「文化」「カルチャー」について、もう一度ちゃんと考え直さないといけません。
人々の暮らしを豊かにするものは何か。胸に手を当て、目蓋を閉じれば、好きな歌の一節でも聴こえてきそうなもの。伝統芸能と呼ばれる「歌舞伎」や「能」だけが、文化ではありません。そこを理解できる「バラク・オバマ」前米国大統領のような国政を司るリーダーが、この国には必要不可欠なのは明白。人々の生活や心を豊かにしてくれる、「アーティスト」とその周辺での仕事を生業とする人々へ、もっとリスペクトを持って接するべき。真の意味で、「文化」を育める国に向かって欲しい。
今日の朝日新聞朝刊から。昨夜のぼくのツイートと時を同じくして、哲学者の鷲田清一先生もドイツの文化メディア担当大臣モニカ・グリュッタースの発言を取り上げています。
文化づくりを生業とすることに肩身の狭い思いをする国であってはならない、という鷲田先生の深い憂慮と不屈の闘志を感じます。 pic.twitter.com/6e8V0U49uS— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) March 27, 2020