Category Archives: “Mellow Classics” series

Mellow Classics ~ Vol.22【Keith Sweat】

気がつけば今日から十月。
一年が過ぎていくのが、一年毎に早く感じるのは、気のせいなのか。
高層建築物で溢れるような「都会ではない」場所で暮らしていて、いちばん有難さを感じるのは、なんといっても「空が広い」こと。ましてやこれから深まりゆく秋から冬にかけての、「夕暮れ時の空」の表情の美しさといったら、文字通り「筆舌に尽くしがたい」。

 

 

「秋の空」は、誰にでもある「回転木馬」のような普遍的な人生の営みさえも、哲学的に思わせるほどの魅力に満ち溢れている。

 

 

Track 1: “Merry Go Round” (Remastered Single Version) – Keith Sweat
(album: I’ll Give All My Love To You – 1990)
Track 2: “Nobody” – Keith Sweat Featuring Athena Cage
(album: Keith Sweat – 1996)

 

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.21【Earth, Wind & Fire】

いつもご訪問ありがとうございます。
昨年に引き続き猛烈な暑さを伴った今年の夏も、ようやく過ぎてゆこうとしています。
陽が落ちて夕闇に包まれる頃になると、いつしか「秋の虫の音色」が聴こえてくる時期になりました。

 

 

1970年代に世界中を席巻し、「R&B/FUNK/SOUL/DISCO」といったすべての BLACK MUSIC のカテゴリーの垣根を越えて、まさに一世を風靡した SUPER BAND の筆頭はといえば、『Earth, Wind & Fire』のことを指すといっても語弊はないでしょう。
「September」「Boogie Wonderland」に代表される彼らの活動後期に目立った「DISCO / DANCE」チューンのヒット作品群などよりも、活動初期にあたる時期の「FUNK」色が豊かな時代のサウンドや、2016年に亡くなった偉大なリーダー『Maurice White』(モーリス・ホワイト)との共作で知られる『Skip Scarborough』(スキップ・スカボロウ)がソング・ライティングに関わった作品群が、僕にとっては最も愛すべき「Earth, Wind & Fire」の姿なんです。

今でも連日のように、「Maurice White」によるワード検索で、国内外を問わず当サイトへ導かれてくる訪問者の方々が、実際のところかなり多くいらっしゃいます。当然ですが、やはり「レジェンド」なんですよね。

夏が去り行く「晩夏」の季節に聴く、『That’s the Way of the World』は、本当に良き時代の「Soul/Funk」ミュージックの真骨頂と言っても決して過言ではないでしょう。
米国映画『暗黒への挑戦』(That’s the Way of the World)のテーマ曲として使用された本作品は、バンドとして映画にも出演した「EW&F」のリーダー「モーリス」とベース担当の「ヴァーダイン」「ホワイト兄弟」の共作によるものですが、「リズム/メロディ/リリック/アレンジ/コーラス/ストリングス/ホーンセクション、そして何よりもグルーヴ」と、そのすべてが完璧に融合した、まさに「BLACK MUSIC」史に燦然と輝く金字塔と呼べる「傑作」だと思います。

 


Earth, Wind & Fire – “That’s the Way of the World”
Track 1: “That’s the Way of the World” feat. EWF & Harvey Keitel (1975)
Track 2: “That’s the Way of the World” [Official Audio] (1975)
Track 3: “That’s the Way of the World” – Live at Oakland Coliseum (1981)

現在でもバンドを存続させることに注力しているツイン・ヴォーカルのパートナーPhilip Bailey(フィリップ・ベイリー) のファルセットが素晴らしいのは分かりきったことですが、「モーリス」のヴォーカルはやはり何度聴いても「One & Only」な一級品です。

こうして「モーリス」の過去の作品に触れるにつけ、失ったその果てしない才能の偉大さを再確認せざるを得ません。

 

『Earth, Wind & Fire』の「Skip Scarborough」(スキップ・スカボロウ)と「モーリス」との共作による作品などについては、どうぞ過去関連記事をご覧ください。

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.20【Patti Austin】

これからしばらく「雨」の降る日が多くなると、天気予報が伝えていた。
公園で写真撮影でもと思い立ち、車から降りようとした途端に、もの凄い勢いの「雨雲」と「通り雨」が湖上を通過していった。「雨に煙る」という言葉の通り、激しい通り雨のせいで、車のフロントガラス越しの視界は、まったく効かないほどだった。
一雨ごとに、季節は確実に「秋」に向かい始めたようだ。

 


Patti Austin – “Smoke Gets in Your Eyes”
(album: The Real Me – 1988)

 

そろり、そろりと、「秋」が近づいて来ているのが、僕には分かる。

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.19【Hall & Oates】

いつもご訪問ありがとうございます。
大型の「台風10号」が列島を通過し日本海へ抜けましたが、西日本にお住いあるいは帰省中の方など、生活や移動にまだ大小の影響があるかと思いますが、くれぐれもお気を付けください。

お盆休みも終盤。忙しい毎日がすぐに戻ってきて、気がつけば朝夕には涼しい風が吹き始めるのに、それほど時間は掛からないことでしょう。一日も早く涼しくなることを期待する今日この頃です。

 

 

時折サイトへのアクセス解析をしてみると、様々なアーティスト名による検索から当サイトへ導かれて来られる方の中に、国内外を問わず「Daryl Hall」「Hall & Oates」のアーティスト名で来訪される方が少なくありません。常に検索アーティストの上位に位置しているのを見るにつけ、やはり今でも人気があるんだなあと、再認識することがよくあります。

そんな方々のリクエストにお応えすべく、何を取り上げようかと思案していたところ、「Hall & Oates」名義でのスタジオ録音アルバムは、2006年のクリスマス・アルバム以降リリースされていないので、キャリア後期のアルバムでなにかないかといろいろ掘り返してみました。
1997年にマイナーなレーヴェル「Push Records」からリリースされたアルバム『Marigold Sky』ですが、80年代の人気絶頂期のような派手なアレンジを施した作品は影を潜め、もともと「ダリル」「ジョン」の二人が大切にしてきた「フィリー・ソウル」をベースにした、音数の少ないアレンジの、「Mellow」「POP」「ソウルフル」な大人向けの楽曲が、多数収録されていることを再発見しました。セールスよりも自由にやらせてくれるレーヴェルを選んだのは明白で、派手さはありませんがとても落ち着いて聴ける、実に大人向けのアルバム内容になっています。
CDジャケットもどことなく「黄昏」や「郷愁」を感じるようなデザインになっていて、古くからのファンもそれなりに人生経験や年齢を重ねてきてますので、こういった方向性の「ホール&オーツ」も味わい深いものがあるというものです。本当にいい意味で肩のチカラが抜けていて、本人たちだけでなくレコーディング・メンバーも皆リラックスしている様子が、一聴するだけで伝わってきます。特に「ダリル」が最も信頼を置いていたベーシスト/ギタリストで、9年前に他界した“T-Bone”の演奏には、それが顕著に表れているような気がします。大人だけが分かる「メロウネス」の世界ですね。

 


Track 1 – I Don’t Think So
Track 2 – Promise Ain’t Enough
Track 3 –  Time Won’t Pass Me By
Daryl Hall & John Oates (album: Marigold Sky – 1997)

 

記録によると画像は昨年の9月上旬に、仕事帰りにだいぶ遠回りをして筑波山麓付近の「夕暮れ時の空」を撮影したもの。「マリゴールド色の空」ってこんな感じを言うのかな。そしてその足元には、偶然にも「マリゴールド」の花が咲いてました。今となっては、なんだか不思議な体験でした。

 

※「Daryl Hall」「Hall & Oates」に関する過去記事はこちらへどうぞ。

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.18【CHICKENSHACK】

いつもご訪問ありがとうございます。
連日猛暑が続いておりますが、皆様お変わりありませんか。
明日辺りから、GWに続きまたまた長い「お盆休み」に入る方が大半かと思われます。
お休み中の後半には「台風10号」が接近との予報がでておりますので、遠方への移動を余儀なくされる方は、くれぐれもお気を付けください。
僕はといえば、このくそ暑い中で仕事がピークを迎えますので、できるだけ「涼しげ」で尚且つ「メロウ」な音楽でも厳選して、大嫌いな残りの夏を乗りこえようと、四苦八苦しているところであります。

 

 

さて、こんな酷暑の中で、COOL に決めたいと思うと、やはりこの人の「サキソフォン」の音色に適うアーティストは、国内ではほぼ見当たりません。国内の JAZZ/FUSION 畑の腕利きスタジオ・ミュージシャンが集結し1986年に結成され、今ではまさに「レジェンド」、そう「伝説のユニット」と語り草の『CHICKENSHACK』(チキンシャック)ですが、一度の解散を経た後、オリジナル・メンバーの土岐英史(Sax)、山岸潤史(Gt)、続木徹(Key)のお三方を中心に、約四半世紀ぶりに2013年に再結成されました。「Soul/R&B」を巧みに取り込んだ超洗練されたアーバン・フュージョン・サウンドで、1980年代後半~90年代初頭の国内ミュージック・シーンの頂点に立つバンドだったことは、当時を知る JAZZ/FUSION 好きの音楽ファンであれば、誰もが認めるところです。

 


Track 1: “Love Won’t Let Me Wait” (album: Loving Power – 1987)
Track 2: “Loretta” (album: CHICKENSHACK VI – 1990)
Track 3: “A Silent Love” (album: CHICKENSHACK II – 1986)

 
リユニオン後の『CHICKENSHACK』は、それぞれマイ・ペースで活動を継続されているようです。
サックス奏者でありリーダーの土岐さんのお嬢さんが『土岐麻子』さんのなのは、お二人名義でアルバムもリリースしてますので有名ですが、彼女の存在はもちろんのこと、産み出すポピュラー・ミュージックの数々も、国内のミュージック・シーンにおいては稀有な才能を持ちあわせた貴重な存在ですね。興味を持たれた方はぜひ過去記事などもご覧ください。

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.17【Kool & The Gang】

いつもご訪問ありがとうございます。
いやあ、梅雨明けて、この猛烈な暑さ… 参ります…
皆様におかれましても、くれぐれも水分補給を忘れないでください。
なんだか「水」の大切さと、そして反面その「怖さ」を、同時に痛感する季節ですね。

 

 

「あまりに暑い(熱い)」。そんなタイトルだけれども、曲調は最高に Cool で Classic なナンバーといえば、こちら。
後に『Kool & The Gang』の「顔」となる、新たなヴォーカリスト「James “J.T.” Taylor」を迎え、満を持して1979年にリリースされた同バンドのアルバム「Ladies’ Night」に収録された R&B/Soul Classics『Too Hot』は、シングルカットされた翌年には「U.S. Billboard Hot 100」においても5位まで上昇。名実ともに彼らを代表する作品となりました。

 


Kool & The Gang – “Too Hot”
(album: Ladies’ Night – 1979)

 

もう40年も前の作品なんですねえ。この黄金期のリード・ヴォーカリスト「J.T.」の人気は、本当に凄まじいものがありました。Liveの映像とかを観ると、オーディエンスの女性が数人興奮のあまり失神してたりするのが映ってましたから。
そのくらいバンドの中でもカリスマ的な人気の「J.T.」が脱退した後で、日本が世界に誇る R&B/Soul アーティストの「久保田利伸」さんが90年代にN.Y.で活動中に、『Kool & The Gang』のベースでリーダーの「ロバート“クール”ベル」(Robert “Kool” Bell)が、本気で二度も誘いに来てくれたというエピソードは、とても有名なお話です。もしも、久保田さんがそのオファーを受けていたらと考えると、その後の展開は一体全体どんなことになっていたんだろうと、自分としてはなんだかいろんな勝手な想像をしてしまいます。なにせ80年代の『Kool & The Gang』といったら、世界的にも「R&B/Soul」のバンドとしては間違いなく「1st Class」のグループでしたから。

ご興味のある方は、こちらの久保田氏への貴重な「インタビュー記事」をご覧ください。当時の時代背景で、あの「J.T.」の後釜に、日本人のシンガーが実力で選ばれようとしていたという事実が、後になって「断らなければよかった」と、『Kool & The Gang 事件』と若干後悔しながら久保田さん自身が振り返っているくらい、もしも実現していたら、それは「R&B」の歴史が変わるくらい、大変な出来事だったかもしれません。

 

おまけに、みんな大好き Super Mellow な2大バラッド、『Joanna』『Cherish』もどうぞ。


Kool & The Gang
Track 1 – “Joanna” (album: In The Heart -1983)
Track 2 – “Cherish” (
album: Emergency – 1984)

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.16【Deborah Cox】

いつもご訪問ありがとうございます。
連日国内外を問わず、多くのアクセスを頂戴しておりますが、更新をお待たせしてしまい、ゴメンナサイ。
さて、現在発生中の「台風5号」ですが、日本列島各地への直接的な影響は比較的小さいようで、すこしばかり安心しました。そうは言っても、台風に刺激された梅雨前線は活発化していて、「梅雨明け」まではもうすこしばかり時間がかかりそうな気配が濃厚です。
近隣では、この時期にしか見ることのできない「蓮の花」の開花に、ドライブ中に視線を奪われる機会が多くなってきました。

 

 
「Mellow Classics」シリーズも気付けば、早いものでもう「Vol.16」になりました。今回取り上げるのは、「ポスト・ホイットニー・ヒューストン」としての呼び声も高く、1995年にメジャー・デビューしたカナダ出身のR&B女性シンガー『Deborah Cox』(デボラ・コックス)の作品です。1998年にリリースされた2ndアルバム『One Wish』からのシングル、『Nobody Supposed To Be Here』は、全米R&Bチャートはもちろん首位を、そして総合チャートでも2位まで上昇した、彼女のキャリアにおいても自身の最大のヒット作品となりました。人材発掘における、アリスタ・レーヴェルの当時のCEOだった「クライヴ・デイヴィス」の目利きぶりには、本当に舌を巻くばかりでした。

 


Deborah Cox – “Nobody’s Supposed To Be Here”
(album: One Wish – 1998)

 

R&B好きな人たちの間でも、美しいメロディを書くことで知られる「Montell Jordan」が「Anthony “Shep” Crawford」と共作した、このメロウで美しくも儚い「Love Ballad」は、リリースからちょうど20年という長い年月が経過した今でも、その楽曲の魅力が色褪せることが一向にありません。おそらくアメリカ南部の地でロケを行ったと思われる Music Video の映像も、メロウな楽曲を更に印象深いものにしていますね。

まだ寒い時期だったので、確か今年の2月頃の放送だと記憶してますが、このサイトでいつも応援しております「大人のためのラジオ・プログラム」『松尾潔のメロウな夜』で、「今夜の寝酒ソング」と銘打って松尾さんが選りすぐりの一曲をセレクトする、番組の「ラスト・ナンバー」でも、本作品を取り上げていらっしゃいましたね。まさに、20世紀を代表するソウルフルなバラッドと申し上げて差し支えないでしょう。

 

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.15【Joao Gilberto ~ R.I.P.】

「雨の季節」がまだ続いている。
近隣では、例年「梅雨明け」と同時に「初夏」の訪れを知らせる、愛らしい「蓮の花」がそろそろ咲き始める頃。
そんな季節に、遠い海の向こう南米ブラジルから、「アントニオ・カルロス・ジョビン」(Antonio Carlos Jobim) と並び「ボサノヴァ」の創始者として知られる、伝説的なギタリストであり歌手でもあった「ジョアン・ジルベルト」(Joao Gilberto) が、88歳で旅立ったとの訃報が届いた。

 

 

盟友「ジョビン」と共に「ジョアン」は、1950年代後半に伝統的なサンバとモダン・ジャズを融合した新たなジャンルの音楽を創造し、1963年には「ジョビン」と当時の「ジョアン」の妻だった「アストラッド・ジルベルト」(Astrud Gilberto) をヴォーカルに迎えて、Jazzサックス奏者の「Stan Getz」(スタン・ゲッツ) とのコラボ・アルバム『Getz/Gilberto』のレコーディングを行なった。アルバムリリース後の翌1964年には200万枚以上の売り上げを記録し、音楽史上最も売れた「ジャズ・アルバム」の一作品となり、また「グラミー賞最優秀アルバム賞」を受賞した初の外国作品となった。
かつて実店舗営業当時の「Mellows」でも、暑い夏の日の午後、日陰になったデッキテラスで、アルバム『Getz/Gilberto』に収められた心地よい楽曲の数々が、やや控えめに流れていたのを記憶されている方がどれほどいるのかは、僕にはもはや知る術もない。

 


Track#1 – “Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)”
Track#2 – “Para Machuchar Meu Coracao”
Track#3 – “The Girl from Ipanema”

Joao Gilberto, Astrud Gilberto, Stan Getz, and Antonio Carlos Jobim
(album: Getz/Gilberto – 1963)

 

職場にいるブラジル出身の30代前半のスタッフに「ジョアン・ジルベルトが亡くなったらしいよ」と伝えると、キョトンとした表情で見つめられた。どうやら僕の「ポルトガル語」的な発音ができていなかったことと、もはや「ボサノヴァ」はブラジルの庶民にとっては「過去の音楽」という位置付けらしい。「ジョアン」や「ジョビン」の名前は認識してはいるけれども、「ボサノヴァ」は若い世代にとっては「おじいちゃん・おばあちゃんが聴く音楽」であり、日本国内でいう「演歌」の位置付けに近い印象があると、ポツリと語ってくれた。
夏の気怠い午後、リオの海岸を想像しながら海辺のテラスで風に吹かれて冷たい飲み物でも、なんてステレオ・タイプなシチュエーションは、もはや「フランス」を筆頭に欧州はじめ他国に居住する「ボッサ好き」な人々による、一方通行のノスタルジックな想いの産物なのかもしれない。なんだかそう考えると、ちょっと淋しい。
音楽の楽しみ方って、好きなものを好きなだけ浴びるように聴けばいい。それが僕の持論なのは、どんな時代でもブレることはない。いいものは、無理をしなくとも、自然に後世に伝えらえていくものなのだから。

Rest In Peace, Joao …. 美しい音楽の数々をありがとう…
安らかに眠れ

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どんな巡り合わせなのなのだろうか、このタイミングで、来月8月下旬よりドキュメンタリー映画『ジョアン・ジルベルトを探して』が公開される。

 

映画『ジョアン・ジルベルトを探して』予告編
 

《Info》
ブラジルの伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトの行方を追うドキュメンタリー。フランス人監督ジョルジュ・ガショが、ジルベルトに会えないまま本の出版直前に命を断ったジャーナリストの夢を実現するため、ジルベルトゆかりの人々や土地を訪ねる。ミウシャ、マルコス・ヴァーリ、ジョアン・ドナートらミュージシャンが出演。
 
《Story》
「イパネマの娘」などの名曲で知られ、日本でライブを行ったこともあるミュージシャンのジョアン・ジルベルトは、2008年夏のボサノヴァ誕生50周年記念コンサートを最後に公の場から姿を消す。彼に会おうとリオデジャネイロに出向いたてん末をつづった本の出版直前に自殺したドイツ人ジャーナリストの旅に共鳴したジョルジュ・ガショ監督が、ジルベルトに会うためにブラジルに向かう。

(出典: シネマトゥデイ)