Coffee Break ~ Vol.18【春はもうすぐそこに】

いつも変わらぬご訪問ありがとうございます。
年頭のご挨拶ができぬまま、コロナ禍で迎えた2021年も気付けば早いもので、もう2月も終わる頃。「梅」の便りが方々から聞こえてくるような、冬と春が行ったり来たりする「三寒四温」の季節となりました。車を運転していると、車窓から元気に咲き誇るパンジーなども頻繁に目にするようになってきました。

 

 

昨年よりご案内の通り、これまでブログの方へ頻繁に訪問して下さっていた皆さんには申し訳ないのですが、場所と端末を選ばない更新の容易さであるとか、更新内容へのリアクションの迅速性といった部分を重要視した結果、音楽関連の情報の更新については、ステージを「Twitter」へとシフトいたしました。以来約9ヶ月ほどが経過しますが、フォロワーさんも順調に増えてきており、自身のライフ・ワークと言っても過言ではない「音楽を介した双方向性コミュニケーション」が実現するようになりました。この点に関しては、もともと東日本大震災の年にOPENさせた実店舗「Mellows」を立ち上げた時点での、主要なテーマでもありました。
閉店した現在は店舗が存在せずカウンターもないとはいえ、日進月歩のITの進化による恩恵で、不特定多数の音楽好きな方々とフラットな情報のシェアができていることに、心より感謝するところです。とりわけ世界でも莫大なユーザー数を抱える「Twitter」においては、決して少なくないアーティストや制作の現場で活躍されるプロデューサーの方々とも繋がることができ、少なくとも10年前では想像もできなかったことが現実のものとなっています。技術が進化すればコミュニケーションの手段も時代と供に変化していくわけで、それは「音楽」がレコード/CDといったフィジカルなものから「配信/サブスクリプション」といったデジタルなものへと、プラットフォームが変化していくことと、奇しくもリンクしています。
人類の歴史上稀に見る地球規模のコロナ禍という特殊な状況下では、今以上に身の周りの生活の多くの部分でも、あたかも産業革命の如くどんどん変化していくことでしょう。日々生れてくる新たなツールの数々を、使いこなせるかどうか分かりませんが、否が応でも対応していくしかありませんね。

 

 

ただでも神経を使うこの一年でしたが、前述した通りこの「三寒四温」の時期は体調管理がことのほか難しい時期でもあります。僕自身も30年近いキャリアになりますが、「花粉症」の症状もキツイ季節。どうか皆様、ご自身にとって佳き音楽たちに身を委ねつつ、ご自愛ください。

 


“I Know” – Luther Vandross feat. Stevie Wonder
(album: I Know – 1998)
Harmonica: Stevie Wonder
E. Guitar: Paul Jackson Jr.