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Mellow Tunes ~ Vol.126【Toots Thielemans】

暑い日が続いた中、なんだかまるでエア・ポケットに入ったかのような、最高気温が20度台の今日一日でした。列島の遥か南方に発生した複数の台風と気圧配置や前線による、複雑な相関関係から生じた、なんだか夏が一休みした一日となりました。こんな日には、なぜだか北の方角から湖面を渡ってひんやりとした風が吹いてきます。ブログを何年か継続してると、サボりがちな夏季の記事更新が、必ずと言っていいくらい、こんな日にされているから、自分でも不思議なものです。

 

 

「ハモニカおじさん」として世界中の人々から慕われた偉大なジャズ・ハーモニカ奏者の Toots Thielemansトゥーツ ・シールマンス)が亡くなって、この夏(8/22)で一年が経とうとしています。一年が巡るのは本当に早いものです。
こんな涼しい日の夕方にでも聴きたくなるのが、哀愁を帯びたトゥーツのハーモニカだったりするものです。

 


“The Shadow Of Your Smile”  –  Toots Thielemans

 

「The Shadow of Your Smile」 は、1965年の映画『いそしぎ』 (原題:“The Sandpiper”)のテーマ曲として書かれた美しい楽曲として有名で、それはもう沢山のジャズ系のアーティストによるカヴァーがあります。そうですね、最近ではやはり昨年他界した「イーグルス」の Glenn Frey (グレン・フライ)のカヴァーが、個人的にはお気に入りでしょうか。
それにしても、こうして過去記事を見てみると、本当に2016年には多くの大物アーティストが夜空の星となっていきました。ブログ内に新たなカテゴリーRest In Peace [安らかに眠れ]を用意せねばいけないくらいの勢いでした。その点に於いては、「BAD NEWS」に関してですが、今年は少し落ち着いているような気がします。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.104 【Toots Thielemans】

梅雨入りのタイミングで更新をお休みしてから早いもので2ヶ月以上が経過し、いくつかの台風をやり過ごし、ようやくそろそろ秋への入り口に入る頃かと、例年の大嫌いな夏の暑さにも辟易していたところで、またも偉大なる一人のミュージシャンの訃報が届いてしまった。

Toots 01稀代の技巧派であるにも拘らず、『ハモニカおじさん』として世界中から愛されたあの Toots Thielemans (トゥーツ・シールマンス) が、二日前の8/22に生まれ故郷であるベルギーのブリュッセルに於いて94歳で天に召されたとのニュースが、あっという間に世界中を駆け巡った。
当ブログでもいくつかの記事で取り上げているくらい、大好きなハーモニカ奏者だった。本当に残念でならない。
元々はJAZZギタリストだったトゥーツは、後にハーモニカに転向し、JAZZの分野に留まることなくPOPSやFUSIONそしてR&Bなどの異分野のアーティストとの共演などでも、JAZZに限らず世界中の多くの音楽ファンを魅了し続けた。

僕が彼のハーモニカの音色と初めて出会ったのは、Quincy Jones (クインシー・ジョーンズ)が1981年に発表したあの有名な「愛のコリーダ」が収録された、世界中の多くの一流ミュージシャンを起用してトータル・プロデュースした名盤アルバム『THE DUDE』のラストかその一つ前に収録された『Velas』という、南米ブラジルの誇る音楽家 Ivan Lins (イヴァン・リンス) のカヴァー作品だった。

 


Quincy Jones & Toots Thielemans / “Velas” (album: THE DUDE – 1981)

 

クインシーによるアレンジは言わずもがな、トゥーツの軽やかな「口笛」のイントロから始まる美しいハーモニカの音色、そしてユニゾンする本人による控え目なギターのアンサンブルは、もはやこの世のものとは思えないほどの音楽まで昇華しており、たおやかで優しい印象を聴く者すべてに与え、彼と偉大なプロデューサーであるクインシーによって紡ぎ出される、唯一無二の美しい世界観を垣間見ることができるというものだ。本作品は後年多くの若手アーティストたちによって、現代になってもサンプリングされているのは無理もないことだと思う。

それから2年後の1983年に発表された、離婚後ショウ・ビジネスの表舞台から少し遠ざかっていた Billy Joel  (ビリー・ジョエル) の復帰作として爆発的に売れたアルバム「An Innocent Man」に収録された『Leave A Tender Moment Alone』(邦題:夜空のモーメント)でのトゥーツの客演には、完全にノックアウトされてしまった。再婚したばかりのビリーが、まるで「10代のひと夏の恋」でも歌い上げるかのようなロマンティックな作品としてファンの間ではよく知られる楽曲だけど、イントロや間奏で演奏されるトゥーツのあまりにエモーショナルなハーモニカの音色とメロディに、「心のひだ」が揺れ動かなかった人はいなかったはずだ。

 


Billy Joel – Leave A Tender Moment Alone (Live Version)

ビリー本人が「my next record」と言っているのでおそらく「An Innocent Man」のアルバムリリース前に行われたこのライブで共演者であるトゥーツを紹介する際に、「He is the best harmonica player in the world !」と最大限のリスペクトを持ってオーディエンスに紹介していることからも、その存在感の大きさや熟練したプレイと同時に彼の持つ人柄の良さが十分に伝わってくる。曲の最後の二人のやり取りがなんとも微笑ましく、この度の訃報にビリーも相当に心を痛めていることだろう。

 


Billy Joel / “Leave a Tender Moment Alone” (album: An Innocent Man – 1984)

 

その後にJAZZに傾倒していった僕が出会ったのが、“cafe Mellows” を実現したいと思う原動力となったアルバム「Waltz for Debby」で知られたJAZZピアニスト Bill Evans(ビル・エヴァンス)とトゥーツが共作し、1978年に発表したアルバム『Affinity』だった。大好きな二人が共演しているからというだけでなく、お互いの未知の部分を引き出しあうようなインタープレイ(掛け合い)とケミストリーに、時代が変わっても聴く度に癒されそしてワクワクするような発見が今でもある。ただ残念なのは、二人共にもう夜空の星となってしまったこと。

 


Bill Evans & Toots Thielemans / “Jesus´ Last Ballad” (album: Affinity – 1978)

 

晩夏の季節に聴くトゥーツのハーモニカや口笛は、切ないほどに似合いすぎて怖いくらいだ。

R.I.P. Toots…   ハモニカおじさんは僕らの永遠のヒーローなんだ。

 

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Mellow Tunes ~ Vol.209【James Ingram ~ R.I.P.】

足早に過ぎていく一月が終わろうとしている中で、遠い海の向こうから、大好きだったアーティストの一人『James Ingram』(ジェイムズ・イングラム)が旅立ったとの訃報が届いた。

 

 

まだ高校生だった頃の1981年、敬愛する『Quincy Jones』の名盤『The Dude』の中で出逢った時の衝撃は、今でも忘れられない。2016年に時を同じくして他界した「Toots Thielemans」 (トゥーツ・シールマンス) 「Rod Temperton」(ロッド・テンパートン)をはじめ、一時代を築き上げた「クインシー・ファミリー」の重要なメンバの一人がまた欠けてしまった。本当に残念でならない。

 


James Ingram ~ Tribute

 


James Ingram & Tamia “How Do You Keep The Music Playing”

 

Rest In Peace….

 

追記: 当サイトでいつも応援しております、音楽プロデューサー「松尾潔」さんのFMラジオ・プログラム「松尾潔のメロウな夜」(2/11放送)において、僕自身も含めた日本全国の「ジェイムズ・イングラム」を愛する熱心なリスナーやファンの熱い想いに応え、『ジェイムズ・イングラム追悼特集』をON-AIRしてくださいました。1991年に初来日したジェイムズ・イングラムの単独公演の全演奏曲目を再現するといった内容ですが、僕らと同じ時代を生きた「R50世代」の方々にとっては、もう必聴ものです。また一方で、放送後のコラム「メロウな徒然草」に寄せた、御大「クインシー」とその周辺のアーティストたちの関連性であるとか、とにかく松尾さんならではの視点からの解説は、これまた必読ものです。
再放送の予定は下記の通り。まだ聴かれていない方はぜひ。
再放送 FM [ 2/18 月曜 AM10:00-10:50 ]
再放送 AMラジオ第1 [ 2/18 月曜 16:05-16:55 ]  |
※「2月18日、3月4日のラジオ第1の再放送は休止します。」とのことでした。
ゴメンナサイ m(__)m

 

 

 

Special Messages from “KC” at “Mellow Nights”

仕事が外資の関係で、9月が新年度ということもあり、ドタバタしてるうちにあっと言う間に一週間が過ぎてしまいました。台風が当たり年の今年は、夏の長雨やらで例年よりは過ごしやすい夏を経験できたような気がします。いつの間にか、夕焼け空も秋らしいものへと変化していて、こういう年はなんだか「長い秋」が期待できるような記憶がありますが、今年はどんなものでしょうか。

 

 

そんな慌しい9月の始まりに、僕にとっては最愛のお店だった『Mellows』のことを、30代の頃から『Mellow の巨匠』と敬愛して止まない、今や日本の音楽界におけるBIG Producerとなった『松尾”KC”潔』さんが、ご自身のFMラジオ番組『松尾潔のメロウな夜』で取り上げてくださいました。

こちらの番組では、年に一度か二度くらい、松尾氏の交友関係から「久保田利伸」氏や「鈴木雅之」氏、「山下達郎」氏といった現在の日本の音楽界を牽引してきたビッグ・ネームがゲストに招かれる機会があり、ここ数年は恒例となっているようで、昨年の暮れに自分と同世代の「久保田」氏が登場しました。1980年代後半人気絶頂を極めていた久保田氏は、SOUL/R&Bの本場である米国で勝負をしたいと単身「NY」に渡り、1995年「Toshi Kubota」として全米デビューを果たしました。そんな異国の地で頑張る彼の姿が、かつて身内の事情で「NY」への赴任を断念することになった自分の苦い経験から、いつも「がんばれ」と陰ながら熱く応援していたものでした。一方の松尾さんも、著書を読めばお分かりのように、単身米国や英国へ乗り込んでアジア人であるにも拘らず、恥じることなく自身の愛する黒人音楽分野の大物アーティストへのアグレッシブな取材を敢行するなど、僕のようなブラック・ミュージック愛好家にしてみれば、日本が世界に誇るまさに「2-TOP」と言っても過言ではない存在でした。おそらく日本人の音楽評論家・ライターといった立場で、超大物プロデューサーの「Quincy Jones」(クインシー・ジョーンズ)への取材を成功させたのは、松尾さんと、過去には音楽評論家の吉岡正晴さんくらいなのではないでしょうか。松尾さんによるクインシーへの、最初のインタヴューでは罵倒されたそうだけれども、もっともその時の邂逅が、氏が後のプロデュース業に乗り出していく契機となったのは否定できない事実と思われます。詳しくは著書を読まれることをお薦めします。

その久保田氏がまた恒例のゲストで年末の番組収録に招かれると知り、松尾氏同様にリスペクトするお二人に、リクエストを添えてメッセージをメールで送りました。これまでの生涯でリクエストなんてただの一度もしたことがなかったし、もちろん番組内で取り上げられなくても、お二人の目に留まってくれたらそれで十分といったつもりでした。昨年2016年という忌まわしき年は、僕らの世代の音楽好きにとっては、大切な多数のアーティストが他界していった、例を見ない特別な年でした。当ブログ内に敢えて「R.I.P. – 安らかに眠れ」などというカテゴリーを用意せざるを得ないほどの最悪の事態となっていました。そんな事情もあって、同世代の音楽好きの人たちと、この辛く悲しい思いを共有したいといったことから、同年亡くなった「ハモニカおじさん」ことToots Thielemansが演奏する穏やかな作品『Velas』(Produce: Quincy Jones)を、メッセージを添えてリクエストしたのでした。トゥーツ・シールマンスは過去に久保田氏の楽曲「Love under the moon」で客演もしていたので、お二人に宛てたちょうどいい選曲だと思いました。
とはいえ、なにせ当代きっての売れっ子プロデューサーとなり、もはや多忙を極める松尾さんなので、なかなかリスナーからのリクエスト特集なんてできないのが実情です。僕自身も番組のスタート時から聴いている古参リスナーの一人ですが、事実2010年から8年間続くプログラムの中でも、リクエスト特集なんて年に一度できるかできないかといった事情なのです。

送信したメールの内容、ほぼすべてを割愛することなく全国への電波に乗せて、閉店から5年という月日が経過した今でさえも、「やめたくて、やめたわけではない」といった僕の「無念」な想いを、まるで自分のことのように伝えてくれたような、そんな気がしました。やはり「メロウ」「Mellow」というワードで繋がった者同士ならではの関係が生まれたような、そんな熱い想いで心が満たされるのを感じました。

 

 

こんな男のメッセージを、しかも番組のエンディングで紹介していただき、2012年に最愛のお店をCLOSEしたあの日以来、感激のあまり久しぶりに男泣きしました。

 

 

松尾さん、並びに僕のメッセージを拾い上げてくださった「メロ夜」番組スタッフの皆さん、本当に有難うございました。5年間ずっと胸につかえていたモノが、すっとどこかへ消え去ったような、まるで数日前に偶然撮影した野に咲く一輪の早咲きの「秋桜」のような、なんだかそんな清々しい想いがしています。
そして、もしかつてのお客様方が運よく放送を聴いてくださっていたならば、皆さん一様になにかしら「それぞれのメロウな想い出」を、懐かしく回顧してくれていることと思います。心より、この場を借りて御礼を申し上げます。
どうか、今後とも素敵な大人向けのラジオ・プログラムを続けていただけるよう、微力ながら当ブログを通じて、今後もずっと応援していくつもりです。

 

 

 

AC Tunes ~ Vol.50 【MONDO GROSSO】

新年度の4月に入って、場所によっては桜も咲き始め、ようやく春の到来といったところでしょうか。今日の夕方には「春雷」がやって来たり、そういう季節になったのだと気付かされます。街角のいたるところで見かける花壇や植込みの生き物たちも、ようやく訪れた「春」を謳歌しているような印象です。

 

 

 

当ブログに来訪されるブログ・リーダーの皆さんであれば、1990年代~2000年代初頭に掛けて精力的な活動を行い、世界的にも広くその才能を認められたプロデューサーでありDJでもある奇才「大沢伸一」氏によるプロジェクト『MONDO GROSSO』(モンド・グロッソ)のことはご存知の方も多いことでしょう。
『MONDO GROSSO』は1991年に彼のホームでもある京都でバンドとして活動を開始し、時を経て1996年には大沢氏本人のソロ・プロジェクトとなりました。「UA」「bird」「Monday 満ちる をはじめ、とりわけ多くの女性シンガーが彼とのコラボによって、メジャーな世界へ羽ばたいていったのは、音楽好きな人々の間ではよく知られている事実です。

アシッド・ジャズやクラブ・ミュージックにカテゴライズされがちなものの、FUNK/R&B/HIP-HOP/JAZZ/BOSSA NOVA/LATINといった多くの要素を包括したその極めて高い大沢氏の音楽性は、日本人の音楽家としては国際的な評価が圧倒的に高いアーティストであります。しかしながら、2003年にリリースしたアルバム「NEXT WAVE」以降、「MONDO GROSSO」としての活動を中止していました。その彼がようやく長い沈黙を破り、2017年の4月に、14年の歳月を経ていよいよ復活するという嬉しいニュースが世界中に配信されています。今年中に発売を予定している、待望のNEWアルバムからの先行シングルとなる新曲『ラビリンス』は、「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中敦作詞、新たな女性ボーカリストをフィーチャーした日本語による歌詞の楽曲となるようです。完全生産限定12inchアナログ盤で「RECORD STORE DAY」の4/22にリリース予定とのこと。数十秒だけの動画がYouTubeに上がってますが、期待させる音作りですね。やっぱりこの人「天才」なんだと思います。

 

 

そんな訳で、更なる飛躍を期待しつつ、2000年にリリースされた『MONDO GROSSO – BEST』より、アルバム中9-10曲目に収録されている2作品をご紹介。フィーチャリングされた女性ヴォーカリスト「Jhelisa」のヴォーカルが素晴らしい『Give Me A Reason』そして『Slow It Downと2曲続けてご堪能ください。
尚、特筆すべきは2曲目の『Slow It Downで、あのQuincy Jones (クインシー・ジョーンズ)が1981年に発表した名盤『THE DUDE』に収録された、『Velas』のイントロ部をサンプリングしており、昨年他界した世界一のハーモニカ吹きとして愛された Toots Thielemans (トゥーツ・シールマンス) による口笛のソロを巧みに取り入れているのが、もはや氏の非凡さを証明しています。『Velas』は元々南米ブラジルの音楽家 Ivan Lins (イヴァン・リンス) の作品であり、彼なりのルーツとなるアーティストたちへのリスペクトとオマージュといえるのではないでしょうか。(この「口笛」の音色に興味を持たれた方は、どうぞこちらの記事もご覧ください)

 


Mondo Grosso – “Give Me A Reason”
 


Mondo Grosso – “Slow It Down”

 

当ブログでも過去に1974 – WAY HOMEという作品を紹介していますが、この記事は当ブログ内でも上位TOP3に入るくらい世界中からアクセスがあり、事実Googleでの曲名によるワード検索でも、僕の書いた記事が今日現在の検索結果1,640万件中、ありがたいことにTOP表示となっています。この記事をUpしてからここ何年もこんな結果なので、「MONDO GROSSO」の音楽がいかに世界中で支持され、また時代が変わっても関心を持たれていることが窺えます。もっともそんな結果も、大沢氏の創り出すこのシンプルな楽曲の完成度の高さと音楽性に尽きるわけですが。復活、期待大です。

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.57【chic & mellow 編 ①】

暦の上でも10月に入り、秋もだいぶ深まりつつありますね。
しばらくUPしていなかった Mellow Tunes シリーズですが、いよいよこれからが珈琲も音楽も美味しくいただける絶好の季節ですから、そろそろ秋の恒例企画(?)となりましたちょっとシックでメロウな大人向けの楽曲をチョイスして、しばらくの間お届けしようかと思っています。
私的な意図とはいえ、「後世に残しておきたいと思う素晴らしい作品」を知らない世代の人たちにもどうか知る機会を持って欲しいというのが、このブログの基本的なスタンスとなっています。それ故、おそらく10~30年以上前の作品が大半を占めると思われますが、解説が短かいのも長くなるのも、カテゴリーが Soul/Fusion/Jazz などどこから出てくるのかも、その時の気分次第となりますが、肩の力を抜き珈琲などをお供にリラックスして楽しんでいただけると嬉しく思います。

 


Homi & Jarvis / “Love’s Taking Over” (album: Friend of a Friend – 1984)

 

さてこの秋初回にお届けするのはこちら。
1984年にNYで出会った二人の男女がデュオを結成し、当時勢いのあった二人の音楽プロデューサー、デイブ・グルーシン&ラリー・ロ-ゼン主催の彼らの頭文字を冠した「GRP」レーベルから華やかにデビューした、Homi & Jarvis (ホミ&ジャービス: Amanda Homi & Brian Jarvis)のJazzとSoul/Funkのテイストも感じられるアルバム「Friend of a Friend」より『Love’s Taking Over』をご紹介します。サポートミュージシャンには下記のすごい面々を用いた音作りで、当然悪いわけがありません。

Producers : Dave Grusin & Larry Rosen
Support musicians : Joe Beck, Dave Grusin, Anthony Jackson, Steve Khan, Marcus Miller, Lee Ritenour, David Sanborn, Toots Thielemans, Buddy Williams and etc.

このところ何度か過去記事内でも登場していますが、この曲でもイントロからいきなり入ってくるDavid Sanborn のアルト・ソロと、マーカス・ミラーの重たいベースの響きが印象的な作品となっています。

残念なことにこの作品のみでコンビは解消されてしまったようです。

さてと次回は何にしましょうかねぇ…

 

 

Masterの今これが聴きたい ~ Vol.6【素敵なハーモニー】

僕の知人が、どうやら少ししんどいことがあって元気がないらしい。

つい先日は、湖畔に車を停め、トゥーツ (Toots Thielemans) のハモニカの音色に包まれながら本を読んでいたという。

ならば、ついでにこんなのもおすすめしたいな。

トゥーツの優しいハモニカとエヴァンスの繊細なピアノの旋律が生み出す極上のハーモニー。
 

Affinity

Bill Evans and Toots Thielemans / “This Is All I Ask”   (album: Affinity – 1979)

 

少しは元気が出ただろうか・・

 

優しい音色 Vol.6

2月に入りましたが、毎度のことながら、寒さの厳しい日が続きますね。
インフルエンザなども学校などを中心に流行っているようですので、十分にお気をつけください。

さて今夜は「優しい音色」シリーズのVol.6です。
寒い夜を温かくする楽器って何だろうと考えたら、『ハーモニカでしょう』と、ひらめきました。
ハーモニカといえば「ハモニカおじさん」として世界に名を馳せる奏者「Toots Thielemans (トゥーツ・シールマンス)」しかいませんよ。
さきほどウィキペディアで調べたら、なんと今年で89歳とのこと。最近はめっきりライブでもお目にかかれないと思っていましたが、年齢的にはもう現役でのご活躍は厳しいでしょうね。ジャズからポップスに至るまであらゆるフィールドで、唯一無二の存在感を出せる貴重なミュージシャンです。

 

そんな彼のとびきり優しいハーモニカの音色で味付けされた、ビリー・ジョエルのこの一曲。『Leave A Tender Moment Alone(夜空のモーメント)』で、温まりましょう。当時のビリー・ジョエルはスーパーモデルのクリスティ・ブリンクリーにぞっこんで(後に再婚・離婚)、幸せモード全開のハッピーなよい曲が満載のアルバムでした。

ブログにご訪問くださっている方々にも、それぞれに思い出のある一曲ではないでしょうか。
「あらし」対策で承認制になっておりますが、ぜひこれを機に遠慮なさらずにコメントをお寄せください。

 


Billy Joel / “Leave a Tender Moment Alone” (album: An Innocent Man – 1984)