Monthly Archives: September 2011
“Mellows 計画” 進行中 ~ Vol.3 in 信州編
昨晩台風15号が通過するのを待って、深夜自宅を出て高速をひた走り、長野市内にある店舗設計・建築をお願いしている『カンバーランド・ジャパン』社に、やってきました。ここのところ寝不足が続いているのと、深夜の運転も重なり疲労もピークですが、そんなことを言ってられる余裕もないので、あと一頑張りです。
到着次第、ちょうど一年ほど前に初めてお会いして以来いろいろと相談に乗っていただいている、日本RV輸入協会会長も兼務されている原田社長と、先日都内で開催された「内閣府主催の防災フェア」への出展のことや、東北の被災地におけるトレーラー・ハウスの有効活用を目的とした、多くの市町村の『行政』サイドからの受注状況などを伺ったりしました。
トレーラー・ハウスの活用については多くは自治体の判断基準に委ねられることがほとんどですが、先の震災後多くの自治体で議論されることとなり、旧建設省から出されている通達の基準と業界団体の設置基準を遵守することにより、今後も多くの行政からの理解を得やすい状況が生まれてきているといえます。僕自身も、設置にあたり、該当エリアの市はじめ県の合同庁舎の関連部署や消防署・保健所などにも、数ヶ月という時間を掛けて何度も何度も足を運び交渉にあたり、あらゆることを相談させてもらいましたが、そのことがじわじわと思い起こされてきたりしました。長かったですね、正直なところ。これもひとえに、土地の地主さんのご理解を導き出し、さらには一緒に粘り強く関連役所訪問に同行してくれた不動産管理会社の営業担当・石井さんの力によるところが、非常に大きいといえます。
そんなこんなでしばらく歓談した後、カンバーランド社の営業企画担当の平木氏より「ほぼ完成です」との報告を受け、さっそく同社の豊野地区にある工場へ向かいました。
台風一過とはいえ、雨が降ったり止んだりとまだちょっと天候が不安定な中、施工を一手に引き受ける「安川工務店」さんとその関連の多くの業者さんが、最終仕上げに向けてものすごい勢いでラストスパートをかけていらっしゃいました。皆さん、本当にお世話になります。そしてありがとうございます。感謝・感謝であります。
それでは、また少し現地で撮影した画像をUPしておきますので、ご自由に楽しんでみてください。
装いも新たに『珈琲色』に染まりました メインエントランス側です
店舗全景です なにやら話し込む安川工務店・社長と営業企画・平木氏
さあ、どうぞ中へお入りください
う~ん 素晴らしい仕事ぶりです
収納もたっぷりと
僕の定住エリアとなる厨房です
カウンターです 幅を広めにしましたので、本や雑誌など広げても大丈夫
店内のコーナー手洗い TEAM 安川 さすがに仕事が細かいです
さあ、店舗予定地入りまでもう一息。
頑張ります。
UP な Mellow Tunes【The Blow Monkeys】
いやあ、やっぱり音楽ネタが筆が走るんですねぇ。
Mellow なサウンドっていっても、なにもスロウな曲ばかりではありません。
アップ・テンポであっても、メロウな感覚をしっかりと保持している曲をリリースできるアーティストもいます。
いわゆる「一発屋」と表現されるアーティストが、今も昔も存在しまよね。見方を変えれば、たった一曲でもそれだけの強力なインパクトを聴き手に与えたということですから、それはそれで偉大なことに違いないわけです。意外と、Jazz や Pops の世界でも、スタンダードになっているナンバーほど、一発屋の作品だったりすることも多いんじゃないでしょうか。
The Blow Monkeys / “Digging Your Scene” [1986]
The Blow Monkeys / “It Doesn’t Have To Be This Way” [1987]
やはり80年代後半に活躍した、前回「cool なレコードジャケット vol.3」で紹介した「スタイル・カウンシル」と一時は人気を二分したほどのUK出身のPOPグループ “The Blow Monkeys”(ブロウ・モンキーズ)ですが、最大のヒットとなったこちらの “Digging Your Scene” と、2番目に貼り付けたそれにちょっと似た感じの2発目のヒット“It Doesn’t Have To Be This Way”もありましたが、その後いつの間にか解散しました。
そういえば確か昨年あたり、今世界中で大ブームの “RE-UNION” 再結成をしたはずです。
一発屋と呼ばれても仕方ないほどのピークがありましたが、リーダーでデイビッド・ボウイにも似た風貌のDr.ロバートの黒人音楽に対する理解と傾倒ぶりには、Hall & Oates のそれにも劣らぬ力を感じます。
当時のイギリスからはこんな才能ある若い人材が束になってかかってきたような印象が強く、ひじょうに個性が強く才能に恵まれたグループやバンドが多く世に出てきた、そんな印象があります。
アップなんだけど、メロウ。どうぞ聴いてみて下さい。若い頃を思い出してしまうかもしれませんね。(笑)