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Mellow Classics ~ Vol.25【Alexander O’Neal】

いつもご訪問ありがとうございます。
そして、今年も一年間これまで同様に日常的にご訪問いただいた方も、また途中から何かのきっかけで訪問くださるようになった皆様にも、ただの音楽好きのオッサンが運営するサイトに日々お越しいただき、本当にありがとうございました。

 

 

実店舗をCLOSE後は、年末年始が多忙な組織に属していることもあり、誠に恐縮ではございますが、ここ数年は知人の皆様への賀状でのご挨拶は遠慮させていただいております。せっかくこんなサイトを運営しておりますので、この場をお借りして、年末・年頭のご挨拶と代えさせていただいておりますので、どうぞご了承くださいませ。

さてさて、暮れかけている「令和元年」「2019年」は皆様にとってどんな一年だったのでしょうか。来る「2020年」が、皆様にとって良き年となるようお祈りいたします。

今年は後半になって、当サイトにとってもありがたい、素敵な出逢いもあり、喜ばしい一年となりました。

皆様、どうかよいお年をお迎えください。

そろそろ毎年恒例になりつつある、年越しの『Mellow Classic』といえば、こちら。

Thank You For A Good Year 2019 !

 

 

 


Alexander O’Neal – “Thank You For A Good Year”
(album: My Gift To You – 1988)
Produced by: Jimmy Jam & Terry Lewis

 

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.245【Best Mellow Tunes – 2019】

いつもご訪問ありがとうございます。
この週末から、長いお休みに入られた方が大半かと思われます。
今年も一年間「仕事」に「家事」に「学業」に、みなさんお疲れさまでした。かつての実店舗「Mellows」のOPEN準備期間(2010年末)より継続している音楽主体の当ウェブサイトですが、今年も変わらず定期的なご訪問、本当にありがとうございました。「令和元年」となった今年も間もなく暮れようとしていますが、皆さんにとってはどんな一年だったのでしょうか。

 

 

ここ数年の年末の恒例企画ですが、当サイトにてその年にご紹介したアーティストや作品の中から、【Best Mellow Tunes】として、作品のリリース時期に一切関係なく、その時点でよいと感じた「アーティスト」であり「作品」を、時代やカテゴリーに拘ることなくあくまで自分の基準で選択しています。新しいものだけがよいと言うのは大間違いで、残念なことに出逢う機会がないままに、自分の中で過去に流されていった作品の中に、キラッと光るダイヤのような作品と、長い時間を経てめぐり逢うことも、決して少なくありません。
とはいうものの、今年「2019年」に関しては、選択した「アーティスト」にしても「作品」にしても、結果として全体のほぼ9割が、今年になってリリースされた「シングル」であったり、また「アルバム」に収録された作品に落ち着きました。ということは、自分にとっては「今年は豊作」だったということに尽きるのかもしれません。いずれにしても、あくまで極々「私的なBEST」ですので、誤解なきようご了承ください。

今年も敢えて順位などはつけませんが、今年中に初めて出逢ったり、『Mellow Tunes 』『AC Tunes』シリーズの記事としてUPした中からの作品はもちろんのこと、あるいは記事としてはUPしていなくても、「ウィジェット」部に貼りつけた「Music Video」なども対象にしています。(しかしながら、タイミングを逸してしまい記事をUPできなかったアーティストの作品もごく一部含まれていますことを、ご理解くださいませ。)「プレイ・リスト」の編集上、基本的には「YouTube」に動画がUPされてる作品を選んでいます。

また、今年は【Domestic】(国内)部門【Global】部門とに分けて選ばせていただきました。

それではどうぞ、それぞれの「プレイ・リスト」をお楽しみください。

 


Best Mellow Tunes 2019 【Domestic】(国内)部門

 

 


Best Mellow Tunes 2019【Global】部門

 

楽しんでいただけたでしょうか。
何度も申し上げますが、あくまで極々「私的なBEST」です。その点はどうぞご了承ください。

 

最後になりますが、どうしても改めてご紹介しておきたい、グローバルな活躍を期待できるトリオによるこの「楽曲」は、まだオフィシャルにリリースされていないのですが、僕自身にとってはこちらの作品が、問答無用で【THE BEST Mellow Tune of 2019】でした。
この世に生を受けて半世紀余り、それはそれは多くの「メロウな音楽たち」を日々探し求め、浴びるように聴いてきましたが、これほどまでに完成された異次元の「Slow Jam」は、数十年に一度出逢えるかどうかの、珠玉の作品だと心から思っています。「和田昌哉」さんはじめ「X-Change」の皆さん、正式なリリースを心待ちにしています。

“Slow Jam” (*Sold at Live Only)
X-Change [Masaya Wada / Sho kamijo / MANABOON]
 

 

以上、【Best Mellow Tunes – 2019】でした。

 

 

 

Mellow Tunes ~ Vol.244【Toshinobu Kubota】

いつもご訪問ありがとうございます。
足早にクリスマスが過ぎると、その余韻を楽しむ暇もないほどに、あっという間の「歳末感」がどっと押し寄せるのが、なんとも憎めないこの国の冬の風物詩です。

 

 

今年も残すところあと数日。この週末から「9連休」という方も多いんでしょうね。
あいにく僕はそうもいかず、そんな時は悔し紛れに、合間や隙間を見つけては、好きな音楽を聴くに限ります。

さて今年2019年最後の【Mellow Tunes】ですが、いちばん重要な日本人アーティストの最新アルバムを、「大トリ」でご紹介いたします。
この国ではもともと不毛に近かったか、あるいは極々少数の「マニア」だけがひっそりと愉しんでいた、米国オリジンの「黒人音楽」のカテゴリーのひとつ、「R&B/SOUL」という音楽でありカルチャーを、30年以上という長きに渡る音楽活動を通じて、広く浸透・定着することに貢献してきたアーティストが、「久保田利伸」その人だと信じてやみません。もちろん「久保田」さんのデビュー以前に、黒人音楽に深い愛情と理解を示していた「山下達郎」さんなども不可欠な存在ではありますが、「普及」という意味での「久保田」さんのこれまでの国内外での活動は、国内の音楽界にとても大きな影響を与えてきたことに、異論のある方はいらっしゃらないことでしょう。90年代日本を飛び出して、本場 New York に拠点を移し、国籍や人種を超えて精力的に活動をされた時代には、同じ世代の「SOUL」好きとして、万感胸に迫りくるものがありました。

そんな「レジェンド」的な存在感が年々強くなってきている「久保田」さんですが、11/27にニュー・アルバム『Beautiful People』がリリースされました。約4年ぶりとなるオリジナル・アルバムは、昨年(2018年)にリリースされた KOSE エスプリークのCMソング『You Go Lady』『So Beautiful』を含む全14曲収録の、素晴らしい内容の新譜となっています。中でも、『FUN FUN CHANT』という作品に関しては、現代の若者たちがすごく興味を示しがちな、まさに80年代のサウンドとグルーヴが再現されていて、往年の久保田さんファンであれば、イントロを聴いただけでその懐かしさに「うわー!」と声を上げてしまうことでしょう。もちろん今の現在進行形の「久保田」さんの新たな魅力を発見できる内容なので、年末・年始の長いお休み中にでも、カタチある「CD」でも一瞬で入手可能な「配信」でも、ご自身のスタイルでぜひ楽しんでいただきたい「最高のアルバム」です。

 

久保田利伸 New Album「Beautiful People」11.27.2019 Released
 

当サイトでもずっと変わらぬサポートをさせていただいております、大人のためのラジオ・ミュージック・プログラム『松尾潔のメロウな夜』の年内最終放送回に、恒例となった「久保田」さんのゲスト出演がありました。
 


 

「久保田」さん同様に、僕の敬愛する「松尾」さんが、放送中はもちろんのこと、番組コラムの『メロウな徒然草』の中で、アルバム『Beautiful People』の内容に触れていらっしゃいます。ぜひご一読を。
聴き逃された方は、再放送が「1月6日(月)10:00~ FM、16:05~ ラジオ第1」で予定されていますので、ぜひ聴かれることをお勧めします。(タイム・フリーはありません)

 

 

 

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ Tribute【George Michael】

いつもご訪問ありがとうございます。
クリスマスから年末にかけての、「クリスマス寒波」らしきものがやって来たようです。
さて、仕事が狂ったように忙しい最中にも関わらず、なんとか今年の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」の記事を滞ることなくUPできて、ひとますホッとしているところです。

 

 

皆さんご存知ですか?今日クリスマスの12月25日は、『George Michael』(ジョージ・マイケル)の命日です。三年前の2016年に他界していなければ、恥かしながら明後日に誕生日を迎える僕と同じ1963年生まれの56歳になっていました。

この年の『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016』は、あまりに多くの敬愛するミュージシャンやアーティストがあちらへ旅立った忌まわしき年だったので、少しでも明るいイメージのクリスマス・ソングでの特集をと思い立ち、あらゆる世代にとって身近なクリスマス・ソングの比較的新しいスタンダード作品とも言える、Wham!(ワム!)時代の『George Michael』(ジョージ・マイケル)の作品『Last Christmas 』を特集することにいたしました。
全ての記事をUPし終えた直後に、突然飛び込んできたジョージの「訃報」に、大変なショックを受けたのを、3年が経過した今でも、まるで昨日の出来事のように思い出すことができます。

プロ、アマを問わず、世界中の人たちが歌いたくなるような『Last Christmas 』のカヴァーの数々を「プレイ・リスト」にしていますので、よろしければご覧になってください。

 

『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2016【Last Christmas】』

 
この日にあちらに旅立ったということで、 クリスマスの季節がやってくるたびに、世界中の人々が「ジョージ」のことを懐かしく思い出す機会を持てるということが、多くのファンにとって唯一の慰めであり、また同時に彼へのリスペクトの想いがより一層強くなる気がしています。

また、そんなジョージが、2008年のクリスマスの日にオフィシャルサイトをはじめ、他の幾つかの音楽配信サイトから「無料配信」を行ったことで知られる『December Song (I Dreamed of Christmas)』については、自身の持つもはやスタンダードになってしまったモンスター級のクリスマス・ソング『Last Christmas』の陰にひっそりと隠れてしまっていて、多くの人々が知らないままなのではないでしょうか。
シャイな慈善活動家でもあり、同性愛者でもあり、おそらく多くの人々が想像する以上にガラス細工のように繊細で優しかったであろうジョージが、現世に生きる我々に遺してくれた大切な遺作の一部でもある、「ジョージ・マイケルのもうひとつのクリスマス・ソング」『December Song (I Dreamed of Christmas)』も、ぜひお見知りおきを。

 

George Michael – “December Song (I Dreamed Of Christmas)” 2010
(Music Released in 2008)

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 【番外編】

いつもご訪問ありがとうございます。
なんだか午後から雨の日曜日になってしまった関東地方です。
冬はおひさまが顔を出さないと、寒さに拍車がかかるようですね。

12月に入ってからお届けしてまいりました、今年で「Season 9」を迎えた冬の恒例企画の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」でしたが、たいへん有難いことに、連日たくさんの方々にサイトへご訪問いただいております。
今シーズンはなんだか例年以上にプロの「音楽家」の方の訪問が多いようで、すこしばかり気遅れ気味です。(汗

そんな中でも、頻繁なご訪問と何度も「いいね」をくださった、著名なピアニストの方の動画作品を【番外編】としてお届けしたいと思います。

 

“Merry Christmas Mr. Lawrence” – by JACOB KOLLER (2019)
 

「時間の使い方」に自分なりの考えがあって、ニュース以外はほとんどTVを視聴することがもうここ十数年ないので、「JACOB KOLLER / ジェイコブ・コーラー」さんの存在も存じ上げませんでした。ゴメンナサイ。
それはそうと、本当に素晴らしい「戦場のメリークリスマス」のカヴァーと、美しさの極まった「裏磐梯」エリアの晩秋の映像には、涙腺が崩壊しそうでした。雨降る中で撮影された Music Video の「モミジ」といい「ロケーション」といい、僕にとっては完璧なツボでした。
このエリアには、ずいぶん昔ですがまだ子供たちが小さかった頃、家族でスキーやキャンプに毎年のように訪れていた、思い出の場所です。なんだかまたいつか訪れてみたくなりました。
素晴らしい動画をありがとうございました。
 

*「JACOB KOLLER / ジェイコブ・コーラー」さんの Official Site はこちらへ ↓
 https://www.jacobkoller.com/profile.html

  YouTubeにも沢山の動画がUPされていました。↓
https://www.youtube.com/channel/UCSmwOCqzjnQksFn0t7ARkkw

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 【総集編】

いつもご訪問ありがとうございます。
師走に入ると、いつもの「時間」が、なんだか数倍ものスピードで過ぎ去ってゆくような気分になりますね。本当に慌ただしい年の瀬です。こんな時にこそ、ちょっと外に出て冷たい空気に当たりながら、空を眺めてみるのは、いかがでしょうか。忙しさでささくれ立った気持ちが、すこしばかり浄化されていくような感覚を覚えるものです。

 

 

さて、今年で「Season 9」を迎えた、冬の恒例企画の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」では、主に「R&B/Soul」「Smooth Jazz」系のアーティストたちによる、「古典」ではない「オリジナル作品」を中心に選曲し、12月に入ってからは、ほぼ連夜に渡って連続投稿してまいりました。
過去に紹介した作品となるべく被らないよう、ああでもないこうでもないと、悩みに悩みながら選曲させていただいた計15作品でしたが、皆様お楽しみいただけたでしょうか?
今夜あたりから週末にかけて、親しい仲間たちとの集いが予定されているという方も多いんでしょうね。
さっそくですが、「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」【総集編】として、全15作品通しで「プレイ・リスト」を用意いたしました。よろしければ、「BGM」代わりにでも流して楽しんでいただけると幸いです。
[スマートフォンでご覧の場合はページ下部に、PCの場合は右側のウィジェットにも、プレイ・リストを張り付けてあります]

 


Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019【総集編】

 

今年も、「Mellow なクリスマス・ソング」特集記事へ、国内のみならず欧米を中心に、沢山の方々に連日連夜当サイトへご訪問いただいております。
僕は「SNS」が苦手なのでやりませんが、実店舗『Mellows』営業当時の「facebook」の休眠アカウントがあるので、誰かが「いいね」してくださると、メールで通知があるのですが、時おりチェックしますと、JAZZ畑を筆頭にもの凄い数のミュージシャンやアーティストの方々からのアクセスがあるようで、中には世界を舞台に活躍されているような著名な方も頻繁に見受けられ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りてお礼を申し上げます。

それではみなさん、Merry Christmas and Happy Holidays !

 

*よろしければ、ご意見・ご感想などもお待ちしております。

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 Vol.15【Brian Culbertson】

いつもご訪問ありがとうございます。
クリスマスや年末に向けて、外気温も徐々に下がってきました。
消費電力を極端に抑制できる「LED」という発明品のおかげで、世界中の街角で展開されている「イルミネーション」や「ライト・アップ」も、ひと昔前と比較すると、ずいぶんと様変わりしたような印象が強い最近のクリスマスの風景です。

 

 

今年で「Season 9」を迎えた、冬の恒例企画の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」では、主に「R&B/Soul」「Smooth Jazz」系のアーティストたちによる、「古典」ではない「オリジナル作品」を中心に選曲してきました。シリーズ最終夜「第十五夜」となる今回は、美しいインストゥルメンタル・ナンバーでのお別れとなります。

今夜ご紹介する『Brian Culbertson』 (ブライアン・カルバートソン) は米国はイリノイ州出身の現在46歳になる、いわゆる「Smooth Jazz」と呼ばれるカテゴリーにおいて大変人気のあるピアニスト/コンポーザー/アレンジャー/プロデューサーであり、マルチな才能を持ちあわせた音楽家として広く認知されています。
当サイトの「ウィジェット」部にも張り付けてありますが、Will Downing (ウィル・ダウニング) をゲスト・ヴォーカリストとしてフィーチャした『It’s On Tonight』は、数ある作品の中でもブライアンの持ちあわせている「メロウネス」が最も際立った感のある、Super Mellow な楽曲のひとつです。

ご紹介する『Sitting By The Fire』という作品は、今年2019年10月にリリースされたばかりの「ホリデイ・アルバム」というよりは「ウインター・アルバム」と呼ぶのが適切かもしれない『Winter Stories』に収録された、それはとても美しい楽曲です。山間部のウィンター・リゾートの暖炉のあるスペースで、あるいは冬のキャンプ場で焚火をしながらというのも、この作品を聴くのにお似合いのシチュエーションかもしれません。

 


Brian Culbertson “Sitting By The Fire”
(album: Winter Stories – 2019)

 

照明だけでなく世の中のありとあらゆるものの仕組みを変えてしまったほどの発明の「LED」同様に、「デジタル」なものが嫌いなわけでも不得意なわけでもないのですが、すでに50代半ばを折返している自分などは、「アナログ」の魅力も捨てがたいと感じる中途半端な世代といえます。「暖房」ひとつを例にとっても、「AI」まで搭載され「wi-fi」経由ですべてをコントロールできるまでに進化したエアコンなどは便利で快適だけど、「薪」を用意し火付けをして暖を取る「薪ストーブ」や「暖炉」などというのは、途轍もない手間がかかるだけに、逆に高価な「アナログ」なアイテムの最たるものなのかもしれません。なかなか我が国の住宅事情では設置が難しいかもしれませんが、20代の若い頃、憑りつかれたみたいにあちこちのスキー場へ通ったものですが、周辺の宿泊施設の「ロビー」には必ず「暖炉」があって、窓の外をぼんやりと眺めつつ暖を取りながら、非日常の空間を味わうのが贅沢な楽しみだったことを、この Music Video を視聴しながら懐かしく思い出しました。

天からマルチな才能を与えられた、「ブライアン・カルバートソン」の詳しいプロフィールや、いくつかの作品を紹介している過去記事なども、どうぞご覧ください。

新作『Winter Stories』の Trailer の視聴等は、彼の Official HP へどうぞ。

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 Vol.14【Ami Nakazono】

いつもご訪問ありがとうございます。
世界中のいたる所で、クリスマス・ムードがピークを迎えつつあります。

 

 

今年で「Season 9」を迎えた、冬の恒例企画の「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」では、主に「R&B/Soul」系のアーティストたちの「古典」ではない「オリジナル作品」を中心に選曲してきましたが、出自が同じ「BLACK MUSIC(黒人音楽)」である「Jazz」にしても「Smooth Jazz」にしても、お互い親和性が高いカテゴリーの音楽であることについては、誰も否定することはないでしょう。

「第十四夜」となる今回は、女性アーティストの「トリ」となるサキソフォン・プレイヤーの「中園亜美」さんの作品をご紹介します。「中園亜美」さんについては以前の記事で詳しくプロフィールなどを紹介させていただいてますので、「こちら」をご参照ください。一言だけ簡潔に申し上げると、現在の国内女性サックス奏者の中では、最も今後を期待できる実力派のプレイヤーだということです。

ご紹介する曲のタイトルは『December』。クリスマス・ソングというよりは、「Winter Song」と表現した方が適切でしょうか。
実は今年の真夏の8月に、一度取り上げているのですが、ようやく楽曲と季節がマッチングするタイミングがやってきました。
ちょうど彼女の Twitter の TOP に、本作品が出来上がった「STORY」が披露されていました。

との説明にもあるように、かつて彼女が米国・ボストンの「Berklee音楽大学」留学中に、作曲を始めて間もない頃に書き上げた楽曲とのこと。感情を自ら押さえつけるように始まる悲しげな旋律は、雪が降り続けるような静寂さの中で曲が進むに連れ、サックスの音色は徐々にエモーショナルな熱を帯びていく。何も事前に知らされていなければ、レコーディング当時20代前半の女性が自ら作曲をし演奏をしているとは、誰もが気付かないであろう。


Ami Nakazono – “December” (2010)

彼女が主として扱う「ソプラノ・サックス」の音色は、実に「Silky」であると同時に「Sensual」で美しい響きを感じさせます。そしてスピード感のある楽曲の演奏時に「アルト」で聴かせる「Funky」な音色には、実に「男前」なカッコよさが全面に出てきます。最近では、コルトレーンを意識して「テナー」も吹いているとのことなので、ファンとしては興味深々です。できるだけ近いうちに、ライブでの演奏を体感したいと願っています。

できることならば、中園さんにとっての「ベスト・パートナー」であり「ベスト・プロデューサー」だと思える、「安部潤」さんとの共作・共同プロデュースによる新作を、一日でも早く聴いてみたいものです。

 

 

 

 

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019 Vol.13【JOE】

いつもご訪問ありがとうございます。
今年で「Season 9」を迎えた、冬の恒例企画「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」ですが、そろそろ終わりが近い「第十三夜」となる今回は、五年ほど前にも一度取り上げたこともある、クリスマス・ソングの古典とも言える「スタンダード」をご紹介いたします。R&B/Soul 系のアーティストたちの「古典」ではない「オリジナル作品」を中心に選曲してきた「Mellow なクリスマス・ソング ~ 2019」でご紹介する「ヴォーカル」作品としては、これが最後の作品となります。ラストの歌もの作品くらいは、愛してやまない楽曲を取り上げようかと思います。その楽曲に特化した世界中のカヴァー作品だけで「2013~2015」と3年間もシリーズを続けたくらいなので、僕の偏愛ぶりも尋常ではないのかもしれません。

 

 

みなさんご存知のように、スタンダードなクリスマス・ソングはいくつかありますが、過去にこの特別なシーズンに世界中でリリースされた、それはあまたあるアーティストの『CHRISTMAS ALBUM』あるいは『HOLIDAY ALBUM』の中に、必ずといってよいほど収録される楽曲の一つが、『Have Yourself A Merry Little Christmas』です。
『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、まさに第二次世界大戦中の1944年に米国で製作されたミュージカル映画『MEET ME IN ST.LOUIS (邦題:若草の頃)』の挿入歌として Judy Garland(ジュディ・ガーランド)が歌い、その後クリスマス・ソングのスタンダードとなりました。実は本作品はすこしばかり悲しい内容の歌詞であふれ、「辛いこと、悲しいことを今だけはしばし忘れて、ささやかにクリスマスを祝いましょう..」と子役に歌い聞かせるその映画のワン・シーンには、当時の時代背景や歴史といったものが透けて見えてくるようです。
とはいえ、美しく儚く人々の心に響くその歌詞とメロディは、21世紀となった現代でも変わることなく、聴く者の感動を呼び起こすだけの「パワー」と「慈愛」に溢れています。(オリジナルの Judy Garland(ジュディ・ガーランド)の Video はこちら

今回選んだクリスマス・ソングの古典であり名作として誉れ高い『Have Yourself A Merry Little Christmas』のカヴァーは、R&B/Soul 好きな方々にとっては忘れてはならないこの人、「Joe」(ジョー)こと 「Joe Thomas」が歌い上げる珠玉のスタンダードです。

 

JOE – “Have Yourself a Merry Little Christmas”
(album: Home is the Essence of Christmas -2012)

 
『Mellow なクリスマス・ソング ~ 2014』の中でも「Joe」が歌う「LIVE Ver.」の同曲を取り上げていますが、今回はスタジオ録音Ver.をお届けしました。
(元々は『Make Sure You’re Home for Christmas』というタイトルで6曲入り(内2曲は Joe のオリジナル)の Holiday Album を2009年10月に限定リリースしていたものを、『Home Is the Essence of Christmas』というタイトルで更に4曲を追加収録して翌月の11月にメジャー・リリースされております。また後の2012年には、ジャケット・デザインが二度ほど変更されて再発されています。)

アルバムの最後にこの曲を据えたことで、「Joe」の並々ならぬ意欲を伺い知ることができます。歌う立場であれ、聴く立場であれ、本当に愛すべきクリスマス・ソングの『Have Yourself A Merry Little Christmas』です。

『Have Yourself A Merry Little Christmas』に痛く感動したとか、興味を持たれた方は、過去の特集記事から選曲してこの楽曲のカヴァーだけの「プレイ・リスト」を、昨年編集・公開してますので、よろしければ併せてお楽しみください。

 


『Have Yourself A Merry Little Christmas』by Various Artists
 

 

また、アーティスト『Joe』にご興味を持たれた方は、よろしければ「過去記事」などもご覧ください。