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Mellow Tunes ~ Vol.169【David Sanborn】

いつもご訪問ありがとうございます。
ところで、季節はもう夏なんでしょうか?この時期から気温が30度近くまで上昇するって、ちょっと考えものです。

そんなことを思いながら、近隣のいつもの湖岸沿いの公園まで来てみたところ、南南東からの湿気のない風が吹き込んで、木陰にいる限りは結構涼しくて、なんともいえず快適じゃないですか。そうか、問題は「暑さ」より「湿気」なのだと、今更ながら改めて気づいたりします。
生き物たちは皆それぞれが、まもなくやってくる「雨の季節」と「初夏」に向けて、徐々に準備段階に入ったような、そんな印象を受けるこの季節です。
多くはまだまだこれからですが、一部の少し気の早い「睡蓮」や「紫陽花」が咲き出したりしているのを目にすると、またそんな季節が巡ってきたのかと、一年の経過をとても早く感じてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

5月に入ってすぐに、僕が10代の頃からのアイドル的存在で、米国を代表するアルト・サックス奏者David Sanborn」(デヴィッド・サンボーン)の Best Album 『This Masquerade』がリリースされました。(サンボーン氏については、過去記事のいたるところで出てきますので、詳細についてはそちらをご参照ください。)

彼の新旧の代表作から25曲が収録され、傾向としては人気がピークを極めていた80-90年代の、いわゆる「FUSION」が世界的にも全盛期だった頃の作品がピック・アップされているような印象です。(ジャケット写真はおそらく40-50歳頃のものでしょうか..)そういった意味でも、初めて「デヴィッド・サンボーン」に触れる若い世代のリスナーにとっては、とても「入門用」に適した「Best Album」に仕上がっていると思われます。彼の代表的な作品はほぼ網羅されています。

そんな中で、今回久し振りに聴いて、やっぱりとてつもなく「Mellowness」を感じるバラッド・チューンの『Rikke』が素晴らしい。本作品に収録されたのは必然と言えるでしょう。

 

Rikke – David Sanborn
(album: Songs From The Night Before – 1996)

『Rikke』の収録されたオリジナル・アルバム「Songs From The Night Before」は、なんといっても、冬のNYのブルックリン・ブリッジをバックにした渋いジャケット・デザインが秀悦です。
若い頃にこの場所で見た摩天楼の夜景の美しさは、一生忘れません。

 

 

AC Tunes ~ Vol.49 【Michael Franks】

今日で、慌しい年度末の3月もお終い。だというのに、季節は冬と春を行ったり来たり。まあ、その辺りの気候的なことも、「別れと出逢いの季節」の演出に一役買っているのかもしれません。

 

 

数日前に時折立ち寄る近隣の公園でちょっと散歩してみたら、植物の世界にはすでに春がやってきていました。例年のことながら、まるで「時計仕掛け」のようで、自然界はすごいなあといつも感心しきり。

 

 

 

 

先日他界した「トミー・リピューマ(Tommy LiPuma」のプロデュースによって、1970年代に一気にブレイクした「Michael Franks(マイケル・フランクス)の「THE ART OF TEA」から始まった一連のヒット・アルバムの数々については、当時のJAZZ/FUSION/AORといったジャンル好きなご同輩であれば、皆さんよくご存知かと思われます。1980年にリリースされた『One Bad Habit』も、トミー氏プロデュースのアルバムの一つですが、その中から一曲『On My Way Home To You』をご紹介。
以前にも過去記事で下の動画を使用させてもらったのですが、僕の記憶が間違ってなければ、New York 市街地のあるマンハッタン島の反対側に位置する「スタテン島(Staten Island)」から、摩天楼を遥か彼方に見る眺めなはず。ずいぶん昔、バッテリー・パーク付近のフェリー・ターミナルから運航してるフェリーに乗りこの島に渡って、結構な数の写真を撮った覚えがあります。それはそうと、すごく素敵なCUTの写真が曲にとてもマッチしてますね。

 

Michael Franks – “On My Way Home To You”
(album: One Bad Habit – 1980)
 

そしてもう一曲は、それまで数作続いてきたトミー氏から一旦距離を置き、新たにプロデューサーとして「Michael Colina」と「Ray Bardani」を迎えることによって新境地を開拓することになった、マイケルの1982年にリリースされた『Objects of Desire』から、メロウなデュエット作品をご紹介。その名も『Love Duet』とタイトルが与えられた本作品は、長い彼のキャリアの中でも燦然と輝くLove Ballad として、古くからのファンにも愛されてきた作品です。(本作は、アルバム・ジャケットに使用された「ゴーギャン」の名画「二人のタヒチの女」で当時話題を呼びました。)

 

Michael Franks & Renee Diggs – “Love Duet”
(album: Objects of Desire – 1982)
 

僕の敬愛する David Sanborn (デイヴィッド・サンボーン)による、アルト・サックス・ソロのイントロから始まるこの作品では、マイケルのジェントルで出しゃばらないいつもの囁くようなヴォーカルに、80年代に活躍したFUNKバンド「STARPOINT」の女性リード・ヴォーカリストだった「Renee Diggs(レニー・ディグス)、のsoft & Mellowなヴォーカルが相対し、そこに当時メロウネスを極めた感のあるサンボーンのアルトが絡みつくその三つ巴の様は、リリースから35年が経過する今聴いても、実に感動的な作品となっています。

 

 

 

AC Tunes ~ Vol.32【Michael Lington】

『三寒四温』
まさにそんな言葉がぴったりな、「冬」と「春」とが行ったり来たりの三月初旬です。
気温差が15度以上なんてことも普通にある時期なので、皆さんくれぐれもご自愛ください。

季節も春めいてきましたので、今回の AC Tunes ではちょっと軽めの楽曲のご紹介です。
デンマーク出身の Michael Lington(マイケル・リントン)は、米国のいわゆるMichael Lingtonスムーズ・ジャズ界で人気のあるサックス・プレイヤーの一人です。カテゴリー的には、45歳と言う年齢は中堅からベテランへの過渡期にあたるのかと思われ、1997年にデビューしてから8作目に当たる昨年リリースしたばかりのニューアルバム『Soul Appeal』でも、歌心のあるアルト・サックスの音色を披露しています。この人のアイドルは僕も大好きな David Sanborn(デイヴィッド・サンボーン)であろうことは、そのカテゴリーが好きで永く聴いてきたリスナーであれば容易に見当がつくはずで、新作のアルバム・タイトル同様に「実にソウルフルでよく泣くアルトだなあ」って関心してしまいます。年代的にも自分と近く、過去のアルバムの中でビリー・ジョエルやポール・マッカートニーの作品なども取り上げており、聴いてみたい方はいろいろ検索してみてください。

Lington-Lattimoreこのカテゴリー(Smooth Jazz)のアーティストからゲスト・ヴォーカリストとしてのオファーが最近絶えることのない人気 Vocalist「Kenny Lattimore(ケニー・ラティモア)」をフィーチャしたナンバーの『Gonna Love You Tonite』は、春らしく爽やかな印象の楽曲です。

 

 


Michael Lington (ft. Kenny Lattimore) / “Gonna Love You Tonite”
(album: Soul Appeal – 2014)

 

新作『Soul Appeal』では、『Uptown Groove』という懐かしい雰囲気のソウルフルなサウンドにもチャレンジしており、なかなか目が離せないアーティストの一人です。

 


Michael Lington / “Uptown Groove” (album: Soul Appeal – 2014)

 

 

MOMIJI 通信 【Vol.9 – 2014】

早いもので10月も残すところあと数日。あっという間に秋は深まり、そろそろ身の回りのモノの「冬支度」を急ぐ季節となりました。

 

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このごろは朝晩の冷え込みが激しく、最低気温が10度を切る日も出てきたので、Mellows のモミジたちもいよいよ葉色の変化が大きくなってきました。他の2本の変化はそうでもないのですが、Mellows のシンボルツリーだった「六株立ちのヤマモミジ」は、もう結構な見頃を迎えています。
 

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もっともこちらだけは、夏頃からなぜだか紅い部分が目立っていたのですが、秋らしい色濃い紅へと変化してきています。なので今回はそのシンボルツリーの写真を沢山UPしておこうかと思います。山間部の観光地のそれもそうですが、「紅葉」というのは似ているようでも印象が毎年違うもの。2014年の秋の彩りもあと一月ほど。十分に愛でてあげたいものです。
 

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こちらはカエデの血が入った「根曲がりのモミジ」。徐々に黄色くなってきています

 

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「南天」も綺麗な斑模様の紅へ

 

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季節遅れの「夏スミレ(トレニア)」。咲くだろうか・・

 

さて気温が下がってくると、聴きたくなるのはやっぱり暖かい音色。
David Sanborn(デイヴィッド・サンボーン)による不朽のバラッド『Carly’s Song』は、彼独特の泣きのアルト・サックスが心に沁みてきます。

 


David Sanborn / “Carly’s Song” (album: Hideaway – 1980)

 

次回あたりが今年最後の「MOMIJI 通信」となりそうです。一年が過ぎるのはあっという間ですね。

 

 

Masterの今これが聴きたい ~ Vol.18【Run For Cover】

皆様年末年始はいかがお過ごしでしたか。
今週末で長いお休みも終わって、来週から職場復帰という方が多いのではないでしょうか。
新たな年の始まりですから、スロー・ダウンした心身をリ・スタートさせないといけませんね。

では気合を入れていただく意味で、今年最初にご紹介する一作目は、僕が10代の頃から敬愛して止まないアルト・サックス・プレイヤーの David Sanborn(デヴィッドサンボーン)の作品をご紹介しましょう。

David Sanborn彼の作品は何度か当ブログ内でも取り上げていますが、サンボーンの代表曲でもあり同時に作曲者である盟友 Marcus Miller(マーカス・ミラー)の最大の代表作でもある『Run For Cover』をお聴きください。
有名な楽曲でご存知の方も多いと思いますが、もうベースを弾いてる人ならプロからアマまで、誰でも一度はCOPYを目指すというほど、それそれはマーカスのいかしたスラップ奏法に目と耳がクギ付けになる作品ですね。激しいベースとサックスのバトルに刺激されつつ、どうかお休み明けへのエネルギーをチャージしてください。

 


David Sanborn & Marcus Miller / “Run For Cover”
(album: Straight to the Heart – 1984)

 

過去記事でも取り上げましたが、昨年亡くなったGeorge Duke (ジョージ・デューク)が二人に加わったスペシャル・ユニットとして2011年の東京でのライブで演奏した『Run For Cover』も、それぞれのソロ・パートがオリジナルとは全く違うものになってはいるものの、まさにJAZZでいうところのインター・プレイ(アドリブ)の醍醐味を感じさせてくれるそれは出色の出来映えの演奏なので、ぜひこちらも視聴してみてください。お互いのプレイをリスペクトした「三人の天才」のプレイに感謝・感謝です。

 


Marcus Miller, George Duke, David Sanborn / “Run for cover”

 

もうほとんど「音楽ブログ」と化していますが、今年は更に「新たなシリーズ」を展開する予定でいますので、マニアの方もそうでない方もお楽しみに。さてどんな展開になるのやら・・

 

Mellow Tunes ~ Vol.57【chic & mellow 編 ①】

暦の上でも10月に入り、秋もだいぶ深まりつつありますね。
しばらくUPしていなかった Mellow Tunes シリーズですが、いよいよこれからが珈琲も音楽も美味しくいただける絶好の季節ですから、そろそろ秋の恒例企画(?)となりましたちょっとシックでメロウな大人向けの楽曲をチョイスして、しばらくの間お届けしようかと思っています。
私的な意図とはいえ、「後世に残しておきたいと思う素晴らしい作品」を知らない世代の人たちにもどうか知る機会を持って欲しいというのが、このブログの基本的なスタンスとなっています。それ故、おそらく10~30年以上前の作品が大半を占めると思われますが、解説が短かいのも長くなるのも、カテゴリーが Soul/Fusion/Jazz などどこから出てくるのかも、その時の気分次第となりますが、肩の力を抜き珈琲などをお供にリラックスして楽しんでいただけると嬉しく思います。

 


Homi & Jarvis / “Love’s Taking Over” (album: Friend of a Friend – 1984)

 

さてこの秋初回にお届けするのはこちら。
1984年にNYで出会った二人の男女がデュオを結成し、当時勢いのあった二人の音楽プロデューサー、デイブ・グルーシン&ラリー・ロ-ゼン主催の彼らの頭文字を冠した「GRP」レーベルから華やかにデビューした、Homi & Jarvis (ホミ&ジャービス: Amanda Homi & Brian Jarvis)のJazzとSoul/Funkのテイストも感じられるアルバム「Friend of a Friend」より『Love’s Taking Over』をご紹介します。サポートミュージシャンには下記のすごい面々を用いた音作りで、当然悪いわけがありません。

Producers : Dave Grusin & Larry Rosen
Support musicians : Joe Beck, Dave Grusin, Anthony Jackson, Steve Khan, Marcus Miller, Lee Ritenour, David Sanborn, Toots Thielemans, Buddy Williams and etc.

このところ何度か過去記事内でも登場していますが、この曲でもイントロからいきなり入ってくるDavid Sanborn のアルト・ソロと、マーカス・ミラーの重たいベースの響きが印象的な作品となっています。

残念なことにこの作品のみでコンビは解消されてしまったようです。

さてと次回は何にしましょうかねぇ…

MOMIJI 通信 【Vol.4 – 2013】

なんと早いもので、今日から10月。2013年もドタバタしているうちに残すところあと三ヶ月。
年々、一年が過ぎていくのが早く感じるのはなぜでしょう。(汗)

さて、10月最初となる『MOMIJI 通信』の第4弾です。
彼岸を過ぎてからの朝晩と日中の気温差で、「六株立ち」のヤマモミジは徐々に葉色の変化が進んできています。一方、「根曲り」のモミジの方はちょっとだけ黄色味を帯びてきた部分もありますが、まだ青々とした感じです。これから季節が進むにつれ、変化に勢いがついていくことでしょう。
寒暖差で、僕の周りにも風邪など体調を崩している方が少なくないようです。皆様くれぐれもご自愛ください。

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いちばん紅い部分

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全体像 (右隣はナツツバキ)

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こちらが紅く染まるのは冬の入口かも

 

陽が落ちると、この頃夜もだいぶ涼しくなってきました。
「Coolな夜」にはこんな懐かしいナンバーはいかがでしょう。
キャリアの長い南佳孝氏の数ある作品の中でも、贅の限りを尽くしたニューヨーク・レコーディングの本作『Seventh Avenue South』には当時の凄腕スタジオ・ミュージシャンが多数参加しており、アルバム最初の曲『Cool』の頭と終りに聴ける当時キャリアのピークを迎えていた David Sanborn の、艶と色気に満ちた素晴らしいアルト・サキソフォンのソロの音色が、あのNICK DeCARO (ニック・デカロ) 氏がストリングス・アレンジしたこの素晴らしく Mellow & Jazzy な楽曲を、さらに印象深いものにしています。画家のEdward Hopper (エドワード・ホッパー)氏の傑作でもある、都市のダイナーに夜な夜な集う人々の孤独感や人間模様を描き出した『Nighthawks(夜更かしする人)1942年作』をあしらったジャケットも秀悦です。もうかれこれ、30年間ずっと聴き続けている作品です。ぜひとも少しばかり音量を上げてお聴きください。

 7th avenue south


南佳孝 / “COOL” (album: Seventh Avenue South – 1982)