン、声楽を始める。中学、高校ではストリートライブや文化祭で演奏を重ね、大学受験中には一人で地元の駅で「amazing Grace」を 毎晩のように歌っていた。 慶應義塾大学に入学後、同大学のJazz研究会に所属。鎌倉にあるJazz Clubダフネとの出会いをきっかけにJazzに惹かれ、山本剛、横山達治、古野光昭、伊藤志宏らと共演し、同時期、伊藤君子に師事。 ダフネを通じて知り合った秋元、片野と共にDa luaというバンドを結成。 Club Jazzや、R&B、HipHopのコンピレーションアルバムに作詞&ボーカル参加など活動の幅を広げるが、更なる成長を求め2009年9月に「Berklee College of Music」に留学。 優秀な成績を認められ奨学金を得て、ギリシャの姉妹校であるNakas Conservatoryに5ヶ月間交換留学しアテネに滞在する。 オペラ歌手Anna Alexopoulosに師事し、トロンボーン奏者Antonis Andreouのバンドに参加する。 その後ボストンに戻り、ボストン、ニューヨークのジャズバー等でライブを重ね、「Blue Note New York」 にて「Chick Corea」と共演した経験を持つ強運と実力の持ち主。 2012年5月に卒業式を迎え、帰国後は平戸祐介トリオ、平岡雄一郎等と共演し、初のジャズスタンダードのミニアルバム 『The Standards I’ve met』をリリース。 その翌年2013年10月には2ndアルバム『Haven’t We Met』を、また翌年2014年には3枚目のアルバム『I WANT YOU TO WANT ME』を、これまでの作品と同じくプロデュースに平岡雄一郎を迎え、ジャズのスタンダードナンバーからステーヴィーワンダーやマイケル・ジャクソンのナンバーまで幅広いジャンルをカバー。(以上、Amazon アルバム紹介欄より抜粋)

そして4年の歳月を経て今年2018年4月に、国内JAZZ界きっての奇才「菊池成孔」氏をプロデューサーに迎え、リリースされた4枚目のアルバムが『MY LOVE, WITH MY SHORT HAIR』です。トレードマークのロングヘアーをバッサリとCUTして、ヴィジュアルだけでなくこれまでの作品群からは離れ、オリジナリティを前面に押し出した新境地を見せてくれています。NEWアルバムリリースと同時に制作された、なんと「菊池成孔」さん自身が撮影監督を務めた「青い涙」のMV、およびアルバムのトレイラーをUPしますので、ぜひご覧ください。

 

市川愛 / MY LOVE WITH MY SHORT HAIR (全曲試聴)
市川愛「青い涙」MV (監督: 菊地成孔 / 甲斐田祐輔)

 

そして、僕がどうしても紹介したかったのが、数日前の12/20「配信のみ」でリリースされたシングル作品『Blue』
当初はNEWアルバムに収録予定だったにも関わらず、最終的には菊池さんの判断で「未収録」となったそうで、その時のいきさつやら楽曲への「想い」を、彼女自身のブログ上で綴っていらっしゃいます。そのブログ上で音源サンプルが公開されており、一聴してみたところ、あまりに「儚く美しい」楽曲に、心を鷲掴みにされてしまったのです。(こちらをご覧ください)

今日になって、早速ダウンロードしてしっかり聴きました。「美しく」「儚く」「ピュア」で「イノセント」、そんな形容詞しか浮かんでこないほどの、最大級の賛辞を贈りたい作品です。フル尺で聴いて、いろいろとあって僕自身のきつかったこの一年の出来事をすべて洗い流してくれるようで、ジーンと心も目頭も熱くなりました。歳のせいか涙腺が緩くなりつつあって、正直泣いちゃいました。
なぜ、アルバムに収録されなかったのか、菊池氏に直にぜひ理由を訊ねてみたいところですが、菊池さんの国宝級のラジオプログラム「粋な夜電波」も年内で終了となると、その機会ももうないかもしれません。菊池さんの立ち上げた「TABOOLABEL」「Sony Music」との契約上の問題からなのか、いずれにせよ、本作品がお蔵入りすることなく世に放たれたことは、制作陣の賢明な判断であったと確信しています。

気になった方は、「Amazon」でも「Apple Music」「レコチョク」「mora」でもなんでもいいですから、どうぞすぐにダウンロードしてください。「心が洗われる」といった表現がありますが、それを具現化したような作品です。儚い恋心を歌い綴る極めてシンプルな楽曲だと思いますが、こんなにも心が静かに揺さぶられ、切なくて狂おしいほどに琴線に触れる楽曲に出逢える機会とは、先般「JUJU」『メトロ』を取り上げた際にも言及しましたが、正直なところ数十年に一度くらいのものです。
「聖なる夜」に、一人で夜空の星でも眺めながら、あるいは大切な人と一緒に聴くのも、またよろしいのでは。これだけ素敵な作品なのだから、自分だけのものにしておきたいけど、あまりにそれはもったいない。沢山の人々にこの感動を伝えてあげたいと、本心からそう思う作品『Blue』との出逢いでした。

「Sho Hamada」さんのオーガニックなギターの音色とアレンジも含め、これほどにシンプルだけど完成度が高く、そして聴く者の胸を打つ楽曲が「CD化」されないというのは、はっきっり申し上げますが、世の中間違っています。レコード会社の上席の方々は、何が求められていて重要なのかが、判断不能な状況に陥っているのではありませんか?「カタチあるもの」としてのCD化を強く望みます。

「与える」にしても、「消費する」リスナー側が「真に求めているもの」を感じ取ってSUPPLYできない限り、日本の音楽産業界がバブル崩壊やリーマン・ショック以降に陥ったこの長期に渡る泥沼から這い上がることは、正直難しいと思います。この悪循環を断ち切るためには、民間事業である以上、利益が出るか出ないかは大切ですが、良質で豊かな「文化」カルチャーを次世代に遺すための処置が急務であるにも関わらず、現代の音楽産業界にはその努力が明らかに欠如しています。質の高い音楽を本気でやれるアーティストのために、レコード会社は存在して欲しいと、切に願うばかりです。

普段は僕はSNSを全く利用しておりませんが、先ほど市川さんの「fb」訪問してみましたら、現在わけあってなんと「自宅療養中」とのことでびっくりしました。
こちらのFB内の動画で作品『Blue』への想いを語ってらっしゃいます。そうでしたか、やっぱり「冬の空」のイメージだったんですねぇ。僕が感じていた通りでした。秋~冬の空には、僕も人一倍そんな想いが強いクチです。サイト内の自分で撮影した冬空の写真の数々、楽しんでいただけると幸いです。お大事になさってください。


市川愛 /「Blue」配信リリースコメント
[TABOOLABEL Official YouTube Channel]
※2018/12/27 YouTube にて公開

 


市川愛 /「Blue」
(”spotify”なら、ログインすればフル試聴可能です)

 

「市川愛」さんも、前回の「Mellow Tunes ~ Vol.201」でご紹介した期待の次世代サックス・プレイヤーの「中園亜美」さんもそうですが、米国は名門「バークリー音楽大」を卒業されていて、お二人に限りませんが国内にはこんな実力派のアーティストがいるという事実を、もっとアピールしないといけません。そのためには、こんな個人のWebsiteでやれることは限られていますが、できる限りのサポートをさせていただきます。また皆さんのような実力のあるアーティストの方々が当サイトを時折訪問してくださることを、とても嬉しく思っています。応援してますので、これからも頑張ってください。

 

 

Tribute To The Legends on Christmas 2018

いつもご訪問ありがとうございます。
あまりに多忙な上に、体調を崩したりと、散々な平成最後の暮れを過ごしております。
日々ご訪問いただいているブログ・リーダーの皆さま、更新が思うように進まずに、申し訳ありません。こちらが本業ではございませんので、どうかご理解くださいませ。
明日から三連休の方、あるいは僕と同様に年間で最も多忙なクリスマス・年末年始を仕事で終えてしまう方も少なくないと思われますが、いずれにせよ、皆様どうかお身体ご自愛の程を。

 

 
さて本題に入りますが、表題の通り今回は、このクリスマスを迎えるタイミングで、ROCK/POPS界の世界的なレジェンドたちについて取り上げてみたいと思います。

折しもこの秋に、英国出身の伝説のロック・バンド『Queen』(クイーン)の伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(Bohemian Rhapsody)が世界同時公開され、ここ日本でも僕らのようなリアルタイムで青春期を彼らのサウンドと共に過ごした世代のみならず、その子や孫の世代をまで巻き込んだ、大変大きなセンセーションが巻き起こっているのは、ニュースやメディアを通して、音楽にあまり詳しくない方まで皆さんよくご存じのとおりですね。嬉しい現象じゃないですか。なぜって、僕くらいの年齢(あと数日で55ですが)になると、新しい音楽はもちろんのこと、昔よく聴いた懐メロに相当するような音楽でさえもう聴くことのない大人たちで、周囲は埋め尽くされているものです。言ってみれば僕が異常なのかもしれませんが。
すこし前に車中で聴いた「J-Wave」の夕方の番組内で、パーソナリティーのピストン西沢氏が言ってましたが、「これを機会に、またあの時代のような洋楽人気が復活してくれるきっかけとなってくれるといいな」と。まったく同感です。反論のしようもありません。

小学校の高学年頃からすでに洋楽のとりこになり、短波放送が聴けるラジオで海外の放送局の音楽番組を毎日毎晩聴き漁っていたちょっとヘンテコな子どもだった僕でしたが、ちょうど中一だった1976年にリリースされた『Somebody To Love』(邦題:愛にすべてを)は、『ボヘミアン・ラプソディ』はじめ偉大な作品が数多くあれど、『Queen』(クイーン)の作品の中では最も愛すべき楽曲です。そういえば、まだこの頃は「Soul/R&B」(黒人音楽)とまだ出逢っていなくて、欧米のヒット・チャート上のROCK/POPSをまるでシャワーでも浴びるかの如く、聴きまくっていた時代でした。このVIDEOを観るとあの初めて聴いた時の「多重録音」の衝撃と感動が、その度に襲ってくるから、名曲とは凄まじいものがあります。

 


Queen – Somebody To Love (Official Video)

 

Freddie Mercury(フレディ・マーキュリー)- 1991年11月24日(45歳没)
David Bowie(デヴィッド・ボウイ)- 2016年1月10日(69歳没)
George Michael(ジョージ・マイケル)- 2016年12月25日(53歳没)

上記3人共に英国を代表する、今は亡き ROCK/POPS ミュージシャンでありアーティストですが、間もなく訪れるクリスマスの12/25は、僕自身敬愛するジョージ・マイケル」の命日です。
同じLGBTでもある「ジョージ」「フレディ」のことを大変リスペクトしており、1992年4月に実施されたフレディの追悼コンサートでの「Queen」の名曲『Somebody To Love』の、フレディが憑依したかのような圧倒的なパフォーマンスは、ジョージの死と共に現代ロック史上の伝説となりました。
また、そのライヴ直前に行われたリハーサルのスタジオに居合わせた在りし日の「ボウイ」が、「ジョージ」の圧倒的なパフォーマンスに度肝を抜かれている様子がずっとカメラで捉えられており、こちらも伝説のVIDEOのひとつですね。ギター演奏中の「ブライアン」が感激のあまり「ジョージ」に歩み寄り彼の耳元で「Beautiful!」と叫んだというのも、かなり有名なエピソードとなっています。まずはリハーサルの様子から、そして会場のオーディエンスと一体化した圧巻の本番のパフォーマンスへ。そして「デヴィッド・ボウイ」「Queen」をバックに従えての持ち歌の『Heroes』を披露するその様子は、今となっては本当に貴重な映像です。どうぞ一連の動画をご覧ください。

 


Track-1: Queen & George Michael – “Somebody To Love”[Rehearsal]
Track-2: Queen & George Michael – “Somebody To Love”
Track-3: Queen, David Bowie, Ian Hunter, Mick Ronson – “Heroes”

(The Freddie Mercury Tribute Concert – 1992)

 

偉大なる音楽の先人たちに R.I.P.

そして音楽を愛する世界中の人々に「Merry Christmas」

世界のいたるところに平和が訪れますように

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.201【Ami Nakazono】

いつもご訪問ありがとうございます。
12月に入ってあっという間に1/3が過ぎ去ってしまいました。「暖冬」と予想されたこの冬の気候も、ここ数日に限って言えば「この冬でいちばんの冷え込み」のニュースが列島の各地から届いています。でも、12月生まれの僕にとっては、こんなキリッとした冬らしい空気感は、むしろ嫌いではありません。見るもの、そして聴くもの全てが、他の季節よりも明らかに五感に訴えてくるからかもしれません。

 

 

さて、「クリスマス・ソング特集」を早々と終えましたところで、そろそろ普段のペースに戻ろうかと思います。当サイトのレギュラー企画である『Mellow Tunes』シリーズも、11月下旬に「Vol.200」を数え、今回「Vol.201」を迎えるにあたり、女性JAZZサキソフォン・プレイヤーの「中園亜美」さんをご紹介しようかと思います。以前に、若い頃からよく聴いていた「Candy Dulfer」(キャンディ・ダルファー)を取り上げようとして結局まだ取り上げていなかったので、おそらく女性のサックス奏者としては、この方が初めてのご登場ということになります。
所属先 (VEGA Music Entertainment)による、彼女のプロフィールは下記の通り。

中園亜美 Pprofile:
1986年長崎生まれ鹿児島育ち。福岡第一高等学校音楽科卒業。
洗足学園音楽大学Jazz科からBerklee音楽大学へ編入。サックスをWalter Beasleyらに師事。
2009年卒業後、N.Y.を拠点にアメリカ、ヨーロッパでサポート・ミュージシャンとして活動。
2014年より東京に拠点を移し、ソロとしての活動を本格的にスタートさせる。
2015年10月サウンド・プロデューサーに「安部潤」を迎え、VEGA Music Entertainmentよりアルバム『Make It Happen!』を発売。タイのHitman Jazzからも同時リリースを行い、同年バンコクやチェンマイとジャズフェスへも参加する。
2016年8月には世界配信シングル「She’s Home」と「World Connection」をリリース。2017年4月米・ワシントンDCにある老舗ジャズクラブBlues Alleyでの単独ライブを成功させる。クラシックのバック・グラウンドと本場アメリカNYで磨いたセンスの二つを持ち合わせソプラノ・サックスをメインとした次世代を担うサックス・プレイヤーの一人として日本のみならず世界で活動中。

プロフィール中にもありますが、彼女が主として扱う「ソプラノ・サックス」の音色は、実に「Silky」であると同時に「Sensual」で美しい響きを感じます。そしてスピード感のある楽曲の時に「アルト」で聴かせる「Funky」な音色には、米国滞在中に師事していたという「Walter Beasley」の姿が目に浮かぶよう。また、女性プレイヤーによるアルトの演奏で、10代の頃から長らく敬愛する「David Sanborn」(デヴィッド・サンボーン)の「音色」を意識させてくれたのは、おそらく僕にとっては彼女が初めてで、とても嬉しい体験でした。

当サイトでも常にサポートさせていただいている、音楽プロデューサー「松尾潔」さんの中学時代の同級生でいらっしゃる、キーボード・プレイヤーであり音楽プロデューサーである「安部潤」さんをサウンド・プロデューサーに迎え、2016年8月に世界配信されたシングルの『World Connection』は、彼女の作品の中でも僕の最もフェイヴァリットな、それはもう「Super Mellow」な作品です。ぜひお聴きください。Live Ver.の安部さん(Key)のソロ・パートも、なんともクールでカッコイイ。ライヴならではの演奏の魅力です。

 


Track-1: Ami Nakazono – “World Connection”
Composed by Ami Nakazono,Jun Abe
Ami Nakazono(Soprano Saxophone),Jun Abe(keyb,bass,progaramming),
(Single Released: 2016.08.12)
Track-2: “World Connection” Live at Blues Alley Japan in 2017

 

そして、2015年にリリースされたデビュー・アルバム『Make It Happen!』に続き、こちらが今年2018年4月にリリースされた2作目の、『The Real』からのアルバムタイトル作品とトレイラーです。今年中に取り上げねばと思っていて、このタイミングとなってしまいましたが、「いい音楽に出逢うのに、早いも遅いもありません」。出逢ったこと自体が、人生を豊かにしてくれるものです。

 


Ami Nakazono | The Real -Short Ver.- (Official Music Video)
Ami Nakazono “The Real | Album Digest” (Official Video)
(Album Released: 2018.04.25)

 

中園さんですが、いちばん直近のお仕事では、先日リリースされた「松尾さん」プロデュースによる「JUJU」のジャズ・アルバム『DELICIOUS~JUJU’s JAZZ 3rd Dish〜』の「I Didn’t Know What Time It Was」の曲中で、ソプラノ・サックスでのソロパート任されています。
尚、彼女のアルバム2作品で共同プロデューサーを務める「安部潤」さんについては、また別の機会にご紹介するつもりです。そうそう、「菊池成孔」さんのプロデュースで新境地を開拓した「市川愛」さんもですが、この方も含めまだまだ紹介できていないアーティストが沢山いらっしゃって、少々反省気味の2018年の暮れです。

それではまた、次回にお会いしましょう。