優しい音色 Vol.16 【Super Moon 編 / The Bill Evans Trio】

 

GW も早いもので、残すところ明日の日曜日一日だけとなりましたね。
皆さん、それぞれに有意義な休暇をお過ごしになれたでしょうか。
こちら Mellows では、天候不順や当たらぬ予報にドリンクの仕込みを読み違えて右往左往してみたり、雨が止まないとお客様がいらっしゃらなかったりと、なんとも踏んだり蹴ったりの状況に度々見舞われた、今日までのGWでした。(泣) そんな中、お越しいただいたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。まあ、開業以来初めて経験する大型連休ですから、すべてがうまくいくはずもなく、何事もひとつひとつ経験を積むことが肝心ですね。ほんとに、よい勉強になりました。

 

Super Moon

 

さて久しぶりの「優しい音色」シリーズの更新です。
夕方になって、常連のお客様が久しぶりにご夫婦でいらして、「月を眺めながら珈琲を飲みたいので」と、暗がりのデッキ・テラス席で、今日の日中の暑さと比べすこし肌寒くなった屋外で、淹れたてのホット珈琲をゆっくりと楽しんでいただきました。お店を閉めてからPCでニュースをチェックすると、今夜は『スーパー・ムーン』(詳しくはこちらへ)と呼ばれる月が見れるとのこと。NASAによるとこの5月の満月は、2012年の他の満月より14%大きく、30%明るいそうです。
今記事を書く前に見てきたら、確かにちょっとでかくて明るい感じでした。

ならばということで、今日は愛する The Bill Evans Trio (ビル・エヴァンス・トリオ)の演奏する album: Moonbeams より、「Polka Dots and Moonbeams」という曲を取り上げてみました。
1940年に発表された Jimmy Van Heusen と Johnny Burke によるオリジナルの楽曲は、フランク・シナトラのヒットが有名ですが、僕はこのエヴァンス特有の極上の耽美主義を貫徹したいつも通りのリリカルなピアノの響きに酔いしれることのできる、このアルバムのバージョンがもっとも好きです。

Mellows にご来店くださったお客様は皆様ご承知の通り、テラス側の壁に飾ってあるあの妖艶な女性のジャケットの作品です。
ではお楽しみください。ご興味を持たれた方は、続きはご来店いただき店内でどうぞ。(笑)


The Bill Evans Trio / Polka Dots and Moonbeams (album: Moonbeams – 1962)

 

GW も残すところあと一日となりました。最後の締めは「メロウズで美味しい珈琲を一杯」なんていかがでしょうか。
ぜひお待ちしております。

尚当店では、5/7(月)-5/8(火)と連休をいただきますので、ご了承くださいませ。また、5/9(水)より通常営業となりますが、皆さんご待望の平日・数量限定の 『Mellows キッシュ・ランチ・プレート』のご提供が始まる予定です。詳細については、後日ご案内記事をUPいたしますので、乞うご期待!

 

 

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