すっかり春めいてきた日本中のあちこちから、桜の便りが聞こえて来る季節になりました。
お花見にでも行きたいところですが、連日お店の雑事に終われる毎日で、まったく桜の花さえ見る余裕のない日々を過ごしております。いけませんね..
そんな中、退職後に生まれ故郷の仙台に住居を移された、かつての会社員時代の上司ご夫妻が、数日前にお店に初めてお見えになりました。
もともと僕がこちらに住居を構えるきっかけとなった方でもあるので、ずいぶんと長いお付き合いになります。先だって岩沼に珈琲ボランティアに伺った際に、時間が取れず現地でお会いできなかっただけに、こちらでの嬉しい再会となりました
。
最近、会社員時代の諸先輩方が、時折ふらっとお店に顔を出してくれることも増え、そのたびに『頑張って!』と励まされることがよくあります。本当にありがたいことだと思っています。まだまだ採算ベースに乗らず、経営は苦戦を強いられておりますが、なんとか堪えて乗り切らねばと、思いを新たにしています。
出逢い、別れ、そして再会と、いろんな表情を持ち合わせるこの『桜』の咲く日本的な情緒溢れる特別な季節ですが、近くにいても遠くにいても、人と人はいつもどこかで気持ちが繋がっていると信じていたいものです。
そんな想いを込めて、定番ですが Carole King(キャロル・キング)の “So Far Away” をご紹介します。
(以前に紹介したことのある、James Tailor とのデュエットVer.ではなく、オリジナルVer.です。)
Carole King / “So Far Away” (album: Tapestry – 1971)