Category Archives: Mellow なクリスマス・ソング

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.3【2017 総集編】

いつもご訪問ありがとうございます。
遠い海の向こうで発生した「エルニーニョ現象」の影響もあって、「今年は暖冬だろう」と勝手に思い込んでいた人々を裏切るかのような、今日あたりはそんな気温の冷え込み方でしたが、皆様風邪などお召しではありませんか。僕の周辺でも、風邪にインフルエンザと、体調を崩している方も多いようです。この時期は「多忙」な上に、いつも以上の「体調管理」を強いられるので、ほんとはクリスマス気分どころではないというのが、大方の大人の皆さまの現状ではないでしょうか。どうか皆様ご自愛ください。

 

 

まあ、そうはいっても年に一度の、空気が澄んでイルミネーションも美しい季節ですから、そんな忙しい時ほど、意図してゆったりと音楽などに身を委ねたいものです。もちろん傍らには美味しい珈琲でも、好きなお酒でも、それはそれぞれ皆さんのお好みでどうぞ。

 

 

さて今月に入ってすぐにUPさせていただいた、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』ですが、冒頭でお知らせしましたように、先月上旬に近親者が旅立ちました。僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにいたしました。
「Vol.1」では、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けしました。また「Vol.2」では、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)をプレイ・リストにしてみました。
そして今回最終となる「Vol.3」ですが、一昨年のクリスマス当日に天国に旅立った「George Michael」(ジョージ・マイケル)による、もう一つのクリスマス・ソング『December Song (I Dreamed of Christmas)』からスタートした、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】を、改めてUPいたします。

 


『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】

 

本総集編の中には、プレイ・リスト編集以前にもう既に「故人」となっていたアーティストも存在しましたが、残念ながら今年になって他界されたアーティストもいらっしゃいます。総集編プレイ・リストの2曲目に登場する『Soul Holidays』で圧巻のヴォーカル・パフォーマンスを女性リード・ヴォーカリスト「アン・ネズビー」と共に繰り広げる、大所帯の『Sounds Of Blackness』を事実上率いていた立場にあった、「ビッグ・ジム」こと「ジェームズ・ライト」(James “Big Jim” Wright)が、その人です。
当ブログではいったい何度名前を挙げたかわからないほど、僕も敬愛する大物プロデュサー・コンビの「Jimmy Jam & Terry Lewis」(ジミー・ジャム&テリー・ルイス)の下で才能を開花させた「ビッグ・ジム」は、90年代からマイケルそしてジャネットとジャクソン兄妹やマライア・キャリーを筆頭に、アレサ・フランクリン、ルーサー・ヴァンドロス、パティ・ラベル、チャカ・カーン等々、それはそれは多くの大物アーティストのプロデュースに関わっていました。近年活動が停滞気味だった『Sounds Of Blackness』の新作のリリースに向けて「アン・ネズビー」と共に復帰が期待されていただけに、往年のファンにとっては、なんとも残念で悲しい知らせとなってしまいました。
追悼記事をUPする機会を失ったままでしたので、これを機に改めて哀悼の意を表したいと思います。  R.I.P. Big Jim …

 

「Vol.3」の今回をもちまして、今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』は終了とさせていただきます。今年は事情により「過去の総集編」といった内容になってしまいましたが、来季はまた違ったカタチで特集を組めたらと思っています。尚、今年も例年同様に、世界各地より多くのアクセスを頂戴しておりまして、ご訪問くださった方々に心より感謝申し上げます。皆様、どうかよいクリスマスをお過ごしください。

 

※『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】で気になるアーティストがいましたら、どうぞこちらの「個別記事」も併せてご覧ください。

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.2【Last Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
なんだかここ数日は「暖冬」を思わせるほどの「小春日和」ですが、例年の通り、12月に入ると「Holiday Season」突入ということで、当サイト上にも「雪」が降り始めました。
(申し訳ありませんが、メモリやリソースを消費する関係で、スマートフォンには未対応となっています。ごめんなさい)

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました、「8シーズン」目を迎える『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、前回お伝えしました通り訳ありまして、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、前回「ダイジェスト版」でお届けいたしました。皆さんにとって、初めて触れたカヴァーもあったのではないでしょうか。

 

 

第二弾となります「Vol.2」では、二年前(20016年)『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)を、プレイ・リストにしてみました。
あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の『George Michael』(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas 』ですが、1984年にリリースされてから30数年が経過し、クリスマスが近づけば世界中の街角のあちこちからでも聴こえてくるほど、今ではポピュラーな「クリスマス・スタンダード」となっていて、プロ・アマ問わず、そしてジャンル・カテゴリー・国・言語をも飛び越え、本当に世界中の多くのアーティストたちによってカヴァーされ続けている、素晴らしい楽曲として、世界中の人々に認知されています。

 

『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016【Last Christmas】』

この年(2016年)の特集記事『Mellow なクリスマス・ソング』をUPし終えた直後の、クリスマスの当日(現地時間12/25)に、ソング・ライターである「ジョージ・マイケル」が53歳という若さで天に召されました。当時の記事を今になって読み返すと、あまりに突然の出来事で、とにかく僕自身の頭が混乱していたことがよく分かります。

クリスマスの季節がやってくるたびに、世界中の人々が「ジョージ」のことを懐かしく思い出す機会を持てるということが、多くのファンにとって唯一の慰めであり、また同時に彼へのリスペクトの想いがより一層強くなる気がしています。

 

※いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.1【Have Yourself A Merry Little Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
いよいよ12月に入りました。今年もあと一か月足らずで終わってしまうかと思うと、改めて一年という月日の過ぎゆくスピードに驚かされます。

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く、今期で「8シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。毎年のことですが、今年も11月に入って間もない時期から、既に世界各地からサーチ・エンジンによる検索結果から、当サイトへと導かれ訪問してくださる方が増えてきました。

頻繁に当サイトをご訪問くださる読者の方々はご存知とは思いますが、先月上旬に近親者が旅立ちました。「喪中」ということもあり、僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。楽しみにされていた方々には申し訳ないのですが、来シーズンにはまた少し違った内容のものをお届けできると思いますので、どうかご容赦ください。
そうは言っても、もとより「クリスマス・ソング」というものは、基本的にはスタンダード・ナンバーが主役と相場がきまっていますので、改めて聴いてみることでまた「新たな発見」があることも多いというのも、覆すことのできない事実でもあります。

 

 

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けします。
スタンダードなクリスマス・ソングは数あれど、過去にこの特別なシーズンに世界中でリリースされたそれはそれはあまたあるアーティストの『CHIRISTMAS ALUBUM』あるいは『HOLIDAY ALBUM』の中に、必ずといってよいほど収録される楽曲の一つが、『Have Yourself A Merry Little Christmas』であり、そしてまた同時に、僕の最も愛するクリスマス・スタンダード・ソングでもあります。

 

 

“Have Yourself A Merry Little Christmas”
[Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013-2015 より]

 

『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、まさに第二次世界大戦中の1944年に米国で製作されたミュージカル映画『MEET ME IN ST.LOUIS (邦題:若草の頃)』の挿入歌として Judy Garland(ジュディ・ガーランド)が歌い、その後クリスマス・ソングのスタンダードとなりました。実は本作品はすこしばかり悲しい内容の歌詞であふれ、「辛いこと、悲しいことを今だけはしばし忘れて、ささやかにクリスマスを祝いましょう..」と子役に歌い聞かせるその映画のワン・シーンには、当時の時代背景や歴史といったものが透けて見えてくるようです。
とはいえ、美しく儚く人々の心に響くその歌詞とメロディは、21世紀となった現代でも変わることなく、聴く者の感動を呼び起こすだけの「パワー」と「慈愛」に溢れています。

 

プレイ・リストですが、21曲ほど曲順を入れ替えて編集してあります。いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 【総集編】

早いもので、今日は「冬至」ですね。今日を境に、また日が少しずつ伸びていくわけですが、一方、南半球においては「夏至」なんですね。なんだか「地球」って不思議な物体です。

 

 

 
昨年のクリスマス当日に天国に旅立った「George Michael」(ジョージ・マイケル)による、もう一つのクリスマス・ソングDecember Song (I Dreamed of Christmas)』のVol.1からスタートした、「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017」でしたが、クリスマスが訪れる今週末までの数日を残して、毎年の冬の恒例企画を終了させていただきました。
なんだかんだで「7シーズン」目となった今年のヴァージョンでは、最初の回でご案内の通り、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて古典や定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、多くの作品をご紹介してきました。

 

 

とはいうものの、気付けばやはり自分で想像していた通り、取り上げた作品の9割方が、Soul/R&B だけでなく Gospel/Doo-Wop/Funk/Blues/Jazz等々、黒人音楽(BLACK MUSIC)を源流としたカテゴリーのものに、結果として落ち着いてしまった感があります。

そもそも「黒人音楽」とは、米国の移民の歴史や人種差別の歴史を少しでも学んだことのある方であればご存知の通り、ヨーロッパから新大陸・新天地を目指して自ら大西洋を渡った人々とは違い、開拓のための「奴隷」として人身売買され「アフリカ」という母なる大地から、長く過酷な航海を経て新大陸・アメリカ大陸へ連行されてきた「アフリカ系アメリカ人」をルーツに持った人々の、「慰めの音楽」であったことは間違いのない事実でした。奴隷労働から解放された日没から日の出までの、焚き火を囲み歌い時には踊り、そんなかけがえのない「時間」が彼らにとっての唯一の慰めや癒しの手段であったのは言うまでもありません。
彼らの歌う「魂の歌」「心の叫び」はやがて心の開放や救いを求める「信仰」つまりは「キリスト教」、そして「教会」という特別な場所と密接な結びつきを持つのは、もはや必然であり時間の問題だったのでしょう。「黒人霊歌」つまりは「ゴスペル音楽」の誕生へとストレートに繋がっていくわけですが、その後の展開をすべて書き連ねるわけににもいきませんので、今回の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017」を通した一連の作品群で、「黒人音楽」に興味を持たれた方は、ぜひとも過去記事でもご紹介してますが、Soul/R&B界の偉大なレジェンドである「Ray Charles」(レイ・チャールズ)の作品と本人の伝記映画『Ray/レイ』をご覧になると、よりご理解できることと思われます。

敬虔なクリスチャンが多い米国の黒人層において、白人層以上になぜこれほどまでに「クリスマス・ソング」というものの存在が特別なのか、それは悲しく辛い歴史が背景にあるのは紛れもない事実であり、1950-60年代における「公民権運動」等を経て、ようやく彼らが「自由」を獲得した現代だからこそ、その宗教的にも大切な時期を、「静かに、厳かに祝おうじゃないか」ということなんだと、そんな風に僕なりに解釈しています。

というわけで、今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017」でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか?
リクエストもいただきましたので、今シーズンの作品群は「Playlist」にしてみました。通しでご視聴くださるのも、また新たな発見があるかもしれません。既にご紹介済みの作品も含め、他にも沢山候補作品があったのですが、やはり「絞る」という作業は難しいものですね。

 


Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】
[Vol.1 – 13]

 

最後におまけで、もうそろそろ「クリスマス・スタンダード」と呼んでもいいのではと思っている、昔から大好きな作品「Alexander O’Neal」(アレキサンダー・オニール)の Holiday Album「My Gift To You」(1988)からタイトル曲の『My Gift To You』をPICK-UP。
プロデュースはもちろんミネアポリス・サウンドで世界を席巻したジャム&ルイス。山下達郎氏のカヴァーで、国内でも有名な作品ですね。

 

 
Alexander O’Neal – “My Gift to You”
(album: My Gift To You – 1988)

 

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.13【Merry Christmas, Mr. Lawrence】

いつもご訪問ありがとうございます。
真冬のような寒い日が続きますね。皆様風邪などお召しではないでしょうか。兎角忙しない、いつも通りの日本の年の暮れですが、寒さに負けぬようくれぐれもお身体ご自愛ください。

 

 

 

今回の第13夜終了となる、今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』では、最初にご案内の通り、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて古典や定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、多くの作品をご紹介してきました。毎年のことながら、海や国境を越えて沢山の地域からのアクセスを頂戴し、改めて「クリスマス・ソング」の持つ「必要性」だとか「普遍性」について、僕自身にとっても思いをめぐらすよい機会となりました。

そんな訳で「大トリ」「ラスト」には、できるだけ日本独自の文化や伝統を世界に向けて発信するにあたり、この作品『Merry Christmas, Mr. Lawrence』(戦場のメリークリスマス)を選択いたしました。
5年ほど前にも記事を書いたことがありますが、若い世代の方は、映画そのものを見たことがないかもしれませんが、約35年前の1983年に公開された故「大島渚監督」製作の『戦場のメリークリスマス』を劇場で見たときの衝撃は、今でも鮮明に記憶に残っています。そして同時に、「坂本龍一」氏の演じる軍人の役柄もそうでしたが、彼の作り出す映画にマッチした繊細かつ緻密で完璧なサウンド・トラックの数々に、それはそれは大きく心を揺さぶられたものでした。
英国陸軍少佐「ジャック・セリアズ」を怪演した David Bowie (デヴィッド・ボウイ)も昨年他界し、この映画への出演を機に今では世界の「KITANO」とまで名声を上げた「北野武」氏の存在が、ますます名作との認識を新たにしている、日本が世界に誇る映画作品だと思います。

 


「戦場のメリークリスマス」Ending
“Merry Christmas Mr. Lawrence” Ending

 

作曲者の「教授」こと世界の「坂本龍一」さんですが、映画『戦場のメリークリスマス』で、英国アカデミー賞・音楽賞を受賞し、「YMO」で世界をあっと驚かせた時代以上に、国際的な評価が更に高まっていた時期に、偶然ですがお目にかかる機会がありました。
おそらく映画の製作と同時進行していたと思われる、坂本氏の旧友でもある『大貫妙子』さんのアルバム『SIGNIFIE〔シニフィエ〕』が発表された時期に、彼女の代表作でもある『夏に恋する女たち』のアレンジャーとして参加していた坂本氏が、後にパートナーとなる「矢野顕子」さんを連れ立って、観客として大貫さんのコンサートにいらしてました。僕らは当時大学の3年だったと記憶してますが、渋谷PARCO劇場の小振りなホールの後方の席で、シートの背もたれ一つを隔てた目の前に、坂本さんと矢野さんが並んで座っていらして、コンサートが終わるまで、なんとも表現できない緊張感を、その公演に誘ってくれた学生時代の友人「KUBO」氏と共有したことを、今でも懐かしく思い出すことがあります。とにかく、坂本氏の醸し出す「芸術家」としての「オーラ」に圧倒されまして、コンサートの終盤で、舞台の両袖から「大貫妙子」さんに二人で花束を手渡したことしか思い出せないくらい、暗闇の中の坂本氏の存在感は、尋常ではありませんでした。

それから3・4年後でしたね、坂本氏が映画『ラスト・エンペラー』で、日本人として初めて「アカデミー賞・作曲賞」を獲得したのは。

 

前置きが長くなりすぎましたが、最終回ですのでどうかご容赦ください。
ご紹介する演奏なのですが、「どなたが」「どんな方たちが」演奏しているのか分からずに申し訳ないのですが、YouTube上に他にもいくつかUPされている「和楽仕様」のどのカヴァーよりも、僕の心に響いてきました。
日本人であること、そして「琴線に触れる」という言葉の真の意味を現実に体感できるほどの、素晴らしい「和楽器」のアンサンブルによる『Merry Christmas, Mr. Lawrence』(戦場のメリークリスマス)を、どうぞお楽しみください。

 


筝・十七弦・尺八による「戦場のメリークリスマス」

 

何度も何度もリ・プレイしてしまうかもしれません。
「東京オリンピック」まであと数年。「どれか日本の音楽を一曲だけ紹介してください」と外国の方から問われたら、迷わず選択する、日本の美意識の結晶とも思える至宝の「楽曲」です。

さて、今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』に最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

それでは皆さん、よいクリスマスを。また、来シーズンに。

Merry Christmas

 

[PCモード]で閲覧の際は、右サイドのウィジェット上部に、リクエストにより『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』の PLAY LIST を貼り付けました。Vol.13まで通しでこちらでもご視聴いただけます。
 

 
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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.12【The Manhattan Transfer】

いよいよ「クリスマス寒波」と呼ぶに相応しい、寒波がやってきました。
今年はカレンダーの関係で、今週末にイベントやらパーティが集中してるのではないでしょうか。まあ、オジサンになるともうあまり関係のないことではありますが。

 

 

さて今夜で第12夜となる『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』ですが、いよいよ次回で最終回となる予定です。Last-2の今回は、20世紀を代表するJAZZコーラス・グループであった「The Manhatten Transfer」の作品を取り上げますが、過去にも何度も記事をUPしているほど、僕自身にとっては10代の頃からのアイドル的なコーラス・グループです。(過去記事参照)

1972年に男女混声のコーラス・グループを結成してから、その後頂点に上り詰めるまで、偉大なリーダーシップでグループを牽引してきた創始者である「Tim Hauser」(ティム・ハウザー)が、残念なことに3年前の秋に他界してしまいました。今後どうなるのかと心配しましたが、新たな男性ヴォーカリストの「Trist Curless」(トリスト・カーレス)を迎え、現在も世界中をツアーしているようです。日本国内でも今年6月に、Billboard Live TOKYO で公演があったようなので、一安心といったところです。

過去にも「Mellow なクリスマス・ソング」特集で二度ほど紹介している、彼らの1992年にリリースされ、現在でも大変評価の高い Holiday Album 「The Christmas Album」から、『A Christmas Love Song』をPICK-UPしました。
Johnny Mandel (作曲)Alan & Marilyn Bergman (作詞)による、スケール感のある叙情的なバラッドが、実力派の「マントラ」のメンバーの美しいハーモニーによって、更に楽曲を神聖で印象深いものへと昇華させています。

 


The Manhattan Transfer – “A Christmas Love Song”
(album: The Christmas Album – 1992)

 

いよいよ次回で、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』の特集も最終回となる予定です。

 

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.11【Bebe & Cece Winans】

いつもご訪問いただきありがとうございます。
年末に向けて慌しくなってきましたね。毎年のことながら、一年が経過するのが年々早く感じるようになってきてますが、なぜなんでしょうか。不思議なものです。
庭の樹木や植物はみな一様に枝ばかりの寂しい姿になってしまいましたが、「南天」の木だけがクリスマスらしい真紅の丸い小さな実をつけて、ひとり頑張っているようです。

 

 
さて今夜で「Vol.11」となる今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』では、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、古典的な作品と比較すると新らし目であり、各アーティストによる「オリジナル」な作品を取り上げてきました。一度くらいはいいかなと思い、今回のみ唯一古典的なクリスマス・スタンダードである「聖しこの夜」つまりは『Silent Night, Holy Night』を取り上げてみることにしました。

『BeBe & CeCe Winans』(ビービー&シーシー・ワイナンズ)は、米国ミシガン州デトロイトを本拠地に1980年代から活躍する、いわゆる「Winans Family」(ワイナンズ・ファミリー)と呼ばれる音楽一家に所属する、10人兄弟の内の7番目と8番目の兄妹による R&B/Gospel デュオとして知られています。

彼らが1993年にリリースした Holiday Album 「FIRST CHRISTMAS」に収録の、現代風のアレンジが施された『Silent Night, Holy Night』をご紹介します。ひとたび聴くと、ギターの音色と二人のハーモニーがよりメロウでソウルフルな印象を残す、素晴らしい古典作品のカヴァーとなっています。

 


Bebe & Cece Winans – “Silent Night, Holy Night”
(album: FIRST CHRISTMAS – 1993)

 

いにしえより歌い継がれてきているスタンダードな作品の持つ魅力は、やはり尽きぬものだと、再認識させられるような素晴らしいカヴァーですね。

さて今年の特集も、そろそろあと数回を残すばかりとなりました。
次はどんな作品を取り上げましょうか。

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.10【The Emotions】

いつもご訪問ありがとうございます。
一級の寒気団が列島をすっぽり覆っているような、今日この頃です。
関東では雨がほとんどなく、乾燥が進んでいる感じです。植物たちの葉っぱたちも、常緑のものを除きもうほとんどが地面に舞い降りてきてしまいました。寂しいものです。

 

 
今年で7シーズン目となる冬の特別企画「Mellow なクリスマス・ソング」も、あっという間に今回で第10夜となりました。
古典的なクリスマス・ソングと比べたら、まだ「スタンダード」と呼ばれるには作品としての歴史が浅く、とはいえ多くのアーティストによってカヴァーされ、今後いずれは「スタンダード」と呼ばれていくのだろうと思われるクリスマス・ソングという作品群が存在します。
例えば英国では根強い人気を持つ「Chris Rea」(クリス・レア)の「Driving Home For Christmas」であるとか、昨年の「Mellow なクリスマス・ソング」で特集した「George Michael」(ジョージ・マイケル)による「Last Christmas」などが、そんな作品の幾つかの好例といえるのではないでしょうか。

10作品目の今夜ご紹介する、「The Emotions」(ジ・エモーションズ)による『What Do The Lonely Do At Christmas』もそんな作品として位置付けられる楽曲です。ソング・ライティングは Carl Hampton / Homer Banks、プロデュースは Al Bell によって、1973年にメンフィスを拠点とする「Stax Records」から、シングルとしてリリースされました。
Soul/R&B系のクリスマス・ソングとしては、「The Emotions」が歌うだけあって、それはもう「Mellow」で「Emotional」な作品としてよく知られており、オリジナルのリリース後も多くのアーティストによる沢山のカヴァーが、これまでも発表されてきています。
本作品については、僕が長らく敬愛する「松尾潔さん」の先々週放送のFMラジオ番組松尾潔のメロウな夜の中で、ご自身の「もっとも偏愛するクリスマスソング」として紹介されていましたので、お聴きになられた方もいらしゃるのではないでしょうか。
いやあ、まったくの同感ですね。僕も異論は一切ありません。ひとつだけ確実に言えるのは、僕の場合は「オリジナル」の「The Emotions」のヴァージョンが、やはり「BEST」だということくらいでしょうか。「ジングル・ベル」と「鈴の音色」で始まるイントロには、もはや抗いようがありません。リリースされてもはや44年。スタンダードと呼ばれる日も近いでしょう。

 


The Emotions – “What Do The Lonely Do At Christmas” (1973)

 

素晴らしい3人姉妹コーラス・グループ「The Emotions」に関しては、過去記事もご参照ください。

 

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