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AC Tunes ~ Vol.19 【Norman Brown】

遥か北の大地からも、「真夏日」どころか『猛暑日』のニュースが飛び込んでくるなんて、まだ6月に入ったばかりの「日本列島」の四季はいったいどこへ向かっているのでしょうか。

そうは言っても、自然界の「緑」はこれから到来する「雨の季節」に向けて、その葉色の「緑」を日に日に色濃くしていっているようです。どこか狂いはじめているような印象の「日本の季節」の中でも、それがせめてもの救いのような気がしています。もしかしたら今週末には、関東地方でも「梅雨入り宣言」があるかもしれませんね。

 

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「梅雨」の間は新緑がさらに色濃く鮮やかになるので、個人的にはそれほど嫌いな季節ではないのですが、でもジメッとした湿度と気温の高さには参ってしまいます。

で、久々に更新の「AC Tunes」では、米国は西海岸あたりのカラっとした爽やかな風を感じるような大人向けの楽曲をお届けしたいと思います。当ブログ内でも何度も取り上げている、George Benson(ジョージ・ベンソン)に負けず劣らずメロウなギター弾きの Norman Brown(ノーマン・ブラウン)が、2002年にリリースしたアルバム「Just Chillin’」から、ゲスト・ヴォーカルにあの Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)を迎えた Mellow な作品 “I Still Believe” をご紹介します。マイケルの時空を超えたすこし抑え気味の大人のヴォーカルと、それにさらりと絡むノーマンのジェントルでメロウなギター・プレイに、自分の周辺の空気が一瞬にして変わったかのような錯覚に陥りそうなくらいです。

 


Norman Brown feat. Michael Mcdonald / “I Still Believe”
(album: Just Chllin’ – 2002)

 

Norman Brown(ノーマン・ブラウン)Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)も、当ブログ内で他にも素晴らしい作品をご紹介しています。PCモードでご覧の方は、上部かサイドバーにある「検索窓」にアーティスト名を入れて検索してみてください。

 

Mellow Tunes ~ Vol.163【Lindsey Webster】

いつもご訪問ありがとうございます。
暖かい陽気が続いていることもあって、僕の居住する地域でも、今「桜」の花が満開を迎えています。
一年の内のほとんどを「幹」と「枝」ばかりを眺めるしかない「桜」の木々ですが、長くもったところでせいぜい二週間程度しか拝むことのできない可憐な花々は、この国で生活する人々にとって、特に年齢を重ねれば重ねるほど、その存在に対する「愛おしさ」が増してくるものだから不思議です。ふんわりと丸みを帯びたその愛らしさといったら、言葉で表現するのがとても難しいくらいです。

 

 

 

 
これまで何度も取り上げねばと思っていたものの、なかなかチャンスがなく、今回ようやくご紹介する「Lindsey Webster」(リンジー・ウェブスター)ですが、米国は N.Y. をベースに活躍中の「コンテンポラリー・ジャズ」のみならず「R&B」界にまで新風を巻き起こしている、世界中から注目を集めているアーティストです。

最近活動再開が大きなニュースとなった、80年代後半から90年代に世界中の人々を魅了した「Quiet Storm」というカテゴリーの代表的なアーティストといえる、あの「SADE」(シャーデー)と、世界中の音楽評論家の方々から比較されるケースが、なんだか目立つようです。僕自身としては、彼女(リンジー)のデビューアルバムから、今月リリースされたばかりの4枚目オリジナルアルバム「Love Inside」まで聴いてきた上で言わせてもらえば、あまり比較の対象とはならないような気がしています。「SADE」の持つ「無国籍」で「普遍的」な世界観については、やはり「唯一無二」のものだと思うので。そしてリンジーには彼女なりの、個性溢れるヴォーカル・スタイルが備わっており、まだまだ若いですから、これからがますます楽しみなアーティストであることは、間違いありません。

Smooth Jazz界では大物アーティストで知られるトランペッターの Rick Braun(リック・ブラウン)やギタリストの Norman Brown(ノーマン・ブラウン)も参加した、今回取り上げる最新アルバム「Love Inside」からの一曲は、こちらの『Don’t Give Up On Me』という作品です。リンジーの作品群は基本的には「JAZZY」で変調が豊かな作品が多いとはいえ、「Smooth Jazz」「Neo Soul」そして「AOR」的なアプローチのサウンドまでこなすキャパシティの広さには、正直とても驚かされます。キャッチーでメロディックな『Don’t Give Up On Me』は、彼女のこれからの大きな可能性を感じさせてくれる、そんな楽曲となっています。

 

 

ご興味を持たれた方は、こちらの Official へどうぞ。

 

 

 

AC Tunes ~ Vol.26【Rick Braun】

9月に入ってからというもの、一雨ごとにどんどん季節が秋に向かっていくようで、なんとも嬉しいことです。昔から、これからは何をやっても「いい季節」と言われますが、僕自身としては最近「秋空」とかばかりだったので、そろそろ違う対象の写真なども撮りはじめたいものです。そういえば、「MOMIJI通信」もそろそろUPしないといけません。

Rick Braunさて今回の「AC Tunes」ですが、前回に続き Smooth Jazz系のアーティストのご紹介です。
Rick Braun(リック・ブラウン)は米国はペンシルヴェニア出身の、トランペット/フリューゲルホーン奏者でありながら、多くの音楽作品のコンポーザー/プロデューサーとしてもその活躍が知られています。来年は還暦らしいので、リリースしているアルバムも本人名義のものと『BWB』というユニット(Kirk Whalum/Sax, Norman Brown/Guiter)での作品なども含めると、もう20作品ほどを発表しているベテラン・アーティストの一人です。
プレイスタイルはやはりR&Bの影響を強く受けた傾向の、なかなかCoolでアーバンな印象の作品が多く見受けられます。ライブでは右手だけでラッパを吹くパフォーマンスがよく見られる、結構技巧派なミュージシャンでもあります。

2001年にリリースされた本人名義としては8作目にあたる“Kisses in the Rain”は、全体的にとてもよくまとまった印象を受けるアルバムで、中でも現代のFusion/Smooth Jazzの基礎を築いたと賞賛される今は亡き偉大なSAX奏者の Grover Washington, Jr.(グローヴァー・ワシントン・ジュニア)へのオマージュともいえる、『Grover’s Groove』(Johnny Brittのcover)の出来は素晴らしいものがあります。

 


Rick Braun / “Grover’s Groove” (album: Kisses in the Rain – 2001)

 

もう他界してから15年が経つ Grover Washington, Jr.(グローヴァー・ワシントン・ジュニア)のことを知らない世代の人たちも多いと思うので、伝説的なVocalist の Bill Withers(ビル・ウィザース)を起用しグローヴァー自身の最大のヒットとなった作品『Just the two of us』(邦題:『クリスタルの恋人たち』)もUPしておきましょうか。国内アーティストでは実力派の久保田利伸氏がカヴァーしていたりしますので、聴いたことある方も多いことでしょう。

 


Grover Washington Jr. / “Just the two of us”  (album: Winelight – 1982)

 

これからの本格的な秋の深まりに寄り添うように、すこしずつですが年代にとらわれることなく、mellow な音楽作品をご紹介していければと考えています。
では次回に乞うご期待。

 

Mellow Tunes ~ Vol.69【mellowなギター弾き-その3】

いやあ今日は寒い一日となりましたね。
お正月休みから一転して、忙しい年明けとなっていらっしゃる方も多いことでしょう。

12月にクリスマス・ソングばかりUPしてたので、よくよく気付いたらレギュラー・シリーズの “Mellow Tunes” の記事を一ヶ月以上もUPしてなかったことに気づきました。
アクセス解析をすると、「メロウなギター」とかの検索で当ブログに辿り着く方が実はかなり多く見られます。ということで、そんなリクエストにお応えする意味で、今回は Mellowなギター弾きの紹介です。

 

Ronny Smith

[image from his official website]

Ronny Smith(ロニー・スミス)は、彼のオフィシャル・サイトによれば、米国はボルティモアの出身で、U.S. Army Bandでの活動歴も長いようで、詳しいバイオがなくてよく分からないのですが、その米国陸軍のバンド活動と並行して プロのSmooth Jazz ギタリストとしての活動もしているような感じです。小さい頃からジョージ・ベンソンウェス・モンゴメリージョー・パスなどを好んで聴いて育ち、彼らのサウンドから大きな影響を受けているそうで、それはもう一聴すればすぐ分かるほどのプレイ・スタイルと音作りです。過去記事で何度か取り上げた Norman Brown(ノーマン・ブラウン)もそうですが、彼も特にジョージ・ベンソンの影響が強いいわゆる「ジョージ・ベンソン・フォロアー」の一人なのは言うまでもありません。

Ronny Smithは2002年からこれまで5枚のアルバムをリリースしてるようですが、昨今の音楽界の諸事情で、日本国内でのCDリリースはないようです。昨年リリースされた新作の『Can’t Stop Now』のキャッチ・コピーに “If either George Benson or Earl Klugh is your cup of tea, then Ronny is your man.” と記されているように、その路線が好きな方にはまさにビンゴ!のアーティストですよ。
どうぞ期待して聴いてみてください。

 


Ronny Smith / “Brown Town” (album: Can’t Stop Now – 2013)

 

Mellow Tunes ~ Vol.20【秋の Love Song 編 ③】

なんだか夏と変わらぬ日中の暑さと通り雨で、天候の不安定だった三連休も、今日でおしまいですね。皆さん、どんなお休みを過ごされたんでしょう? 遠くへお出掛けされた方も多かったのではないでしょうか。僕と同じで、連休中もお仕事の方々は、お疲れ様でした。

夜は虫も鳴いていたり、秋らしい涼しさになってますので、やっぱりメロウなギターが聴きたくなってしまうものです。

で、今夜もこの人のギターの音色を流しながら、車の窓開けて家までしばしドライブとなりそうです。

「That’s The Way Love Goes」は、オリジナルはこれまた、あの Janet Jackson の1993年リリースのアルバム「Janet」に収録されてますが、この永遠に続いて欲しいと感じるリズムとグルーブ感を、Norman Brown は原曲以上に上手くアレンジ・演奏していると思います。

 


Norman Brown / That’s The Way Love Goes (album: Very Best of Norman Brown – 2006)

 

※ 09/19(水)は cafe Mellows の定休日となります

 

 

優しい音色 Vol.22【秋の夜風編】

日中はまだまだ厳しい残暑が続いていますが、日も暮れて夜風が吹き出す頃になれば、もうすぐそこに初秋の気配が。

夏が好きな皆さんには申し訳ないですが、自分が大の夏嫌いということもあり、これほど暑さに苦しめられた季節のことはもう忘れたいので、今日はまるで秋風のような優しい音色のギター弾きの一曲をご紹介します。

Norman Brown (ノーマン・ブラウン) は以前にも一度紹介していますが、彼はジョージ・ベンソンのフォロアーとして最も世界的にも有名な、メロウなギター弾きです。残念ですが、米国内ではビッグ・ネームですが、日本ではほとんど無名に近い存在といえます。
今日紹介するのは、こちら “Let’s Wait Awhile” 。オリジナルはあの Janet Jackson (ジャネット・ジャクソン)の3rdアルバム「Control」(1986)に収録されてますが、リリース以降楽曲の良さからカテゴリーを問わず、たいへん多くのアーティストによってカヴァーされている曲ですね。ノーマンは原曲以上に mellow に仕上げているのが、これからの季節にぴったりなイメージです。オリジナルのソングライティングとプロデュースは、当時泣く子も黙る勢いの「Jam and Lewis」でした。



Norman Brown / Let’s Wait Awhile (album: “Just chillin'” – 2002)

 

ジャネットのオリジナルが1986年発表と結構古いので、初めて耳にするお若い読者の方もいるかもしれないので、一応原曲のリンクも貼っておきます。