Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.6【R. Kelly】

世界の各地から、沢山の方々のご訪問ありがとうございます。
北半球にお住まいの方々におかれましては、寒い季節の到来ですので、お体ご自愛ください。一方、南半球の方々にとっては「真夏のクリスマス」なんですね。経験したことがないので、ちょっと不思議な感じですが。

ここ日本では「暦」の「二十四節気」の二十一番目、「大雪」も過ぎ、本格的な冬が近づいてきました。だからという理由ではありませんが、小生不摂生がたたり風邪をこじらせてしまい、なかなか重い咳が抜けずに参りました。こんな時こそ、上質の温かい処方箋 (音楽) が必要というものです。

 

 

冬の特別企画「Mellow なクリスマス・ソング」第六夜となる今回は、90年代のR&B界を席巻し、現在でもその影響力は増すばかりの、もはや現代の「King of R&B」と呼ばれるのに相応しい域まで達してしまった「R. Kelly」(アール・ケリー)の作品を取り上げます。R&BやSoulが好きな方なら、「R. Kelly」についての説明は敢えてする必要もないくらいの実績を積み上げてきているので、詳細については割愛いたします。ただひとつだけ断言できるのは、SOUL/R&B界における生きるレジェンドのひとりでもある「Ronald Isley」(ロナルド・アイズレー)の、正統な後継者と成り得るのは、やはりこの人しかいないだろうということです。この点については、もはや疑う余地もないでしょう。

そんな R. Kelly が昨年(2016年)にリリースした Holiday Album「12 Nights of Christmas」から、『Home For Christmas』をPick-Upしました。では、お楽しみください。

 


R. Kelly – “Home For Christmas” (Lyric Video)
(album: 12 Nights of Christmas – 2016)

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.5【paris match】

いつもご訪問ありがとうございます。
今年で7シーズン目となる冬の特別企画の「Mellow なクリスマス・ソング」ですが、第五夜となる今回は、国内のアーティストの作品を取り上げたいと思います。

「paris match」(パリス・マッチ)は、ある程度の年齢層から上の世代の方々でしたら、迷うことなく聴けばその心地よさを実感できる、数少ないアーティストです。メンバーは、作詞・作曲・プロデュース全般を担当するリーダーの「杉山洋介」氏と、Vocal担当の「ミズノマリ」さんによる、現在は2人組の音楽ユニットです。
(マリさんも杉山さんも、時々のご訪問ありがとうございます。)

今回ご紹介する『Silent Night』は、彼らが2002年の11月にリリースしたミニ・ホリデイ・アルバム「song for you」に収録された1stトラックです。お二人と同様に、敬愛する「達郎さん」も古くから用いている「心地よく普遍的なリズム」を持った本作品は、いつも通りマリさんの柔らかくアンニュイなヴォーカルが冴えわたる、クリスマスを目前に控えた大都会「TOKYO」や「YOKOHAMA」の夜を彩る、それは素敵な作品です。この時期は特に海外からのアクセスも多いので、もっともっとメジャーになっていいはずの楽曲ですから、今回ご紹介いたします。

 


Paris Match – “Silent Night”
(album: song for you – 2002)

 

「大人が聴く為の音楽を教えて」と問われたら、いの一番にリコメンドできるほど、2000年のデビュー当時より一貫した、AOR/SOUL/R&BBossa NovaそしてJazzをより強く意識した杉山氏のサウンド・プロダクションは常に高水準であり、またとても都会的であって、洋楽を聴いて育った我々のような世代にとっては、本当に欠かせない数少ない国内アーティストです。「paris match」とは、そうあの Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(ジャン・ポール・ブルーイ・モーニック)が率いる世界的にも大人気の、英国ロンドンを拠点とする「Jazz-Funk/Assid Jazz」の雄として知られる『Incognito』(インコグニート)のような存在だと、僕は捉えています。「paris match」のCDはほとんど所有しているのですが、今思えば当サイトで一度も取り上げたことがなく、大変失礼しました。

2005年にリリースのアルバム「5th Anniversary」に収録された、オランダのクラブ・ジャズ・コンボ “New Cool Collective” (ニュー・クール・コレクティヴ)とのコラボが圧巻のLiveでの、「paris match」の代表作『Saturday』もご紹介しておきます。演奏はもちろんのこと、マリさんのヴォーカル・ワークが素晴らしい。

 

Paris Match – Saturday (with New Cool Collective)

 

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.4【Chris Botti】

いつもご訪問ありがとうございます。
自然界をぐるっと見まわしてみると、「冬色」がどんどん「秋色」を押しのけてやってくるのがよくわかります。

 

 

 

さて、今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第四夜となりました。
今回は現代JAZZの世界で、カテゴリーを超越し多くの異分野のアーティストとコラボレーションを続けている、トランペッターの「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がゲスト・ヴォーカルにR&B界の実力派である「Eric Benét」(エリック・ベネイ)をフィーチャしたオリジナル作品のご紹介です。
「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がリリースした Holiday Album「December」に収録された『I Really Don’t Want Much For Christmas』は、2002年にリリースのアルバムの初版には収録されておらず、ジャケット写真違いの2006年に再リリースされた version に収録されている作品です。

ソング・ライティングは「Richard Rudolph」(リチャード・ルドルフ)という音楽家・プロデューサーで、日本国内の Jazz と Fusion がかつて「クロス・オーヴァー」などと呼ばれていた1970-80年代に、最先端のサウンドで聴く者を圧倒したあの「笠井紀美子」さんのご主人としても知られている方です。「笠井紀美子」さんといえば、当時としては米国の超一流スタジオ・ミュージシャンとともにレコーディングを普通に行っていたくらい、他の国内アーティストよりずっと先を独走していたような印象が強いアーティストでした。あっと言う間に引退してしまったのが、今でも残念です。そういえばまだ一度も彼女の記事を書いてなかったので、また別の機会に取り上げてみようかと考えています。

クリス・ボッティに関しては、過去記事でいろいろ取り上げていますので、よろしければご覧ください。

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.3【Toni Braxton】

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さて今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第三夜となりますが、毎年のことですがクリスマスが日一日と近づくにつれ、海外からのアクセスが一気に増えてきました。当サイトの記事は当然のことながら日本語での表記のみですが、「Google Chrome」をはじめ閲覧ブラウザの機能の進化や追加機能のプラグイン/アドオンにより、簡単にその地域の言語に翻訳表示が可能になっていることから、こんな現象が起きているのかもしれません。
「Facebook」さんから相も変わらず「ログ・インせよ」との指令が一日に数回来るので、確認してみると記事を「シェア」してくださっている方々の7~8割が海外在住の方々になってきました。そんな事象を見るにつけ、「クリスマス・ソング」の必要性というか、毎年のように世界中の多くのアーティストがこぞって「Holiday Album」をリリースする理由が理解できるような気がします。地域や宗教的な背景によるものがいちばん大きいのでしょうが、世界を見まわしてもクリスマスというのはやはりスペシャルな行事なんだと、自身のブログを通じて再認識する今日この頃です。

 

 

そんな訳で、第三夜の今回は、Babyface(ベイビーフェイス)プロデュースによるデビュー時からずっと愛聴している「Toni Braxton」(トニ・ブラクストン)が、2001年にリリースした Holiday Album「Snowflakes」の1stトラックとして収録された『Holiday Celebrate』をピック・アップしました。ソング・ライティングは「Toni Braxton/Keri Lewis/Tamar Braxton」とクレジットがありますので、元「Mint Condition」のメンバーであり当時の伴侶であったケリ・ルイスと、姉妹で活動している「The Braxtons」のメンバーで妹のテイマーとの共作曲ということになります。

 

Toni Braxton – “Holiday Celebrate”
(album: Snowflakes – 2001)

 

数年前までは自身の病気やケリとの離婚と、私生活が散々だったトニですが、恩人Babyface(ベイビーフェイス)と共有名義で2014年にリリースした「Love, Marriage & Divorce」で、見事な復活を遂げたのは記憶に新しい嬉しい出来事でした。(参考記事はこちら
来年2018年にはNew Albumのリリースが期待できそうです。

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.2【Sounds of Blackness】

去り行く晩秋に変わって、いつの間にやら通学通勤時には手袋やマフラーが欠かせない季節になってきました。庭のモミジの葉もすべて地面に落ちてしまい、なんだか寂しい感じです。あっと言う間のクリスマス・ホリデイ・シーズンの到来です。

 

 

さて今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第二夜ですが、米国はミネソタ州のセントポールに存在する大学で1969年に結成された「Sounds of Blackness」(サウンズ・オブ・ブラックネス)による作品を取り上げます。

ご存知の方も多いと思われますが、地理的にセントポールとは、ミシシッピ川を挟んであの「PRINCE」殿下のお膝元として有名なミネアポリスと隣り合わせの「TWIN CITY」として知られています。そのような地理的な環境も手伝ってか、元々は「プリンス」と初期に活動を共にし、後にプリンスの元を離れてからは大物プロデューサー・コンビとして時代を席巻していくことになるジミー・ジャム (Jimmy Jam)テリー・ルイス (Terry Lewis)による「Jam & Lewis」のプロデュースによる、現代的なゴスペルをベースにしたアンサンブル・グループとして「Sounds of Blackness」は知られています。「Jam & Lewis」が退いた現在は、マイナーなレーヴェルから作品をリリースしているようです。

ゴスペル隊をベースにしていることから、なんと40人を超える大所帯であった「Sounds of Blackness」による、1992年リリースの Holiday Album「The Night Before Christmas」から、『Soul Holidays』のPVをお楽しみください。90年代初期当時の最先端であり、現在リヴァイヴァル・ブームが来ているのは間違いない「Jam & Lewis」によるあの時代のサウンドが蘇ります。やはり「グルーヴ」がその他のものとは決定的に違うんですね、彼らのプロデュースしたサウンドは。天才プロデューサー・コンビ、恐るべしです。

 


Sounds Of Blackness – “Soul Holidays”
(album: The Night Before Christmas – 1992)

 

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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1【George Michael Tribute】

偶然とはいえ、12月の初日としては、なんだかとても「冬らしい」一日となりました。耳を澄ましていると、「木枯らし」によって発生する色々な音が聞こえてくるのが不思議です。

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、最近は類似したものをWEB上でよく見かけるようになりましたが、こちらは実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く今期で「7シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。

音楽好きな方々でしたら記憶に新しいと思われますが、昨年「2016年」という忌まわしき年は、年が明けてすぐに、ナタリー・コールの訃報から始まり、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、プリンス、トゥ-ツ・シールマンス、ロッド・テンパートン、カシーフそしてレオン・ラッセルと、ジャンルは違えども、自分自身はもちろんのこと世界中の同世代の人々にとっても、若い頃からいろんな意味で影響を受けた偉大なアーティストたちが次々と夜空の星となっていった、今まで経験したことのないような辛く悲しい一年でした。そんな悲しい事情や背景もあり、2016年は気分を一新して、あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の George Michael(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas (ラスト・クリスマス)』を取り上げることにしたのでした。

 

 

ところがあろうことか、世界的にも「Vocalist」としての評価は絶大であった George Michael(ジョージ・マイケル)氏が、2016年12月25日クリスマス当日に英国オックスフォードシャーの自宅に於いて、誰にも看取られることなく「53歳」で天に召されていったのは、普段音楽に関心のない世界中の人々にとっても、大きな衝撃と共にその「悲しいニュース」は瞬く間に世界中に配信されました。
ギリシャ系キプロス人の父とユダヤ人の血を引くイングランド人の母との子として生まれた、ジョージの本名は「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」であり、決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでした。幼少の頃より内気な彼は、自分の心の中で「George Michael(ジョージ・マイケル)」という架空のヒーローを創り出し、後に自身がデビューしてから、もう一人の架空の自分であるとして、「ジョージ・マイケル」を名乗るようになったというのは、もはやファンの間では有名な話です。

残念なことに同年(2016年)先に逝去した偉大な音楽家の『PRINCE』もまったく同様の事実が世に明るみに出て、世界中から多くのリスペクトを集めましたが、ジョージ・マイケルも、彼が生前に多くの慈善活動を匿名で行っていたことが死後になって明らかになり、それらの活動は生存中は本人の強い意志により、口外されることがなかったそうです。やはり、苦労して一流のアーティストに上り詰めた立場の人物は、そういうものなのだと改めて認識させられたにエピソードでした。

 

 

そんなジョージが、2008年のクリスマスの日にオフィシャルサイトをはじめ、他の幾つかの音楽配信サイトから「無料配信」を行ったことで知られる『December Song (I Dreamed of Christmas)』は、自身の持つもはやスタンダードになってしまったモンスター級のクリスマス・ソング『Last Christmas』の陰にひっそりと隠れてしまっていて、多くの人々が知らないままでいるのではないでしょうか。
シャイな慈善活動家でもあり、同性愛者でもあり、おそらく多くの人々が想像する以上にガラス細工のように繊細で優しかったであろうジョージが、現世に生きる我々に遺してくれた大切な遺作の一部でもある、「ジョージ・マイケルのもうひとつのクリスマス・ソング」『December Song (I Dreamed of Christmas)』を、今シーズン最初の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1」として、まずは取り上げることにいたしまた。
美しいメロディ・ヴォーカル・コーラス、そしてアニメーションによるPVには、本当に偉大なアーティストを失ってしまった事実を再認識させられます。

 


George Michael – “December Song (I Dreamed Of Christmas)” 2010
(Music Released in 2008)

 

いかがでしたでしょうか。
今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』では、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、Pick-Upしていく予定です。
それでは「Vol.2」をお楽しみに。

※12/1より冬季限定で「PC」での閲覧時のみ、画面上より「雪」が舞ってきます。よろしければお試しください。(スマホ非対応となっております)

 

 
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