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Mellow Tunes ~ Vol.45【大人の魅力 / Bluey】

昨日の記事でお伝えしたように、出戻りしたサーバーがまだ少し不安定なのですが、GWで時間をもてあましている方も多いと思うので、音楽ネタを適度にUPすることにいたしましょう。

よくご訪問いただく読者の皆さんや、実店舗に直接お越しいただいておりましたメロウズ時代のお客様は皆さんよーくご存知の通り、僕のブログで取り扱う音楽はカテゴリーが JazzSoul、R&B、そして Bossa Novaであれ、基本的には文字通り『mellow』メロウなサウンドのものに特化して取り上げています。決してアップテンポなナンバーを聴かないとかそんなことは全然ありませんが、大人向けの音楽となると、いやでもスロウ・ミディアムに落ち着いてしまうものです。当然、取り上げるアーティストもそれなりの経験を積んだ大人のベテランアーティストやミュージシャンということになってくるわけですね。

先日ご紹介したオジサンギタリストの Nils の記事も、アクセス解析によればかなり好評のようです。僕も読者の皆さんも含めて、きっと同じ『世代』が感じる「空気感」みたいなものがあるんだと思います。
そこで、ちょっと気が済むまで「世界で頑張るオジサン」アーティストをどんどん取り上げてみようかと企てています。

bluey leap of faith

Incognito (インコグニート)はしばし、“British acid jazz band” と形容されることの多い、モーリシャス出身のフランス人 Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(通称:ブルーイ)がリーダーを務めるバンドでありユニットと言ってもいいかもしれません。1957年生まれの今年で56歳になるとてもFunkyであり繊細な感性を持ち合わせた、稀有な存在のアーティストだと感じています。ブルーイについては、先月イタリーの伊達オヤジ「マリオ・ビオンディ」の記事の中でも少し触れていますので、ご興味のある方はご覧ください。ブルーイは現在40・50代の世代の方々が安心して聴けるクオリティを持った、ある意味ハズレのない作品を提供し続けています。

では、先日仕事帰りの車の中で聴いていたJ-Waveで掛かっていたブルーイ初のソロ名義のアルバムから、メチャメチャかっこいいUP な Mellow Tune を楽しんでください。Incognitoでは作品ごとにゲストヴォーカリストを召集し、本人はギターとバックコーラスに徹していることが普通なんですが、ソロの本作では全編に渡ってなんとも味わい深いヴォーカルを披露しています。白いヒゲもオッサンらしくていいですね。それにしても若い連中には無理だろうな、このソングライティングとアレンジの感性は。ふふふ….

 


Bluey from Incognito / “Got to Let My Feelings Show” (album: “Leap Of Faith” – 2013)

 

PV中で昔流行った「ブレイク・ダンス」がやたらと目立つのですが、もしかして「流行は廻る」ってやつでしょうか。オッサンなので詳しくなくてスミマセン。今日は「こどもの日」だけど、その昔こどもだった「オッサンの日」ということで。(笑)