季節も徐々に秋めいてきました。 昔から「なんとかと秋の空は変わりやすい」と言われるけれど、ここ数日の間で、政局が大きく動き始めました。日本史的に見れば、まるで「関ヶ原」前夜のような雰囲気じゃありませんか。 新勢力に対する批判が多くあるようですが、「HOPE」(希望)というものは、たとえ「絵に描いた餅」であれど、「ないよりあった方がいいのでは」、と自分は考えます。そして、どんな組織であれ、最初はみんな「烏合の衆」であることに変わりはありません。その段階を経て盤石になっていくものです。一強だからこそ […]
ますます混沌とする「国際情勢」や「国会周辺」でのドタバタなど、気になることは色々ありますが、そんなこととは裏腹に、秋の空を眺めれば、毎日のように表情豊かな雲たちがこの季節でしか見せてくれないショーを繰り広げています。特に夕刻の空の表情は、ほんの30秒から1分くらいで様子がだいぶ変わるもので、大変興味深いものがあります。 さて、今は亡き「Ray Charles」(レイ・チャールズ)の本作品なども、こんな秋になると、聴きたくなる曲のひとつです。 “Baby G […]
だんだんと、幾つかの台風をやり過ごしていくうちに、「秋」がメロウ(mellow)になっていくのを感じます。これからの「秋から冬」にかけてが、当ブログでご紹介する音楽の数々にとっては、言ってみれば『旬』みたいなものです。 すこしばかり肌寒い「夜」が長くなるこれからの季節には、やはり大人向けの「音」が必要不可欠で、不思議なことに音楽を聴くための「耳」が繊細に反応するのも、この季節ならではといった感じがします。 今回は、かつては「Fusion」と呼ばれ現代では […]
徐々に進みつつある秋の深まりとともに、ふと見上げた空に浮かんだ初秋の雲たちをぼんやり眺めていると、身近であるとかそうでないとかに関係なく、今は亡き人たちに想いを馳せることが多くなってくる気がします。たぶん、歳を取ったせいかもしれません。 しかし、この時期の『ゆきあいの空』の数々は、表情が豊かで本当に感慨深いものがあり、写真として残しておくべき、美しい天空ショーの季節の幕開けです。 「Puff Johnson」(パフ・ジョンソン)という名の、米国の女性R&Bシン […]
9月も中旬に入り、季節はといえば、夏と秋が行ったり来たりして、なんだか忙しい様子です。日中は残暑がきつく感じる日もあるくらいですが、最近よく見上げる空の様子は、やはり秋のものに変化してきています。心なしか、夏のそれよりは「空が高く」見えるもので、しかも「雲」の様子も実に多種多彩で、ぼんやり眺めていて飽きのこない空模様は、やっぱり「秋」のものなんだと、しみじみと感じる今日この頃です。 前回は天に召されて間もない、「Walter Becker」(ウォルター・ベッカー)の訃 […]
なんてことだ、米国と言わず世界中のミュージシャンやアーティストの多くが憧れ続け、そして20世紀の音楽史上多大な影響を聴く者に与え続けた、偉大なバンド(ユニット)である『Steely Dan』 の「Walter Becker」(ウォルター・ベッカー)が、67歳で9月3日に天に召されてしまった。 9月に入ってのあまりに急な訃報に、学生時代からの音楽好きの友人KUBO氏と共に、なんだかこの現実にお互いうまく対応できず、戸惑いを隠せないでいる。かねてから「自分たちの完璧なサウ […]
仕事が外資の関係で、9月が新年度ということもあり、ドタバタしてるうちにあっと言う間に一週間が過ぎてしまいました。台風が当たり年の今年は、夏の長雨やらで例年よりは過ごしやすい夏を経験できたような気がします。いつの間にか、夕焼け空も秋らしいものへと変化していて、こういう年はなんだか「長い秋」が期待できるような記憶がありますが、今年はどんなものでしょうか。 そんな慌しい9月の始まりに、僕にとっては最愛のお店だった『Mellows』のことを、30代の頃から『Mellow の巨 […]
夏もそろそろ終わり。ここしばらく続いた雨のせいか、蝉たちの合唱がやけに耳にまとわり付くここ数日間です。 そろそろ秋に向けて、ブログで紹介する音楽を探そうと思って古い作品を聴いていたところ、MAZE (メイズ)のアルバム群に耳が惹きつけられました。 Frankie Beverly(フランキー・ビヴァリー)率いる【MAZE ft. Frankie Beverly】は、1970年代から2000年頃に至るまで米国内においては、あの Earth,Wind & Fire(アース・ウィン […]