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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.1【Have Yourself A Merry Little Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
いよいよ12月に入りました。今年もあと一か月足らずで終わってしまうかと思うと、改めて一年という月日の過ぎゆくスピードに驚かされます。

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く、今期で「8シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。毎年のことですが、今年も11月に入って間もない時期から、既に世界各地からサーチ・エンジンによる検索結果から、当サイトへと導かれ訪問してくださる方が増えてきました。

頻繁に当サイトをご訪問くださる読者の方々はご存知とは思いますが、先月上旬に近親者が旅立ちました。「喪中」ということもあり、僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。楽しみにされていた方々には申し訳ないのですが、来シーズンにはまた少し違った内容のものをお届けできると思いますので、どうかご容赦ください。
そうは言っても、もとより「クリスマス・ソング」というものは、基本的にはスタンダード・ナンバーが主役と相場がきまっていますので、改めて聴いてみることでまた「新たな発見」があることも多いというのも、覆すことのできない事実でもあります。

 

 

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けします。
スタンダードなクリスマス・ソングは数あれど、過去にこの特別なシーズンに世界中でリリースされたそれはそれはあまたあるアーティストの『CHIRISTMAS ALUBUM』あるいは『HOLIDAY ALBUM』の中に、必ずといってよいほど収録される楽曲の一つが、『Have Yourself A Merry Little Christmas』であり、そしてまた同時に、僕の最も愛するクリスマス・スタンダード・ソングでもあります。

 

 

“Have Yourself A Merry Little Christmas”
[Mellow なクリスマス・ソング ~ 2013-2015 より]

 

『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、まさに第二次世界大戦中の1944年に米国で製作されたミュージカル映画『MEET ME IN ST.LOUIS (邦題:若草の頃)』の挿入歌として Judy Garland(ジュディ・ガーランド)が歌い、その後クリスマス・ソングのスタンダードとなりました。実は本作品はすこしばかり悲しい内容の歌詞であふれ、「辛いこと、悲しいことを今だけはしばし忘れて、ささやかにクリスマスを祝いましょう..」と子役に歌い聞かせるその映画のワン・シーンには、当時の時代背景や歴史といったものが透けて見えてくるようです。
とはいえ、美しく儚く人々の心に響くその歌詞とメロディは、21世紀となった現代でも変わることなく、聴く者の感動を呼び起こすだけの「パワー」と「慈愛」に溢れています。

 

プレイ・リストですが、21曲ほど曲順を入れ替えて編集してあります。いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。