9月も半ばを過ぎ、ようやく日中も30度を超えない日が増えてきました。夕暮れ時になると、北寄りの方角から吹き込む涼風に、一抹の安堵感を覚える今日この頃の気候です。 コロナ禍でこれまでの生活様式が少しずつ変化していく中で、異常なまでの暑すぎた夏も鳴りを潜め、気付けば政権与党党首の顔も変わるなど、吹く風の向きと共に我々を取り巻く様々な環境が、良くも悪くも日々変化しつつあります。何につけても、できれば退化よりは進化を望むところです。 秋が本格的に深まるにはまだ少し気の早い9月 […]
8月に入って突然訪れた感の強い、かつてない遅い「梅雨明け」。その後の一ヶ月間というもの、気象庁の観測記録を遡ること1946年まで、このコロナ禍での2020年の日本列島の8月の平均気温は観測史上最も高かったそう。「そりゃあ、マスクも付けたままだし、暑かったわけだ」と、妙に納得。 ハッと気づけば、もう9月。今年もすでに「2/3」が終わってしまった。世界中で「Stay Home」を強いられたこの半年間、皆さんの周辺でも多くの事柄が停滞し、遅々として進んでいない状況なのではな […]
「残暑お見舞い申し上げます」 コロナ禍で過ごす、これまで経験したことのない「普通ではない」夏も、日中は異常なまでの暑さですが、我が家でも「北東」の方角から湖上越しの季節の変化を告げる風が、時折吹きこむようになってきました。これは、僕が勝手に「秋のお告げ」と呼んでいる、とてもありがたい涼しい風のことなのです。 僕は夏がとにかく苦手なので、例年「秋風」が吹き始めるまでは、ブログの更新をお休みするのが常でした。世界的にもコロナ禍の下始めた人がすごく多かったという「Twitt […]
本格的な「雨の季節」の訪れとともに、クルマを走らせているといつもの見慣れた窓越しの風景が、すこしばかり違ったものに見えてくるから、梅雨時というのは毎年のことながら不思議な感覚があるものです。我が家の庭の片隅の「青モミジ」と「紫陽花」の共演が見られるのも、この時期特有の風景だったりします。 こんな雨の季節の風景には、穏かなボサ・ノヴァがよく似合います。『The Gentle Rain』というタイトルのとても抒情的な作品は、既に Jazz/Bossa のスタンダードになっ […]
関東甲信では「梅雨入り」が発表されてから、ちょうど今日で一週間。僅か一週間とはいえ、米国から火が付いた抗議運動『Black Lives Matter』の世界的な波及など、実に世界が大きく動いた印象が強い今日この頃です。一方国内に目を向ければ、与党から尻尾を切られたばかりの悪徳政治家夫妻が今日逮捕されるに至りました。いったい、安倍政権になって何人の政治家が逮捕されたり、何人の大臣が不祥事で更迭されたんでしょう。「悪人しか政治家にはなれない」と、子供たちに教えているような惨状です。逃げ続けている輩も […]
全米各地や香港などが騒然としている中、気付けばそろそろ国内では「梅雨の走り」あるいは「入梅」の季節に。日中はもう真夏日に達するほど、蒸し暑い日が続いたりと、なんだかお天気も忙しい。 世界中がまだコロナ禍から依然として平常時に戻れない中で、米国では一人の黒人男性「George Floyd」(ジョージ・フロイド)氏の死をきっかけとして、この事件に端を発した大小様々な抗議活動が、全米だけでなく世界の主要都市にまで波及している。 白人至上主義の現大統領の下、全米各地でのデモは […]
いつもご訪問ありがとうございます。 ここ数日間、気温の低い雨模様のお天気が続いています。 一都三県を除き、緊急事態宣言が解除されたからといって、一度変更を余儀なくされた新たな生活様式が急に過去のそれに戻るわけでもなく、いやでも神経を擦り減らす日々が続きます。 来週早々には、残る首都圏に於いても状況が改善され、多くの規制が解除される方向に向かうことを、心より祈念しております。 雨降りが続くからといっても、外に出たい気持ちを抑えるのは難しいもの。 スロウ・ジャムの名曲『I […]
世界中が「コロナ禍」で騒然としている中で、長い R&B/Soul の歴史の中でも、レジェンド中のレジェンドとして幅広いジャンルの多くの現役アーティストからも、熱狂的なリスペクトを集めてきた『Bill Withers』が、3/30日に米国・LAで亡くなった。享年81歳。患っていた心臓の病気に起因するものだということを伝え聞き、コロナ・ウィルスによるものでなかったことが、多くファンのにとっては、ある意味唯一の救いかもしれない。 振り返れば、高校2~3年の頃に凄まじ […]
4月に入り、朝晩と日中の気温差が激しく変化するように、身の周りでも多種多様なルールや規制が決められてゆき、多くの人々があらゆることに対して「疑問符」を持つ今日この頃。 こんな時だからこそ、この人の与えるヒーリング・パワーに、耳と心を委ねてみたい。 元々は、1995年にリリースされた「Michael Jackson」(マイケル・ジャクソン)のアルバム「HIStory」に収録予定だった作品『Why』は、後にデビューする予定になっていた、マイケルの可愛がっていた3人の甥っ子 […]
本来この時期に催される多くの式典やイベントの、脇役として文字通り花を添える「サクラ」も、例年より早すぎた開花のタイミングと、この数日間の花散らしの雨の影響もあって、そろそろ散り際を迎える頃。来年こそは、「いつも通りの春」を迎えることができることを、切に願う毎日。 今を遡ること約50年前の1971年、「Thom Bell / Linda Creed」によって生み出され、「The Stylistics」による大ヒット以降、フィリーのソウル・クラッシックとして永遠に歌い継が […]