- 2018/11/13
儚い音色【Bill Evans】
三日ほど前に、ごく近しい人が「天」へと旅立った。 そして今日、お別れをしてきた。 7年ほど前に「Mellows」を開業すると告げた際、自分の身の回りの100人中95人位の人たちが、「やめておけ」とあからさまに否定的な態度を取ったものだったけれど、その人は違った。「夢や想いを実現するってことは、何よりも素晴らしい。応援するよ」と、熱いエールを頂戴した。素直に嬉しかった。 […]
三日ほど前に、ごく近しい人が「天」へと旅立った。 そして今日、お別れをしてきた。 7年ほど前に「Mellows」を開業すると告げた際、自分の身の回りの100人中95人位の人たちが、「やめておけ」とあからさまに否定的な態度を取ったものだったけれど、その人は違った。「夢や想いを実現するってことは、何よりも素晴らしい。応援するよ」と、熱いエールを頂戴した。素直に嬉しかった。 […]
ここ日本でもそろそろ「冬の足音」が聞こえてくるような、JAZZが似合う季節の入り口の11月2日、ジャズ・トランペット・プレイヤー『Roy Hargrove』(ロイ・ハーグローヴ)の訃報が、世界を駆け巡った。患っていた病気の治療中に、心不全のため米ニューヨークの病院にて逝去したという。享年49歳、またもや「天才」と謳われて久しい一人の「JAZZ MAN」が、若くしてこの世を去ってしまった。 &nbs […]
仕事で忙しかったお盆休みもようやく終わり、心身ともに疲弊しきった状態で帰宅したところ、危篤状態が続いていると数日前からネット上のニュースを通して伝え聞いていた、「Aretha Franklin」(アレサ・フランクリン)が亡くなったとの訃報が、米国デトロイトより世界中に発信されていた。長きに渡り「Queen of Soul」の称号を欲しいままにしていたアレサだけれども、享年76歳、長く膵臓癌で闘病中 […]
「お暑うございます」。 そしていつもご訪問ありがとうございます。台風が去ってからも、また猛暑が繰り返されておりますが、今年の夏は異例な気候に間違いないようですので、どうか皆々様も水分補給と休息は忘れずに、毎日をお過ごしください。 さて8月に入って最初の更新となりますが、個人的に毎週放送を楽しみしております、音楽プロデューサーの松尾潔さんが贈る大人のためのラジオ・プログラ […]
春がやって来そうで来ないような、北朝鮮が米国と会談を持つ予定だとか、永田町では国政がひっくり返るほどの政局が混乱を極めている最中で、海の向こうの米国カリフォルニアからとても残念な「訃報」が舞い込んだ。 TOWER RECORDS (タワー・レコード)の名物創業者としてよく知られた、偉大な「Russ Solomon (ラス・ソロモン)」氏が、現地時間3月4日に、カリフォル […]
今日は、春がまた少しだけ遠のいたような感じがする、「雪」が舞う一日だった。たぶんそろそろ、「冬」と「春」が同居しながら、お互いを行ったり来たりする季節の始まりだ。 最近は雪が降ると、無性にこの曲が聴きたくなるから不思議だ。 そして4月がくれば、紫の殿下『Prince』があちらへ旅立ってから、もう2年になる。 Sometimes it snows in Ap […]
北陸地方や北日本に長く停滞した寒気団もようやく緩み、ここ関東地方では今日に限ってですが、さながら3月中旬並みの最高気温まで上昇しました。明日からはまた真冬へ逆戻りということですが、そんなことを例年のように繰り返しながら、やっと春がやってくるんですね。 さて今回の「Mellow Tunes」ですが、ちょうど一年前の2月23日に世界中のR&B/SOULファンからたい […]
日一日と日没が早くなり、夜が長くなってきました。 気温もぐっと下がってくるこれからの季節は、「HOTな珈琲」そして「メロウな音楽」が、もっともしっくりくるシーズンです。 こういう季節になると、いやでも自然に選んでしまうのが、80年~90年代初期の頃に聴いていた、スロウまたはスロウ・ミディアムな「Slow Jam」の名曲の数々。秋から冬にかけては、特にベストマッチなカテゴ […]
ますます混沌とする「国際情勢」や「国会周辺」でのドタバタなど、気になることは色々ありますが、そんなこととは裏腹に、秋の空を眺めれば、毎日のように表情豊かな雲たちがこの季節でしか見せてくれないショーを繰り広げています。特に夕刻の空の表情は、ほんの30秒から1分くらいで様子がだいぶ変わるもので、大変興味深いものがあります。 さて、今は亡き「Ray Charles」(レイ・チ […]
徐々に進みつつある秋の深まりとともに、ふと見上げた空に浮かんだ初秋の雲たちをぼんやり眺めていると、身近であるとかそうでないとかに関係なく、今は亡き人たちに想いを馳せることが多くなってくる気がします。たぶん、歳を取ったせいかもしれません。 しかし、この時期の『ゆきあいの空』の数々は、表情が豊かで本当に感慨深いものがあり、写真として残しておくべき、美しい天空ショーの季節の幕開けです。 & […]