Monthly Archives: June 2012
Rainy Days in Mellows ~ Vol.6 【週末限定ケーキ】
雨はまだ降ってきませんが、なんだか怪しい空模様です。
よく考えてみると、現状ではあまり雨の多い梅雨とはいえないような感じですが、明日金曜日は一日中雨で気温も低めの予報のようです。いわゆる『梅雨寒』ってやつですね。(その後予報チェックしたら、そうでもないようです)
そんな時は、静かなカフェの窓辺から見える景色を見ながら、温かい珈琲やドリンクがいちばんありがたく思えたりします。
さて、明日金曜日より週末の3日間のみですが、ドライフルーツたっぷりのパウンドケーキをご提供させていただきます。
Mellows のパウンドケーキは、OPEN以来ず~っと人気の定番ケーキで、これまでプレーン、チョコチップ、ミックス・ベリー、抹茶などを焼いてきましたが、刻んだマンゴーやパイナップル等トロピカルなドライフルーツ入りは、初登場となります。
お一人で過ごすもよし、お友達やご夫婦で過ごすもよし。
ご来店、お待ちしております。
Rainy Days in Mellows ~ Vol.5 【 in 軽井沢編】
『えっ、これから来るの?』
『そう、片づけが済んだら、こっちを夜中に出ます』
というわけで、日曜日の営業終了後に会計やら掃除やら、やらねばならぬことを片付けていたら、奇遇にも軽井沢の「ふりこ茶房」のマスターからお電話をいただきました。ある伝統のドリンクのレシピと作業工程の確認と、開業以来まったくお伺いできないまま、お店の屋号が変わってしまったこともあり、この休業日を利用して日帰りで電撃訪問しようと計画をしてたところだったので、ちょっとタイミングがよすぎる電話でびっくりでした。
以下、昨日の「電撃日帰り訪問」時のフォトリポートです。
大好きな「浅間山」を、シルエットが美しく映える群馬県の北軽井沢側から見たかったので、高崎・倉渕方面から「二度上峠」を越えました。
しかし残念なことに、今日は霧でなにも見えず。晴れてると、ここからの浅間の雄姿というか艶姿が素晴らしいのですが...残念。
ほんとだったら、こんな感じなのになぁ..
愛する「浅間山」が霧とガスでまったく視界に入ってこないので、残念だけれどそのまま峠を下って、一路「星のやリゾート」内にある、軽井沢町民憩いの場『トンボの湯』へ向かいました。中軽まで着たら、ここは寄らないといけません。定番ですね。
わずか20分程度のカラスの行水でしたが、リラックスできました。やっぱり露天風呂に勝るものなしです。
さて、このまま南に下ればあっという間に、『ふりこ茶房』さんのある南軽井沢エリアです。急ぎましょう。
『ほんとに看板ないんだ..』思わず独り言が出ちゃいました。いわゆる『究極の喫茶店』を体現しているわけですね。
凄いことですよ。これは。
以上、僕の『原点』である大切なお店をすこしだけ紹介させていただきました。
先日も Mellows のご常連のお客様が、わざわざご訪問くださったとのこと。嬉しいかぎりです。
ご興味のある方は、軽井沢方面にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。
(『ふりこ茶房』さんの Website は、僕のブログの右側【サポートしていただいているカフェ】からもリンクされています)
さて、丸一日かけて Mellows の仕込みもようやく終了です。
明日より営業再開です。
皆さんのお越しをお待ちしております。
優しい音色 Vol.19【Minako Yoshida】
浮かんでくるときは次から次へと出てくるもので、昨日に続いて「優しい音色」シリーズの二日連続での更新です。
過去記事では二度ほど紹介していますが、懲りずに今回も日本を代表する女性シンガー(あえてシンガーと表現します)「吉田美奈子」の、1990年に発表されたアルバム「gazer」より『時間(とき)をみつめて』を紹介します。
少し音量を上げ気味で、聴きながら読んでいただけるとよろしいかと思います。
吉田美奈子 / 『時間(とき)をみつめて』
いわゆる『達郎』世代の方であれば、皆さんご存知の通り、彼女は RCA/RVC レーベル所属時代の山下達郎のほぼ全てバックコーラスを手掛ける他、数曲歌詞も書いているのはよく知られている話です。つまりは達郎氏の作品には彼女の才能が不可欠だったわけで、時代に若干のズレがあるにせよ、それは彼の奥方の「竹内まりや」の存在以上に大きかったことは否定できない事実でしょう。
オリジナルアルバムが2006年、ギタリストの渡辺香津美とのコラボ・アルバムが2008年に発表されて以降、これといった情報はなく、コアなファンの間では新作の発表が待たれているわけですが、この『時間(とき)をみつめて』は、ここ10年ほどで発表された彼女の作品の中では、ひときわ際立った輝きを放ちながら、切なくも美しく、そして『優しい』楽曲として存在しています。
以前からずっと訴えていますが、このような類い稀な才能を持ったミュージシャンでありアーティストであり、シンガーが日本に存在しているのだということを、僕のブログを通じて若い世代の人たちに、もっともっと広く知って欲しいと、心より願っています。
僕は二十歳くらいの頃に、友人が通う大学の学園祭で、最初から最後までマイクなしでライブを敢行した彼女のパフォーマンスを、超至近距離(5mくらい)で見る機会があり、彼女の歌う持ち歌だけでなくゴスペルなどにも、それはそれは痛く感動したのを鮮明に記憶しています。
しかしこの曲、なんと優しく美しいバラッドなんでしょう。
7分を越える曲があっという間に過ぎていくほど。
心が洗われるようです。