Monthly Archives: July 2013
【お知らせ】更新をしばらくお休みします
三連休の最後の「海の日」ですが、連日暑いお天気の中皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日我が家の小さな庭にようやく迎え入れることのできたモミジたちですが、忙しい僕に代わり二人の息子たちと家内が、移植後間もない「水遣り」が大切なこの時期、交代でそれをやってくれているようです。
残念ながら Mellows のほとんどすべてを手放してしまった今の自分に、唯一残されたものと言ってさしつかえがないものなので、その他のいくつかの植栽同様に、自分の手元でこれからも大切に育てて行きたいと思っています。
お店で毎日眺め大切にしていたものが手元に戻ってきて、どことなく「気持ち」に区切りがついたようなところがあり、また有難いことに本業の仕事の方も忙しくなりつつあり、これを機にブログの更新をしばしの間お休みすることにいたしました。
もともと暑い夏の季節が異常なまでに苦手なこともあり、またちょっと涼しい風が戻り始めた頃にでも、再開できたらと思っています。この「夏休み」がいつで終わるか定かではありませんが、その間いろんな音楽の情報なども広く収集し、温かい珈琲がおいしく感じる季節には、また皆さんに Mellow な音楽をご紹介できるよう充電してきますので、どうか楽しみにお待ちください。
尚、更新停止中はときおりメンテで過去記事のリンク修正などを実施する予定ですが、しばらくの間は過去記事をご覧いただけたら幸いです。
それでは、秋風の吹き出す頃にでもまたお会いできますように。
Paul Brown / “Don’t Let Me Be Lonely Tonight” (album: Up Front – 2004)
梅雨明け。そして Welcome home
しばらくブログの更新ができないうちに、日本列島のあちこちで「梅雨明け」宣言が聞かれたかと思いきや、予想外の真夏のような暑い日が続いています。急な暑さに見舞われ、体調管理が大変ですが、皆様くれぐれも熱中症などにはお気をつけください。
さてそんな暑いお天気の本日、お店を閉店して以来ずっと心待ちにしていた大切なモノがほぼ半年を経て、いよいよ我が家にやってきました。
以下、フォト・レポートです。ご覧ください。
いつもお世話になってばかりのケンちゃん、本当に暑い中の作業たいへんお疲れ様でした。
これからは、自宅でゆっくりとモミジたちの成長を楽しみに見守って行きたいと思います。
というより、見守られているのは、むしろ僕らの方かもしれませんね。
STING / “SOMEONE TO WATCH OVER ME”
(album: Sting at the Movies – 2002)
Mellow Tunes ~ Vol.50 【北欧の歌姫 / Sinne Eeg】
ちょっと更新をしていなかったら、いつの間にか今年も半分を折り返しあっという間の7月に突入です。梅雨明けもまだまだ先になりそうで、しかも今年の夏はまた昨年同様猛暑の予報が…
夏が好きな人にはゴメンナサイ。正直な話、僕は暑いの嫌いです。年齢を重ねるごとに、それと比例してそんな思いが強くなりつつありますねぇ。
まあそれはそれとして、まだすっきりとしない梅雨空が続くこの時期、天気予報を見るとなんだかブルーな気持ちになりそうなことも多いかと思います。
この回でもう Vol.50 を数える Mellow Tunes シリーズですが、そんな日本の梅雨とは無縁の「北欧」でここ数年大人気の女性 JAZZ シンガー『シーネ・エイ (Sinne Eeg)』の、素晴らしく Mellow なバラッドを紹介したいと思います。なにせもうCDが売れない時代なので、よほどの世界的なセールスが見込まれるようなアーティストでない限り、『配信』が中心となっている現代、レコード会社もわざわざ日本版CDをリリースすることはありません。特にジャズなど、ある意味マニアックな色合いの強いカテゴリーとなると、その傾向も強くなりがちです。反面、レコードやCDそのものを所有したいというのがジャズマニアでもあるので、いわゆる『名盤』と語り継がれているジャズの巨人たちの歴史的作品はまったく別の扱いとなりますが。
古くから耳の肥えたジャズファンが多い地域でもあり、彼女の母国デンマークをはじめ北欧のスカンジナビア諸国ではかなりのセールスを記録する注目の歌姫の彼女ですが、恥ずかしながら僕は、5月に彼女が来日し国内数ヶ所でのライブ・ツアーを敢行したという、いくつかの記事を通じてその存在を知ることとなりました。
まだまだ30代半ばであり、スタンダードを歌いこなす技量といい、このオリジナルのソングライティングの才能と少しハスキーでスモーキーなヴォーカルは、過去の例を見ても女性ジャズシンガーとしての王道を行ってますね。僕も過去記事で何度か取り上げていますが、しかもこの美貌となると、否が応でもあの Diana Krall (ダイアナ・クラール) と比較されてしまうことでしょうが、こんな魅力的な逸材の登場は大歓迎ですね。今後も要注目のアーティストです。
ジャズのサマー・フェスが古くから盛んな欧州各地のイベントに、死ぬまでに一度は訪れてみたいものです。