Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.8【Chaka Khan】

日の出も遅ければ、日没も早く、「冬至」までの長い夜を実感する今日この頃です。ただこの時期の日没直前~直後の数分間に訪れる「ブルー・モーメント」の美しさには、言葉を失ってしまいそうな感動がありますね。「クリスマス寒波」のひとつ前段階の一級の寒気団が、列島を覆いつつありますが、皆様風邪などお召しではありませんか。どうか温かい珈琲をお供に、音楽でも聴きながら一息入れてください。

 

 
今年で7シーズン目となる冬の特別企画「Mellow なクリスマス・ソング」ですが、第8夜となる今回は、「Chaka Khan」(チャカ・カーン)の作品を取り上げます。チャカといえば、アレサ・フランクリンと並び、SOUL/R&Bの世界ではもうその代表格といえる存在なのは、誰もが認めるところです。

女性の年齢を言うのもなんですが、今年で64歳となるチャカは、僕とちょうど10歳違いということもあり、自分が黒人音楽に興味を持ち始めた頃からずっとシンクロして、彼女の音楽と共に歳を重ねてきたような印象が強く、ある意味僕自身にとっては「別格」な存在のアーティストといえます。
伝説的な FUNK BAND「RUFUS」(ルーファス)の紅一点のヴォーカルを務めていたデビュー当時から、R&B/Jazz/Funk/Soul/Disco/Gospel/Adult Contemporary 「Black Music」のカテゴリーの枠を楽々と飛び越え、自由自在に行ったり来たりできるフレキシブルさを備えているシンガーはそうそういるものではありません。故に僕にとっては「チャカ・カーン」その人が、『Queen of Soul/R&B』であることは揺るぎない事実なのであります。

前回の「Vol.7」でも取り上げた「Jermaine Dupri」(ジャーメイン・デュプリ)プロデュースにより製作されたジャーメイン名義の Holiday Album、「12 Soulful Nights of Christmas」から、そんな「チャカ」がヴォーカリストとしてフィーチャされた『Christmas Only Once a Year』をLive versionでお楽しみください。

 


Chaka Khan~ LIVE ~ “CHRISTMAS ONLY ONCE A YEAR”
(album: 12 Soulful Nights of Christmas – 1996)

 

彼女の世界的な大成功を収めた1984年リリースのアルバム「I Feel For You」に収録され、日本のファンの間でも最も愛されているバラッド・ナンバー『Through the Fire』を髣髴させる、チャカならではのスケール感を持った美しいバラッドに仕上げているのは、ジャーメイン・デュプリの見事なプロデュース力といえるのではないでしょうか。

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.7【Xscape】

いつもご訪問ありがとうございます。
連続投稿が続いております、今年で7シーズン目となる冬の特別企画「Mellow なクリスマス・ソング」ですが、第7夜となる今回は1990年代を代表する女性R&Bグループの「Xscape」(エクスケイプ)の作品を取り上げます。

当時のR&B界では引っ張りだこだった売れっ子プロデューサー「Jermaine Dupri」(ジャーメイン・デュプリ)が自身のレーヴェルから送り出した4人編成の実力派コーラス・グループの「Xscape」ですが、解散はしたものの昨今の「リユニオン(再結成)」ブームの流れに沿うように、オリジナルメンバーが揃っての今年中の10年振りとなる再結成と新曲のリリースが先行報道されており、当時のファンは大いに期待に胸を膨らませていたことと思います。
ところがこれまたよくある話といえばそれまでなのですが、中心メンバーとなる Kandi Burruss (キャンディ・バーラス)の参加が危ぶまれているとのことで、事実12月初旬にリリースされたばかりのニュー・シングル2曲のレコーディングへの参加がなかったようです。
女性同士に限らず、一度頂点を極めたグループやユニットというのは、メンバーそれぞれの思惑や方向性の相違などがあったりして、なかなか上手くいかないものですね。僕個人としては、かつての美しくメロウなコーラス・ワークとハーモニーで、リスナーをまた魅了して欲しいと期待してます。

 


Xscape – “Christmas Without You”
(album: 12 Soulful Nights of Christmas – 1996)

 

さてPick-Upした作品は、「Jermaine Dupri」プロデュースにより「Chaka Khan」(チャカ・カーン)はじめ多くのBig Nameのアーティストが集結し製作されたジャーメイン名義の Holiday Album、「12 Soulful Nights of Christmas」から、「Xscape」のパフォーマンスによる『Christmas Without You』です。
いやあ、やっぱりハーモニーが素晴らしいですね。

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.6【R. Kelly】

世界の各地から、沢山の方々のご訪問ありがとうございます。
北半球にお住まいの方々におかれましては、寒い季節の到来ですので、お体ご自愛ください。一方、南半球の方々にとっては「真夏のクリスマス」なんですね。経験したことがないので、ちょっと不思議な感じですが。

ここ日本では「暦」の「二十四節気」の二十一番目、「大雪」も過ぎ、本格的な冬が近づいてきました。だからという理由ではありませんが、小生不摂生がたたり風邪をこじらせてしまい、なかなか重い咳が抜けずに参りました。こんな時こそ、上質の温かい処方箋 (音楽) が必要というものです。

 

 

冬の特別企画「Mellow なクリスマス・ソング」第六夜となる今回は、90年代のR&B界を席巻し、現在でもその影響力は増すばかりの、もはや現代の「King of R&B」と呼ばれるのに相応しい域まで達してしまった「R. Kelly」(アール・ケリー)の作品を取り上げます。R&BやSoulが好きな方なら、「R. Kelly」についての説明は敢えてする必要もないくらいの実績を積み上げてきているので、詳細については割愛いたします。ただひとつだけ断言できるのは、SOUL/R&B界における生きるレジェンドのひとりでもある「Ronald Isley」(ロナルド・アイズレー)の、正統な後継者と成り得るのは、やはりこの人しかいないだろうということです。この点については、もはや疑う余地もないでしょう。

そんな R. Kelly が昨年(2016年)にリリースした Holiday Album「12 Nights of Christmas」から、『Home For Christmas』をPick-Upしました。では、お楽しみください。

 


R. Kelly – “Home For Christmas” (Lyric Video)
(album: 12 Nights of Christmas – 2016)

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.5【paris match】

いつもご訪問ありがとうございます。
今年で7シーズン目となる冬の特別企画の「Mellow なクリスマス・ソング」ですが、第五夜となる今回は、国内のアーティストの作品を取り上げたいと思います。

「paris match」(パリス・マッチ)は、ある程度の年齢層から上の世代の方々でしたら、迷うことなく聴けばその心地よさを実感できる、数少ないアーティストです。メンバーは、作詞・作曲・プロデュース全般を担当するリーダーの「杉山洋介」氏と、Vocal担当の「ミズノマリ」さんによる、現在は2人組の音楽ユニットです。
(マリさんも杉山さんも、時々のご訪問ありがとうございます。)

今回ご紹介する『Silent Night』は、彼らが2002年の11月にリリースしたミニ・ホリデイ・アルバム「song for you」に収録された1stトラックです。お二人と同様に、敬愛する「達郎さん」も古くから用いている「心地よく普遍的なリズム」を持った本作品は、いつも通りマリさんの柔らかくアンニュイなヴォーカルが冴えわたる、クリスマスを目前に控えた大都会「TOKYO」や「YOKOHAMA」の夜を彩る、それは素敵な作品です。この時期は特に海外からのアクセスも多いので、もっともっとメジャーになっていいはずの楽曲ですから、今回ご紹介いたします。

 


Paris Match – “Silent Night”
(album: song for you – 2002)

 

「大人が聴く為の音楽を教えて」と問われたら、いの一番にリコメンドできるほど、2000年のデビュー当時より一貫した、AOR/SOUL/R&BBossa NovaそしてJazzをより強く意識した杉山氏のサウンド・プロダクションは常に高水準であり、またとても都会的であって、洋楽を聴いて育った我々のような世代にとっては、本当に欠かせない数少ない国内アーティストです。「paris match」とは、そうあの Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(ジャン・ポール・ブルーイ・モーニック)が率いる世界的にも大人気の、英国ロンドンを拠点とする「Jazz-Funk/Assid Jazz」の雄として知られる『Incognito』(インコグニート)のような存在だと、僕は捉えています。「paris match」のCDはほとんど所有しているのですが、今思えば当サイトで一度も取り上げたことがなく、大変失礼しました。

2005年にリリースのアルバム「5th Anniversary」に収録された、オランダのクラブ・ジャズ・コンボ “New Cool Collective” (ニュー・クール・コレクティヴ)とのコラボが圧巻のLiveでの、「paris match」の代表作『Saturday』もご紹介しておきます。演奏はもちろんのこと、マリさんのヴォーカル・ワークが素晴らしい。

 

Paris Match – Saturday (with New Cool Collective)

 

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.4【Chris Botti】

いつもご訪問ありがとうございます。
自然界をぐるっと見まわしてみると、「冬色」がどんどん「秋色」を押しのけてやってくるのがよくわかります。

 

 

 

さて、今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第四夜となりました。
今回は現代JAZZの世界で、カテゴリーを超越し多くの異分野のアーティストとコラボレーションを続けている、トランペッターの「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がゲスト・ヴォーカルにR&B界の実力派である「Eric Benét」(エリック・ベネイ)をフィーチャしたオリジナル作品のご紹介です。
「Chris Botti」(クリス・ボッティ)がリリースした Holiday Album「December」に収録された『I Really Don’t Want Much For Christmas』は、2002年にリリースのアルバムの初版には収録されておらず、ジャケット写真違いの2006年に再リリースされた version に収録されている作品です。

ソング・ライティングは「Richard Rudolph」(リチャード・ルドルフ)という音楽家・プロデューサーで、日本国内の Jazz と Fusion がかつて「クロス・オーヴァー」などと呼ばれていた1970-80年代に、最先端のサウンドで聴く者を圧倒したあの「笠井紀美子」さんのご主人としても知られている方です。「笠井紀美子」さんといえば、当時としては米国の超一流スタジオ・ミュージシャンとともにレコーディングを普通に行っていたくらい、他の国内アーティストよりずっと先を独走していたような印象が強いアーティストでした。あっと言う間に引退してしまったのが、今でも残念です。そういえばまだ一度も彼女の記事を書いてなかったので、また別の機会に取り上げてみようかと考えています。

クリス・ボッティに関しては、過去記事でいろいろ取り上げていますので、よろしければご覧ください。

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。

Mellow なクリスマス・ソング ~ 2017 Vol.3【Toni Braxton】

いつもご訪問ありがとうございます。
さて今シーズンの「Mellow なクリスマス・ソング」第三夜となりますが、毎年のことですがクリスマスが日一日と近づくにつれ、海外からのアクセスが一気に増えてきました。当サイトの記事は当然のことながら日本語での表記のみですが、「Google Chrome」をはじめ閲覧ブラウザの機能の進化や追加機能のプラグイン/アドオンにより、簡単にその地域の言語に翻訳表示が可能になっていることから、こんな現象が起きているのかもしれません。
「Facebook」さんから相も変わらず「ログ・インせよ」との指令が一日に数回来るので、確認してみると記事を「シェア」してくださっている方々の7~8割が海外在住の方々になってきました。そんな事象を見るにつけ、「クリスマス・ソング」の必要性というか、毎年のように世界中の多くのアーティストがこぞって「Holiday Album」をリリースする理由が理解できるような気がします。地域や宗教的な背景によるものがいちばん大きいのでしょうが、世界を見まわしてもクリスマスというのはやはりスペシャルな行事なんだと、自身のブログを通じて再認識する今日この頃です。

 

 

そんな訳で、第三夜の今回は、Babyface(ベイビーフェイス)プロデュースによるデビュー時からずっと愛聴している「Toni Braxton」(トニ・ブラクストン)が、2001年にリリースした Holiday Album「Snowflakes」の1stトラックとして収録された『Holiday Celebrate』をピック・アップしました。ソング・ライティングは「Toni Braxton/Keri Lewis/Tamar Braxton」とクレジットがありますので、元「Mint Condition」のメンバーであり当時の伴侶であったケリ・ルイスと、姉妹で活動している「The Braxtons」のメンバーで妹のテイマーとの共作曲ということになります。

 

Toni Braxton – “Holiday Celebrate”
(album: Snowflakes – 2001)

 

数年前までは自身の病気やケリとの離婚と、私生活が散々だったトニですが、恩人Babyface(ベイビーフェイス)と共有名義で2014年にリリースした「Love, Marriage & Divorce」で、見事な復活を遂げたのは記憶に新しい嬉しい出来事でした。(参考記事はこちら
来年2018年にはNew Albumのリリースが期待できそうです。

 

[お知らせ]本サイトは本来【PC】での閲覧を基準にデザインされており、スマートフォンでご覧になる際は、ウィジェット部分の欠落により情報が制限されて表示されます。スマホ画面のページ最下部の【PC】モードにより切替えが可能です。