北陸地方や北日本に長く停滞した寒気団もようやく緩み、ここ関東地方では今日に限ってですが、さながら3月中旬並みの最高気温まで上昇しました。明日からはまた真冬へ逆戻りということですが、そんなことを例年のように繰り返しながら、やっと春がやってくるんですね。 さて今回の「Mellow Tunes」ですが、ちょうど一年前の2月23日に世界中のR&B/SOULファンからたいへん惜しまれながらも、77歳でこの世を去った、「Leon Ware」(リオン・ウェア)を取り上げよう […]
日一日と日没が早くなり、夜が長くなってきました。 気温もぐっと下がってくるこれからの季節は、「HOTな珈琲」そして「メロウな音楽」が、もっともしっくりくるシーズンです。 こういう季節になると、いやでも自然に選んでしまうのが、80年~90年代初期の頃に聴いていた、スロウまたはスロウ・ミディアムな「Slow Jam」の名曲の数々。秋から冬にかけては、特にベストマッチなカテゴリーといえますね。季節や時間に関係なく、常にそんな音楽を流していた、実店舗の「Mellows」時代が […]
ますます混沌とする「国際情勢」や「国会周辺」でのドタバタなど、気になることは色々ありますが、そんなこととは裏腹に、秋の空を眺めれば、毎日のように表情豊かな雲たちがこの季節でしか見せてくれないショーを繰り広げています。特に夕刻の空の表情は、ほんの30秒から1分くらいで様子がだいぶ変わるもので、大変興味深いものがあります。 さて、今は亡き「Ray Charles」(レイ・チャールズ)の本作品なども、こんな秋になると、聴きたくなる曲のひとつです。 “Baby G […]
徐々に進みつつある秋の深まりとともに、ふと見上げた空に浮かんだ初秋の雲たちをぼんやり眺めていると、身近であるとかそうでないとかに関係なく、今は亡き人たちに想いを馳せることが多くなってくる気がします。たぶん、歳を取ったせいかもしれません。 しかし、この時期の『ゆきあいの空』の数々は、表情が豊かで本当に感慨深いものがあり、写真として残しておくべき、美しい天空ショーの季節の幕開けです。 「Puff Johnson」(パフ・ジョンソン)という名の、米国の女性R&Bシン […]
なんてことだ、米国と言わず世界中のミュージシャンやアーティストの多くが憧れ続け、そして20世紀の音楽史上多大な影響を聴く者に与え続けた、偉大なバンド(ユニット)である『Steely Dan』 の「Walter Becker」(ウォルター・ベッカー)が、67歳で9月3日に天に召されてしまった。 9月に入ってのあまりに急な訃報に、学生時代からの音楽好きの友人KUBO氏と共に、なんだかこの現実にお互いうまく対応できず、戸惑いを隠せないでいる。かねてから「自分たちの完璧なサウ […]
穀物や野菜等農作物への影響が不安視される、天候不順が続いた8月の関東地方でしたが、間もなく夏も終わりを迎えますね。 ここで残念な訃報を一つ。7月最後の31日、米国はNYをベースに、かつての「FUSION」、今で言うところの「Smooth Jazz」のカテゴリーに於いて、長らく第一線で活躍していたギタリストでありプロデューサーの Chuck Loeb (チャック・ローブ)が、ここ数年間患っていた癌で逝去しました。1955年生まれ、まだ61歳だったそうです。 フュー […]
不安定なお天気の続く今年のお盆休みですが、とにもかくにも涼しいのはいいことです。 想定外の涼しさが続くので、夏季としては異例の更新状況となっています。 前回の記事からの流れで、昨年他界した「紫の殿下」こと Prince(プリンス)をご紹介する、真夏の第二夜です。 前回取り上げた『Somewhere Here on Earth』もそうでしたが、彼の持つまるで万華鏡のような変幻自在の感性と才能には、改めて度肝を抜かれることが多々あります。デビュー当時からのファン […]
「残暑お見舞い申し上げます」 立秋が過ぎ、お盆を迎え、残暑の季節となりました。 皆様におかれましては、旅行や帰省等、それなりに忙しく過ごされていることと思います。また、僕と同様、この時期休みなしでお仕事の方々におかれましては、本当に「お疲れ様」です。 先般の日本列島を縦断した「台風5号」が去ってから、翌日は「フェーン現象」による酷暑がありましたが、その後なんだかお盆以降にじわじわやってくる「涼しい空気」が例年よりも少し早めに流れ込んできたような、そんな気がするのは僕だけでしょうか。アウトドア・レ […]