Daily Archives: 2019/08/15

Mellow Classics ~ Vol.19【Hall & Oates】

いつもご訪問ありがとうございます。
大型の「台風10号」が列島を通過し日本海へ抜けましたが、西日本にお住いあるいは帰省中の方など、生活や移動にまだ大小の影響があるかと思いますが、くれぐれもお気を付けください。

お盆休みも終盤。忙しい毎日がすぐに戻ってきて、気がつけば朝夕には涼しい風が吹き始めるのに、それほど時間は掛からないことでしょう。一日も早く涼しくなることを期待する今日この頃です。

 

 

時折サイトへのアクセス解析をしてみると、様々なアーティスト名による検索から当サイトへ導かれて来られる方の中に、国内外を問わず「Daryl Hall」「Hall & Oates」のアーティスト名で来訪される方が少なくありません。常に検索アーティストの上位に位置しているのを見るにつけ、やはり今でも人気があるんだなあと、再認識することがよくあります。

そんな方々のリクエストにお応えすべく、何を取り上げようかと思案していたところ、「Hall & Oates」名義でのスタジオ録音アルバムは、2006年のクリスマス・アルバム以降リリースされていないので、キャリア後期のアルバムでなにかないかといろいろ掘り返してみました。
1997年にマイナーなレーヴェル「Push Records」からリリースされたアルバム『Marigold Sky』ですが、80年代の人気絶頂期のような派手なアレンジを施した作品は影を潜め、もともと「ダリル」「ジョン」の二人が大切にしてきた「フィリー・ソウル」をベースにした、音数の少ないアレンジの、「Mellow」「POP」「ソウルフル」な大人向けの楽曲が、多数収録されていることを再発見しました。セールスよりも自由にやらせてくれるレーヴェルを選んだのは明白で、派手さはありませんがとても落ち着いて聴ける、実に大人向けのアルバム内容になっています。
CDジャケットもどことなく「黄昏」や「郷愁」を感じるようなデザインになっていて、古くからのファンもそれなりに人生経験や年齢を重ねてきてますので、こういった方向性の「ホール&オーツ」も味わい深いものがあるというものです。本当にいい意味で肩のチカラが抜けていて、本人たちだけでなくレコーディング・メンバーも皆リラックスしている様子が、一聴するだけで伝わってきます。特に「ダリル」が最も信頼を置いていたベーシスト/ギタリストで、9年前に他界した“T-Bone”の演奏には、それが顕著に表れているような気がします。大人だけが分かる「メロウネス」の世界ですね。

 


Track 1 – I Don’t Think So
Track 2 – Promise Ain’t Enough
Track 3 –  Time Won’t Pass Me By
Daryl Hall & John Oates (album: Marigold Sky – 1997)

 

記録によると画像は昨年の9月上旬に、仕事帰りにだいぶ遠回りをして筑波山麓付近の「夕暮れ時の空」を撮影したもの。「マリゴールド色の空」ってこんな感じを言うのかな。そしてその足元には、偶然にも「マリゴールド」の花が咲いてました。今となっては、なんだか不思議な体験でした。

 

※「Daryl Hall」「Hall & Oates」に関する過去記事はこちらへどうぞ。