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MellowなBalladでも【CHICKENSHACK】

6月に入りましたね。
ということは、今年になってすでにもう半年、つまり折り返し地点の月とも言えます。

いろいろとやらねばならぬことは多いのですが、焦らずしかし迅速に事を進めないといけませんね。もちろん、自分のペースで、ですが・・・

さて、「梅雨寒」という言葉がぴったりくるほどの、6月最初の日のお天気でしたが、ここまで涼しいと環境省が猛烈にPRしている「Super Cool Biz」とかいうやつも、なんだかなぁ・・といった感じですね。暑さ・寒さの感じ方は住む地域や環境によって千差万別・人それぞれであって、『せぇーの!』で何も国民全員がいっぺんにやるようなことではないんじゃないかと思いますが・・・
発想はもう少し柔軟でいいですよね。例えば今日みたいなお天気の日に、ホット珈琲を飲みたいと思う方もいれば、いやいやアイス珈琲がいいよと思う方がいるように。

タイトルからずいぶん離れてしまいましたが、今日はちょっと古いですがかつて1980年代後半に活躍していた『Chickenshack(チキンシャック)』という、Jazz/Blues系の腕利きスタジオ・ミュージシャンによって結成されたグループの一曲を紹介します。sax奏者でリーダーの土岐英史を始め、山岸潤史(guitar)、続木徹(piano/key)のメンバーを中心に、アルバムごとに多くの内外のミュージシャンを招いて、1990年頃までは当時の日本の音楽シーンの中ではひときわ際立つクオリティのサウンドやグルーブを作り出しており、ミュージシャンの為のミュージシャンのような位置付けにあったグループでした。その彼らがシカゴからR&Bボーカルグループの『CHI-LITES』を迎え録音した名曲が、“Love Will Find A Way”です。作曲はギター担当の山岸潤史ですが、曲の中盤から聴ける彼のギター・ソロと、土岐氏のむせび泣くようなSAXソロは涙なしには聴けません。まさに素晴らしいコラボレーションの見本のような、ChickenshackCHI-LITESです。

土岐氏はいまだにあちこちで精力的にライブをやっていらっしゃるようですし、山岸氏はグループ解散後米国に渡り、今では黒人音楽のルーツとも言えるニューオーリンズでアグレッシブな活動を続けられているそうです。
解散してしまったのは残念ですが、こんなにも美しいSuper Mellow な Balladを世に送り出してくれたことに、本当に感謝感謝です。もう、鳥肌ものです。

 

chickenshack II

CHICKENSHACK / “Love Will Find A Way”
from the album “CHICKENSHACK II”