部屋の中が急に暗くなったので、二階から窓の外を見やる。 屋根の高さまで伸び放題になった隣家との垣根の隙間から、青空を覆いつくすかのように文字通りの「暗雲」がものすごいスピードで垂れ込めてくるのがわかる。 なんとはなしに音楽を聴き流していた自宅PCの「iTunes」で【cloud – 雲】とライブラリを検索してみたら、なんだか曲名やアルバムタイトルに【cloud】とつく曲が70曲以上出てきた。「へぇ~」と我ながら感心しつつ、どれともなしに聴いてみる。 “Above The […]
春の嵐が予想される不安定な気圧配置に覆われた、日本列島の週末です。 こんな感じだと、出掛けるにもちょっとためらいがちになりますね。 さて、またもや音楽ネタの更新です。 中高年向けのネタですみませんが、これまで一度も取り上げたことのなかった Earth, Wind & Fire(アース・ウインド&ファイア)の曲をご紹介したいと思います。 1970年代~80年代初頭にかけて、壮大なスケールのバンド構成を伴ったスタイルで、SOULやR&Bといった枠で括りきれない独自のサウンドで世界中を […]
車を走らせていると、そろそろ葉桜になりかけた桜の樹と、これから主役を交代するかのように、あちこちで大小の「菜の花畑」を目にする機会が多くなってきました。 「黄色」は特別好きな色でもありませんが、菜の花のキイロは春を告げる鮮やかな発色で、なんだか気持ちまで元気になってきそうな、そんなキイロのような気がします。 今週末は天気が大荒れとの予報が出ているようですが、外に出かけられないときには、家で珈琲でもゆっくりとドリップして、音楽を聴いてリラックスなんていうのがいちばんかも […]
桜も咲き、連日のように三寒四温を繰り返すような「花冷え」な日がやってきたりして、確実に春の訪れを実感する三月も終わりの今日この頃ですが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。 さて、久しぶりの音楽ネタの更新です。音楽関連の更新が停滞すると、ときおり楽しみにされていらっしゃる読者の方から「まだですか‥」とメールなどもいただくこともありますので、そろそろなにかUPせねばといったところです。(汗) 徐々に太陽の陽射しも暖かくなってきたので、今回はそんなことをイメージさせるこちらの曲を紹介いたします。 […]
Mellows のご常連でもあった、水戸にスタジオと会社をお持ちの広告写真家でもある、『オダギ秀』先生の写真展が、来る3/23(土)~3/31(日)の間、つくば市内の 【Cafe & Gallery ロダン】さんにて開催されます。 今回のテーマは、2004年から一年間に渡り、茨城県内の山間部にある現役最後となる木造校舎の小学校での、閉校となるまでの学校や子どもたちの日常を切り取ってこられたとのことです。 小学生の頃の自分にタイムスリップした「オダギ少年」の眼差しは、いったいどんな少年少女 […]
当ブログをご訪問くださっている諸先輩方を前にしてこんなことを言うのもなんですが、人生とは一つとして同じものは存在せず、人の数と同じだけのステージが用意されているものなんですね。 なんだかそんな思いにふけりがちな春を迎えています。過去にとらわれすぎてはいけませんが、ときには懐かしく思い出すのも悪くはないでしょう。視線が前ばかりでも、後ろばかりでもダメで、バランスこそが大切。そんな風に思えるようになったのも、ここ数年でいろいろと経験を積んだせいかもしれません。 なぜだか子 […]
ようやく咲き始めたばかりの桜の花でも撮ってみるかと、通りすがりの公園に立ち寄ってみた。 桜の花は例年通りもちろん美しいのだけれど、なぜか今年の春に限って、その横でひときわ凛としてどことなく孤高の立ち振る舞いを感じさせる「ハクモクレン」に惹かれてしまう。 同じ春を告げる花なのに、梅と桜の開花の中間に咲くそのタイミング故に、両者の存在感に隠れてしまうこともありがちと言われて久しい。 よく見ると大木で存在感も抜群なんだけどなぁ。まるで「これが私の生き様なんです。」とでも言い出すかのようで […]
先日ジャズのスタンダードをいとも簡単にさらりと歌いこなしてしまった、Boz Scaggs (ボズ・スキャッグス)の新譜発表のニュースを取り上げましたが、いよいよリリースされました。待望のニューアルバムは、その名も “MEMPHIS” 。 新譜の色使いが偶然当ブログとかぶって、ちょっとウレシイ いやはや、本当に BOZ というアーティストには毎度々「いい意味で期待を裏切られるなぁ」って感想ですね。いったい全体どれだけの「引き出し」を持ってるのか、 […]