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AC Tunes ~ Vol.36【Eric Benét (featuring Tamia)】

さて昨日の Mellow Tunes Vol.93 で取り上げた Tamia(タミア)ですが、記事中でちょっと触れたように、1999年にリリースされた Eric Benét(エリック・ベネイ)の傑作アルバム “A Day In The Life” の中で、素晴らしいデュエットを披露しています。

『Spend My Life With You』は、実に Adult Contemporary な作品ですね。歌唱力に定評のある二人が共演すると、楽曲の持つ良さが2倍というよりは「二乗」といった感じに増幅されるような印象を受けます。

 


Eric Benét (featuring Tamia) / “Spend My Life With You”
(album: pend My Life With You – 1999)

 

 

AC Tunes ~ Vol.71【Jeff Lorber / The Jeff Lorber Fusion】

いつもご訪問ありがとうございます。
関東地方では、昨年末からかれこれ20日間近く雨が降っていません。空気が乾燥する季節とはいえ、これほどまでにお湿りがないのも困りものです。そのせいか、インフルエンザはじめウィルス性の疾患が流行のピークに差し掛かっているようですので、皆様どうかご自愛ください。

 

 

 

さて、2019年はこれまで更新がかなりマイペースだった、『大人が聴いてリラックスできる音楽』を標榜する『AC Tunes』のシリーズも、徐々に充実させていきたいところです。『FUSION』(Smooth Jazz)分野で活躍するアーティストたちに関しては、ヴォーカル抜きのインストルメンタルな楽曲が大半を占めることもあり、日本人アーティストがガチンコで世界の大物アーティストと真っ向勝負ができる、唯一のカテゴリーといってもいいかもしれません。アーティストの国内外を問わず、知りうる限りのいろんな方々を、もっともっとこのシリーズで取り上げてゆければと考えています。

この記事をUPする際、FUSION界の大御所である「彼」の名前を当サイト内で検索したら、なんと一度も取り上げておらず、正直自分でもびっくりでした。これはいけませんね。高校生の頃から40年近くも絶え間なく聴き続けているにも関わらず、一度も紹介していないとは反省の極みです。なんだかそんなアーティストがあまりに多すぎて、もう自己嫌悪に陥りそうです。お詫びのしるしに、初登場の今回は、「彼」こと『ジェフ・ローバー』(Jeff Lorber)、そして活動が長年に渡る自身のユニット『ジェフ・ローバー・フュージョン』(The Jeff Lorber Fusion)の作品群をプレイリストにてご紹介します。

僕らの息子の世代くらいの若いブログ・リーダーの方も増えてきていますので、取りあえず簡単な紹介をしておきます。

[Profile]
「ジェフ・ローバー」(Jeff Lorber、1952年11月4日 – 66歳)はペンシルベニア州フィラデルフィア出身のスムーズ・ジャズ/フュージョンのキーボーディストでプロデューサー、コンポーザー。ファンキーなサウンドと、斬新なコード進行が特徴。本人も、クールなコードチェンジを常に意識した曲作りをしていると語っている。古くから「スムーズ・ジャズの雛形」とでもいうべき音楽を演奏している。「ケニー・G」(当時はケニー・ゴーレリック名義で)や「デイヴ・コーズ」「アート・ポーター」などの人気サックス奏者が彼のグループから輩出された。
[Biography]
1952年生まれ。4歳よりクラシック・ピアノを演奏し始め、9歳よりジャズを演奏し始める。「バークリー音楽大学」に入学、卒業後の1977年に自己バンド「ジェフ・ローバー・フュージョン」を結成し、同名のアルバムでデビュー。1979年にアリスタ・レコードと契約し、「Water Sign」をリリース。1981年にグループ活動を休止、翌年に「It’s a Fact」でソロ・デビューをする。1986年にはワーナー・ブラザース・レコードと契約、「Private Passion」をリリース。このアルバムはヒットするが、レーベル側と彼の意向の不一致により、暫くリーダー作を出さず、プロデューサーやコンポーザーとして活躍する。
2010年には初期の自身のバンド「ジェフ・ローバー・フュージョン」を、ベース奏者「ジミー・ハスリップ」(Jimmy Haslip)の新加入、サックス奏者「エリック・マリエンサル」(Eric Marienthal)の参加によりリユニオンし、「Now Is the Time」をリリースした。グラミーでは過去に7度のノミネートがあるが、2017年リリースのアルバム「Prototype」で第60回グラミー賞「Best Contemporary Instrumental Album」を初受賞。
(出典: Wikipedia)

ざっくりとですが、こんな多彩な音楽家の方ですね。また、80年代には後にビッグ・アーティストに成長した「キャリン・ホワイト」(Karyn White)「エリック・ベネイ」(Eric Benét)も、ジェフに見出されたヴォーカリストとして有名です。前出の3名の大物サックス奏者、「ケニー・G」「デイヴ・コーズ」そして「アート・ポーター(故人)」等も、彼の元から巣立ったことで知られるように、ジャズ界の帝王「マイルス・デイヴィス」に劣らぬほどの、まさに目利きの音楽家であり素晴らしい育成者であることに間違いありません。

 

Jeff Lorber / The Jeff Lorber Fusion – Hit Medley
 

ジェフ・ローバーの創り出す作品群には、「美しいソウル・ミュージック」として米国の「Black Music」史に燦然と輝く「フィリー・ソウル」(フィラデルフィア・ソウル)というカテゴリーが誕生した「フィラデルフィア」の出身だけに、一聴すればお分かりの通り、『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』(Daryl Hall & John Oates)らと同様に、『SOUL MUSIC』からの強い影響であるとか「愛情」を感じさせる作品が目立ちます。
いやぁ、改めてこの記事をUPするにあたり、過去の作品からほぼ全作のアルバムを聴きましたが、この人の才能は枯渇することが無いようです。2010年の「ジェフ・ローバー・フュージョン」リユニオンの際に加入した、かつてフュージョン・ミュージック全盛期に良きライヴァルでもあった元「イエロージャケッツ」(The Yellowjackets)の核となるベーシストの「ジミー・ハスリップ」(Jimmy Haslip)の参加により、これまでの以上にリズム隊に厚みが出て、相乗効果が計り知れないほどで、サウンド面でのオプションが増えてきているような印象を受けます。過去の作品よりも、明らかに「グルーヴ感」増幅されてきていますね。その一方で、重鎮「ジミー」の後釜に就いた新ベーシストの「フェリックス・パストリアス」(かの天才ベーシスト「ジャコ・パストリアス」の息子が加入した「イエロージャケッツ」は、方向性が定まらず未だにうまくいっていないとの噂が絶えないようです。
それにしても、「ジェフ」「ジミー」共に60代半ばを過ぎて尚、いまだに時代と共に「進化」し続けているところが凄いですね。まだまだ頑張ってもらいたい、そんなファースト・クラスの鍵盤奏者レジェンドの一人「ジェフ・ローバー」のご紹介でした。

さて、今回の特集はいかがでしたでしょうか。次回の『AC Tunes』では、日本の「ジェフ・ローバー」(Jeff Lorber)と表現したいくらいのアーティストをご紹介予定です。乞うご期待。

 

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.4【Chris Botti】

いつもご訪問ありがとうございます。
自然界をぐるっと見まわしてみると、「冬色」がどんどん「秋色」を押しのけてやってくるのがよくわかります。

 

 

 

さて、今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第四夜となりました。
今回は現代JAZZの世界で、カテゴリーを超越し多くの異分野のアーティストとコラボレーションを続けている、トランペッターの「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がゲスト・ヴォーカルにR&B界の実力派である「Eric Benét」(エリック・ベネイ)をフィーチャしたオリジナル作品のご紹介です。
「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がリリースした Holiday Album「December」に収録された『I Really Don’t Want Much For Christmas』は、2002年にリリースのアルバムの初版には収録されておらず、ジャケット写真違いの2006年に再リリースされた version に収録されている作品です。

ソング・ライティングは「Richard Rudolph」(リチャード・ルドルフ)という音楽家・プロデューサーで、日本国内の Jazz と Fusion がかつて「クロス・オーヴァー」などと呼ばれていた1970-80年代に、最先端のサウンドで聴く者を圧倒したあの「笠井紀美子」さんのご主人としても知られている方です。「笠井紀美子」さんといえば、当時としては米国の超一流スタジオ・ミュージシャンとともにレコーディングを普通に行っていたくらい、他の国内アーティストよりずっと先を独走していたような印象が強いアーティストでした。あっと言う間に引退してしまったのが、今でも残念です。そういえばまだ一度も彼女の記事を書いてなかったので、また別の機会に取り上げてみようかと考えています。

クリス・ボッティに関しては、過去記事でいろいろ取り上げていますので、よろしければご覧ください。

 

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Mellow Tunes ~ Vol.93 【Tamia】

Tamia(タミア)という名前を聞いてすぐに反応できた読者の方は、それなりに長いキャリアの Soul/R&B のファンの方だと思います。

 
Tamia - love life若干18歳の時に、あの大御所 Quincy Jones(クインシー・ジョーンズ)に見出され、1995年発表の彼の名作『Q’s Jook Joint』に参加してからもう20年以上の月日が経過しました。Rod Temperton(ロッド・テンパートン)が Mica Paris(ミーシャ・パリス)のために書き下ろした“You Put a Move on My Heart”を聴いた当時のブラック・ミュージック好きの人々は、みんな彼女の歌唱力に驚いたものでした。その後、Eric Benet(エリック・ベネイ)とのデュエット作品”Spend My Life With You”のヒットなどもありましたが、それ以降は個人的な病気の問題などからしばらくの間インディーズで地味に活動を続けていたようです。

そんな彼女が昨年「Def Jam」レーベルとのメジャー契約により表舞台に戻って来て、先月6月にリリースされた New Album の『Love Life』がかなり好調なようです。
もともと若い時から歌唱力のあるアーティストほど、その後様々な人生経験を積んだ後に発表された作品を聴くと、明らかに説得力や表現力が増大していることに気付くことが多々ありますが、まさに彼女にもそんなことが当てはまるような気がしています。

ではその新作『Love Life』から、mellow な slow Jam でモノ・トーン仕様の Lyric Video が素晴らしい『Stuck With Me』をご紹介。

 


Tamia / “Stuck With Me” (Lyric Video)
(album: Love Life – 2015)