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Mellow Tunes ~ Vol.158【Prince】

今日は、春がまた少しだけ遠のいたような感じがする、「雪」が舞う一日だった。たぶんそろそろ、「冬」と「春」が同居しながら、お互いを行ったり来たりする季節の始まりだ。

 

 

最近は雪が降ると、無性にこの曲が聴きたくなるから不思議だ。

そして4月がくれば、紫の殿下『Prince』があちらへ旅立ってから、もう2年になる。

 

Sometimes it snows in April
Sometimes I feel so bad, so bad
Sometimes I wish life was never ending
And all good things, they say, never last

四月に雪が降ることもある
ひどく落ち込むこともある
人生がずっと続けばいいと思うこともある
楽しい時はいつか終わると人は言う

 

Prince がそんな風に歌う、シンプルなバラッドが心に響く。

 


Prince – “Sometimes It Snows in April”
MTV Unplugged The Art of Musicology

 

 


Prince & The New Power Generation – “Damn U”
(Official Music Video)

 

この才能豊かなアーティストが我々に遺してくれた、とびきりMellowで美しくも儚いバラッドの数々に、改めてその偉大さを認識せずにはいられない。

 

R.I.P. Prince…

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.130【Prince】

不安定なお天気の続く今年のお盆休みですが、とにもかくにも涼しいのはいいことです。
想定外の涼しさが続くので、夏季としては異例の更新状況となっています。

 

 

前回の記事からの流れで、昨年他界した「紫の殿下」こと Prince(プリンス)をご紹介する、真夏の第二夜です。
前回取り上げた『Somewhere Here on Earth』もそうでしたが、彼の持つまるで万華鏡のような変幻自在の感性と才能には、改めて度肝を抜かれることが多々あります。デビュー当時からのファンの方々にしてみれば、別段不思議なことではないのでしょうが、自分のように故人となってからプリンスの多種多様な遺作に触れる人間にとっては、まさに「天才」と呼ばれることに誰も異論を挟まないレヴェルのアーティストであったと、認めざるを得ないでしょう。

一般的に知られた作品をこのサイトで紹介してもつまらないので、今回取り上げるのはこちら。プリンスが1990年頃に立ち上げた自身のレーヴェル「The New Power Generation (NPG)」から2002年にリリースされた前編ピアノの弾き語りのアルバム『One Nite Alone…』の幕開けを飾る、アルバムタイトルにもなっている1stトラックの『One Nite Alone…』が素晴らしい。美しくも儚げなピアノのイントロから始まり、徐々にファルセットのヴォーカルが入ってくる構成のバッラドです。
レコーディングでは恐らく意図したものと思われますが、(過去記事でも何度かご紹介済みですが)あの偉大なジャズピアニストの Keith Jarrett(キース・ジャレット)がかつて世界を驚愕させた、20世紀の伝説のライブとして名高い【The Köln Concert】「Part I」の演奏を彷彿させるような、ピアノのペダルを踏み込む音までも捉えており、いってみればプリンスによるキース・ジャレットへのオマージュなのではと思わざるを得ません。どうぞリンクをクリックして聴き比べてみてください。
それはそうとして、あらゆるカテゴリーの音楽をスポンジのように吸収し自分自身の色へと変えていく、「プリンス」という音楽家の果てしなき才能には、圧倒されっぱなしです。

 


Prince – One Nite Alone…
(album: One Nite Alone… – 2002)

 

ジョニ・ミッチェルの名曲『A Case Of U』のカヴァーをピアノの弾き語りで演奏しているのも特筆もので、とにかく美しい出来のアルバムとなっております。
尚、本アルバムは現在世界的に入手が困難となっており、オークション等でしか手に入らないようです。一方「Live」ヴァージョンのBOXセットでしたら入手可能なようです。

本当に世界は惜しい才能を失いました。残念です。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.129【Prince】

「残暑お見舞い申し上げます」

立秋が過ぎ、お盆を迎え、残暑の季節となりました。
皆様におかれましては、旅行や帰省等、それなりに忙しく過ごされていることと思います。また、僕と同様、この時期休みなしでお仕事の方々におかれましては、本当に「お疲れ様」です。
先般の日本列島を縦断した「台風5号」が去ってから、翌日は「フェーン現象」による酷暑がありましたが、その後なんだかお盆以降にじわじわやってくる「涼しい空気」が例年よりも少し早めに流れ込んできたような、そんな気がするのは僕だけでしょうか。アウトドア・レジャー等を予定されている方にとっては困った状況かもしれませんが、夏がとにかく苦手な自分にとっては、この涼しい空気は本当にありがたい状況です。
 

 

さて、「パープル」がトレード・マークだった「殿下」こと『Prince』(プリンス)が逝去してから、既に一年以上の月日が経過しました。一人の「天才音楽家」であり時代のアイコンであったプリンスを失った現実は、音楽界にとっては途方もない損失であり、世界中のミュージシャンやファンからのありとあらゆるトリビュートが後を絶ちません。無理もないことです。
才能の塊で多作家だったプリンスが、活動後期にあたる2007年にリリースした『Planet Earth』に収録された『Somewhere Here on Earth』は、彼の才能の片鱗を垣間見るようなそれは Jazzy で美しく、そしてメロディックでメロウな作品として後世に遺されました。
このアルバムには、過去記事で紹介した『Future Baby Mama』も収録された、素晴らしい内容のアルバムとなっております。

 

Prince – Somewhere Here on Earth
(album: Planet Earth – 2007)
 

とびきり美しい仕上がりで撮影されたこちらのPVのロケ地が気になり、調査しましたところ、東欧のどこかだろうなとは想像してましたが、やはり「チェコ・プラハ」に実在するこちらの場所だそうです。とても幻想的で、かつてのプリンスとは違ったイメージの大人向けの作品ですね。

なんだかちょっと秋めいた風さえ吹いているこの数日間ですが、こんな作品を聴いたりするにはよいタイミングかもしれません。

 

 
 

Mellow Tunes ~ Vol.101 【Prince, R.I.P.】

『プリンスが逝ってしまった!』
パーソナリティの「ジョン・カビラ」がものすごいテンションで叫びにも似た声色で、リスナーに必死に伝えていた。
4/22金曜の朝、職場へ向かう車中でよく聴く早朝のFM放送の中で、パーソナリティのジョン・カビラ氏が開口一番に伝えたのが、なんと「プリンス急逝」のニュースだった。カビラ氏曰く、すでに故人となっているマイケル・ジャクソンもプリンスも本人と同じ1959年生まれとのことで、もはや他人事ではないと大変狼狽している様子がラジオ越しの声のトーンからも伺えた。

「いくらなんでもプリンス、57歳では早すぎるだろうよ・・」思わず呟いてしまった。
なんだか訃報の度に記事をUPしているようで、何ゆえ「2016年」という年は、こうも偉大な多くの音楽界のレジェンドたちを夜空の星にしてしまうのか、不思議でしかも残念でならない。

 

prince-650プリンス (Prince)については、あまりにメジャーなのであれこれ説明は割愛するけれど、あのアメリカ合衆国大統領のオバマ氏が声明をオフィシャルで出したように、正に「天才」という表現がこれほどまでにしっくりくるアーティストもそうはいない。POP/ROCK/R&B/FUNK/SOUL/JAZZ/BLUES等々、黒人ミュージシャンとはいえ、どのカテゴリー(枠)にも収まりきれない、プリンス独特の世界観による作品(アルバム)を生涯発表し続けた、真に稀有な才能に恵まれた音楽家であった。似た内容のアルバムは一つとしてなかった。

 

Prince-Memorial-Paisley-Park-april-23-2016-billboard-1000

 

世界中の彼のファンと同様に、彼の急逝から連日のように、僕も車中やiPodやYouTubeでずっと彼の作品を振り返っているけれど、世界はこれほどまでに才能のあるアーティストをあっけなく失ってしまったという、大きな喪失感が日に日に大きくなってきているようだ。
ベスト盤『パープル・レイン』Billboard の最新全米チャートで1位と2位になったというが、同世代はもちろんのこと、洋楽にあまり馴染みがない僕らの子どもたちのようなプリンスを知らない世代が初めて彼のサウンドや生き方に触れて、興味を持った人々のアクションも当然あっての現象だと思う。

さて今回「Mellow Tunes ~ Vol.101」として取り上げることになってしまった故人、プリンス「殿下」(僕らの世代はそう呼んでいた)の楽曲は、Warner Bros. Records から1981年にリリースされた彼の4作目のアルバム「Controversy」に収められた、35年も前に世に出た珠玉のバラッド『Do Me, Baby』だ。この楽曲はプリンスのオリジナル発表から4年後にカヴァーされた、メリッサ・モーガン(Meli’sa Morgan)によるヴァージョンで世界中から一気に注目を集めることになった。[参照:Mellow Tunes ~ Vol.60]
チャカ・カーンがカヴァーした「I Feel For You」等、ヒット後にソング・ライティングやオリジナルがプリンスによるものだったという逸話が多いのも、なんとも彼らしい。

POPな曲もFUNKな曲もそれはそれはたくさん素晴らしい楽曲を遺してくれたわけだけれど、このブログではやはり Super Mellow なバラッドである『Do Me, Baby』、そして後のグラミー受賞に相応しい壮大なバラッド『Purple Rain』で、自分なりに殿下を追悼したいと思う。ソングライターであるプリンスの想い入れが異常なまでに強いだろうと想像に難くない、どちらも7分超えの大作バラッドであり、聴き手も最後まで聴いてあげるのが彼への最大のリスペクトであろうと信じて止まない。

Rest In Peace, Prince…

 


Prince / “Do Me, Baby” – Capitol Theatre (01/30/82) [OFFICIAL]

 


Prince / “Purple Rain” (2007 Live)

[Original]

 

どんな楽器もこなす人だったけど、なんといってもギターのテクニックに関しては、追悼の声明を出したエリック・クラプトンもべた褒めだった。MTV Unplugged でのパフォーマンスはそれをよく物語っている。
 


Prince MTV Unplugged – The Art of Musicology
 

Paisley_Park_balloons_
 

Mellow Tunes ~ Vol.153【Bruno Mars】

寒い日がこれだけ続く冬も珍しいというか、生まれて半世紀以上が経過しますが、正直なところあまり記憶がありません。もちろん南北に細長い日本列島ですから、寒冷地に居住する方々の生活と比較すれば、関東地方の冬は大したものではないのかもしれませんが。インフルエンザ等も猛威を振るっているようですので、皆様どうかご自愛ください。
先週降った雪も、あまり日当たりのよくない場所では、まだまだ存在感がありますね。

 

 
さて、先日の記事「AC Tunes Vol.63」Christopher Cross(クリストファー・クロス)の新譜をご紹介した際にも少し触れましたが、昨日(現地時間1/28)『第60回』と節目の年となる【グラミー賞授賞式】が、今回から会場をこれまでの西海岸のLAから、この時期は極寒の東海岸はNYの「マディソン・スクエア・ガーデン」に移し、予定通り開催され無事に式典を終えました。
今回のグラミーは、世界中で売れに売れたアルバム『24K Magic』を引っさげ、もはや主要部門含めなんと「7部門」(最優秀レコード賞/最優秀楽曲賞/最優秀アルバム賞/最優秀R&Bパフォーマンス賞/最優秀R&Bソング賞/最優秀R&Bアルバム賞/最優秀アルバム技術賞)にノミネートされている、『BRUNO MARS』(ブルーノ・マーズ)による受賞が、いったい何部門を制覇するかといったところに、否が応でもフォーカスが当てらていました。インターネットの普及により、リアル・タイムで「GRAMMY公式サイト」で受賞の状況を窺っていた音楽ファンも、当然ながら世界中に沢山いらしたことでしょう。

 

 

そして気になる結果ですが、ふたを開けてみれば「やはり」としか言葉が出てこないほどの、「ブルーノ」の文字通りの【独壇場】となりました。アーティストであるブルーノ本人が受賞したのが「6部門」、そしてエンジニア・技術者らに贈られる「Best Engineered Album, Non-Classical (最優秀アルバム技術賞)」も含め、計「7部門制覇」という偉業をやってのけました。予想はしていたものの、結果として、ノミネートされた全部門で受賞という快挙は、そうそう簡単にできることではありません。

プエルトリコ系の父とフィリピン系の母との間に生まれ、僅か6歳頃から故郷のハワイで観光客を相手に、大好きなアーティストのモノマネを中心にステージで数え切れない経験を積んできたことや、本格的な活動を視野にアメリカ本土に渡り、やがてあの名門レーヴェルの「MOTOWN」と契約に至るも、さっぱり売れずに契約解除となったなど、幾つかの苦い経験と過去があってこそのサクセス・ストーリー。そして、アルバム製作にも尽力してくれた彼にとっての「HERO」である「Babyface」はじめ、多大な影響を受けた「Jam & Louis」「Teddy Riley」ら偉大な先駆者たちの名前を挙げて、「そんな彼らに感謝したい」と「Best Album of The Year」の受賞スピーチを終えたブルーノの言葉を聞いて、彼やバンドの面々の現在の人気がどうこうというよりも、彼の持つ才能はもちろんであるけれども、「人間性」であるとか、ダンスを見れば一目瞭然「見えないところでの努力」だとか、そんな『苦労人の姿』も華やかさの陰に見え隠れしているような気がしてなりません。そして何より賞賛されるべきは、難解なことをリスナーやオーディエンスに投げかけることなく、「音楽」という日本語がそうであるように、「音」を「楽しむ」といった、ポピュラー・ミュージックにとってある意味「当たり前」で「普遍的」なことを、気心の知れたバンド・メンバー「The Hooligans」(ザ・フーリガンズ)たちとのオーディエンスをあっと言わせるダンス・パフォーマンスをはじめ、パワフルで圧倒的なステージ・アクトを実現できたことに他ならないと思います。ライブのチケットが入手できないのも、よく理解できますね。

時折ブルーノのことを揶揄したりする人たちも散見されますが、1980-90年代に流行したサウンドを意図的に再現した音作りだって、その時代のファッション等のカルチャーを復活させたのだって、「偽者」や「偽物」だったら僕らの世代も含め、世界中がここまでは支持しません。そこには彼なりの高度で独自の「咀嚼」と緻密な「計算」が存在し、それらの音楽たちは感覚的かつロジカルに組み立てられ、世に送り出された「産物」と言えるのではないでしょうか。
かつて来日した際のTV番組内のインタビューの中で、日本が誇る偉大な音楽家「山下達郎」氏の国宝級のアカペラ3部作である『On The Street Corner 1-3』をインタビュアー役の女子アナからプレゼントされ、1・2作目は持ってるけど、3作目が手に入らず探していたんだと、すごく喜んでいたのを見た際、このフレキシブルな感性とあらゆる音楽への愛情や敬意を持つ姿勢が、ブルーノをここまで押し上げてきたんだなと、妙に納得してしまったことがありました。

 

 

なによりとにかく、『24K Magic』「最優秀アルバム賞」を受賞したことは、この音楽配信が中心の時代に、とてつもなく大きな『楔』を打ち込んだといっても過言ではないでしょう。過去記事で何度も取り上げたけれど、故人となった「PRINCE」が、2015年グラミーの「Album of The Year」のプレゼンターで壇上に立った際に、「みんなアルバムって覚えてるかい?アルバムってまだまだ大事なんだよ。」と、居合わせた観衆やTVカメラの向こう側の世界中のリスナーに語りかけたことで、大変話題になりました。(詳しくこちらへ) なので、今回のブルーノの本作品の受賞については、音楽家や関係者たちがずっと危惧していたことへの、音楽界とリスナーからの一つの回答だと、僕個人としては信じたいなって思います。もしも彼の永年のアイドル的存在だった「マイケル」「プリンス」が存命であったなら、それはきっと最大級の賛辞を惜しまなかったことでしょう。

昨今国内のSONYでもアナログ盤のプレスとリリースが再開されたように、本来は収録曲数に限界のあるアナログ盤の「アルバム」には、せいぜい8~9曲で収録時間45分程の限られたスペースに、アーティストそれぞれの想いやストーリーがきゅっと凝縮されているもの。収録作品に対して厳選に厳選を重ね完成した『24K Magic』も、そのセオリーを踏襲し「アルバム」の価値を極限にまで高めてくれたブルーノの本作品の「Album of The Year」受賞は、当然の結果にきまってる。と思われた方、ぜったいに大勢いらっしゃるはずですよね。

『24K Magic』Bruno Marsもまだよく知らないという方のために、Playlist をUPしました。良質なものに「遅すぎる」ということはありません。ぜひともご覧ください。

 


“Bruno Mars” Speech at The 60th Grammy Awards
& some PV

 

Bruno Mars に関する過去記事は、こちらへどうぞ。

また、今年も現地に行かれていらっしゃる音楽プロデューサーの「松尾潔」さんから、きっと来週または再来週の自身のFMラジオ番組内で、詳しいお話を聞くことができるのではと、楽しみに期待しております。

 

Mellow Tunes ~ Vol.148 【Best Mellow Tunes – 2017】

クリスマスも過ぎ、依然として冬らしい寒気団が列島を覆っています。
「冬至」を過ぎてからというもの、やはり不思議なもので、日没が少しずつゆっくりとなってきているような気がします。日没と日の出の直前は、空気が澄んでいるので、空の様子が相変らず美しいですね。

 

 

さてさてドタバタと例年の「暮れ」独特のリズムに忙殺されているうちに、あっという間に2017年も暮れてゆこうとしています。皆様、今年も相も変わらず、当ブログへの定期的なご訪問、ありがとうございました。

かつての実店舗「Mellows」のOPEN準備期間(2010年末)より継続している元マスターによる当Blogですが、これまでの投稿数が計700を超えており、おそらくほとんどの記事にその都度なんらかの「音楽作品」の紹介をしているので、もうずいぶんと沢山の楽曲を取り上げてきたことになります。
ここ数年は年末に、その年にご紹介した作品やアーティストの中から、【Best Mellow Tunes】として、作品のリリース時期に一切関係なく、その時点でよいと感じた「アーティスト」であり「作品」を、時代やカテゴリーに拘ることなく選択しています。新しいものだけがよいと言うのは大間違いで、残念なことに出逢う機会がないままに、自分の中で過去に流されていった作品の中に、キラッと光るダイヤのような作品と、長い時間を経てめぐり逢うことは、決して少なくありません。大抵の音楽好きの方であれば、容易にご理解いただけると思いますが、あくまで「私的なBEST」ですので、誤解なきようご了承ください。

敢えて順位はつけませんが、今年2017年に初めて出逢ったり、過去の作品群を掘り起こし作業中に再会したりした中で、『Mellow Tunes 』『AC Tunes』シリーズの記事としてUPした中からの、「アーティスト」や「楽曲」のご紹介となります。今回は、「Playlist」にしてみましたので、続けてご視聴いただけます。

 


【Best Mellow Tunes – 2017】
(From “cafe Mellows” ~ Master’s Blog【ANNEX】)

 

また各々の楽曲やアーティスト関連の記事は下記の通りです。気になったアーティストがいましたら、ぜひご参照ください。

 
AC Tunes ~ Vol.43 【Rumer】

Mellow Tunes ~ Vol.122【Incognito】

Mellow Tunes ~ Vol.111 【Bruno Mars】

Mellow Tunes ~ Vol.129【Prince】

Mellow Tunes ~ Vol.141【Sevyn Streeter】

Mellow Tunes ~ Vol.142【Avant ft. Keke Wyatt】

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.2【Sounds of Blackness】

去り行く晩秋に変わって、いつの間にやら通学通勤時には手袋やマフラーが欠かせない季節になってきました。庭のモミジの葉もすべて地面に落ちてしまい、なんだか寂しい感じです。あっと言う間のクリスマス・ホリデイ・シーズンの到来です。

 

 

さて今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第二夜ですが、米国はミネソタ州のセントポールに存在する大学で1969年に結成された「Sounds of Blackness」(サウンズ・オブ・ブラックネス)による作品を取り上げます。

ご存知の方も多いと思われますが、地理的にセントポールとは、ミシシッピ川を挟んであの「PRINCE」殿下のお膝元として有名なミネアポリスと隣り合わせの「TWIN CITY」として知られています。そのような地理的な環境も手伝ってか、元々は「プリンス」と初期に活動を共にし、後にプリンスの元を離れてからは大物プロデューサー・コンビとして時代を席巻していくことになるジミー・ジャム (Jimmy Jam)テリー・ルイス (Terry Lewis)による「Jam & Lewis」のプロデュースによる、現代的なゴスペルをベースにしたアンサンブル・グループとして「Sounds of Blackness」は知られています。「Jam & Lewis」が退いた現在は、マイナーなレーヴェルから作品をリリースしているようです。

ゴスペル隊をベースにしていることから、なんと40人を超える大所帯であった「Sounds of Blackness」による、1992年リリースの Holiday Album「The Night Before Christmas」から、『Soul Holidays』のPVをお楽しみください。90年代初期当時の最先端であり、現在リヴァイヴァル・ブームが来ているのは間違いない「Jam & Lewis」によるあの時代のサウンドが蘇ります。やはり「グルーヴ」がその他のものとは決定的に違うんですね、彼らのプロデュースしたサウンドは。天才プロデューサー・コンビ、恐るべしです。

 


Sounds Of Blackness – “Soul Holidays”
(album: The Night Before Christmas – 1992)

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1【George Michael Tribute】

偶然とはいえ、12月の初日としては、なんだかとても「冬らしい」一日となりました。耳を澄ましていると、「木枯らし」によって発生する色々な音が聞こえてくるのが不思議です。

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、最近は類似したものをWEB上でよく見かけるようになりましたが、こちらは実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く今期で「7シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。

音楽好きな方々でしたら記憶に新しいと思われますが、昨年「2016年」という忌まわしき年は、年が明けてすぐに、ナタリー・コールの訃報から始まり、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、プリンス、トゥ-ツ・シールマンス、ロッド・テンパートン、カシーフそしてレオン・ラッセルと、ジャンルは違えども、自分自身はもちろんのこと世界中の同世代の人々にとっても、若い頃からいろんな意味で影響を受けた偉大なアーティストたちが次々と夜空の星となっていった、今まで経験したことのないような辛く悲しい一年でした。そんな悲しい事情や背景もあり、2016年は気分を一新して、あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の George Michael(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas (ラスト・クリスマス)』を取り上げることにしたのでした。

 

 

ところがあろうことか、世界的にも「Vocalist」としての評価は絶大であった George Michael(ジョージ・マイケル)氏が、2016年12月25日クリスマス当日に英国オックスフォードシャーの自宅に於いて、誰にも看取られることなく「53歳」で天に召されていったのは、普段音楽に関心のない世界中の人々にとっても、大きな衝撃と共にその「悲しいニュース」は瞬く間に世界中に配信されました。
ギリシャ系キプロス人の父とユダヤ人の血を引くイングランド人の母との子として生まれた、ジョージの本名は「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」であり、決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでした。幼少の頃より内気な彼は、自分の心の中で「George Michael(ジョージ・マイケル)」という架空のヒーローを創り出し、後に自身がデビューしてから、もう一人の架空の自分であるとして、「ジョージ・マイケル」を名乗るようになったというのは、もはやファンの間では有名な話です。

残念なことに同年(2016年)先に逝去した偉大な音楽家の『PRINCE』もまったく同様の事実が世に明るみに出て、世界中から多くのリスペクトを集めましたが、ジョージ・マイケルも、彼が生前に多くの慈善活動を匿名で行っていたことが死後になって明らかになり、それらの活動は生存中は本人の強い意志により、口外されることがなかったそうです。やはり、苦労して一流のアーティストに上り詰めた立場の人物は、そういうものなのだと改めて認識させられたにエピソードでした。

 

 

そんなジョージが、2008年のクリスマスの日にオフィシャルサイトをはじめ、他の幾つかの音楽配信サイトから「無料配信」を行ったことで知られる『December Song (I Dreamed of Christmas)』は、自身の持つもはやスタンダードになってしまったモンスター級のクリスマス・ソング『Last Christmas』の陰にひっそりと隠れてしまっていて、多くの人々が知らないままでいるのではないでしょうか。
シャイな慈善活動家でもあり、同性愛者でもあり、おそらく多くの人々が想像する以上にガラス細工のように繊細で優しかったであろうジョージが、現世に生きる我々に遺してくれた大切な遺作の一部でもある、「ジョージ・マイケルのもうひとつのクリスマス・ソング」『December Song (I Dreamed of Christmas)』を、今シーズン最初の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1」として、まずは取り上げることにいたしまた。
美しいメロディ・ヴォーカル・コーラス、そしてアニメーションによるPVには、本当に偉大なアーティストを失ってしまった事実を再認識させられます。

 


George Michael – “December Song (I Dreamed Of Christmas)” 2010
(Music Released in 2008)

 

いかがでしたでしょうか。
今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』では、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、Pick-Upしていく予定です。
それでは「Vol.2」をお楽しみに。

※12/1より冬季限定で「PC」での閲覧時のみ、画面上より「雪」が舞ってきます。よろしければお試しください。(スマホ非対応となっております)

 

 
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