Search Results for: Keith Sweat

Mellow Classics ~ Vol.39【Keith Sweat】

いつもご訪問ありがとうございます。
ここ数日間、気温の低い雨模様のお天気が続いています。
一都三県を除き、緊急事態宣言が解除されたからといって、一度変更を余儀なくされた新たな生活様式が急に過去のそれに戻るわけでもなく、いやでも神経を擦り減らす日々が続きます。
来週早々には、残る首都圏に於いても状況が改善され、多くの規制が解除される方向に向かうことを、心より祈念しております。

 

 

雨降りが続くからといっても、外に出たい気持ちを抑えるのは難しいもの。
スロウ・ジャムの名曲『In The Rain』の中で「I wanna go outside in the rain …」と朗々と謳いあげるのは「Keith Sweat」ですが、リリースされた33年前から何度も何度も繰り返し聴いた作品ですが、本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
そういえば「キース」をしみじみと聴くのも、2月17日開催の「松尾潔」さん主催の第4回『松尾潔のメロウな夜間授業』〜R&Bの愉しみ〜『キース・スウェットと「ニュー・ジャック・スウィング」』以来かもしれません。「成功者はなぜか、派手なセーターを着ている」という、松尾さんなりの仮説を披露されたとても楽しかった授業でしたが、あの夜のことがなぜだかもうずいぶん昔の出来事のように感じてしまうのは、それだけインパクトのある状況が地球上で起こったからに他なりません。計10回(+1)の授業が予定されていますが、この非常事態が去って落ち着いた頃には、いつか再開してくれるものと願います。
もちろん、多くのアーティストの皆さんの、中止や延期を余儀なくされている大切なライブや公演も含めて、文化的な催しが一つでも多く再び開催できる日がやって来ることを、心より祈っています。

 


Keith Sweat – “In the Rain”
(album: Make It Last Forever – 1987)

 

どうやら、週末の前半も雨模様らしい。なんだかもう「梅雨の走り」なのだろうか。

 

海外アーティストはさておき、国内アーティストの記事をUPした際は、可能な限りアーティストの方やマネジメント事務所宛てにメールで、記事内容に間違いや修正すべき点がないかどうかを確認していただくようにしているのですが、最近はほとんどのアーティストの方への連絡手段がメールではなく、「Twitter」のDMや各種SNSに変わってきていて、僕の場合普段使いのLINE以外に「SNS」のアカウントを所持していないことで、何かと不都合が生じるようになってきています。これまでは色々と考えるところがあって、敢えて「SNS」には対応してこなかったのですが、ブログ・リーダーの皆さんからも、「ぜひSNS対応を」とのお声を多数頂戴しております。音楽家の方々からは「Twitter」を、写真家の方々からは「Instagram」をと、正直なところそんなご要望が少なくありません。時代と共にコミュニケーションの手段が変化していくのは当然といえば当然なので、あくまでブログ記事の更新通知のような補完機能的な位置付けで、まずは「Twitter」のアカウントを準備しようかと思案中です。そんな訳で、少しお時間をくださいね。準備が整い次第、当サイト上でお知らせいたします。

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 Vol.1【Keith Sweat】

いつもご訪問ありがとうございます。
12月に入って、世界中の街角から沢山のクリスマス・ソング (Holiday Song) が流れてくる季節になりました。
「Google 翻訳」の機能などが充実してきていることで、ありがたいことに、毎年世界中のビジターからご訪問いただく「Holiday Season」恒例の企画『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、なんだかんだで今年で「9シーズン」目となりました。(11月下旬から昨年以前の特集へのアクセスが急増してきて、なんだかすごいプレッシャーとなっています。)

 

 

例年ご訪問いただいている熱心なブログ・リーダーの方であればご記憶にあるかもしれませんが、昨年の『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』に関しては、近親者が旅立ったこともあり、僕自身いろいろと思うところもあり、昨年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPさせていただきました。
年も変わり、今年の『2019年』ヴァージョンでは、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて古典や定番(スタンダード)となっている作品は極力除外して、いくつかの作品をご紹介していく予定です。雰囲気としては、大変ご好評をいただきました『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』のような流れになりそうです。まだ選曲作業中なので、なんとも言えませんが、「Soul/R&B Holidays」な感じに、まとまりそうな感じです。解説も短い時もあれば、長い時もあるかもしれませんが、松尾さんではありませんがそれもまた「風まかせ」的に進めてゆこうと考えています。

さて『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019』幕開けとなる初回の今夜は、当サイトでも何度かご登場いただいている「Soul/R&B」の重鎮の地位に上り詰めた感さえある、『Keith Sweat』(キース・スウェット)2007年にリリースしたクリスマス・アルバム『A Christmas Of Love』から、「キースの魅力のすべてが凝縮された」と言っても過言ではない彼のオリジナル作品、『Nothing Like Christmas』 をお届けします。

 


Keith Sweat – “Nothing Like Christmas”
(album: A Christmas Of Love -2007)

 

初めて彼の音楽に触れたという方もいらっしゃるかもしれませんが、「キース」あるいはキース関連の過去記事へのリンクはこちらへどうぞ。

また、当サイトでもずっとサポートさせていただいています音楽プロデューサー「松尾潔」さんが、11月にスタートさせた「大人のための夜間講座」『松尾潔のメロウな夜間授業 〜R&Bの愉しみ〜』でも、来年2月に第4回目のテーマとして『キース・スウェットと「ニュー・ジャック・スウィング」』といった講座が予定されています。気になる方は参加されてみてはいかがでしょうか。

 

そしてこちらは、2年前に比較的反響とアクセスの多かった『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】のプレイ・リストです。よろしければ、併せてお楽しみください。


『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】

 

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.22【Keith Sweat】

気がつけば今日から十月。
一年が過ぎていくのが、一年毎に早く感じるのは、気のせいなのか。
高層建築物で溢れるような「都会ではない」場所で暮らしていて、いちばん有難さを感じるのは、なんといっても「空が広い」こと。ましてやこれから深まりゆく秋から冬にかけての、「夕暮れ時の空」の表情の美しさといったら、文字通り「筆舌に尽くしがたい」。

 

 

「秋の空」は、誰にでもある「回転木馬」のような普遍的な人生の営みさえも、哲学的に思わせるほどの魅力に満ち溢れている。

 

 

Track 1: “Merry Go Round” (Remastered Single Version) – Keith Sweat
(album: I’ll Give All My Love To You – 1990)
Track 2: “Nobody” – Keith Sweat Featuring Athena Cage
(album: Keith Sweat – 1996)

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.250【松尾潔のメロウな夜間授業 [第4回]】

いつもご訪問ありがとうございます。
昨晩(2/17)開催された、第4回『松尾潔のメロウな夜間授業』〜R&Bの愉しみ〜『キース・スウェットと「ニュー・ジャック・スウィング」』に出席するため、東京ミッドタウン日比谷の「ビルボードカフェ&ダイニング」へ行ってまいりました。僕個人としては、今回で三度目の参加となりました。
今では実店舗「Mellows」も閉店し、足掛け10年の歳月が経過した「Mellow Tunes」コーナーも、いつの間にか「Vol.250」にまでなってしまいました。ある意味区切りの「250回目」は、こちらの「夜間授業」出席時のレポートです。

 

 

昨晩から当サイトへの『松尾潔のメロウな夜間授業』という検索ワードでの「アクセス」が顕著になっておりまして、これはおそらく日本中の『メロ夜』リスナーの皆さんはじめ、参加したくても諸事情からそれが叶わなかった多くの松尾さんファンの方々の、「メロウな夜間授業」の様子について気になって仕方がないという、ご同輩方の熱い意志による現象だと考えるのが、至極妥当なようです。
幸運にも参加させていただくことのできた立場から、すこしでも授業の雰囲気だけでもお伝えできればと、今現在は多くの方同様に、自分も会社員の立場で時間の制約もありますが、今回の「夜間授業」の様子をご紹介いたします。
(ご覧の通り、当サイトは営利目的のためでなく、あくまで運営者である僕自身の価値感に基づき、多くのアーティストの作品等をご紹介させていただいております。それ故、参加できなかった方々へのフォローの意味合いがすべてですので、その点については松尾さんもきっとご理解いただけていると信じております。)

さて4回目の授業ともなると、「通しチケット」を保持されていらっしゃる方も多く、毎度おなじみのお顔触れといったことも、少なくない状況になってきたような印象があります。もとは見ず知らずの他人同士だった方々が、会場で何度か顔を合わせているうちに、皆さん大好きな「R&B/SOUL」という「共通言語」を用いた会話が成立しているような、傍観しているとそんな様子が会場のあちこちで見受けられます。「なんて大人な場なんだろう」という雰囲気で、毎回満たされています。メロウでユーモアに溢れた軽快なトークで、そんな「大人の社交場」の仕切りをしているのが、「メロウなソウル・バー」のマスターである「松尾潔」さん、といった図式がもはや完全に成立していますね。僕もかつてはカフェのマスターでしたので、そのプロデュース能力の高さには、もう脱帽ものですね。

「人類史上もっとも山羊に近い声を持つ男」と、愛情たっぷりに今夜の主役『Keith Sweat』(キース・スウェット)を形容するなど、これまでのどの授業にも増して、力の入り具合が違う印象の松尾さん。もう好き過ぎて「何から手を付けていいかわからない」くらいの「キース」への偏愛ぶりが、客席にもビンビンに伝わってきました。
同じN.Y.はハーレム出身で、後に『New jack swing』の革命児としてスターダムにのし上がる年下の「Teddy Riley」(テディー・ライリー)のプロデュースによって、『I Want Her』でデビューはしたものの、苦労人として知られる「キース」が元々目指していたのは、あくまで「オーセンティック」なスタイルの「R&B/SOUL」であり、「ミディアム/スロウ」や「スロウ・ジャム」を主体とした音楽であったはずだという解説のくだりには、出席者一同「そうだよね、やっぱりそうなんだよね」と、皆一様に腑に落ちたことと思います。表現はよくないけれど、「テディ」の類稀な才能を借りてデビューのきっかけとしたのは、「キース」の最初からの戦略であったのだと。
松尾さんがバリバリの音楽ライター時代に、何度「キース」本人にインタビューを試みたところで、「次の新作はどんな感じ‥」という問いに対する答えは、決まって『Same』と言い切るその潔さに関するエピソードは、僕も含め「キース」の熱烈ファンの間ではつとに有名ですね。以前にラジオの「メロ夜」に「久保田利伸」さんがゲスト出演した際にも、その話題でやたらとお二人で盛り上がっていたことをよく記憶しています。まさに「Changing Same」(変わりゆく、変わらないもの)を地で行くような「キース」を、偏愛する多くのファンが、本国はもとより、ここ「日比谷」にも「今まさに集っている」という状態が、僕としてはなんだかとても温かで嬉しい気分になりました。

今回で4限目となった「メロウな夜間授業」も、初回と二回目で予定の時間をオーバーしたことで、「運営側より、時間内でなんとか終わらせて欲しいとのお願いがあった」と、松尾さんよりお話がありました。この点については、どの企業においても、監督する役所から「働き方改革」などという世間ずれした坊ちゃん総理が掲げるちょっと意味不明なスローガンで尻を叩かれて、どこの会社や職場でも、皆一様に運用面で頭を痛めていますよ。Billboard Japan の運営会社である「阪神コンテンツリンク」さんも同じ波に呑まれているのは疑う余地も無く、従業員さんの残業等々労働環境面で色々苦慮されてらっしゃるはずです。この点に関しては、空転する国会を続けている情けない政治家たちへ、怒りの矛先を向けるしかありません。悪いのは、「Billboard」さんでも「松尾」さんでもありません。きっぱりと、そう申し上げます。なので、お客である我々も、双方のご苦労を理解することは大切ですよね。松尾さんが期待を込めて言及してましたが、「Season 2」の実現に向けて、お互いができることを考えるのも、こんな大人のカルチャーを継続させるには、必要なことですから。

さてさてそんな理由で、後半二部のもはや名物コーナーとなった感のある「メロウTOP20」でしたが、今回より厳選された「TOP10」へと変更となりました。とはいえそこは一流プロデューサーの松尾さん、その代わりに準備してくださったのが、2限目で「ゴスペラーズ」の「黒沢薫」さんから導入されたゲストを招くコーナーが、今回も極秘裏に準備されていました。
授業開始前に会場で、松尾さんが命名したあの『CHEMISTRY 御三家』揃い踏みの「お三方」のお姿を見つけた瞬間に、「これはきっと何か起こる」と確信したのは、やはり間違いではありませんでした。
前半一部では「Team CHEMISTRY」で主に編曲・アレンジを担当される『You Go Your Way』でお馴染みの「MAESTRO-T」こと『豊島吉宏』さんが登壇され、音楽プロデューサー、編曲家、作曲家の立場から、「ニュー・ジャック・スウィング」を音楽理論の見地からロジカルに解剖・解説をしてくださいました。当時世に出現した「N.J.S.」の打ち込みによるスネアの僅か一音だけを徹夜で解剖・解析したことや、結論として「N.J.S.」の歴史における「最初の作品」として後に語り継がれる、「キース」のデビュー曲『I Want Her』には、「N.J.S.」に欠かすことのできない要素が既にすべて内包されていたというのは、とても興味深いお話でした。

そして極めつけは、「TOP10」の発表に先立ち、なんと初回の「夜間授業」にもご出席されていた、キャリアのピークを迎えつつある「CHEMISTRY」の二人をがっちりと両脇から支えている『和田昌哉』さんと『川口大輔』さんのお二人が、後半二部にご登壇されました。
2001年にリリースされた「CHEMISTRY」の1stアルバムの制作時から、松尾さんが全幅の信頼を寄せる現代の国内POP MUSIC 界における最高水準にあると断言できる、音楽プロデューサー/シンガー・ソングライターとしてのお二人のご活躍は、以前に記事としてUPさせていただいた通り。
川口さんの流麗なキーボードのイントロからとてもナチュラルな流れで始まった、和田さんしか表現できない独特のフロウで満たされた「キース」の名曲『Make It Last Forever』は、歌い出しの数秒で会場の空気を一変させました。かつて「avex」へ売り込みの際に、アカペラで歌ったデモテープの一部にも収録したことがあるという、和田さんなりの解釈で歌い上げた『Make It Last Forever』は、本当に多くの人々を感動させました。感受性の高かった20代の頃以来ですよ、人の歌声で、頭のてっぺんから足のつま先まで鳥肌が立つのを感じたのは。「体中に電気が走った」という表現がありますが、それをたった一曲で体感したのですから、本物のヴォーカリストによる「歌声のチカラ」というのは途轍もないのだなと、50代後半になった今認識を新たにした、そんな貴重な数分間でした。そしてなによりも、「ずっと長く一緒に仕事をしてきたけれど、二人がコラボする姿を見て聴いたのは、これが初めて」といって、誰よりも松尾さんがいちばん感動していた様子がとても印象的でした。
この時のご感想を松尾さんだけでなく、毎回ご出席されているはずの、松尾さんお墨付きの、今もっとも熱い「R&B」系音楽ライターの『林 剛』さんもご自身の Twitter でコメントしてましたので、お二人の Tweet もご紹介しておきます。


 

「メロ夜」同様、そんな素敵で楽しい時間ほど早く過ぎてしまうもの。
終演に向けて、いよいよ「松尾潔が選ぶ【Keith Sweat – メロウTOP10】」が、カウントダウン形式での発表となりました。
ジェラルド・リヴァート好きな松尾さんだけに、Super Vocal Unit「LSG」の作品が複数入るのは予想してましたが、なんと言っても自分としては全くノー・マークだった「1位」の発表に驚きを隠せませんでした。会場の方も同様の反応でしたから。とはいえ、改めて帰路に就く車中で何度も聴き直した『Right And A Wrong Way』の「滋味深さ」といったらそれはもう・・・
格別の味わいであったという事実を、素直に吐露しておきたいと思います。この1位の発表を知れただけで、僕にとっては参加した甲斐がありました。
以下は、松尾さんがご自身の Twitter にUPしてくださったばかりの、当日の【Keith Sweat – メロウTOP10】です。

 

そして、参加できなかった全国の皆さんへ、「TOP10 プレイリスト」の準備が整いました。よろしければ、お楽しみください。

 


『松尾潔のメロウな夜間授業』【Keith Sweat – Mellow TOP 10】

 

 

今回も、帰り際に「和田昌哉」さんと少しお話ができ、松尾さんも触れていましたが、3/4に新たなユニット『Fixional Cities』での新曲の配信リリースが決定とのこと。また、5月中旬には SUPER な3人組のユニット『X-Change』による、目黒「ブルース・アレイ」でのライブが、そしていよいよ今年度中には待望の『アルバム』のリリースが予定されているとのことです。これは、忙しくなりますね。期待してます。

 

『和田昌哉』さん関連記事はこちらへどうぞ。

『川口大輔』さん関連記事はこちらへどうぞ。

 

(※尚、当サイトにて編集された「Playlist」の再生に当たり、音源や動画自体の所有者であるレコード会社や権利管理団体を除き、当サイト運営側に対して何らかの利益が発生するということは一切ございません。誤解があるといけませんので、念のため説明をさせていただきました。記事内やウィジェットに掲載の Amazon へのリンクについても同様ですが、売上げに貢献すべく、あくまで取り上げさせていただいたアーティストの皆さんを支援するための「方法」であり「プレイリスト」だという方針を、ご理解いただけると幸いです。)

 

 

【お知らせ】6/3は「山下達郎と語る平成のR&Bパート2」

いつもご訪問ありがとうございます。
急に猛暑がやって来て、ほんとにびっくりな先週末でした。
体調の管理が難しい時期ですが、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

しばらく告知をさせて頂いておりましたが、皆さま5/27(月)放送『松尾潔のメロウな夜』をお聴きになりましたでしょうか?

 

 

 

そんなわけで、なんともラッキーなことに、今週・来週と二週に渡って、「山下達郎と語る平成のR&B」という大変興味深いテーマの「パート2」6/3(月)にも聴けることになりました。ありがたいことです。

達郎さんのプライベートな音楽の収集の仕方や楽しみ方など、本当に貴重なお話を聴くことができました。僕としては、達郎さんが最初の選曲で取り上げた「R. Kelly」のメロウな作品「Your Body’s Callin’」に、とても意義深いものを感じました。プライベートでは色々問題ありな「R. Kelly」ですが、1994年辺りを境に「R&B」の潮流を大きく変えたアーティストなのは疑う余地はありません。米国内では彼の作品をラジオ局でプレイしない、「Mute R. Kelly」なんてムーブメントが続いている中での、「メロ夜」でのOn-Airだったので、達郎さんなりの見解を表明してくれたような気がしました。「Keith Sweat」の「Nobody」を一日100回以上聴いたなんて話題も、すごく興味深かったです。

来週6/3(月)は『山下達郎と語る平成のR&Bパート2』のON- AIRです。
乞うご期待!

尚、放送後の松尾さんのコラムメロウな徒然草は必見ですよ。ぜひご覧ください。

 

番組へのLinkはこちらへ

NHK-FM  https://www4.nhk.or.jp/mellow/
radiko      http://radiko.jp/!/ts/JOAK-FM/20190603230000

[※radiko タイムフリーには対応していません]

「山下達郎と語る平成のR&Bパート2」(6月3日放送分)
※再放送は、6月10日午前10:00(FM)、午後4:05(AM-ラジオ第1)

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.109 【Best Mellow Tunes 2016】

今年はカレンダーの関係で、23日の祝日から3連休という方も多いんでしょうか。そんなことも手伝ってか、「年の瀬だな」って感じる今年の師走です。

記事中でこれまで幾度となく書いてきたように、今年が明けてすぐに、ナタリー・コールの訃報から始まり、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、プリンス、トゥ-ツ・シールマンス、ロッド・テンパートン、カシーフそしてレオン・ラッセルと、ジャンルは違えども若い頃からいろんな意味で影響を受けた偉大なアーティストたちが次々と夜空の星となっていった、今まで経験したことのないような物悲しい2016年でした。

それくらい残念で涙も枯れ果てた思いで一杯だった2016年でしたが、そんな悲しい出来事があって、それがきっかけとなり初めて接することが可能になる、偉大なアーティストがいたりすることがよくあります。アートであったり小説であったり、また音楽であったり、初めて遭遇するアーティストや作品と出逢う瞬間とは、そんなことも少なくないのではないでしょうか。

「PRINCE」。そう彼こそが、僕にとってはまさにその存在だったといえます。
類まれな才能とエンターテイナーぶりは分かってはいたけれど、いろんな意味で妖しいプリンスとは、なんだか生理的に受容することが困難な存在でした。もっともそれは、彼のアーティストとしての初期のイメージに囚われすぎていた、いわゆる「先入観」からだったということは、今となってはまったく否定できない事実です。
プリンス逝去の後に、米国だけでなく世界中から連日のように発信された多くの追悼報道からも窺い知ることが出来るように、一音楽家としての才能・愛情・狂気・フィロソフィーなどに触れる機会が沢山ありました。米国史上初の黒人大統領であり、Jazz/Soul/R&B等黒人音楽がルーツとなった音楽に多大な関心と愛情を示した、今期で退任することが個人的にはとても悔やまれる「バラク・オバマ」合衆国大統領による、プリンス逝去の際に発した追悼コメントが、その存在のすべてを集約しているように思えるので、ここに紹介しておきたいと思います。

 


「今日、世界はクリエイティヴの象徴を失いました。」
「ミシェルと私は、プリンスの急逝を悼む世界中の何百万人というファンと共にあります。彼ほど鮮烈にポピュラー・ミュージックのサウンドと軌跡に影響を与え、その才能が数多くの人々に触れられたアーティストは僅かです。最も才能豊かで、最も多作な当代きってのミュージシャンとして、プリンスはすべてを手掛けました。ファンク、R&B、ロックンロール。彼は演奏の名手であり、素晴らしいバンドリーダーであり、衝撃的なパフォーマーでした」「『力強い魂はルールを超越する』。かつてプリンスはこう言いました――そして、彼ほど力強く、大胆でクリエイティヴな魂の持ち主はいませんでした。彼のご家族やバンドメンバー、そして彼を愛したすべての人に哀悼の意を表します」    
President Obama

以降、食わず嫌いだったプリンスの多くの作品に触れるにつけ、彼の万華鏡のように常に変化し続ける多彩な音楽性に打ちのめされてしまいました。本人の逝去後に世界中のコアなファンたちからuploadされ続ける際限のない動画や音源の数々は、「音楽配信」に否定的な態度を取り続けた最も著名なアーティストの一人であったプリンスにとって、もしも存命であったなら、この状況をどんな風に受け取るのでしょうか。
アーティストの伝えたいことが一瞬にして世界中に拡散できてしまうこんな情報化の時代だからこそ、プリンスは「CD/レコード」といったパッケージ、つまりは「アルバム」でしか伝えられないアーティスト側の想いに、ずっと拘り続けたのかもしれません。

前置きが長くなりましたが、今年自分が出逢った感銘を受けた作品ですが、故プリンスが2008年実施の第50回「GRAMMY AWARDS」において『Best Male R&B Vocal Performance』を受賞していた、『Future Baby Mama』を取り上げたいと思います。2007年リリースのアルバム「Planet Earth」に収録された『Future Baby Mama』は、プリンスの慈愛のようなものが凝縮されているように思える、それは美しいバラッドです。ぜひ多くの人々に知っておいて欲しい、プリンスの作品です。
 

 

そして、Bruno Mars (ブルーノ・マーズ)による快進撃でも分かるように、80’s ~90’sの音楽がリバイバルしてきている風潮の中で、今年2016年リリースされたメロウな作品(音楽)を提供してくれるアーティストの中でも、ひときわ際立った新作を届けてくれたのが、もはやR&B界の重鎮とも言える「Keith Sweat(キース・スウェット)」でした。
実に約5年ぶりのスタジオ録音となる New Album 『Dress To Impress』ですが、立ち位置の軸がまったくブレないアーティストの代表みたいな彼ですが、本作はまさに10年に一度出るか出ないかの素晴らしいアルバム内容となっております。R&Bのラブソングのお手本のような作品Cant’ Let You Go、故ジェラルド・リヴァートをフィーチャしたLet’s Go To Bedでは「LSG」時代を懐かしく思い出すことができます。
個人的「Best Album of The Year 2016」と断言できるほどの、そんな秀作揃いの作品群の中でもひときわ輝くのが、今年の「Best Mellow Tunes 2016」に選んだ『Say』という楽曲です。

 


Keith Sweat / Say (album: Dress To Impress – 2016)

 

ピアノとささやかなストリングスだけで構成されたこの作品は、安定感のある歌唱力を持ったヴォーカリストでしか表現できない難しさがあると容易に想像でき、まさにキースの真骨頂を見せつけてくれます。
いつの時代も”same”であることにこだわり続けるキースのような貴重なアーティストには、未来永劫ずっと頑張っていただきたいものです。

以上、2016年に出会った個人的【Best Mellow Tunes 2016】でした。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.67 【chic & mellow 編⑪ / Joe】

SOULR&B、そしてJazzなどのカテゴリーにとらわれることなく、あくまで僕の主観で多くの作品をこれまで取り上げてきた Mellow Tunes ですが、意外なことにこの人を取り上げるのを忘れていました。

音楽好きのこのブログ読者の方であればご存知の方も多いかもしれませんが、JOE (ジョー)は今年の夏に10作目のオリジナルアルバムを出したことからも、R&B界ではベテランと呼んで差し支えのない存在でしょう。「メロディーが命」と考える、僕のようなちょっと RAP Hip-Hop が苦手なタイプのブラック・ミュージック愛好家にとっては、Keith Sweat (キース・スウェット)などと同様に「安心して聴ける」いわゆる正統派のSOUL/R&Bのアーティストの一人です。特にルーサー亡き後の現在、彼らの存在感は日ごとに増してきているんじゃないでしょうか。

 

JOE「Joe」(ジョー)こと 「Joe Thomas」は持ち前のsmooth な Vocal と他のアーティストではなかなか表現することが困難なレベルのコーラス・ワークで、聴く者を魅了する現代の米国のR&B界でも稀有な存在といえるでしょう。『bmr』の情報によれば、10作目にあたる『DoubleBack: Evolution Of R&B』の製作にあたり、「VIVE Magazine」のインタビューでジョーは以下のように語っているそう。
【「R&Bはかつて、とても品があって、スタイリッシュで、エレガントで、恭しかった。俺はR&Bに品格を取り戻したい」と力説。「振り返る」という意味のタイトルについては、「クラシックなR&Bへの敬意を示した作品だから」「生ホーン、生ストリングス、生ドラムが鳴っていた時代、ソウル・ミュージックがとてもスタイリッシュでエレガントだった頃に回帰したんだ」と説明している。】

 


Joe / “Easy” (album: DoubleBack: Evolution Of R&B – 2013)

 
いやあ、コーラスワークが鳥肌ものですね。彼の目指すところは、本来そうあるべき場所だと、僕自身もそう信じてやみません。彼の言うように「ソウル・ミュージックはとてもスタイリッシュでエレガント」であるべきです

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.59【chic & mellow 編③ / Johnny Gill】

少し時間ができたので、またまた「秋の恒例企画」の更新です。

今日は、かつてNew Edition のメンバーでもあり、一人だけ唄うのが極端に上手過ぎると評価されて久しい、Johnny Gill(ジョニー・ギル)のソロ活動後の作品の中でもピカイチと思う一曲をご紹介します。

“It’s Your Body (featuring Roger Troutman)”は、彼のソロとしては5作目のアルバムとなる1996年リリースの『Let’s Get The Mood Right』に収録された、黒人ミュージシャンなら恐らく誰もがリスペクトしているであろう ZAPPロジャー(故人)が例のトーキング・モジュレータ(wikiを参照)を用い参加した、それはそれは mellow なバラッドとして記憶に残る名曲です。この人ならば「“My, My, My” がベストでしょ」という声がほとんどかもしれませんが、こちらのロジャーとの共演作品が、彼のベストソングだと僕個人としては思っています。

 

lets20get20the20mood20right

Johnny Gill / “It’s Your Body” ft. Roger Troutman
(album: Let’s Get The Mood Right – 1996)

 

ソロ活動後のジョニーは、今は亡き Gerald Levert と息の長いベテランR&Bシンガー Keith Sweat との三人のfamily nameの頭文字を冠したユニット LSG での活動、そして New Edition の再結成などを経て、現在はソロ・ワークと同時進行で、かつての New Edition の看板 VOCAL でもあった Bobby Brown Ralph Tresvant との3人組ユニット『Heads of State』での活動も行っているようです。

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2011 Soul 編【Luther Vandross】

 

街のあちこちでクリスマスのイルミネーションや、ショッピングモールでクリスマスソングが聞こえてくる季節になってきました。

思えば組織を離れたのが今年の1月なので、その後の1年間が過去に経験をしたことのないものすごいスピードで過ぎ去って行くような心境です。本当にいろいろな方々に助けられここまでやってきたなというのが、今の素直な気持ちです。

 

う~んどちらを外に置きましょうか...

 

さて、本日定休日のカフェ・メロウズですが、一応人の集まる場所なので、明日よりクリスマス・モードにシフトすることにしてみました。
そうは言っても、『大人のカフェ』ですのでクリスマス・イルミネーションでチカチカやるのは、自分もそうですがお店のキャラではないと思うので、さりげなくシンプルに飾ったツリーを二つ用意してみました。
クリスマスに向けて特別なイベントを用意しているわけでもありませんが、ご来店いただいたお客様が「ほっと温まるような音楽」をご用意して、カフェタイムをお過ごしいただければと思っています。SoulやJAZZなどのカテゴリーの『Holiday Album』を多数ご用意して、静かにさりげなく盛り上げていきますのでお楽しみに。

で、今日はSoul編です。まずは僕の敬愛するルーサー・ヴァンドロスの1995年にリリースしたホリデイ・アルバムよりスタンダードな一曲を。唯一来日を果たすことなく天に召されてしまった黒人大物アーティストの一人でした。20代の頃にアメリカ本国内で見ようとチャレンジしたこともありましたが、タイミングが合わず見られないままでした。いやあ、ほんとにどれだけお金を払ってでもライブを見たいと思えた、数少ないアーティストでした。合掌。
 


Luther Vandross / Have Yourself A Merry Little Christmas
(album: This Is Christmas – 1995)

 

そして、デビュー以来まったくといってスタイルを変えない現在のR&B界の大御所になりつつあるキース・スウェットのホリデイ・アルバムより、オリジナルの作品で “Be Your Santa Claus” をご紹介します。相変わらずのコーラスワークに唸ってしまいます。

 


Keith Sweat / Be Your Santa Claus
(album: A Christmas Of Love – 2007)