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Mellow Tunes ~ Vol.53【Rod Temperton – 3】

なんだか勢いで更新しておりますが、Rod Temperton(ロッド・テンパートン)が彼の全盛期に関ったかつての Mellow な作品を取り上げご紹介している、夏の特別企画第三夜です。

今夜はこのブログの読者の方ならほとんどの方が嫌いではないと思われるアーティストの作品をご紹介。Jazz/Fusion 界の超大物の mellow なギタリストと言えば、この人の名前が真っ先に挙がるでしょう。
そうです他ならぬGeorge Benson(ジョージ・ベンソン)が、やはりクインシー・ジョーンズの精力的なプロデュースでソングライターに1980年当時もはや「時の人」となっていたロッド・テンパートンを起用し、ジョージ・ベンソンがそれまでのギタリストとしての作品からいわゆる「歌モノ」に大きく舵を切った記念碑的なアルバムとなった“Give Me The Night” から、迷った挙句2曲だけピック・アップしました。
もともと vocal に定評のあった彼の魅力を最大限まで引き出したロッド・テンパートンの功績は、プロデューサーであるクインシーと同様に高く評価されるべきでしょう。それではお楽しみください。

 


George Benson / “Love X Love” (album: Give Me The Night – 1980)
30年以上も前の曲とは思えぬ完成度を感じます。

 


George Benson / “Turn Out The Lamplight” (album: Give Me The Night – 1980)

オリジナルはやはりロッド・テンパートンが所属していた Heatwave ですが、こちらの方が圧倒的に洗練されたクインシーらしい味付けになっています。