まだまだ暑い日が続きますね。
お盆休みもこの週末で終わりという方も多いことでしょう。
故郷へ帰省された方もお仕事だった方も、それぞれに皆様お疲れ様でした。
一服の清涼剤代わりに、こんな爽やかな一曲はいかがでしょうか。
実はこの映画そのものはまだ観ていないのですが、今は亡き「Whitney Houston」(ホイットニー・ヒューストン)主演の、4人の黒人女性を通じて、恋愛・結婚・離婚・仕事など現代に生きる女性の苦悩や現実を描いた映画「Waiting To Exhale(邦題:ため息つかせて)」に収録され、サントラを全面プロデュースした Babyface とSonja Marie(ソーニャ・マリー)が共作した、『And I Gave My Love to You』は、それはそれは美しくメロウな作品となりました。
当時勢いのあった黒人女性アーティストが多数サントラに参加しましたが、ソーニャのしっとりとそして淡々と詠う「poetry reading」という詩を朗読するようなスタイルの歌唱法は異彩を放ち、非常に際立った印象を聴く者に与えました。発売当初は、とにかくブラック・ミュージック・マニアの間では大変な話題となりました。
CDのブックレットを確認したら、バックに流れる流麗なピアノはあのパトリース・ラッシェンを起用。
どおりで、Babyface の狙い通りの仕上がりになったわけですね。
Sonja Marie / “And I Gave My Love to You” (album: Waiting To Exhale – 1995)
まさに『poetic flow』な作品です。