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優しい音色 Vol.12【追悼編 Part 2 / Bobby Brown】

「Whitney Houston」(ホイットニー・ヒューストン)逝去のニュースが伝えられてから、数日が経過した。
未だに詳しい死因等は、検証中で詳細が分からないらしい。記憶に新しいところでは、マイケル・ジャクソンもそうであったが、米国で大物アーティストが他界したときは、きまってこのような報道のパターンが繰り返されることが多い気がしてならない。
大物になればなるほど、本人を取り巻く環境がより複雑になり、事実が闇に葬られることがあることも否めないのが、本当のところなのではないだろうか。ハリウッドや本場のショウビズの世界に生きるということは、常人には想像できないことだらけなのかもしれない。

 

 

すでに別離したとはいえ、元夫の「ボビー・ブラウン」氏も、今回の彼女の若すぎる死については、相当に堪えていると海外のメディアが連日伝えているようだ。
依然として釈然としない心持ちであるけれど、なんだか今夜は無性に彼の絶頂期に発表された、切なくも美しいラブ・ソングを聴きたくなった。
今は亡きホイットニーに届けとばかり、ひたすらに優しくむせび泣くように聞こえてくるのは気のせいなんだろうか...

 

Bobby Brown / “Rock Wit’cha” (album: “Don’t Be Cruel” – 1989)