やっぱりブログを始めて自分で一番楽しいのは、こういった趣味的な部分である、自分の大好きな音楽の紹介なのかもしれません。この手の内容だと、まったく苦になりませんから不思議なものです(笑
日本列島はここ数日冷凍庫の中のような陽気でしたね。今日は少し気温が上がってきたようですが。まだまだ寒い季節が続くので、今日は前回に引き続き「優しい Voice」その2、といきたいと思います。
Boz Scaggs と言えば、我々40代後半~50代前半の年齢層の方々にとっては、青春時代を共に過ごしたしたような印象のあるアーティストです。古くは Blue Eyed Soul なんて、よくわからないカテゴリー分けをされた若い頃もありました。まあ、それだけ歌声がソウルフルだったということだとなんでしょう。70~90年代前半にかけて、特に80年代には、いわゆる AOR (Adult Oriented Rock) の権化のような立場にあった時期もありました。TOTO のメンバーをバックに従えて行うライブは演奏のクオリティも非常に高く、自分も何度か来日時には武道館などに通ったものです。
アメリカのベビー・ブーマー世代のそのボズも、いまや66歳。JAZZをかじり出した10代の終わり頃に、「ボズがJAZZをやったらどうなるんだろう…」という期待が実はありました。
そして20年以上の時を経て、遂にその期待は実を結ぶこととなります。2003年にはJazzスタンダードに挑戦した第1弾 “But Beautiful: Standards Vol.1 ” を、そしてあまりに好評だったかことから、第2弾として2008年には ” Speak Low ” を発表。これは僕にとって、天地がひっくり返るくらい嬉しい出来事でした。本当にどちらも甲乙つけがたい出来のアルバムで、 Billboard の Jazz Chart にかなり長い間チャートインしていた記憶があります。
次の3作目となる同様なアルバムの登場が待たれるほどの、はまり具合と言えるのではないでしょうか。
今日は、その2枚目の DECCA Records からのアルバム ” Speak Low “ の Promotion Video と、ボズなりの解釈を披露したボサ・ノヴァの AntxJ夥io Carlos Jobim の名曲 ” Dindi ” を、 YouTube から、紹介します。。
ボズの艶があって Mellow な Vocal は、雪をも溶かしてしまいそうですね。
Boz Scaggs / ” Dindi “
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Boz Scaggs – “Speak Low”
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