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Mellow Tunes ~ Vol.237【Noritake Kinashi】

今日は雨の降り方が激しい一日です。
どうか十分にお気を付けください。

 

 

 
歳が一つ違いの、「とんねるず」の「ノリちゃん」こと「木梨憲武」氏があの「UNIVERSAL MUSIC」からソロ・アーティストデビュー。


 【木梨憲武デビュー決定!!】木梨レコード × UNIVERSAL MUSIC

歌が抜群に上手いのはよく知ってはいたけれど、不景気でトンと元気のない同世代の愛すべきオッサン達へ向けた、「オッサン賛歌」ではないですか。

 

坐骨神経ビンビン
こむら返りがバンバン
まだ変な咳が出る Baby

首周りがジンジン
肩も腕もパンパン
また起きちゃう日の出前

昔はなかったんだぜ

それでも Get UP, Get Up

今夜も睡眠浅いぜ
深く寝たいぜ
昼寝かマッサージで堕ちたいぜ

負けないぜ、笑ってくぜ
ジジイども GET UP, STAND UP!!

 

激しく同意できる詩の内容も凄まじい。しかしこの「グルーヴ感」は、この人ならではの感性の賜物。実に脱帽ものです。

 


木梨憲武「GG STAND UP!! feat. 松本孝弘」Music Video (Short Ver.)

 

 

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.23【The Miles Davis Quintet】

いつもご訪問ありがとうございます。
気がつけばあっという間に、あと数日で11月。今年は、「秋」を楽しんでいる余裕がない年なのかもしれません。
そうは言っても、やっぱりこの季節特有の「黄昏時」の空の様子はといえば、「美しい」の一言に尽きますね。

日没直前直後のほんの僅か数分間に訪れる、せっかくの「Blue Moment」(ブルー・モーメント)だというのに、思わずシャッターを切るのも忘れてしまいそうなほどの、瞬間的な儚いまでの美しさ。

 

 

ピアノの「レッド・ガーランド」が、口笛を鳴らした「マイルス」の「ブロック・コードで弾いてくれ」の指示を受け、やり直しから始まることで知られる、美しいバラッド『You’re My Everything』。イヤフォンから聴こえてくる「マイルス」のミュートの音色が、いつも以上に美しく響き渡るような、そんな秋の夕焼け空に、言葉を忘れてしまいそうだ。「コルトレーン」のソロも素晴らしいのは、言うまでもない。

 


The Miles Davis Quintet – “You’re My Everything” (Original Version With False Start)
(album: Relaxin’ With The Miles Davis Quintet – 1957)

 

よろしければ、スマホの待ち受け画面にでもどうぞ。

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.236【Sabrina Starke】

いつもご訪問ありがとうございます。
ここ数日間、なんだか急に本格的な「秋」がやってきたような印象の関東地方です。
東日本での週末は、また「雨」の予報が出ています。
体調も崩しやすい季節の変わり目ですので、皆様くれぐれもご自愛ください。

 

 

「東日本大震災」が発生した8年前、ちょうどその年の今頃は、11月の開業に向けて、多忙な時期を過ごしていました。過去にあまり例を見ないほどの大災害直後ということもあり、心に傷を負った人々に、癒しの場を提供するのが、かつてあった実店舗『Mellows』の大きな目標へと、次第になっていきました。そして、心を込めて淹れた珈琲に、「メロウ」で「大人向けの音楽」を添えることも忘れずに。
経営上の判断から店舗をCLOSEし、今では Web 上の cafe 空間となった現在でも、その頃の想いに何ら変わりはありません。

長く険しい生涯において、辛かったり、苦しかったり、思い通りに事が運ばないということは、日常的についてまわること。そんな時、たった一曲の「音楽」に救われることって、誰の身にもおき得るものです。
止まない「雨」はありません。思わずもの思いに耽ってしまいそうな美しい「秋空」が、これからも毎日見られますよう。

「Bill Withers」 (ビル・ウィザーズ)の名曲『Hello Like Before』とは、本当に素敵なタイトルであり表現ですが、『Sabrina Starke』(サブリナ・スターク)のカヴァーは、近年では稀に見る好カヴァーとなりました。

 


Sabrina Starke – “Hello Like Before”
(album: Lean On Me – The Songs of Bill Withers – 2013)

 

 

 

【雑記】Coffee Break ~ Vol.3

いつもご訪問ありがとうございます。
この度、台風19号により被災された地域の皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
僕の住む茨城県でも、北部方面ではまだ大変な状況が続いていますが、一日でも早く普段の生活に戻れるよう、復旧を祈念しております。

 

 

三連休は仕事だったので、暴風域が東の海上に抜けた早朝、職場に向かってクルマを走らせていると、ドアミラーに映り込んだ東の空一杯に広がりつつある、「朝焼け」のあまりの美しさに絶句。近隣の大きな湖に注ぎ込むまで、あとわずか数キロという地点の河川の支流に架かる、小さな橋の上にクルマを停めた。明けてくる東の空を見上げながら、いつもとは反対の「朝焼けの空」を撮影してみる。昨日の激しさとは打って変わった、穏やかな流れに戻った川面の様子を覗き込みながら、改めて「水との共生」について、しばし考え込んでしまった。

ハッと我に返り、慌ててクルマに乗り込むと、FMラジオからは大好きな「カーラ・ブレイ」『Lawns』が静かに流れ始めていた。静寂な中に秘められたエモーショナルなピアノの音色に、荒れ狂う暴風雨と多忙さによってささくれ立った気持ちが、スッと浄化されていくのを実感する。

 


“Lawns” – Carla Bley [ Sextet ] 1987

 

人は「水」がなければ生きていけないけれど、その大切な「水」は、時として姿かたちを変え、大きな負のエネルギーとなって人々の普段の営みを強襲する。「水は怖い」、でも「水は大事」。「海浜・河川・湖沼」と、列島各地の水辺に近い場所で暮らすことの豊かさには、相反するリスクも伴うもの。なんとか上手に「共生」していけたらと、願うばかりだ。

 

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.235【Nao Yoshioka】

いつもご訪問ありがとうございます。
10月に入ってもまだ30度を超える日があるなんて、なんだか日本はもう既に亜熱帯化してきてるんでしょうか。そろそろ涼しくなってもらわないといけませんね。

 

 

昔から「R&B/SOUL」系の音楽にとってのベスト・シーズンと言われる「秋~冬」にかけて、本場米国では多くのアーティストが新作をリリースする慣習があり、その種の音楽の愛好家にとっては、改めて言うまでもない「期待のシーズン」のスタートでもあります。

米国NYに拠点を移し、生粋の日本人R&Bシンガーとして本場アメリカで活動を続けている『Nao Yoshioka』さんが、そんなベストシーズンの秋を待たずして8月中旬に、前作から約3年の時を経て、4作目となるアルバム『Undeniable』をリリースしました。
以前から個人的には注目していて、作品や動向は時折チェックしていましたが、彼女の作品を取り上げるのは当サイトにとっても今回が初めてとなります。
これまでの3作品とはだいぶ違ったアプローチで制作された印象のある新譜であり、アルバム制作前から、4作目にして明確な目標として公言する「グラミー賞ノミネート」へ向けて一歩ずつ歩みを進める彼女ですが、多くの一流スタッフのサポート得て、本当に素晴らしいアルバムが完成したと思います。

 

 

米国の「インディ・ソウル・チャート」で、第一弾シングルの『Got Me』チャート1位に到達するなど、米国内でも大きな反響を呼んでいるようです。

シングル・カットされた『Got Me』は、現代「R&B」のメイン・ストリームといって差し支えない『Ella Mai』『HER』に代表されるようなテイストの作品として、楽曲のクオリティとヴォーカル・ワークが際立っています。まずは、Official Music Video でご確認を。


Nao Yoshioka – “Got Me” (Official Video)
(album: Undeniable – 2019)

 

『Got Me』も素晴らしいのですが、僕個人としては、Jazzy で Groovy な作品『Celebrate』がイチ押しで、こちらの方が彼女本来の魅力が堪能できるような気がしてます。Jazz が好きな方々に訴求力絶大の、スキャットによるホーンとのインター・プレイは、もう鳥肌ものです。ぜひこちらも聴いてみていただきたい作品ですね。


Nao Yoshioka – “Celebrate”
(album: Undeniable – 2019)

 


Nao’s Diary #2 Opening for Eric Roberson in Philadelphia (09 OCT)

 

とにかく聴き応えのある作品揃いのニュー・アルバム『Undeniable』ですが、リンクを張っておきますので、ぜひチェックを。9/25からスタートした、グラミー会員による投票の動向が注目されます。「R&B/SOUL」を愛する同じ日本人として、心より応援しています。一度は歌うことを諦めかけたことがあるという、彼女の夢がどうか叶いますよう。

 

“TOWER RECORDS – ONLINE” ALBUM Release Info:
“Sweet Soul Records” Artist Information:
Twitter:
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Instagram:

 

 

 

 

 

Mellow Classics ~ Vol.22【Keith Sweat】

気がつけば今日から十月。
一年が過ぎていくのが、一年毎に早く感じるのは、気のせいなのか。
高層建築物で溢れるような「都会ではない」場所で暮らしていて、いちばん有難さを感じるのは、なんといっても「空が広い」こと。ましてやこれから深まりゆく秋から冬にかけての、「夕暮れ時の空」の表情の美しさといったら、文字通り「筆舌に尽くしがたい」。

 

 

「秋の空」は、誰にでもある「回転木馬」のような普遍的な人生の営みさえも、哲学的に思わせるほどの魅力に満ち溢れている。

 

 

Track 1: “Merry Go Round” (Remastered Single Version) – Keith Sweat
(album: I’ll Give All My Love To You – 1990)
Track 2: “Nobody” – Keith Sweat Featuring Athena Cage
(album: Keith Sweat – 1996)

 

 

 

 

【雑記】Coffee Break ~ Vol.2

 

 

【2019年10月1日 朝日新聞 朝刊より抜粋】

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.234【CHEMISTRY】

いつもご訪問ありがとうございます。
忙しかったり、体調がいまひとつだったりで、ようやく久しぶりの更新です。
ずいぶんとお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

 

 

8月上旬の記事 Mellow Tunes ~ Vol.229【3人揃って『CHEMISTRY』】で取り上げましたが、明日9/25リリースの、「CHEMISTRY」再始動後のアルバムが、僕が二十歳前後の頃は学校よりも毎日通っていたほどの「TOWER RECORDS」ON LINE STORE より、一日ばかり早く手元に届きました。

 

 

松尾潔氏Twitterより

「CHEMISTRY」としては約8年振り、そして彼らの生みの親でもあり初代プロデューサーでもある『松尾潔』さんが、16年ぶりに総合プロデューサーとして迎えられ、彼らの名を冠したセルフ・タイトルドの新譜は、その名も『CHEMISTRY』。これは、洋楽の分野では時折見受けられ、メジャー・デビューから数作を経た後に、アーティスト自身が確固たる自信を持って世にアルバムをリリースする際に採られる手法として、よく知られています。「CHEMISTRY」の二人はもちろんのこと、松尾さんにとっても、それだけの「自信作」がいよいよ完成を見たということの証しですね。

親愛なるプロデューサーの「松尾さん」同様に、実店舗 (Mellows) をCLOSEした後もこんなサイトを続けてるくらいの同世代の「音楽好き」として、僕自身も(洋楽がほぼ90%ですが)これまで多種多様なカテゴリーの音楽を聴いてきました。生涯収入のどれほどを投入したか見当もつかない自己所有する音源やメディア(媒体)も、この50年間ほどでその時代と供に移ろってきたわけで、どの「カッセトテープ・アナログ盤・CD・配信音源」に至っても、最近「R60」に突入した自分にとって、それそれはどれも長い付き合いの思い入れのある作品ばかりなのです。

そんな、特に「Black Music」をこよなく愛する音楽好きのオヤジが、生涯において初めて「アルバム予約」という記念すべき行為に及んだのが、何を隠そう本作品『CHEMISTRY』です。
間違いなく、現時点の国内のミュージック・シーンにおける「POP MUSIC」の最高水準の音が、ここにあると断言できます。まったくもって隙のない、収録された計12作品は、きっとこのアルバムを聴いた人々にとって、配信やストリーミングの時代で忘れ去られようとしている、「宝物」に値する「アルバム」の「存在価値」を、今一度再確認させてくれることでしょう。

なによりも、「松尾さん」からの「CHEMISTRY」の二人への愛情を感じる、渾身の代表作の完成度合いを、みなさん自分自身の耳でお確かめいただきたい。

最後にプロデューサーの「松尾さん」が執筆した、本作品の「プロダクション・ノーツ」のリンクを張っておきますので、ぜひそちらも一読されることをお勧めします。
そこには、最高の歌声への賛辞と、なにより、愛がある。
 
松尾氏曰く
実に16年ぶりとなるCHEMISTRYのアルバムプロデュースは、私にいろんな感情を呼び起こしてくれました。
こう言わせてください。
       結局、うたとは声、声とはひとなのだ、と。

 

「spotify」なら、ログインするとフルコーラスで聴けます。
(アカウントだけ無料登録することも可能です)
 

 

ドラマ「それぞれの断崖」主題歌「Angel」Music Video

 

 

 

【雑記】Coffee Break ~ Vol.1

ふと気がつけば、「Hot Coffee」の味わい深い季節の訪れ。

 

 

しかし周囲を見回せば、現代社会はバブル崩壊~リーマン・ショックの時代を含め、かれこれ20年ほど続く不況から未だ抜け出せていないように思える。
明らかに長すぎると思われる、事実上は一党独裁の連立政権与党による、場当たり的な施策の数々には心底閉口してしまう。首相周辺のお友達を「論功行賞」的に据えた直近の内閣改造、台風による壊滅的な被災地への救援・支援よりも優先される国会での写真撮影、小売流通業の現場の混乱を招いている軽減税率の導入、疑惑だらけのゴルフ・メイトが文科相に抜擢され、十分な議論をされず採用が決まった大学入試における民間英語テストの導入等々、いずれも本当に国民の多くが望んだものなのだろうか。今の国会では、政府に都合の良い法案はどんなものであれ、数の論理ですんなりと通ってしまう。すべては、投票率の低さからくる、悲しい現実だ。

我々国民一人一人の意思を明確に伝えることができるのは、国政選挙での投票行為だということは、これまでも何度か訴えてきたつもりだ。そう遠くないであろう次の衆院選の際には、これまで政治に無関心を装ってきた人々も、皆必ず投票所へ足を運び、自分の意思を込めた貴重な「一票」を投じてもらいたい。「どうせ変わらないのなら、投票するだけ無駄」といった姿勢では、本当にこの先なにも変わらない。「棄権行為」は現体制への賛成票にしかならないということに、気付いていない人々がいかに多いことか。10月からの自分自身の日々の生活の中で起こりうる様々な納得のいかない事柄を熟慮の上、これからは有権者一人一人がきちんと政治に向き合い、声を上げていくことが必要とされる時代が来ていることを、各々が自覚すべき。これほどまでに国民が軽視され愚弄された政権による政治も、生涯初めての経験だ。

 


The Style Council – “Shout To The Top” (1984)

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.233【Pete Belasco】

週末から週明けにかけて、また「台風」直撃らしい。
本格的な「秋」がやってくるまでは、どうしても不可欠な「嵐」の季節。やり過ごすしかない。

 

 

かつて昭和の時代には経験したことのないような昨年に続く「酷暑」と、一般の人々にとっても長すぎたであろうお盆休み中の多忙ぶりのせいか、今年の八月は相当堪えた気がしてならない。いつもなら、「九月」の声を聴いたとたんに、少しはやる気スイッチが ON になるのだけれど、今年はもうバッテリーが切れた上に放電したみたいな状態。

 

せっかくの秋の入り口だけど、すこし更新をお休みしようと思っていたら、海の向こうの米国から、大好きな『Pete Belasco』(ピート・ベラスコ)の新譜『Strong and Able』が「昨日」リリースされたとの、なんとも嬉しいニュースが届いた。寡作な人だけに、もう数年待たされると覚悟してたのに。

既にアルバムの全曲が彼の「YouTube」OfficialにUpされていたので、すがりつくよな思いで早速聴いてみた。
なんという、極上の癒し度200%のアルバム内容。「カーティス」や「リオン」に匹敵するとマニアからは絶賛される、いつもの超ジェントルなファルセットの「ヒーリング・ヴォイス」も健在じゃないか。

 


Track 1: “Stop the Presses”
Track 2: “Moment Away”
Pete Belasco (album: Strong and Able – 2019)

 

「ピート」よありがとう。なんとか大丈夫そうだ。これで、「メロウ」に「スロウ」に充電できそうだ。あなたの音楽を聴いていると、「焦るなよ、無理すんな」って言われてるようで、ほんとに救われる思いだ。