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Mellow Tunes ~ Vol.145【Stevie Wonder】

仕事が休みの今日、もう大学生になった二人の息子たちが小さかった頃からサッカーの試合でよく来た、近隣の湖岸沿いの公園を訪れてみると、いつもは動いているはずの「風車」の羽が止まっていた。
よく見ると、なるほど例年恒例となっている晩秋から冬の季節限定のイルミネーションのための、電飾の飾りつけの作業を、委託の業者の人たちが会場となる公園のあちこちに施していた。もうそんな季節なのか、と思う。

 

 

いつもはコンデジだけを持ってブラつくのだけれど、今日は長年愛用している160GBの容量がパンパンに詰まったおじいちゃんの「iPod Classic」と、コンビニで買ったラージ・サイズの珈琲を持って、ゆっくりと公園のあちこちの「秋」を探し回ってみた。
最低気温が10度を切ると、広葉樹は一気に色付くというのは、もう自分の中で一つの方程式のようになっている。先週まではまだ緑色だった「銀杏」の木たちも一気に黄色が鮮やかさを増していて、つくづく「いい季節になったなぁ」と思う。

 

 

夕刻が近づく頃まで、公園内の少年サッカーのためのコートが2面取れる野芝で覆われた地面に座り込んで、これまでブログにUPしてきた「Mellow Tunes」の膨大なプレイリストを中心にあれこれ聴きながら、もうとっくに冷めてしまった珈琲を啜りながら、刻々と表情を変えてゆく「秋の空」をゆっくりと眺めていた。郊外や地方のいいところは、なんといっても「空が広い」ってことかもしれないなと、湖面を渡ってくる北風にちょっと身震いしながら、そんなことを思う。

 

 

 

そしてiPodから聴こえてきた、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の懐かしいバラッドが、やけに秋の空とマッチしていて、なんだかジーンときてしまった。

 

Stevie Wonder – “Lately”
(album: Hotter than July – 1980)

 

Stevie Wonder – “Ribbon In The Sky”
(album: Original Musiquarium I – 1982)