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Exit Interview

” Exit Interview ”
って、なんだかわかります?

あまり聞きなれない言葉ですよね。実はこれ、私の勤務する外資系(米国資本)航空会社に存在する、数あるユニークな人事制度のひとつなんです。入社でなく『退社面接』とでも言えばよいでしょうか。

要は、文字通り「出口でのインタビュー」。つまり会社を退社する際の手続きのひとつで、人事担当者と1対1で、会社を辞める理由・自分の仕事・職場の問題点・管理職の質・会社の方向性やらなにやら、ありとあらゆる角度から会社に対して意見を言う場と機会が設けられているわけです。こんな制度があるという事実は、たいへん画期的なことだと僕も思います。

これだけ聞くと、「なんて親身ないい会社」とも受け取れるかもしれません。しかし実態は、制度がそのものが一人歩きしている感は否めず、この際だからと会社や組織全体のことを案じて、はっきりと辛辣な意見を言ったとしても、はたしてそれがどの程度フィードバックされその後の組織のために役立っているのかは、正直なところ甚だ疑問です。

制度そのものはいいものを持っていようとも、それを生かしきれなくてはまったく「絵に描いた餅」となってしまいます。どうか、今後の組織運営の参考にしてもらいたいと切に願うばかりです。
とはいえ、日本に進出した当時から苦労を共にしてきた古い仲間でもある人事担当のNさん、しばらくぶりにお会いできてゆっくり話ができて楽しかったです。あの頃は、ほんとにいい時代でしたね。なんとか会社を大きくしようと、みんなが同じ方向を向いて必死に頑張ってましたよね。みんないい顔して仕事してましたよ。ほんとに、みんなキラキラ光ってた….

僕はこれからは、自分と家族のため、そしてこれから新たな仕事上で出会う人たちのために、すべてを捧げ頑張るつもりいます。

皆さん、お元気で。