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Mellow Tunes ~ Vol.165【Nils】

いつもご訪問ありがとうございます。
当サイトを日々訪れてくださるブログ・リーダーの皆様におかれましても、新年度や新生活が始まってようやく迎える週末ですが、予想外の夏日が続いてみたり、急な天候の変化も相まって、体調管理が難しい時期ですね。くれぐれもご自愛ください。

今日は朝から「春の嵐」のようで、いよいよ「サクラ」の花も散り際となりました。また来年ですね。
我が家の小さな庭のモミジたちも、急な気温上昇によって例年より10日ほど早く、青々とした葉っぱたちが大きく葉を広げ始めました。こちらはまた後日画像をUPすることにいたします。

 

 

 

ちょっとお疲れ気味のときにゆったりと聴くのにうってつけの、僕のお気に入りの「Mellowなギター弾き」のひとり、『Nils』(ニルス)こと「Nils Jiptner」ですが、先月中旬に9枚目となるアルバム『Play』をめでたくリリースいたしました。
ドイツ・ミュンヘン出身の彼が米国に移住したのが1980年代で、以来米国の西海岸を基点に、数多くの第一線級のアーティストたちのサポートをしながら、自身のアルバムをコンスタントにリリースしてきました。Smooth Jazz ファンの間では、大変人気・評価共に高いアーティストです。特筆すべきは、欧州ドイツの人ながらも、おそらく愛してやまないと容易に想像できる「Soul/R&B/Funk」への理解と傾倒ぶりには、誰も異論はないでしょう。

New Album「Play」からは、彼がもっとも輝きを魅せる80年代の OLD SCHOOL でソウルフルなミッド・チューンであり、ベスト・トラックと言っても決して大袈裟ではない『Sway』を。また他のアーティストによる名曲の数々のカヴァーも、この人の大きな魅力となっていますが、過去のアルバムから、「Hall & Oates」『Sara Smile』、そして泣きのギターの御大「Carlos Santana」『Europa』(哀愁のヨーロッパ)も、「Nils」がプレイするとまた一味違った魅力が加わるから不思議です。まさに大人の鑑賞に堪え得るだけの、大人の「Mellowなギター弾き」のひとりです。

 

 

「Nils」にご興味を持たれた方は、どうぞ過去記事もご参照ください。

 

 

Masterの今これが聴きたい ~ Vol.3【Georgy Porgy】

「今これが聴きたい」の第3弾は、1980年代に怒涛の活躍を見せた超一流スタジオ・ミュージシャンの集合体であった TOTO のデビューアルバムに収められた「Georgy Porgy」を取り上げてみようかと思います。(今回はちょっと動画のUPが多いので、少々重いかもしれません。ごめんなさい)

作曲はピアノ・キーボードを担当するリーダーのデビッド・ペイチ、vocal はギタリストのスティーヴ・ルカサー、そして印象的なサビのコーラスにシェリル・リンを起用した、1978年のリリース当時はR&Bチャートでの順位やカテゴリーにおいて、たいへん評価の高かった曲です。現在では、音楽のカテゴリーやプロだとかアマチュアを問わず、実に多くのアーティストにより30年以上に渡りカヴァーされ続けている作品です。

TOTO 1978

TOTO によるオリジナルをはじめ、それはそれは沢山ある素晴らしいカヴァーの数々の中から、いくつかご紹介したいと思います。オリジナルの楽曲の良さから、どんなアレンジでも魅力的に聴くことのできる作品の一つではないでしょうか。

まずは、TOTOオリジナル Ver.からどうぞ。


TOTO / “Georgy Porgy” (album: TOTO – 1978)

 

そして次は、以前に過去記事でも何度か紹介したことのある「ブルーイ」の率いるジャズファンク・ユニット Incognito の現代的なスタイルで、オシャレ感が際立ちますね。ホーンセクションの使い方もブルーイのいい仕事ぶりをうかがわせます。


Georgie Porgie / Incognito Remix

 

そしてお次が、これまた先日一度紹介したことのあるドイツ人Smooth Jazz ギタリストの Nils によるカヴァーですね。かなりファンク色の強い感じの渋めのアレンジで、これもまたいいんですね。


Nils / “Georgy Porgy” (album: Pacific Coast Highway – 2005)

 

そして最後にこちらを。
もちろん YouTube で探していたら偶然見つけたアーティスト、Daniel Patanchon はアルゼンチンのプロのアコースティック系のギタリストのようです。Web上にも詳しい情報があまりなく、詳細はよく分からないのですが、南米のラテンフレイバー溢れるとても心地よい響きに、ずっと永遠に続いて欲しいと思うくらいのアレンジに仕上がっており、あまりのカッコよさにもう脱帽ものです。


Georgy Porgy (Toto) / Daniel Patanchon

 

いかがでしたでしょうか?
実に面白い印象をもたれた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに「サビ」の部分のコーラスの一節は、かの有名な寓話「マザーグース」に登場する女の子好きの「Georgie Porgie」のお話を、作曲者であるデビッド・ペイチが歌詞の流れから意図的に挿入したものであることは、マニアの間では結構有名なエピソードらしいです。(↓ 以下参考まで)


Georgie Porgie From KidRhymes

なんか、たった一つの作品がこれだけいろんな広がりを見せるというのは、とても興味深いですね。

Mellow Tunes ~ Vol.45【大人の魅力】

昨日の記事でお伝えしたように、出戻りしたサーバーがまだ少し不安定なのですが、GWで時間をもてあましている方も多いと思うので、音楽ネタを適度にUPすることにいたしましょう。

よくご訪問いただく読者の皆さんや、実店舗に直接お越しいただいておりましたメロウズ時代のお客様は皆さんよーくご存知の通り、僕のブログで取り扱う音楽はカテゴリーが JazzSoul、R&B、そして Bossa Novaであれ、基本的には文字通り『mellow』メロウなサウンドのものに特化して取り上げています。決してアップテンポなナンバーを聴かないとかそんなことは全然ありませんが、大人向けの音楽となると、いやでもスロウ・ミディアムに落ち着いてしまうものです。当然、取り上げるアーティストもそれなりの経験を積んだ大人のベテランアーティストやミュージシャンということになってくるわけですね。

先日ご紹介したオジサンギタリストの Nils の記事も、アクセス解析によればかなり好評のようです。僕も読者の皆さんも含めて、きっと同じ『世代』が感じる「空気感」みたいなものがあるんだと思います。
そこで、ちょっと気が済むまで「世界で頑張るオジサン」アーティストをどんどん取り上げてみようかと企てています。

bluey leap of faith

Incognito (インコグニート)はしばし、“British acid jazz band” と形容されることの多い、モーリシャス出身のフランス人 Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(通称:ブルーイ)がリーダーを務めるバンドでありユニットと言ってもいいかもしれません。1957年生まれの今年で56歳になるとてもFunkyであり繊細な感性を持ち合わせた、稀有な存在のアーティストだと感じています。ブルーイについては、先月イタリーの伊達オヤジ「マリオ・ビオンディ」の記事の中でも少し触れていますので、ご興味のある方はご覧ください。ブルーイは現在40・50代の世代の方々が安心して聴けるクオリティを持った、ある意味ハズレのない作品を提供し続けています。

では、先日仕事帰りの車の中で聴いていたJ-Waveで掛かっていたブルーイ初のソロ名義のアルバムから、メチャメチャかっこいいUP な Mellow Tune を楽しんでください。Incognitoでは作品ごとにゲストヴォーカリストを召集し、本人はギターとバックコーラスに徹していることが普通なんですが、ソロの本作では全編に渡ってなんとも味わい深いヴォーカルを披露しています。白いヒゲもオッサンらしくていいですね。それにしても若い連中には無理だろうな、このソングライティングとアレンジの感性は。ふふふ….

 


Bluey from Incognito / “Got to Let My Feelings Show” (album: “Leap Of Faith” – 2013)

 

PV中で昔流行った「ブレイク・ダンス」がやたらと目立つのですが、もしかして「流行は廻る」ってやつでしょうか。オッサンなので詳しくなくてスミマセン。今日は「こどもの日」だけど、その昔こどもだった「オッサンの日」ということで。(笑)

 

Mellow Tunes ~ Vol.43【オッサンだってガンバッテイル】

世間はいよいよGWに突入ですね。
ブログ読者の皆様におかれましては、それぞれ多種多様なプランをお持ちなことでしょう。

そんな連休初日にあたる今日は、ちょっとというかかなり気分の落ち込む出来事があったので、これまでUPしたこともないような「ヤケクソ記事でも書いたろか!」などと思いつつも、いくら自分の個人的なブログとはいえ、読んでる皆さんを不快にするような類のものはよくないと考え直し、ちょっと方向転換して、好きな音楽ネタに転換することにしました。

nils

で、今日紹介するのは、米国の Smooth Jazz 界で活躍するドイツ人ギタリストの Nils(ニルス)の気分爽快なナンバーです。“Pacific Coast Highway” は彼が2005年にリリースした同名アルバムに収められた作品で、もともとあまり多くない僅かな情報によれば、2001~2010年の10年間で米国のやたらと多いSmooth Jazz専門ラジオ局において、もっとも多くプレイされた曲だそうです。これはちょっとスゴイことですね。日本人がクリスマスに達郎氏の「クリスマス・イブ」が聴きたくなるような、うまく表現できませんがそんな楽曲ってありますよね。もしかしたら、米国の西海岸(太平洋)や東海岸(大西洋)そしてメキシコ湾とかカリブ海に遠い内陸部地域に住んでる人たちにとって、とりわけ太平洋に面し単調ではあるものの雄大な景色を楽しめる California State Route 1 通称 “Pacific Coast Highway” は、ある意味ステレオタイプな憧れみたいな部分もあるんじゃないでしょうか。
堅実なドイツの人らしく、あまりプロモーション等にお金を掛けるのが主義ではないようで、PVも「オッサン」色丸出しで華やかさはありませんし世界的な知名度も正直高くはありません。ですが、音作りはゴージャスです。要は中身が大事ということですね。

 


Nils / “Pacific Coast Highway” (album: Pacific Coast Highway – 2005)

 

もう25年前くらいのことですが、当時勤務してた会社の先輩がロスに駐在しており、数日お世話になった際に、ロサンゼルス空港で借りたマニュアル車の非力な青いカラーの HONDA CIVIC で、ちょっとビビリながらも海沿いのこのハイウェイをドライブしてみたことを、とても懐かしく思い出しました。

その頃から早いもので四半世紀(25年)が経過し、僕もこのアーティスト同様の「オッサン」と表現される年代の男となりました。世間では、「追い出し部屋」などを備えた企業が多数存在するそうですが、もちろん「前向きな姿勢」を持ち合わせているというのが大前提ですが、ベテランにはベテランの知識や豊富な経験が少なからずあるもの。「40代や50代だから使えない」はまったくもってナンセンスな話。「なんとかミクス」だの言葉遊びばかり先行しがちな政局や外交・経済の状況に振り回され、ますます迷宮に入っていくようであらゆる物事の着地点が見えないような、そんな閉塞感から未だに抜けきれない日本はいったいどこに向かっていくのでしょうか。

なんだかまとりませんが、そんな時こそ california の空のようなスカッとしたサウンドが、痛くありがたいものに思えてきたりします。

さてさて皆さんも、GW中の運転には、事故のないようくれぐれも安全運転でお願いしますね。

 

:)