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Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1【George Michael Tribute】

偶然とはいえ、12月の初日としては、なんだかとても「冬らしい」一日となりました。耳を澄ましていると、「木枯らし」によって発生する色々な音が聞こえてくるのが不思議です。

当ブログの冬の恒例企画となりました『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、最近は類似したものをWEB上でよく見かけるようになりましたが、こちらは実店舗の『Mellows』OPEN当時の2011年から続く今期で「7シーズン」目に突入する、ありがたくも世界各国から多くのアクセスを頂戴する「Holiday 企画」となっております。

音楽好きな方々でしたら記憶に新しいと思われますが、昨年「2016年」という忌まわしき年は、年が明けてすぐに、ナタリー・コールの訃報から始まり、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、プリンス、トゥ-ツ・シールマンス、ロッド・テンパートン、カシーフそしてレオン・ラッセルと、ジャンルは違えども、自分自身はもちろんのこと世界中の同世代の人々にとっても、若い頃からいろんな意味で影響を受けた偉大なアーティストたちが次々と夜空の星となっていった、今まで経験したことのないような辛く悲しい一年でした。そんな悲しい事情や背景もあり、2016年は気分を一新して、あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の George Michael(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas (ラスト・クリスマス)』を取り上げることにしたのでした。

 

 

ところがあろうことか、世界的にも「Vocalist」としての評価は絶大であった George Michael(ジョージ・マイケル)氏が、2016年12月25日クリスマス当日に英国オックスフォードシャーの自宅に於いて、誰にも看取られることなく「53歳」で天に召されていったのは、普段音楽に関心のない世界中の人々にとっても、大きな衝撃と共にその「悲しいニュース」は瞬く間に世界中に配信されました。
ギリシャ系キプロス人の父とユダヤ人の血を引くイングランド人の母との子として生まれた、ジョージの本名は「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」であり、決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでした。幼少の頃より内気な彼は、自分の心の中で「George Michael(ジョージ・マイケル)」という架空のヒーローを創り出し、後に自身がデビューしてから、もう一人の架空の自分であるとして、「ジョージ・マイケル」を名乗るようになったというのは、もはやファンの間では有名な話です。

残念なことに同年(2016年)先に逝去した偉大な音楽家の『PRINCE』もまったく同様の事実が世に明るみに出て、世界中から多くのリスペクトを集めましたが、ジョージ・マイケルも、彼が生前に多くの慈善活動を匿名で行っていたことが死後になって明らかになり、それらの活動は生存中は本人の強い意志により、口外されることがなかったそうです。やはり、苦労して一流のアーティストに上り詰めた立場の人物は、そういうものなのだと改めて認識させられたにエピソードでした。

 

 

そんなジョージが、2008年のクリスマスの日にオフィシャルサイトをはじめ、他の幾つかの音楽配信サイトから「無料配信」を行ったことで知られる『December Song (I Dreamed of Christmas)』は、自身の持つもはやスタンダードになってしまったモンスター級のクリスマス・ソング『Last Christmas』の陰にひっそりと隠れてしまっていて、多くの人々が知らないままでいるのではないでしょうか。
シャイな慈善活動家でもあり、同性愛者でもあり、おそらく多くの人々が想像する以上にガラス細工のように繊細で優しかったであろうジョージが、現世に生きる我々に遺してくれた大切な遺作の一部でもある、「ジョージ・マイケルのもうひとつのクリスマス・ソング」『December Song (I Dreamed of Christmas)』を、今シーズン最初の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.1」として、まずは取り上げることにいたしまた。
美しいメロディ・ヴォーカル・コーラス、そしてアニメーションによるPVには、本当に偉大なアーティストを失ってしまった事実を再認識させられます。

 


George Michael – “December Song (I Dreamed Of Christmas)” 2010
(Music Released in 2008)

 

いかがでしたでしょうか。
今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』では、作品(楽曲)を特定することなく、そして敢えて定番(スタンダード)となっている作品はできるだけ除外して、Pick-Upしていく予定です。
それでは「Vol.2」をお楽しみに。

※12/1より冬季限定で「PC」での閲覧時のみ、画面上より「雪」が舞ってきます。よろしければお試しください。(スマホ非対応となっております)

 

 
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悲しい知らせ 【George Michael ー 訃報】

George Michael (ジョージ・マイケル) まで、
亡くなってしまった。しかも、なんでこのクリスマスに..

 

2012 LONDON Olympic Games – Closing Ceremony

 

仕事から帰って、ブログの管理画面を覗くと、なぜかやたらに「ジョージ・マイケル」でのWORD検索で当サイトへ世界中から訪問する人が急増している様子なので、先日終えたばかりの今年の『Mellowなクリスマス・ソング~2016』で『Last Christmas(ラスト・クリスマス)』のカヴァーを取り上げた関係かと思っていたら...

「朝日デジタル」「ロイター」そしてあの「BBC」までもが、速報している。何かの間違いなんじゃないか。そう願いたい。

 

George Michael dies – BBC News

 

60年以上の歴史を誇る英国の権威ある音楽紙『NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)』が運営する音楽サイト「NME.com」の日本版が次のように伝えている。

現地時間12月25日に亡くなったジョージ・マイケルだが、その死因について彼のマネージャーが語っている。
ジョージ・マイケルのマネージャーを務めるマイケル・リップマンは米『ビルボード』誌に「非常に打ちのめされています」と語っている。彼は現地時間のクリスマスの朝に電話を受けたとのことで、ジョージ・マイケルは「ベッドで穏やかに寝ているところ」を発見されたという。正確な亡くなった時刻は現時点では分からないものの、「まったく不審な点はなかった」とマイケル・リップマンは語っている。また、死因について心不全だと明かし、それは予期せぬものだっという。
ジョージ・マイケルの広報担当は次のような声明を発表している。「深い悲しみと共に、私たちの愛してきた息子であり、兄弟であり、友人であるジョージがクリスマスの時期に自宅で穏やかに息を引き取ったことを発表します。遺族はこの困難で動じやすい時期のためプライバシーの配慮を求めています。現時点でこれ以上のコメントはありません」    (出典:NME Japan

 

また同サイトによれば、元「THE BEATLES」ポール・マッカートニーは、ジョージ・マイケルの訃報を受け、自身のサイトのブログを更新して、次の声明を発表している。「ジョージ・マイケルのスウィートなソウル・ミュージックは突然の訃報の後も生き続けるだろう。一緒に共演したいくつかの機会のなかでも彼の偉大な才能は常に伝わってきて、彼の自分を卑下するユーモアのセンスはそうした機会をより楽しいものにしてくれたんだ」  (出典:NME Japan

 

 

George Michael – You Have Been Loved (Live)
 

もう今年はないだろうと思っていた矢先のことで、今年最大の個人的ショックな出来事だ。奇遇にも同じ1963年生まれで、明日自分も同じ53歳になるというこのタイミングで...本当に残念でならない。

詳細は時間が経過してからでないと何も分からないとは思うけど、この人は本当に繊細な感性の持ち主だったに違いない。そうでなければ、あれだけ聴衆の心の琴線に触れるような作品は生まれてくるはずがない。『You Have Been Loved』などはその際たる例だ。タイトル通り、ジョージあなたは世界中のファンから愛されていたし、これからも永遠にそうであることに変わりはないはず。でも、故プリンス同様に、世界はまた偉大なシンガーでありソング・ライターであるアーティストを失ってしまった。なんというこの忌まわしき2016年の幕引きだろうか。世界中の悲しみは当分のあいだ、癒えそうにもないだろう。

 

George Michael – The Long And Winding Road
(Live Royal Albert Hall 1999)

 


George Michael – Kissing A Fool

 


George Michael – Roxanne

 


George Michael – Everything She Wants

 

Queen & George Michael – Somebody To Love
(Freddie Mercury Tribute Concert ー 1992)

 

ジョージ、どうか安らかに眠ってください。 Rest In Peace ..

 

 

 

AC Tunes ~ Vol.24 【George Michael – part 2】

Mellows 営業当時から懇意にしている写真家の先生が運営しているフォト・ブログの更新を、僕は毎日楽しみにしています。素敵な写真と難しい「漢字」や豊富な知識に、いつも「へぇー」と独り言を呟くことも多く、いろいろと勉強させてもらっています。
そんな先生の7/24の記事に、「夏、真っ盛りであるけれど、ちょっぴり次の季節が見える。」 というくだりがあり、「そうか!」と思いつき、自分も「次の季節」を意図的に探してみることにしてみました。
なるほど、探せば意外と見つかるものですよ。

 

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どう見ても「秋の空」。7月末とは思えない夕暮れ時。

 

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「緑」と「黄色」が入り混じり、季節の移ろいを知らせてくれる

 

とはいえまだまだ暑い盛りなので、大人向けのサウンドですこしクール・ダウンしたいところです。

この “AC Tunes”のコーナーでは2度目の登場となりますが、George Michael(ジョージ・マイケル)は僕のお気に入りのアーティストの一人です。今回ご紹介する『You Have Been Loved』という作品は1996年にリリースされたアルバム『Older』に収録されたロマンティックなバラッドで、彼のソングライティングの才能によって自身のヴォーカルを最大限に引き出すことに成功した、素晴らしい楽曲となっています。
なんだか「夏の終りの夕暮れ時」を感じるのは僕だけでしょうか。

 


George Michael / “You Have Been Loved” (album: Older – 1996)

 

動画は【MTV Unplugged 1996】からのもので、YouTubeではLiveの全曲を視聴することができますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。

 

AC Tunes ~ Vol.11 【George Michael】

お彼岸を境に急に春めいてきましたね。
列島各地からの「桜」の開花の知らせだとか、なんだか陽気に誘われるように、久々の連続投稿です。

 

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先日ご紹介した「Monday満ちる」もそうでしたが、皆さんもきっとよくご存知の 「George Michael(ジョージ・マイケル)」も、奇遇にも僕と同じ歳でした。世代が同じということもあり、それまで聴いてきた音楽の背景などから、やはり Upper 50 のアーティストにはそれだけの積重ねた人生の重みというか説得力というか、安心して聴ける様々な要素を沢山持ち合わせていると確信しています。

George-Michael話はジョージに戻りますが、『Wham!』時代はともかくソロとなってからの彼の音楽活動はかなりアグレッシブで、多くの才能に恵まれたが故にまるで「万華鏡」のような様々なスタイルで作品を発表してきました。ダリル・ホールマイケル・マクドナルドもそうですが、目を閉じて聴くと黒人アーティストのVocalと思えるほどで、彼こそ “Blue-Eyed Soul Singer” という呼び方が相応しいアーティストもなかなか他に見当たらないでしょう。
過去記事でも一度取り上げていますが、20世紀末の1999年に彼がリリースした『Songs from the Last Century』など、時代や世代を超えて残しておきたい作品を自ら歌うその「singer」としての潔さに胸を打たれます。

そんなジョージが歌う The Beatles のいつまでも色褪せないバラッド『The Long and Winding Road』を、これから新しい世界に踏み出す皆さんに送ろうと思います。
これまで数多くのアーティストがカヴァーしてきてますが、作曲者のポール(Paul McCartney)以外の人が歌ってここまで感動を呼び起すことのできるシンガーはそう多くはありません。(ビートルズにとってのラスト・アルバムからのラスト・シングルとなった、「オリジナル」はこちらへ)

 


George Michael / “The Long And Winding Road”
(Live for Linda McCartney at Royal Albert Hall – 1999)

 

この時期は別れや出会いを多くの方が経験する、この国特有の季節ですね。
ウチの息子たちもそうですが、これからそれぞれの新しい環境に一歩足を踏み出すわけですが、大きな「志」を持って「根っこ」はブレずに自分の信じた『道』を進んで欲しいと思います。
僕自身がそうであるように、『道』は決して真っ直ぐではなく、曲りくねっていたり上り坂や下り坂もたくさんあって、そのうえあちこちに分岐してしていたり、まさに手探りの『人生』そのものと言えます。疲れたら休み、遠回りをしたっていいし、間違ったら引き返すのもありで、決して焦らず自分のペースで歩くこと。近道を探すよりも、それがきっと最良の『道』の歩き方なのかもしれません。

でもね、“The Long And Winding Road” の先を進まないと、行った者にしか見えない「風景」ってあるものなんですよ。

 

Masterの今これが聴きたい ~ Vol.23【Michael Masser】

長かったのか短かったのか、例年に習い関東甲信越地方の「梅雨明け」の発表が、本日お昼前頃に気象庁よりありました。梅雨が終われば今度は長く暑い夏の到来。大人になってからというもの、もっとも苦手な季節が今年もやってきました。日本の夏らしい「風景」や「風情」は決して嫌いではないのですが、好きな方には恐縮ですが、心底蒸し暑い季節そのものが大嫌いなのです。
よって、更新も涼しくなるまではこれまで以上にスロウ・ダウンするのも毎年のことですので、どうかお許しください。涼しくなったらガンバリマス。

michael masser

Michael Masser

さて、久しぶりの「Masterの今これが聴きたい~」のコーナーですが、今回はつい先日米国より訃報が届いたばかりの、米国のポピュラー音楽界きっての偉大な作曲家でありプロデューサーでもある Michael Masser(マイケル・マッサー)の作品を取り上げたいと思います。74歳で他界された彼は、僕の個人的な印象としてですが、彼より一世代上の Burt Bacharach(バート・バカラック)そして彼より一世代下の David Foster(デイヴィッド・フォスター)という、米国のポピュラー音楽界を永きに渡ってリードしてきた偉大な二人の音楽家に挟まれた世代の音楽家といった立ち位置にいたような気がしています。『ソング・ライター』としての角度から見たこの三人の偉大な作曲家に共通するのは、そうですスケールの大きな『バラッド』(バラードではなく敢えて「バラッド」と表現いたします)の楽曲が多いという点に尽きます。
バカラック氏とフォスター氏については過去にも記事をUPしてますので、興味のある方はそちらもご覧ください。)

Gerry Goffin

Gerry Goffin

マッサー氏が作曲とプロデュースを手掛けた作品の多くは1970~80年代に集中しており、とりわけかつてキャロル・キングの夫としても知られている盟友の『Gerry Goffin(ジェリー・ゴフィン)』に作詞を委ねた楽曲にヒット作品が多く見られます。昨年6月にゴフィン氏が75歳で亡くなったそのちょうど一年後に、マッサー氏が逝ってしまったという事実を見聞きするだけでも、なんだかこの二人の偉大なソング・ライティング・コンビの強いスピリチュアルな結びつきを感じざるを得ません。

数あるこの二人のコンビによる作品群の中から、今回は年代順にこちらの三作品をご紹介。どれも当時は世界中で大変なヒットとなりましたね。曲調といい、ストリングスの使い方といい、そしてクライマックスへのもって行き方といい、似ているようではありますが、これほど壮大でスケール感のあるバラッド群はマッサー&ゴフィンにしか創出できない芸当だったのかもしれません。お二人のご冥福をお祈りします。

 

まずはこちら、友人・知人の結婚披露宴で何度聴いたことでしょう。なかなかこれほどの愛の賛歌は、この作品以降まだ出現してきていないくらいの壮大なスケールです。


Peabo Bryson & Roberta Flack / “Tonight I Celebrate My Love
(album: Born to Love – 1983)

 

そしてこちらは「クチパク」ではありますが、あくまで「Vocalist」に徹底した風情のベンソン氏の熱唱。天才的ジャズ・ギタリストなのにギターを持たない彼の映像は、非常にレアと言えます。


George Benson / “Nothing’s gonna change my love for you”
(album: 20/20 – 1984)

 

最後は以前にも一度過去記事で取り上げたこともある、カヴァー作品ではありますが今は亡きホイットニーの偉大な遺作を。
彼女のご冥福も併せてお祈りいたします。


Whitney Houston / “Saving All My Love For You”
(album: Whitney Houston – 1985)

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.3【2017 総集編】

いつもご訪問ありがとうございます。
遠い海の向こうで発生した「エルニーニョ現象」の影響もあって、「今年は暖冬だろう」と勝手に思い込んでいた人々を裏切るかのような、今日あたりはそんな気温の冷え込み方でしたが、皆様風邪などお召しではありませんか。僕の周辺でも、風邪にインフルエンザと、体調を崩している方も多いようです。この時期は「多忙」な上に、いつも以上の「体調管理」を強いられるので、ほんとはクリスマス気分どころではないというのが、大方の大人の皆さまの現状ではないでしょうか。どうか皆様ご自愛ください。

 

 

まあ、そうはいっても年に一度の、空気が澄んでイルミネーションも美しい季節ですから、そんな忙しい時ほど、意図してゆったりと音楽などに身を委ねたいものです。もちろん傍らには美味しい珈琲でも、好きなお酒でも、それはそれぞれ皆さんのお好みでどうぞ。

 

 

さて今月に入ってすぐにUPさせていただいた、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』ですが、冒頭でお知らせしましたように、先月上旬に近親者が旅立ちました。僕自身いろいろと思うところもあり、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにいたしました。
「Vol.1」では、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、ダイジェスト版でお届けしました。また「Vol.2」では、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)をプレイ・リストにしてみました。
そして今回最終となる「Vol.3」ですが、一昨年のクリスマス当日に天国に旅立った「George Michael」(ジョージ・マイケル)による、もう一つのクリスマス・ソング『December Song (I Dreamed of Christmas)』からスタートした、『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】を、改めてUPいたします。

 


『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】

 

本総集編の中には、プレイ・リスト編集以前にもう既に「故人」となっていたアーティストも存在しましたが、残念ながら今年になって他界されたアーティストもいらっしゃいます。総集編プレイ・リストの2曲目に登場する『Soul Holidays』で圧巻のヴォーカル・パフォーマンスを女性リード・ヴォーカリスト「アン・ネズビー」と共に繰り広げる、大所帯の『Sounds Of Blackness』を事実上率いていた立場にあった、「ビッグ・ジム」こと「ジェームズ・ライト」(James “Big Jim” Wright)が、その人です。
当ブログではいったい何度名前を挙げたかわからないほど、僕も敬愛する大物プロデュサー・コンビの「Jimmy Jam & Terry Lewis」(ジミー・ジャム&テリー・ルイス)の下で才能を開花させた「ビッグ・ジム」は、90年代からマイケルそしてジャネットとジャクソン兄妹やマライア・キャリーを筆頭に、アレサ・フランクリン、ルーサー・ヴァンドロス、パティ・ラベル、チャカ・カーン等々、それはそれは多くの大物アーティストのプロデュースに関わっていました。近年活動が停滞気味だった『Sounds Of Blackness』の新作のリリースに向けて「アン・ネズビー」と共に復帰が期待されていただけに、往年のファンにとっては、なんとも残念で悲しい知らせとなってしまいました。
追悼記事をUPする機会を失ったままでしたので、これを機に改めて哀悼の意を表したいと思います。  R.I.P. Big Jim …

 

「Vol.3」の今回をもちまして、今シーズンの『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018』は終了とさせていただきます。今年は事情により「過去の総集編」といった内容になってしまいましたが、来季はまた違ったカタチで特集を組めたらと思っています。尚、今年も例年同様に、世界各地より多くのアクセスを頂戴しておりまして、ご訪問くださった方々に心より感謝申し上げます。皆様、どうかよいクリスマスをお過ごしください。

 

※『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017』【総集編】で気になるアーティストがいましたら、どうぞこちらの「個別記事」も併せてご覧ください。

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2018 Vol.2【Last Christmas】

いつもご訪問ありがとうございます。
なんだかここ数日は「暖冬」を思わせるほどの「小春日和」ですが、例年の通り、12月に入ると「Holiday Season」突入ということで、当サイト上にも「雪」が降り始めました。
(申し訳ありませんが、メモリやリソースを消費する関係で、スマートフォンには未対応となっています。ごめんなさい)

 

 

当ブログの冬の恒例企画となりました、「8シーズン」目を迎える『Mellow なクリスマス・ソング』ですが、前回お伝えしました通り訳ありまして、今年は敢えて選曲作業はせずに、過去の『Mellow なクリスマス・ソング』シリーズから、「ダイジェスト版」として編集した「プレイ・リスト」を幾つかUPすることにしました。

そんなわけで、まずは第一弾として、2013~2015年の3シーズンに渡って特集しました『Have Yourself A Merry Little Christmas』のあらゆるカヴァー作品の数々を、前回「ダイジェスト版」でお届けいたしました。皆さんにとって、初めて触れたカヴァーもあったのではないでしょうか。

 

 

第二弾となります「Vol.2」では、二年前(20016年)『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』で特集を組みました『Last Christmas 』(ラスト・クリスマス)を、プレイ・リストにしてみました。
あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の『George Michael』(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas 』ですが、1984年にリリースされてから30数年が経過し、クリスマスが近づけば世界中の街角のあちこちからでも聴こえてくるほど、今ではポピュラーな「クリスマス・スタンダード」となっていて、プロ・アマ問わず、そしてジャンル・カテゴリー・国・言語をも飛び越え、本当に世界中の多くのアーティストたちによってカヴァーされ続けている、素晴らしい楽曲として、世界中の人々に認知されています。

 

『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016【Last Christmas】』

この年(2016年)の特集記事『Mellow なクリスマス・ソング』をUPし終えた直後の、クリスマスの当日(現地時間12/25)に、ソング・ライターである「ジョージ・マイケル」が53歳という若さで天に召されました。当時の記事を今になって読み返すと、あまりに突然の出来事で、とにかく僕自身の頭が混乱していたことがよく分かります。

クリスマスの季節がやってくるたびに、世界中の人々が「ジョージ」のことを懐かしく思い出す機会を持てるということが、多くのファンにとって唯一の慰めであり、また同時に彼へのリスペクトの想いがより一層強くなる気がしています。

 

※いずれかのカヴァー作品にご興味を持たれた方は、「こちら」の各曲紹介記事のリンクへどうぞ。

 

Mellow Tunes ~ Vol.187【Daryl Hall】

いつもご訪問ありがとうございます。
なかなか南方の海域の海水温が下がらず、台風ばかりの秋への入り口ですが、皆様無事にお過ごしでしょうか。とはいえ、夏の名残りと秋の落葉がせめぎ合いながらも、やはり季節は着実に秋~冬に向けて進んでいるようです。

 

 

 

9月に入った頃から、かなりの頻度で世界中から、このアーティストの名前での検索から、当サイトへの訪問が一気に増えてきました。過去の苦い経験から、いつものことながらそういった現象が起きると、まずろくなことがないので、急いで米国のメディア等をチェックしましたが、不安なニュース等がなくホッとしたところです。

洗練された美しいソウル・ミュージック「フィリー・ソウル」の故郷でもある米国・フィラデルフィア出身の、白人でありながらも「熱きソウル」を持ち合わせたアーティストと言えば、知らぬ者はいない真のR&B/Soul シンガー・ソング・ライター、それが「Daryl Hall」(ダリル・ホール)というものです。

過去記事でも書いたことがありますが、黒人音楽のカテゴリーである「R&B/Soul」に多大な影響を受けた「白人」アーティストたちは、かつて「Blue-Eyed Soul」(ブルー・アイド・ソウル)などと、白人層からも黒人層からも皮肉を込めて、カテゴライズされた時代が長く続きました。「もし黒人シンガーがオペラを歌ったら、『ブラウン・アイド・オペラ』っていうのかい?僕らは『ソウル・シンガー』なんだ」と、「ダリル」もデュオの相方の「ジョン・オーツ」も、こう皮肉たっぷりにインタビュアーにやり返していたのも、よく聞くエピソードの一つでした。
彼らが1981年にリリースした大ヒットアルバム『Private Eyes』からのシングル・カット、『I Can’t Go For That (No Can Do)』に至っては、時の全米チャートはもちろんのこと、なんとブラック・ミュージックの聖域でもある「R&B/Soul」チャートでも首位を獲得し、人種を超えて自らの主張と評価を決定的で確実なものにしてから、早いものでもう35年以上が経過します。なんだか感慨深いものがありますね。現代の「Bruno Mars」(ブルーノ・マーズ)の活躍ぶりや、出自が「African American」ではないアーティストが創り出すそれらの音楽を、「R&B」として躊躇なく受け入れるリスナーの意識の変化の土台は、「Hall & Oates」 (ホール&オーツ)や故人となったGeorge Michael」(ジョージ・マイケル)らの活躍と努力によってもたらされたものであることは、間違いないと思います。

秋が深まるにつれ、この人のソウルフルな声は、僕らの世代の郷愁を呼び起こすに違いありません。
新譜が待たれるところですねぇ。

 

 

Soul Classics of Daryl Hall
Track-01: I’m In a Philly Mood (Album: Soul Alone – 1993)
Track-02: Help Me Find A Way To Your Heart (Album: Soul Alone – 1993)
Track-03: What’s in Your World (Album: Can’t Stop Dreaming -1996)

 

※ダリル・ホール関連記事についてはこちらへどうぞ。