AC Tunes ~ Vol.1 【Donald Fagen】
- 2014.02.22
- "AC Tunes" series
かつて営業していたお店の名前にちなんで、Mellow な作品を数多くご紹介してきたシリーズ『Mellow Tunes』で作品を取り上げる際、「いい作品なんだけど、メロウというよりはちょっと・・」とためらってしまうような音楽の数々が、これまでも山のように存在していました。この新しいシリーズでは、そんな「宝の山」の中から我々と同世代の『大人が聴いてリラックスできるような、大人のための作品』を紹介していきたいと考えています。そこはかつての実店舗 “cafe Mellows” の経営方針とまったく変わりはありません。もちろん『Mellow Tunes』は継続しますが、そこで取り上げないような作品を意図的にチョイスしていこうと思っていますので、楽しみにしていただければ幸いです。
新シリーズ “AC Tunes” の初回は、もう3年も続けてるこの音楽主体のブログでもたった一度しか過去記事でも取り上げていなかった、僕の最も敬愛するアーティストと言っても過言ではない Donald Fagen(ドナルド・フェイゲン)に登場していただくことにしました。
Donald Fagen / “I.G.Y.” (album: The Nightfly – 1982)
1980年にアルバム『Gaucho』のリリース後に Steely Dan の活動を休止した Donald Fagen が、ソロ・アルバム第一弾として2年後の1982年に世に放ち『20世紀のAORの金字塔』とまでも絶賛されつつ今日に至るのが、今回ご紹介するアルバム『The Nightfly』であり、収録曲中最大のヒットとなったのが『I.G.Y.』です。
(本作品は当時のレコーディング技術の「教本」のような最高水準の音作りとなっており、録音から30年以上が経過した今でも休日のアキバのヨドバシ・カメラの高級オーディオ売り場のあちこちで、このCDやアナログ盤を自宅から持参して「音質」をチェックしている人をかなり見かけます。僕も実店舗に導入する機材を選択するときに、ヨドバシのスピーカー売り場でこのCDを持参してきたお客さんと偶然鉢合わせしましたから。それくらいの当時の録音・エンジニアの持てる最高レベルの技術を惜しみなく投入した作品としても有名です。)
このまま書いていくと、これまでの3年分くらいの記事を書いてしまいそうなので、そろそろこの辺で止めときます。(笑) もうこの後はいつもの「ウィキペディア」 さんにお任せするといたします。興味をもたれた方は、英語版の Wikipedia サイトの方がずっと詳しく紹介してますので、ブラウザの翻訳機能や「YouTube」などをうまく活用して色々と調べてみてください。Steely Dan については、一体どれほどになるか見当もつきませんがまた近いうちに記事をUPいたしましょう。
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