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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016 Vol.1【Olly Murs】

師走に突入し、日を追う毎に日が昇るのは遅く、あっという間に日が暮れてしまう季節になってきました。「クリスマスも近いな」と感じる今日この頃です。

実店舗営業当時に「HOLIDAY企画」としてなんとなく始めた『Mellow なクリスマス・ソング ~ 』のシリーズですが、気がつけば今年で6シーズン目を迎えることになってしまいました。2013~2015年と3年続けて、個人的に愛して止まないクリスマス・ソングのスタンダード、『Have Yourself A Merry Little Christmas』という素敵な作品のみを取り上げてきました。
2016年が明けてすぐに、ナタリー・コールの訃報から始まり、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、プリンス、トゥ-ツ・シールマンス、ロッド・テンパートン、カシーフそしてレオン・ラッセルと、ジャンルは違えども若い頃からいろんな意味で影響を受けた偉大なアーティストたちが次々と夜空の星となっていった、今まで経験したことのないような物悲しい一年でした。

whamそんなこともあり、今回は気分を一新して、あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の George Michael(ジョージ・マイケル)の作品Last Christmas (ラスト・クリスマス)』を取り上げることにしました。
ジョージ・マイケルは当ブログでも何度も取り上げているくらい、僕にとってはとてもフェイバリットなアーティストで、ヴォーカリストとしてもソング・ライターとしても大変豊かな才能に恵まれた稀有な存在です。(ぜひとも過去記事をご参照ください)

1984年にリリースされてから30数年が経過し、クリスマスが近づけば世界中の街角のあちこちからでも聴こえてくるほど、今ではポピュラーな『Last Christmas』ですが、プロ・アマ問わず、そしてジャンル・カテゴリー・国・言語をも飛び越え、本当に世界中の多くのアーティストたちによってカヴァーされ続けているのは皆さんもよくご存知だと思います。[懐かしのオリジナルPVはこちら]
クラシック然り、JAZZなどの「スタンダード」と称される作品群がそうであるように、オリジナル(原曲)の持つ素晴らしさがあってこそ、後世に残り歌い継がれてゆくわけですね。さて、今年はどの程度のカヴァー作品をご紹介できるか分かりませんが、クリスマスまでの期間限定ではございますが、温かい珈琲でも片手にごゆるりとお楽しみください。

では初回の『Last Christmas』Vol.1では、ジョージ・マイケル氏と同じ英国出身の男性シンガー Olly Murs(オリー・マーズ)による、大人っぽい落ち着いた印象のカヴァーをご紹介。
英国で大人気の新人発掘オーディションTV番組『The X Factor』で見出され、後にプロデビューした32歳。独特の声質とテクニックで一度聴いたらまた聴きたくなるような、安定感のあるヴォーカルが魅力的です。

 


Olly Murs – Last Christmas (Wham Cover) | Live

 

さて、次回以降も世界各地からのカヴァー・ヴァージョンをご紹介の予定です。乞うご期待。