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【雑記】Do The Right Thing

ここ数年ぶりの、切れ味の鋭い「天声人語」。

ノーベル平和賞の推薦状を書いてるような、我が国の「Do The Wrong Thing」な政治家たちにも、『Spike Lee』監督の言葉が届くといいのに。

 

朝日新聞【天声人語】2.27.2019より

 


Watch Spike Lee’s Oscars 2019 Speech for BLACKkKLANSMAN
 

『ブラック・クランズマン』の最優秀脚本賞で初のアカデミー賞を受賞したあと、スパイク・リー監督はアフリカ系アメリカ人の葛藤という大きな文脈で自分自身の歴史を披露した。彼の受賞スピーチは400年前にバージニア州ジェームズタウンに連れてこられた最初の奴隷たちの話から始まった。それに続き、奴隷の娘だった自分の祖母は自力でカレッジを卒業し、卒業後は社会保障給付小切手を50年間貯め続けて、彼女が「スパイキープー」と呼んで愛した孫のリーがカレッジと映画学校に進学するための学費を出してくれたとリーが語った。「今夜、この場所で、この国を作り上げるために尽力した我々の先祖たちを称賛したい」と言ってリーは続けた。「みんなが先祖たちとつながれば、我々に愛と分別がもたらされ、人間性を取り戻すことだろう。そして、そうなった瞬間のパワーは相当のものだろう。2020年の大統領選挙が間近に迫っている。みんなが集結し、正しい歴史を築こう。愛と憎悪の狭間で正しい道徳基準を選択するんだ。そしてみんな、正しいことをしよう!」と。【出典: Rolling Stone – Web Magazine】

 


映画『ブラック・クランズマン』予告編

 


Al Jarreau – Never Explain Love
(From the “Do The Right Thing” Soundtrack – 1989)

 

Mellow Tunes ~ Vol.212【R. Kelly】

「米R&B歌手のR・ケリー容疑者が、加重性的虐待10件の罪で、起訴された」

「そう遠くはないだろう」というおぼろげな憶測はあったけれど、今日になってWebのニュースが、その事実を伝えていた。

 

 

「R&B」を聴き始めて間もない若い世代の人たちにはあまりピンと来ないかもしれないけれど、1993年にアルバム『12 Play』でソロデビューして以来、90年代中期~2000年代前半にかけての全盛期はもちろんのこと、「R. Kelly」というシカゴ出身の男が「R&B/Soul」といった「Black Music」というカテゴリーに与えた影響は甚大であり、その功績は本当に計り知れない。そう、彼は稀代のメロディ・メーカーであり、また同時に偉大なプロデューサーでもあり、紛れもない「天才」アーティストの一人であることに、疑う余地はまったくない。

起訴された内容がセンシティブな案件だけに、どうコメントしていいのか、逡巡を繰り返すのみだ。
ただ一つだけはっきりと言えることは、彼によってこの世に放たれた多くの偉大な音楽作品たち、それは本人名義の作品であれ、彼がプロデュースにあたった他の多くのアーティストの作品であれ、「楽曲や作品に罪はない」と、僕自身としては、罪とは切り離して考えたいし、またそうあるべきだと思っている。それは今は亡き「Michael Jackson」(マイケル・ジャクソン)の、一連の騒動のときもそうだった。

10年以上前のことだけれど、R&B界のボス「Ronald Isley」(ロナルド・アイズレー)が脱税の罪で投獄され、3年ほど服役したことがあった。愛すべき「ロン」が出所するまでの間、ずっと彼の音楽を聴き続けひたすら新譜のリリースを待ったファンたちが、自分を含め世界中に沢山いたはずだ。その溢れ出る才能ゆえ、「ロナルド」の後継者の筆頭として常に名前が挙がる「R. Kelly」だけに、国家法に基づく社会的な制裁は免れることはできないだろうし、また罪は償わなければならない。とはいえ、彼の「音楽」そのものや「功績」を否定したり、プロデュースをしてもらった恩義を忘れ、自らの保身だけを考え、大衆に迎合するかのようなコメントを出しているような姑息なアーティストたちには、正直なところあまりシンパシーを感じることはない。インターネットや携帯端末の普及に伴うSNSの隆盛を見るにつけ、いつのまにかとても「窮屈な時代」になったものだと思う。

彼がいつの日か、また世の人々を圧倒するような「美しいメロディ」で溢れた作品をリリースしてくれることを、僕自身は心より期待している。なぜなら、彼の創り出すメロウな作品群が、ただ好きだから。

 


R.kelly – “For you”
(album: 12 Play – 1993)

 


Ronald Isley – “I Need You”
(album: Mr. I – 2010)

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.211【CHEMISTRY】

まだまだ寒い日が続きますね。
「心を込めたハンド・ドリップ珈琲」と「手作りスウィーツ」、そして「とっておきのメロウな音楽たち」。『coffee, sweets & music』それが、今はなき実店舗【Mellows】の大切な約束事。こんな寒い季節に、屋外で少し冷めかけた珈琲を飲んでいると、ふとそんなすこしばかり切ない記憶の波が、どっと押し寄せてくることがあります。

 

 

日本人として、純粋に「R&B/Soul」を追及しているアーティストといえば、「鈴木雅之」「久保田利伸」氏、そして「CHEMISTRY」の二人。僕にはこの3組のアーティストが、誰よりも真っ先に脳裏に浮かぶ。そして、彼らの傍らには、R&Bをはじめ「Black Music」を知り尽くした、一人のプロデューサーの存在がいつも欠かせない。

「松尾 潔」プロデュース作品、「CHEMISTRY」の再始動後第三弾:両A面シングルとなる「もしも / 夜行バス」が昨日リリースされた。オーセンティックでストレートなアレンジが施され、R&Bの王道を行くバラッドに仕上げられた、「もしも」の完成度が素晴らしい。

 


CHEMISTRY 37thシングル収録曲『もしも』Music Video

 
 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.210【Ella Mai / H.E.R】

いつもご訪問ありがとうございます。
しばらくぶりの更新ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
2月も中旬となると、「真冬」と「早春」がせめぎ合いを見せるような、そんな日々が多くなってくるものです。

 

 

 

太平洋の向こう米国L.A.では、恒例の「第61回グラミー賞授賞式」が、現地時間2/10に盛大にとり行われました。トランプ政権になってからの「グラミー賞」も「アカデミー賞」も、いやでも米国内の政局や社会情勢を反映するかのような、そんなちょっと日本に住んでいるとわからないような、デリケートなファクターによる影響が、今年の受賞作品・アーティストにも見受けられるような印象を持ちました。

とはいえ、当サイトでも取り上げ応援していた、『Ella Mai』『H.E.R.』が順当にそれぞれ受賞したのは、とても嬉しい知らせでした。

 


Ella Mai – Boo’d Up
Best R&B Song (最優秀 R&Bソング)

 


H.E.R. Featuring Daniel Caesar – Best Part
Best R&B Performance (最優秀R&Bパフォーマンス)

 

次世代を担う、若き「メロウな歌姫」二人の受賞に乾杯。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.209【James Ingram ~ R.I.P.】

足早に過ぎていく一月が終わろうとしている中で、遠い海の向こうから、大好きだったアーティストの一人『James Ingram』(ジェイムズ・イングラム)が旅立ったとの訃報が届いた。

 

 

まだ高校生だった頃の1981年、敬愛する『Quincy Jones』の名盤『The Dude』の中で出逢った時の衝撃は、今でも忘れられない。2016年に時を同じくして他界した「Toots Thielemans」 (トゥーツ・シールマンス) 「Rod Temperton」(ロッド・テンパートン)をはじめ、一時代を築き上げた「クインシー・ファミリー」の重要なメンバの一人がまた欠けてしまった。本当に残念でならない。

 


James Ingram ~ Tribute

 


James Ingram & Tamia “How Do You Keep The Music Playing”

 

Rest In Peace….

 

追記: 当サイトでいつも応援しております、音楽プロデューサー「松尾潔」さんのFMラジオ・プログラム「松尾潔のメロウな夜」(2/11放送)において、僕自身も含めた日本全国の「ジェイムズ・イングラム」を愛する熱心なリスナーやファンの熱い想いに応え、『ジェイムズ・イングラム追悼特集』をON-AIRしてくださいました。1991年に初来日したジェイムズ・イングラムの単独公演の全演奏曲目を再現するといった内容ですが、僕らと同じ時代を生きた「R50世代」の方々にとっては、もう必聴ものです。また一方で、放送後のコラム「メロウな徒然草」に寄せた、御大「クインシー」とその周辺のアーティストたちの関連性であるとか、とにかく松尾さんならではの視点からの解説は、これまた必読ものです。
再放送の予定は下記の通り。まだ聴かれていない方はぜひ。
再放送 FM [ 2/18 月曜 AM10:00-10:50 ]
再放送 AMラジオ第1 [ 2/18 月曜 16:05-16:55 ]
 |
※「2月18日、3月4日のラジオ第1の再放送は休止します。」とのことでした。
ゴメンナサイ m(__)m

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.208【Boz Scaggs】

「これは誰が歌っているんですか?」

実店舗の『Mellows』営業当時、初めて聴いたお客さんから毎日一度は尋ねられたのが、愛する「Boz」が歌う珠玉の「Jazz Standards」の数々。

 

 

こんな底冷えのする季節には、まるで淹れたての温かい「珈琲」みたいに、ありがたい。

 


Boz sings “Jazz Standards”
Track#1 – For All We Know (album: But Beautiful – 2003)
Track#2 – I Wish I Knew (album: Speak Low – 2008)
Track#3 – Ballad of The Sad Young Men (album: Speak Low – 2008)

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.207【John Coltrane & Johnny Hartman】

少々疲れ気味の夜更けに聴くのに心地よいのは、この二人のジャズ界の巨人が遺した名盤『John Coltrane & Johnny Hartman 』

 

 

バラッドを演奏する際の抑制の効いた「コルトレーン」のテナーの音色とフレーズに、そしてまた「ハートマン」の真冬の外気温までをも上昇させるほどに包み込むようなバリトン・ヴォイスに、その究極のメロウネスに、ただひたすらに癒されるのがいい。
自分が生まれた55年前にレコーディングされたこの名盤に、感謝するしかない。

 


Track#1 – They Say It’s Wonderful
Track#2 – My One And Only Love
(album: John Coltrane & Johnny Hartman – 1963)

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.206【Roy Ayers】

なんだかひどく疲れた一日の終わりには、Mellowなヴィブラフォンの音色が、やけに優しい。

 

 

ロイ・エアーズ(Roy Ayers)“Warm Vibes”に感謝。

 

 

Roy Ayers – “Warm Vibes”
(album: Spoken Word – 1998)

 

 

AC Tunes ~ Vol.71【Jeff Lorber / The Jeff Lorber Fusion】

いつもご訪問ありがとうございます。
関東地方では、昨年末からかれこれ20日間近く雨が降っていません。空気が乾燥する季節とはいえ、これほどまでにお湿りがないのも困りものです。そのせいか、インフルエンザはじめウィルス性の疾患が流行のピークに差し掛かっているようですので、皆様どうかご自愛ください。

 

 

 

さて、2019年はこれまで更新がかなりマイペースだった、『大人が聴いてリラックスできる音楽』を標榜する『AC Tunes』のシリーズも、徐々に充実させていきたいところです。『FUSION』(Smooth Jazz)分野で活躍するアーティストたちに関しては、ヴォーカル抜きのインストルメンタルな楽曲が大半を占めることもあり、日本人アーティストがガチンコで世界の大物アーティストと真っ向勝負ができる、唯一のカテゴリーといってもいいかもしれません。アーティストの国内外を問わず、知りうる限りのいろんな方々を、もっともっとこのシリーズで取り上げてゆければと考えています。

この記事をUPする際、FUSION界の大御所である「彼」の名前を当サイト内で検索したら、なんと一度も取り上げておらず、正直自分でもびっくりでした。これはいけませんね。高校生の頃から40年近くも絶え間なく聴き続けているにも関わらず、一度も紹介していないとは反省の極みです。なんだかそんなアーティストがあまりに多すぎて、もう自己嫌悪に陥りそうです。お詫びのしるしに、初登場の今回は、「彼」こと『ジェフ・ローバー』(Jeff Lorber)、そして活動が長年に渡る自身のユニット『ジェフ・ローバー・フュージョン』(The Jeff Lorber Fusion)の作品群をプレイリストにてご紹介します。

僕らの息子の世代くらいの若いブログ・リーダーの方も増えてきていますので、取りあえず簡単な紹介をしておきます。

[Profile]
「ジェフ・ローバー」(Jeff Lorber、1952年11月4日 – 66歳)はペンシルベニア州フィラデルフィア出身のスムーズ・ジャズ/フュージョンのキーボーディストでプロデューサー、コンポーザー。ファンキーなサウンドと、斬新なコード進行が特徴。本人も、クールなコードチェンジを常に意識した曲作りをしていると語っている。古くから「スムーズ・ジャズの雛形」とでもいうべき音楽を演奏している。「ケニー・G」(当時はケニー・ゴーレリック名義で)や「デイヴ・コーズ」「アート・ポーター」などの人気サックス奏者が彼のグループから輩出された。
[Biography]
1952年生まれ。4歳よりクラシック・ピアノを演奏し始め、9歳よりジャズを演奏し始める。「バークリー音楽大学」に入学、卒業後の1977年に自己バンド「ジェフ・ローバー・フュージョン」を結成し、同名のアルバムでデビュー。1979年にアリスタ・レコードと契約し、「Water Sign」をリリース。1981年にグループ活動を休止、翌年に「It’s a Fact」でソロ・デビューをする。1986年にはワーナー・ブラザース・レコードと契約、「Private Passion」をリリース。このアルバムはヒットするが、レーベル側と彼の意向の不一致により、暫くリーダー作を出さず、プロデューサーやコンポーザーとして活躍する。
2010年には初期の自身のバンド「ジェフ・ローバー・フュージョン」を、ベース奏者「ジミー・ハスリップ」(Jimmy Haslip)の新加入、サックス奏者「エリック・マリエンサル」(Eric Marienthal)の参加によりリユニオンし、「Now Is the Time」をリリースした。グラミーでは過去に7度のノミネートがあるが、2017年リリースのアルバム「Prototype」で第60回グラミー賞「Best Contemporary Instrumental Album」を初受賞。
(出典: Wikipedia)

ざっくりとですが、こんな多彩な音楽家の方ですね。また、80年代には後にビッグ・アーティストに成長した「キャリン・ホワイト」(Karyn White)「エリック・ベネイ」(Eric Benét)も、ジェフに見出されたヴォーカリストとして有名です。前出の3名の大物サックス奏者、「ケニー・G」「デイヴ・コーズ」そして「アート・ポーター(故人)」等も、彼の元から巣立ったことで知られるように、ジャズ界の帝王「マイルス・デイヴィス」に劣らぬほどの、まさに目利きの音楽家であり素晴らしい育成者であることに間違いありません。

 

Jeff Lorber / The Jeff Lorber Fusion – Hit Medley
 

ジェフ・ローバーの創り出す作品群には、「美しいソウル・ミュージック」として米国の「Black Music」史に燦然と輝く「フィリー・ソウル」(フィラデルフィア・ソウル)というカテゴリーが誕生した「フィラデルフィア」の出身だけに、一聴すればお分かりの通り、『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』(Daryl Hall & John Oates)らと同様に、『SOUL MUSIC』からの強い影響であるとか「愛情」を感じさせる作品が目立ちます。
いやぁ、改めてこの記事をUPするにあたり、過去の作品からほぼ全作のアルバムを聴きましたが、この人の才能は枯渇することが無いようです。2010年の「ジェフ・ローバー・フュージョン」リユニオンの際に加入した、かつてフュージョン・ミュージック全盛期に良きライヴァルでもあった元「イエロージャケッツ」(The Yellowjackets)の核となるベーシストの「ジミー・ハスリップ」(Jimmy Haslip)の参加により、これまでの以上にリズム隊に厚みが出て、相乗効果が計り知れないほどで、サウンド面でのオプションが増えてきているような印象を受けます。過去の作品よりも、明らかに「グルーヴ感」増幅されてきていますね。その一方で、重鎮「ジミー」の後釜に就いた新ベーシストの「フェリックス・パストリアス」(かの天才ベーシスト「ジャコ・パストリアス」の息子が加入した「イエロージャケッツ」は、方向性が定まらず未だにうまくいっていないとの噂が絶えないようです。
それにしても、「ジェフ」「ジミー」共に60代半ばを過ぎて尚、いまだに時代と共に「進化」し続けているところが凄いですね。まだまだ頑張ってもらいたい、そんなファースト・クラスの鍵盤奏者レジェンドの一人「ジェフ・ローバー」のご紹介でした。

さて、今回の特集はいかがでしたでしょうか。次回の『AC Tunes』では、日本の「ジェフ・ローバー」(Jeff Lorber)と表現したいくらいのアーティストをご紹介予定です。乞うご期待。