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はたと気付けば、今日で7月もおしまい。長すぎた「梅雨」と列島各地での「大雨による災害」。そして春先から続くコロナ禍で、仕事・子育て・学校等々、みな其々になかなか先の見通しが立たず、不安や苛立ちの続く毎日をお過ごしのことと思います。そんな大変な日常を、身近にあって、少しでも緩和してくれるのは、やはり「音楽」に尽きるのではと、いつも以上に感じる今日この頃です。
そんな状況のなか、多くの音楽好きの方ならすでにご存じのように、国内音楽界のトップ・ランナーである「山下達郎」さんが、自身のキャリア45年で初となる「配信ライブ」を実施されました。長引くコロナ禍で、国内におけるほとんどの文化的催しが中止・延期を余儀なくされ、私たちの最も身近にある音楽もその例に洩れません。今後の感染拡大の可能性を考慮した上での、エンタテイメント界の長期的な対策を含め、「できることからやってみよう」と、まずは「達郎さん」が音楽界の新たな可能性にチャレンジされました。以下は、配信を決意した際のご本人のコメントです。
「どんなにライブをやりたくてもやれない。しかも、いつまで続くかも分からない、再びリアル・ライブができるようになるまでの間、違う可能性を必死で探さなくてはなりません。最初は試行錯誤でも、とにかく前に進まねばなりません」
ミュージシャンやアーティストが業界史上最高レベルの音質で音楽を配信するために生まれたという新しい動画配信サービスの『MUSIC/SLASH』は、小さなトラブルはあったものの、こと「音質」に関してはこれまで実施されたどの配信よりも、それなりのチケット代も発生するだけに、動画も含め圧倒的に高品質な配信を可能にしていました。おそらく「一般家庭における標準的な受信設備・機器でもその差が分かるレベル」といった印象を、僕は持ちました。終演後の「Twitter」上の話題も、動く生の達郎さんを見られた喜びと同様に、「音がメチャクチャいい」といった多くの呟きで溢れ返っていました。
東日本よりも一足早く近畿地方で「梅雨明け」が発表された、7月の最後の今日現在、東京都では過去最高の新型コロナウィルス感染者数を記録しました。まだまだ先の見えない状況ではありますが、今回の達郎さんの果敢なチャレンジが、音楽界に限らず、多くのエンタテイメント事業の存続にとって、大きなヒントやきっかけとなってくれることを信じてやみません。
LIVEの構成や詳細、セットリストなどについては、音楽ジャーナリストの「吉岡正晴」さんの「note」でご購読・ご確認されることをお薦めします。
以下、は「Twitter」へ投稿したものです。よろしければ覗いてみてください。
(フォローも気兼することなくどうぞ)
昨晩幸運にも、達郎さんの配信LIVEを鑑賞することができた。コロナ禍の下、一般人もアーティストも、先が見通せず其々が不安な日々を過ごす中で、今回の試みはとても有意義なことだと感じた。10代の頃から、助けられてばかり。3年前公開の映画主題歌より#山下達郎ライブ
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— Mellows ANNEX (@Mellows2011) July 31, 2020
おそらく明日8/1には、関東地方でも梅雨明けの発表がありそうです。
ただでさえ大変な状況のなか、急な気温の変化などで、体調管理が難しくなります。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。